1. HOME
  2. 取材・レポート
  3. イベントの取材・レポート
  4. 【速報/レポート】万博関連の出展も多数、ロボットのイベントも/未来モノづくり国際EXPO2024 11月28日更新
イベントの取材・レポート

【速報/レポート】万博関連の出展も多数、ロボットのイベントも/未来モノづくり国際EXPO2024 11月28日更新

2024年11月13日から15日にかけてインテックス大阪で「未来モノづくり国際EXPO2024」が開催されました。展示会の様子をお届けします。
※2024年11月14日 訪問
※2024年11月28日 更新


未来モノづくり国際EXPO2024とは

2025年大阪・関西万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに、デジタル・ロボット・GXなどの先端技術を活用するほか、SDGsやウェルビーイングの実現に向けた国際博覧会として開催されます。そのような中、未来モノづくり国際EXPO実行委員会は、(公社)2025年日本国際博覧会協会をはじめ、関係各所の協力のもと、2023年5月に『未来モノづくり国際EXPO』を大阪で初開催しました。本展は、大阪・関西万博と連携した国際見本市・展示会として、産業を支える優れた製品・技術を一堂に集めて国内外に発信するとともに、展示やフォーラムなどを通じて、商談と交流の場を促進していきます。

引用:公式Webサイトより

開催概要

名称:未来モノづくり国際EXPO2024
会期:2024年11月13日(水)~ 15日(金)10:00~17:00 ※最終日は16:00まで
会場:インテックス大阪
参加費:入場登録者、招待状持参者、中学生以下は無料

主催:未来モノづくり国際EXPO実行委員会
(モノづくり日本会議、大阪観光局、大阪府異業種連携協議会、大阪市産業経営協会、SKC企業振興連盟協議会(船場経済倶楽部)、大阪府経営合理化協会、大阪府経営支援ネットワーク、なにわあきんど塾同友会、日本ロボット工業会、ファインバブル産業会、セーフティグローバル推進機構、3S活動推進協会、SDGsソーシャルデザイン協会 、日刊工業新聞社)

共催:モノづくり日本会議、日刊工業新聞社(「TEAM EXPO 2025」プログラム/共創パートナー)
協力:公益社団法人 2025年日本国際博覧会協会

Webサイト:https://fmiexpo.nikkan.co.jp/

主催である、日刊工業新聞社の速報記事も入口に置かれていました

出展カテゴリー
1.モノづくり基盤技術 2.ロボット・ロボット関連技術 3.先端テクノロジー 
4.水・ファインバブル・環境技術 5.ファクトリー建設 / 防災 
6.Well-being Tech(ウェルビーイング・テック)


製造企業が海外展開を目指す商談のステージがここに!/同時開催 新価値創造展


新価値創造展 in 未来モノづくり国際EXPO 2024
https://manufacturing-one.smrj.go.jp/

2025年大阪・関西万博と連携した国際見本市・展示会である「未来モノづくり国際EXPO2024(主催:未来モノづくり国際EXPO実行委員会)」にフェアインフェア形式にて展開することで、万博を商機に海外販路拡大を目指す中小製造企業の商談機会の創出をバックアップいたします。

※新価値創造展とは・・・全国の中小企業の多種多様な製品・技術・サービス等の強みを掛け合わせることで、社会や産業が有する潜在課題の解決と、出展企業の新市場開拓を目指す展示会として2014年に始まった中小機構の展示会です。

引用:公式Webサイトより

出展対象
1.自らの製品・技術・サービス等を出展することで新価値創造を目指し、新しいアイデアや製品・技術・サービス等を求める企業・バイヤーとのビジネスマッチングを求める中小企業・成長志向の企業等
2.1かつ海外販路開拓・海外展開を目指す企業
主催:独立行政法人中小企業基盤整備機構


11月28日更新/最新モビリティを体験!

「新価値創造展 in 未来モノづくり国際EXPO2024」では、移動を支えるモビリティの取り組みも注目を集めます。今回は3つのブースにお話を伺いました。

株式会社Hundredths:「会話」を生むモビリティ

ご紹介いただいたのは、4輪タイプの「ChatKart(チャットカート)」。安全に生活範囲を広げる電動カートをコンセプトにした、免許不要の電動モビリティです。ポイントは4輪独立の安定感と広い収納スペース。最高速度は20km/hのため、シニアカーではスピード感に欠けると感じるご高齢の方に特に好評だそうです。

株式会社Hundredths 代表取締役 長谷部様
https://www.hundredths.love/

株式会社キュリオ:「好奇心」で社会に必要なモノづくりを

ベビーカーの開発・販売から事業をスタートしたという株式会社キュリオさんのブースでは、立ち乗り型のSCOO XTと立ち乗り牽引型SCOO XT-Trailerが展示されていました。お出かけや観光地での利用だけでなく、ショッピングセンター・工場・公園・施設での巡回警備などの歩行業務用としての活用例もあります。

株式会社キュリオ 代表取締役 高橋様
https://www.curio-inc.co.jp/

株式会社ZMP:歩行速ロボット三兄弟、出動!

