
東京コミコン2025:12月5日〜7日に幕張メッセ開催決定&メインビジュアルコンテスト応募開始 昨年はジュード・ロウ、ベネディクト・カンバーバッチら13名のセレブが参加
GWの大阪コミコンの興奮冷めやらないなか、映画・コミック・テクノロジーが融合する大型フェス「東京コミコン2025」開催のニュースが入ってきました。2025年12月5日(金)〜7日(日)の3日間、千葉・幕張メッセで開催されます。2024 年の動員は延べ74,290人。世界各地のMICE関係者からも注目される一大ポップ・カルチャーイベントが、今年もアップグレードして帰ってきます。(アイキャッチの画像は大阪コミコン2025の会場にて編集部撮影)
東京コミコン2025:12月は幕張メッセがポップ・カルチャーの中心に
東京コミコンは、スタン・リー氏とスティーヴ・ウォズニアック氏が創設した“コミコン”ブランドの日本版です。ハリウッドスターとのミート&グリート、映画プロップの実物展示、コスプレエリア、アーティストアレイなど、多面的なコンテンツが幕張メッセ1〜6ホールに集結します。MICE TIMES ONLINEでは、巨大B2Cイベントを支える日本型MICEオペレーションや来場者動線設計にも注目して取材を続けます。
2024年12月に開催された「東京コミコン2024」には、ジェイソン・モモア氏、モリーナ・バッカリン氏、ベン・マッケンジー氏、クリストファー・ロイド氏、ジュード・ロウ氏、ベネディクト・カンバーバッチ氏、アンセル・エルゴート氏、山下智久氏ら13名のセレブゲストが参加して、会場を大いに盛り上げました。

©2025 Tokyo comic con All rights reserved.
大阪コミコン2025メインビジュアル

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東京コミコン2024メインビジュアル
メインビジュアルコンテストで“顔”を決める
毎年恒例のメインビジュアルコンテストが今年も開催されます。グランプリ作品は公式ポスター・パンフレット表紙・会場ボード・公式グッズなど幅広く採用されるほか、アーティストアレイ1ブースが副賞として提供され、クリエイターにとっては大舞台への登竜門となります。
応募要項(概要)
- 募集内容:映画/アメコミ等をモチーフにしたオリジナル未発表作品
- 応募期間:2025年6月1日(日)〜8月17日(日)23:59まで
- 応募資格:プロ・アマ不問(未成年は保護者承諾要)
- 賞品:
- グランプリ 1名:アーティストアレイ1ブース
- 準グランプリ 1名:3DAY PASS(ペア)
- 優秀賞 最大10名:一般入場チケット(ペア)
- 注意事項:他社IPの使用不可、応募時点で権利譲渡に同意とみなされます。詳細は公式サイト参照。

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開催概要
スケジュールと会場
名称 | 東京コミックコンベンション 2025(東京コミコン 2025) |
会期 | 2025年12月5日(金)11:00〜19:00 12月6日(土)10:00〜19:00 12月7日(日)10:00〜18:00 ※変更の場合あり |
会場 | 幕張メッセ(千葉市美浜区中瀬 2-1) |
主催 | 株式会社東京コミックコンベンション 東京コミックコンベンション実行委員会 |
公式サイト | https://tokyocomiccon.jp/ |
主催・お問い合わせ
- お問い合わせ先:東京コミックコンベンション事務局
E-mail:info@tokyocomiccon.jp
イベント内容
国内外映画・コミックの最新情報公開
企業ブース出展(限定・先行商品の販売、グッズ展示など)
実際に映画で使用されたプロップやレアグッズの展示
最新技術を活用した体験型コンテンツ
海外セレブ俳優との交流
ステージでのライブやパフォーマンス
コスプレイヤーとの交流およびコンテスト
漫画家・イラストレーターの作品展示・販売「アーティストアレイ」

MICE視点での注目ポイント
東京コミコンは国境を越えた交流拠点として知られ、毎年多数の海外ファンや出展者が訪れます。多言語対応の案内やインバウンド向け企画が充実しているため、会期中は宿泊や飲食、観光消費が大きく伸び、開催地全体の誘客促進につながります。
エンタメとテクノロジーの融合も大きな魅力です。映画・コミックの人気IPを活用したプロモーションだけでなく、XR体験ブースやAI生成グッズ販売など、最先端技術を用いたB2C実装例が数多く展示されます。来場者は没入型コンテンツを体感でき、企業は最新技術の実証フィールドとして活用できます。
クリエイター育成のプラットフォームという側面も見逃せません。アーティストアレイやメインビジュアルコンテストを通じて、若手クリエイターが国際舞台で自作を披露し、直接評価を受ける機会が提供されます。受賞者や出展者は業界関係者とネットワーキングでき、キャリア形成の一歩を踏み出せます。
いうまでもなく、地域経済を活性化する波及効果は大きいです。来場者の宿泊・交通利用はもちろん、周辺観光や飲食店への送客が例年大きく、自治体やDMOとの連携によって周遊コンテンツが造成されるチャンスとなります。
まとめ:冬の幕張で待つ“次元を越えた”3日間
東京コミコン2025は、ポップ・カルチャーの最前線とMICEマネジメントが交差する場です。メインビジュアルコンテストは8月17日まで応募を受け付けています。展示会運営やコンテンツビジネスに携わる読者の皆さまも、ぜひ来場を検討してみてください。続報はMICE TIMES ONLINEでも順次お伝えします。