
【3/19更新】AnimeJapan2025 世界最大級のアニメイベント/概要と見どころ:一般3/22-23 ビジネスデイ3/24
2014年から毎年3月下旬に行われている総合アニメーションイベント、「AnimeJapan2025(以下:アニメジャパン)」。キャッチフレーズは「アニメのすべてが、ここにある。」。国内外問わず多くの方が足を運ぶ、世界最大級のアニメの祭典です。
国産初のアニメは1917年。それから100年以上経ち、日本のアニメはその市場を大きくしてきました。
一般社団法人日本動画協会の「アニメ産業レポート2023」によると、2023年のアニメ市場は、3兆3465億円を達成。国内のみならず、海外との番組契約やグッズ展開が好調だったことが要因です。
3兆円を超える巨大な市場となったアニメ業界の、最新情報を得られる「アニメジャパン」を紹介します。

画像:プレスリリースよりhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000109434.html
AnimeJapan2025の開催概要
イベント名:AnimeJapan2025
【パブリックデイ】
会場:東京ビッグサイト東展示棟1-8ホール
会期:2025年3月22日(土)・23日(日) 9:00~17:00
展開内容:出展ブース / AJステージ / 主催企画 / オフィシャルグッズ販売 など
【ファミリーアニメフェスタ2025】同時開催
会場:東京ビッグサイト東展示棟8ホール
展開内容:出展ブース / ファミリーステージ / キャラクターグリーティング / キッズワークショップなど
【ビジネスデイ】
会場:東京ビッグサイト 会議棟1F、6F
会期:2025年3月24日(月) ・25日(火)10:00~18:00(最終日は17:00まで)
展開内容:出展ブース / ビジネスセミナー / アニメビジネスコンシェルジュ など
主催:⼀般社団法⼈アニメジャパン
後援:⼀般社団法⼈⽇本動画協会 / コミック出版社の会
特別協賛:Fate/Grand Order
事務局:AnimeJapan運営事務局(株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ)
公式サイト ▶ https://www.anime-japan.jp
公式X ▶ https://x.com/animejapan_aj?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
チケット▶当日券販売あり
参照:プレスリリースよりhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000109434.html
アニメジャパンのビジネスデイ:「デジタルフィギュア」関連の2社が登場
アニメジャパンでは、パブリックデイ終了の翌日からビジネスデイが設定されています。アニメ業界発展につながるビジネス商談が行える場、海外との貴重な商談の場として提供されます。
初めてアニメーションビジネスに関わる異業種の方や、アニメビジネスに関する問い合わせができるアニメビジネスコンシェルジュやアニメビジネスセミナー、出展社ピッチイベントが開催される予定です。
出展企業は、有名アニメを数多く手がける制作会社やテレビ局、旅行会社、貿易商社など。制作会社や権利保有、関連ビジネスについての商談ができます。
今年は「デジタルフィギュア」に関する企業が2社出展します。「デジタルフィギュア」とは、キャラクターの3Dモデルを動かして楽しむもの。ARアプリでリアルにその場にいるように表示できたり、専用のディスプレイを用いて部屋に飾れたり、好きなポーズにしたり、従来のフィギュアとは違う良さを持ったフィギュアです。既にVtuberやボーカロイド、アニメキャラクター、そして人間のデジタルフィギュアも登場しています。
アニメジャパンのビジネスデイ:セミナー情報が公開【3/11更新】
アニメビジネスの最前線に立つ経営者、プロデューサーによるセミナーが決定しました。アニメビジネスの基礎講座から、異世界アニメなど近年のトレンド、インバウンドや中東のアニメ市場についてなど、ここでしか聞けない貴重な講演が揃います。ぜひビジネス来場登録をして、足を運んでみてください。
■3月24日(月)
10:30~11:30 初心者でもわかる!日本のアニメビジネスと産業動向
登壇者:増田弘道(アニメ産業レポート編集統括/株式会社ビデオマーケット 顧問)
数土直志(ジャーナリスト/新潟国際アニメーション映画祭プログラム・ディレクター)
