【イベントレポート】MICE業界の若手の秘密の集い!京都の歴史的邸宅で行われたイベントに潜入してきました
2024年8月7日 京都(アカガネリゾート京都東山1925)
こんにちは!編集長の藤井です。
タイトルを見て、どのようなイベントを想像されたでしょうか?
今回は社会人3年目の藤井がMICEを担う若手としてお誘いを受け、「アカガネリゾート京都東山1925」で開催された「観光・MICE産業の未来を創るネットワーキングイベント」に参加しました。新卒1~3年目に限定されたイベントとは?その様子をお届けします。
■観光・MICE産業の未来を創るネットワーキングイベント
参加対象:
旅行会社、コンベンションビューロー、ホテル・旅館、イベント会社、官公庁・観光局など
観光・MICE産業に従事する、新卒入社1~3年目の方(限定)
主催:
VMG HOTELS & UNIQUE VENUES(バリューマネジメントグループ)
「日本の文化を紡ぐ」をテーマに、歴史的建造物やまち並みを宿泊施設、レストラン、結婚式などの事業に活用し、後世に残す取り組み、ユニークベニューとしてMICEにも積極的に取り組まれています。
イベントWebサイト:
https://www.vmg.co.jp/column/network-event2024/#kyoto
日程、場所:
2024年7月から8月にかけての【全3日程】
大阪・京都・神戸のそれぞれのユニークベニューで開催されます。
コロナ禍で多くの試練に直面してきた観光・MICE産業。
”業界の変革期”ともいえる時代に入社した若手社員の皆さんは今、
急激な需要回復、そしてインバウンド誘致や万博といった業界きっての挑戦に
目まぐるしい日々を過ごしていらっしゃるのではないでしょうか。
近い将来、業界の未来を担うプレリーダーたちの更なる活躍は
これからの日本の経済成長において欠かすことができません。
VMGは、そんな若手の皆様の「横の繋がり」を構築し
入社時は情勢によって難しかった「顧客体験の機会」をも提供すべく
文化財をはじめとした歴史的建造物でのリアルイベントにご招待します。
(イベント 公式Webサイトより)
参加対象は「MICE産業に従事する新卒入社1~3年目」に限定されています。
観光・MICEという業界で入社1~3年目が集まるイベントは、珍しいと思いませんか?
競合他社関係なく同世代の仲間と出会い、語り合う。これはMICE産業の未来をつくることに繋がると感じています。
アカガネリゾート京都東山に到着
京都の観光名所であり、国の重要伝統的建造物群保存地区の東山にアカガネリゾート京都東山1925はあります。おそるおそる暖簾をくぐると素敵なお庭を邸宅が。足を踏み入れると賑やかな観光地から一転、静かで凛とした空気に包まれます。
庭園を抜け、会場「HISUI」にご案内いただきます。
あらかじめ割り振られていたA〜F席へ着席。ぼっちで参加した私にとって、先に席が決まっているのは有難いですね。同期2〜4名で参加された方もいらっしゃるようでした。1テーブル3~4名で合わせて6テーブル、約20名の参加者が集まりました。
DiSC理論?特別企画で明日から活用できるスキルを
イベントは18時に開始。冒頭挨拶、特別企画、館内見学、交流会と進行。
特別企画では「DiSC理論」について教えていただきました。自分と相手のタイプを知り、コミュニケーションについて考えるというもの。明日からのお客様との商談にも役立ちますね!
銅が煌めく邸宅内を見学!