自動運転配達ロボットの「DeliRo(デリロ)」、歩行速モビリティの「RakuRo(ラクロ)」、自動運転警備ロボの「paToRo(パトロ)」が展示。屋内外で利用でき、ハイクオリティな自動運転技術と遠隔監視・操縦技術が強み。豊かな表情と声色もポイントです。

株式会社ZMP 広報・プロモーション部 部長 木村様と、試乗中の編集部スタッフ
https://www.zmp.co.jp/


未来のコンビニはロボットが活躍

ひときわ注目を集めるブースがありました。お馴染みのロゴの先には、なんと未来のコンビニエンスストアが。
こちらはWorld Robot Summit(WRS)のブースで、FCSC(フューチャーコンビニエンスストアチャレンジ)競技大会が開催されていました。FCSCは、ロボット技術で従業員の負担を減らして、顧客に新たなサービスを提供する未来のコンビニエンスストアを実現する競技です。ロボットが商品の陳列や、賞味期限切れの商品の回収を行い、各チームで技術を競います。ちなみに主催はWRS実行委員会、共催は経済産業省です。次回は福島、愛知で開催されるようですよ。

World Robot Summit Webサイト https://worldrobotsummit.org/


万博カラーに彩られた展示会場の様子をお届けします/ウェルビーイングテックコーナー

会場のあちこちが大阪・関西万博のテーマカラーに彩られ、訪れる人々に一体感を感じさせる雰囲気があります。ウェルビーイングテックのコーナーでは、働く環境の安全と業務効率化を図るテクノロジーが紹介されていました。


ウェルビーイングに関する展示会を紹介するブースでお話を伺いました。

JIOSH+Wはたらく現場の環境展
ドイツで2200社が出展、来場者数は62,000人を超えるイベント「A+A」が大阪でも「JIOSH+W(はたらく現場の環境展)」として開催されます。+Wはウェルビーイングの「W」です。労働安全衛生の向上に焦点を当て、やりがいをもって働けるウェルビーイングを推進します。

株式会社メッセ・デュッセルドルフ・ジャパン 代表取締役 小原様

JIOSH+W はたらく現場の環境展 Webサイト https://jioshw.messe-dus.co.jp/

詳しくはこちらからご覧いただけます。


ロボットからウェルビーイングまで、業界の未来を見据えたセミナー・フォーラム開催

3つのステージでは、多彩なセミナーやフォーラムが開催されました。モノづくり関連のテーマに加え、大阪・関西万博に関連する話題や、ロボット技術、ウェルビーイングについての講演も行われました。

【開催発表会】未来への贈り物 80億人の安全・健康・ウェルビーイング の様子



メインステージ(2号館)
・【開催発表会】未来への贈り物 80億人の安全・健康・ウェルビーイング
・大阪・関西万博まであと5ヶ月!万博の最新情報(フューチャーライフ万博「未来の都市」パビリオン)を発信
・産学連携による革新的ロボット開発と新たなる可能性
・ウェルビーイングテックフォーラム
・新たな価値がMiraiを切り拓く~日本的経営・モノづくりを再発見~

セミナー会場A
・生成AIを活用したインターネット自動周遊型 情報収集システム
・未来モノづくり国際EXPO2024FBIAセミナー
・製造業のGX・脱炭素 課題と対応について
・ペロブスカイト太陽電池の早期社会実装の取り組み~日揮の目指す「どこでも発電所®」~
・世界が激変、ヒューマノイドロボットの先にあるロボット革命とは
・バリューチェーンで創る環境配慮設計~~CLOMAの動静脈連携~
・世界のイノベーターが集結!万博発 次世代共創プラットフォーム

セミナー会場B
・AI✕ロボット・サービス技術の社会実装を目指した国際共同研究
・効果的なメッセ参加とは?~~はたらく現場の環境展&A+A~
・世界のイノベーターが集結!万博発 子世代共創プラットフォーム
・世界に広がる3S文化
・いのち(健康・生活・社会)に輝きを与えるAM
・ロボットSlerセミナー~ロボットSlerがつくる未来~
・未来モノづくりAWARD最終審査プレゼン&表彰式
・World Robot Summit 2025 モノづくりロボットチャレンジの紹介


大阪・関西万博に合わせて開催されるイベントが発表

大阪・関西万博の開催期間に合わせ、来年7月に同時開催されるイベントの案内が掲示されていました。
未来モノづくり国際EXPO2025:2025年7月16日~19日 インテックス大阪
未来づくりロボットWEEK:2025年7月13日~19日 大阪・関西万博の会場内
JIOSH+Wはたらく現場の環境展:2025年7月16日~19日 インテックス大阪 

ミャクミャクと初めてのツーショット! 何度も見ているはずなのに少し緊張しました。大阪・関西万博は来場予約受付中です。


■取材を終えて「Editor’s note」

未来モノづくり国際EXPO2024は、2025年大阪・関西万博に向けたイベントであり、テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に向けた動きを感じさせました。会場では、ロボット技術やウェルビーイング、GX(グリーン・トランスフォーメーション)など、未来社会を形成する先端技術が一堂に集結。万博に向けた技術の実装や国際的な共創の動きが加速している様子がうかがえます。万博の成功に向けた礎と、未来社会を支えるモノづくり技術を築く第一歩となるでしょう。

MICEインサイト:一気読みで振り返り!

特集:Japan MICE EXPO 2024

動画レポート

カテゴリー