13:00~14:00 過疎地域のテーマパークにインバウンド観光客が増加している理由
登壇者:篠田芳彦(株式会社ニジゲンノモリ 取締役副社長)
司会:藤津亮太(アニメ評論家)
■3月25日(火)
10:30~11:30 国際共同制作における注意事項
登壇者:数土直志(ジャーナリスト/新潟国際アニメーション映画祭プログラム・ディレクター)
平澤直(プロデューサー/アーチ株式会社 代表取締役・創業者/株式会社グラフィニカ 代表取締役社長)
13:00~14:00 時代を超えて愛される原作への挑戦――『うる星やつら』『ベルサイユのばら』をどう作る・どう届ける
登壇者:大島和樹(株式会社フジテレビジョン アニメ事業局 アニメ制作部)
磯輪のぞみ(エイベックス・ピクチャーズ株式会社 制作プロデューサー)
松田尚子(エイベックス・ピクチャーズ株式会社 宣伝プロデューサー)
司会:藤津亮太(アニメ評論家)
15:30~16:30 データで解き明かす!海外アニメファンのリアル~異世界アニメ編~
登壇者:溝口敦(株式会社MyAnimeList 代表取締役)
パブリックデイの醍醐味、見逃せないAJステージ
アニメジャパンのパブリックデイの醍醐味といえば、AJステージです。RED・GREEN・BLUE・WHITEの4つのステージで構成されています。例えるなら、音楽フェスのメインステージ・サブステージのようなもの。
新作アニメについての発表や、人気声優たちがアニメトークで会場を盛り上げます。タイムテーブルは下記のページで公開されています。
https://www.anime-japan.jp/stage
AJステージでは、1997年から週刊少年ジャンプで第一線を走り続ける「ONE PIECE」や、近年のトレンドジャンルである異世界転生、「宇宙戦艦ヤマト」の放送50周年を記念したものなど、多岐にわたるステージが予定されています。
その中でも、Netflixによるスペシャルステージは見逃せません。
今年のNetflixステージは、現在配信中の話題作から世界配信が待ち望まれる注目の新作まで一挙ご紹介!
「アーケイン」、「BEASTARS」からは主演声優が、さらに「BEASTARS」のレゴシ、「My Melody & Kuromi」のマイメロディも登壇。
さらに今年の新作ラインナップ情報の発表にも注目です。
引用:公式サイトよりhttps://www.anime-japan.jp/stage/
海外のアニメーション賞、アニメアワードにて「2020年度ベストオープニング賞」を受賞するなど、高い人気と評価を誇る「BEASTARS」。
また、「アーケイン」も世界的人気の高い作品です。世界で1億人以上がプレイし、eスポーツ競技としても人気のオンラインゲーム「League of Legends(LoL)」の前日譚を描いています。制作はフランスのアニメスタジオ、Forticheです。
日本のみならず、世界で人気の高いアニメを取り上げるNetflixスペシャルステージは、アニメの世界トレンドを知るうえでも注目したいですね。
櫻坂46が登壇!アンバサダーステージの開催が決定【3/19更新】

アニメジャパンのアンバサダーをつとめる櫻坂46。櫻坂46は、大型海外フェスへの出演や『3rd TOUR 2023』の大阪最終公演を海外へ配信、海外ファン向けのチケットを発売するなど、積極的に海外活動を行っています。
また、テレビアニメ『ポケットモンスター』(テレビ東京系)のエンディングテーマ『ピッカーン!』を、メンバーの松田里奈と森田ひかるが歌唱したことも話題になりました。
海外人気が高く、アニメと関わりの深い櫻坂46が、アニメジャパンの注目ポイント、メンバーが注目している作品の紹介、ゲストとのトークを繰り広げます。
アンバサダーステージは来場者全員が見られるステージです。ぜひ、足を運んでみてはいかがでしょうか。
「アニメ化してほしいマンガランキング2025」に注目
アニメ化してほしいマンガをランキング形式で発表する「アニメ化してほしいマンガランキング」が開催されます。今回は47作品がノミネートされました。
以下の作品が中間発表でTOP10にランクインしました。結果発表と授賞式は3月中旬に予定されており、アニメジャパンの会場内で展示が行われます。
No.3 悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため噓つきヒロインに復讐いたします~(comic LAKE)
No.5 ウソツキ!ゴクオーくん(週刊コロコロコミック)
No.18 極楽街(ジャンプSQ.)