VMG HOTELS & UNIQUE VENUES パーティー&MICE事業部 𠮷田様にアカガネリゾート内をご案内いただきました。
1925年(大正14年)に建てられた、老舗企業のオーナーの邸宅を修復・再生し、レストランや結婚式場として活用をされています。敷地は約700坪と広大。大正時代の古き良き近代和風建築と庭園が楽しめます。日本を代表する銅加工メーカーのオーナー宅ということもあり、あちこちに「青銅」「赤銅」があしらわれていました。銅のことを昔は「アカガネ」と呼ぶことから、「アカガネリゾート」と名付けられたようです。
私は京都で6年ほど暮らしていますが、勉強不足でこちらの施設については知りませんでした。ユニークベニューの会場として利用されており、特別な日に利用をしてみたくなります。
待ちに待った交流会では本格的なお料理が登場
お酒とソフトドリンクが提供され、アカガネリゾートの支配人様から乾杯の挨拶から始まりました。カルパッチョや鶏肉のトマト煮込み、フルーツタルトやガトーショコラなどがずらりと並び、どれを食べようか悩みますね。食事は、お客様に提供されているものと同じものをご提供されているとのこと。美味しい食事があると、自然と会話も弾みます。特にチーズケーキは絶品でした!ほどよい酸味があり、口の中でとろけるような食感がたまりません。
話に夢中になってしまい、つい食べる時間を確保するのが難しくなってしまいました。もっと食事を楽しみたかったなと、少し心残りです(笑)
しかし…初対面の方ばかりの環境は、何度参加しても緊張しますね。
このイベントの良いところは参加者がほぼ同年代で、同じMICE業界で働いていることです。
会場にいる方がMICEを知っている環境が新鮮で、同じ話題で会話が弾むことがうれしかったです!
参加者の内訳はお仕事を始めて1年目6割、2年目3割、3年目が1割程度でした。普段のお仕事はインバウンド旅行の手配、教育旅行の営業、神戸のMICE施設の運営に携わる方など多岐に渡ります。その中で何を感じているのか、どんな困難を抱えているのか、交流する中でそれぞれの立場からシェアできているようでした。他の方のお話を聞くことで、MICE業界の理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。
個別で仲良くなった方々とInstagramを交換する場面も。この年代ならではの交流ですね。
距離を問わず参加されていたことも印象的で、なんとこのイベントのために東京から朝8時の新幹線で駆けつけた方もいらっしゃいました。
𠮷田様に本イベントを企画された意図を伺いました
参加対象を「新卒1~3年目の方限定」にされた理由は何でしょうか?
「2つ目的があります。
まず、私たちは旅行会社のリーダークラスや課長クラスの方々と接する機会が多く、彼らから入社1,2年目の若手社員の教育やリテンション(※1)についての課題をよく伺います。そのため、若手の方々を招いてイベントを盛り上げることで、業界全体に貢献したいと考えました。
ふたつめの目的は、当社が運営している施設を若手の方に体験してもらい、もし気に入っていただけたらその魅力を紹介してほしいという思いがあります。
競合企業の方々も参加されていますが、この場はあくまで会社の枠を超えて横の繋がりを作るためのものです。業界内での横の繋がりが作りづらい現状や、異業種交流会では年齢層が高くなることも多いため、同業界でフランクに話せる場所を作り、業界の発展に繋げていければと思います。」
※1 リテンション:人材の離職を防ぎ、継続して活躍してもらうための取り組みのこと
MICE業界の魅力を改めて実感
MICEという業界で私に何ができるだろうか。
若手にこの業界をもっと知ってもらいたい—。
私たちが「MICE TIMES ONLINE」を運営している意図もここにあります。
業界の課題として、MICE自体をまず知らない方が多いこと。新型コロナウイルスの影響もあり、業界離れ、人材不足というのも考えられます。しかし、お会いした方々は、目をキラキラさせて自分の仕事のことを話しており、MICE業界は今後も成長していくと強く感じました。
当編集部では若い方もMICEに興味を持ち、積極的に参加するきっかけを提供したいと考えています。また、このイベントを通じてネットワークが広がり、MICE業界の更なる発展に繋がることを期待しています!
株式会社イザン 藤井真鈴
2024年8月には神戸でも開催!
2024年8月23日(金)18:00-20:00に、北野異人館 旧クルぺ邸 にて同様のイベントが開催されます。参加を希望される方は以下のお問い合わせよりご連絡ください。
専用フォームより、必要事項をご入力のうえお申し込みください。
グループでご参加の場合でも 1名につき1口のお申し込みが必須 です。
https://form.run/@vmc-NYMhj2wvW9iKjBw0qKHN<お問い合わせ>
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