
観光庁「MICE施設の受入環境整備事業」公募を開始 3/13オンライン説明会を実施
MICE施設向け受入環境整備事業が開始 国際競争力強化へ
観光庁は、MICE施設の国際競争力強化を目的とした「MICE施設の受入環境整備事業」を開始しました。本事業は、世界有数の「MICE開催国」の実現に向け、日本国内の各都市におけるMICE誘致を促進するため、MICE施設における受入環境整備に必要な経費の一部を国が補助するものです。
補助対象と基準
補助対象となるのは、国際会議等の誘致の促進及び開催の円滑化等による国際観光の振興に関する法律施行規則(コンベンション法施行規則)第四条の基準を満たし、かつICCA(国際会議協会)基準を満たす国際会議の誘致・開催実績のある会議場施設等の所有者または運営管理者です。

コンベンション法施行規則第四条の基準
- 200人以上を収容可能で、同時通訳設備を備えた会議室を有すること
- 同時通訳設備を用いた中小規模の会議室を有すること
- 会議参加者用のロビー、事務室、応接室、控室を有すること
- 会議参加者の需要を満たす駐車場が確保されていること
ICCA基準
- 参加者総数50名以上
- 定期的に開催されていること
- 3カ国以上で会議がローテーションされていること
補助対象事業
補助対象となる事業は、以下の3つのカテゴリーに分類されます。
- 新たな国際MICE開催ニーズへの対応
- オンライン併用開催のためのネットワーク環境の整備(無線LAN、有線LAN環境の整備、回線の機能拡充など)。
- サステナビリティへの対応。
- 主催者にとって魅力の高い開催環境の実現
- 映像配信機能の強化(スクリーンの大型化・LED化、高解像度プロジェクターの設置など)。
- 国際会議に対応した設備機能の強化(同時通訳システムの設置など)。
- 施設による国際MICE向けプロモーション環境整備
- 多言語対応ウェブサイトの整備。
- MICE誘致におけるバーチャル視察に対応するためのVR導入。
- デジタルサイネージやLED照明機器の整備。
補助率は、補助対象経費の2分の1以内、上限2,000万円です。
応募方法とスケジュール
応募期間は令和7年3月6日(木)から令和7年4月3日(木)15時必着です。事業の運用開始期限は令和8年3月末までとなっています。
観光庁 Webページ https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo09_00025.html
事業説明会
本事業に関するオンライン説明会が実施されます。
- 日時: 令和7年3月13日(木)16:00~(30分程度)
- 参加希望の場合は、観光庁のウェブサイトから事前登録が必要です。
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