No.30 鵺の陰陽師(週刊少年ジャンプ)
No.36 ファントムバスターズ(ジャンプSQ.)
No.37 ふつうの軽音部(少年ジャンプ+)
No.39 ホタルの嫁入り(マンガワン)
No.42 みにくい遊郭の子(GANMA!)
No.44 幼稚園WARS(少年ジャンプ+)
No.45 ラブ・バレッド(月刊コミックフラッパー)
※ノミネート番号順
引用:公式Xよりhttps://x.com/animejapan_aj/status/1884542008448168227
「アニメ化してほしいマンガランキング2025」 1位に輝いたのは「鵺の陰陽師」【3/19更新】
アニメジャパンで毎年開催され、通称「アニラン」として親しまれる「アニメ化してほしいマンガランキング2025」。今年、第一位に輝いたのは「鵺の陰陽師」(作者:川江康太)でした!
第1位「鵺の陰陽師」(作者:川江康太)
第2位「ウソツキ!ゴクオーくん」(作者:吉もと誠)
第3位「ホタルの嫁入り」(作者:橘オレコ)
第4位「ファントムバスターズ」(作者:ネオショコ)
第5位「幼稚園WARS」(作者:千葉侑生)
第6位「みにくい遊郭の子」(作者:狩谷成)
第7位「極楽街」(作者:佐乃夕斗)
第8位「悪役令嬢の中の人~断罪された転生者のため嘘つきヒロインに復讐いたします~」 (漫画:白梅ナズナ 原作:まきぶろ キャラクター原案:紫 真依)
第9位「ジャンケットバンク」(作者:田中一行)
第10位「ラブ・バレット」(作者:inee(アイニー))
引用:プレスリリースより https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000024.000109434.html
TOP10の作品発表と授賞式には、アニメジャパンアンバサダーの櫻坂46メンバー(松田里奈、森田ひかる、谷口愛季、中嶋優月、的野美青)と、MCに天津飯大郎が登場。授賞式の様子はAJ Storeで無料配信されました。
展示ブースは昨年を上回る117社
ステージを見るだけではなく、写真を撮ったり、トークショーを見たり、アニメ好きにはたまらない体験ができるブースが揃います。
アニプレックス、 KADOKAWA、TOHO animationをはじめ、バンダイナムコグループ、DMM.com、東映アニメーションなど、昨年を上回る117社の出展が決定。また、全出展社による出展規模も過去最大規模となり、早くも当日の盛り上がりに期待が高まります。
引用:プレスリリースよりhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000109434.html
「ゆるキャン△ SEASON3」グッズの先行販売が決定【3/19更新】
静岡県、山梨県周辺を舞台に、女子高生がゆるくキャンプやアウトドアを楽しむ様子を描いた漫画「ゆるキャン△」。同作品は累計発行部数は1000万部を突破し、「キャンプブームの火付け役」とも言われています。アニメ放送後には聖地を巡る「『ゆるキャン△』×静岡県スタンプラリー」が開催され、推計4億1,148万円の大きな経済波及効果をもたらしました。
そんな「ゆるキャン△ SEASON3」に登場するキャラクターを描いた新グッズが、アニメジャパンのCOSPA(コスパ)ブースでの先行販売が決定しました。


詳細は、下記のページよりご確認ください。
COSPA(コスパ)出展情報ページ :https://www.cospa.com/cospa/event/id/26226
グッズ情報ページ:https://www.cospa.com/nijigencospa/itemlist/id/03459/mode/title
アニメジャパンは、アニメ好きが海を越えて集まるお祭り
国内外問わず長く強く愛され、日本を代表する産業のひとつになったアニメーション。
筆者はアニメグッズが売られているショップ「アニメイト」によく足を運びます。カゴいっぱいにグッズを入れた外国人グループをよく目にしますし、休日はレジが長蛇の列。オタクは現代経済の大きな推進力のひとつです。特に、コンテンツ産業や関連ビジネスでは、オタクの消費行動が市場拡大のカギを握っていると言えるでしょう。
例えば、アニメのモデル・舞台になった「聖地」を巡礼する「アニメツーリズム」。地域活性につながることから、国が推進する取り組みです。また、聖地巡礼をきっかけに地域の魅力を知り「聖地移住」した例もあります。
聖地巡礼の経済効果について、十六総合研究所が行った2016年の調査結果によると、アニメ映画「ルドルフとイッパイアッテナ」、「君の名は。」、「聲の形」の聖地である岐阜県への聖地巡礼者は約103万人、岐阜県内での消費額は230億円にのぼりました。これに、一次波及効果と二次波及効果を加えた経済波及効果は253億円です。
ビジネスとしてのアニメの可能性に注目してみてはいかがでしょうか。その第一歩として、最新のアニメを知れるアニメジャパンはぴったりですよ。
参照:
岐阜県ゆかりのアニメ映画3作品の聖地巡礼による経済波及効果~ 総合効果は253億円 ~
アニメファンに広がる「聖地移住」 縁なき地で作品愛を貫く覚悟と現実
北米最大級!40万人が来場する「Anime Expo2025(アニメエキスポ)」に出展・協賛のチャンス【2/20更新】
「Anime Expo2025(以下:アニメエキスポ)」は、北米最大級のアニメとポップカルチャーのイベントです。毎年7月にアメリカのロサンゼルスで開催されていて、2024年は世界64 ヶ国から300社以上が出展、40万人以上が来場しました。
今年も開催されるアニメエキスポに「フェスティバックス ジャパン OSAKA」が登場。大阪商工会議所と株式会社クリエイティヴ・ヴィジョンが共催し、「日本の今を海外にアピールする」をコンセプトにJAPANブースを展開します。
昨年のJAPANブースには、群馬県のご当地キャラ「ぐんまちゃん」が登場しました。記念撮影イベントに行列ができるなど、人気が目立ちました。他にも日本の伝統とアートを融合させた作品やグッズ、DJブースもあり、まさに「日本の今」を海外にアピールできるブースでした。
アニメエキスポに参加する何十万もの人々に、日本のポップカルチャーを直接届けられる「JAPANブース」。協賛社・出展社に向けたオンライン説明会が2025年2月25日(火)と3月6日(木)に開催されます。
興味を持った方は、説明会に参加されてみてはいかがでしょうか。詳細を、株式会社クリエイティヴ・ヴィジョンのプレスリリースより引用します。
■説明会開催日程
第1回:2月25日(火)午後1時
第2回:3月6日(木)午後1時 ※第1回と同内容
開催方法:オンラインZoom開催
*参加費用はかかりません
■アジェンダ
1. 冒頭挨拶
2. アニメエキスポについて
3. フェスティバックス ジャパン OSAKA共催社・出展社募集の概要説明
4. 質疑応答
5. クロージング
■お申し込み
フェスティバックス説明会お申し込みはこちらのPeatixサイトより無料チケットをご購入ください。
申し込みサイトURL: https://festivaxjapan-osaka2025.peatix.com
プレスリリースhttps://www.atpress.ne.jp/news/426449
フェスティバックス ジャパン OSAKA:https://www.creativevisionworld.com/AX_LP/
Anime Expo2025:https://www.anime-expo.org/