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【TGS2024/レポート1】東京ゲームショウ2024/2~3万歩歩く覚悟を!幕張メッセ全体を使ったスケールを足腰の疲労で実感

東京ゲームショウ2024開幕!9/27ビジネスデイのレポート

2024年9月26日(木)10:00より東京ゲームショウが開幕しました。
TGS史上最大規模の開催で、44の国・地域から985の企業・団体が出展。
小間数:3,252小間(過去最多)。
出展タイトル数:2,850タイトル(過去最多)。
会期前半の2日間(9月26日・27日)はビジネスデイ(業界関係者・プレス・インフルエンサー向け)、後半の2日間(9月28日・29日)は一般公開日。


ゲームの”今”を丸ごと詰め込んだ展示会。インディーゲームも海外発ゲームも、VRもWeb3も。1日では回り切れない圧倒的な情報量。

一般的な展示会のスケールをはるかに上回る3252小間、出展は44の国・地域から985の企業・団体に及びます。1日7時間まったく休まずに回っても30秒で1社以上のペースとなるわけですから、お目当てのブースを決めておかなければいけません。

しかし、実際に会場を訪れるとあっちもこっちもと目移りしてしまうことに。私も1日中、いつもよりもテキパキっと歩きましたが、お目当てのブースは回りきれませんでした。きっと今日の日を目指してゲームを開発され、出展の準備をされたことを思うと、試遊もそこそこに各社の展示を足早に見て回るのも、軽い罪悪感を覚えてしまいます。

結果、1日で2万歩オーバーとなりました。効率よく回ったはずなのですが、17時にタイムアップのアナウンスが聴こえると、まだまだ見足りないのに、と少し悔しさも。同時に一気に疲れを感じ、毎日ゲームショウがあれば確実痩せると確信しました。

会場はビジネスデイというのに、大勢の方で埋め尽くされていて大変な熱気。趣向を凝らした展示の様子、見て回りきれないほどの大作・力作の数々。日本のソフトウェア産業の力強さを感じられて誇らしい気分です。

タイのブース。商務省の取りまとめで多くの企業が出展していました

アジアの開発者から尊敬と憧れをもたれる日本のゲームと開発者

今回楽しみにしていたのは海外からの出展です。各国・地域の大きな合同ブースが並んでいました。どこを歩いていても海外の方がいらして、国際的なゲームショウであることを実感します。

どのブースでも日本のゲーム市場の魅力と、幼い頃からゲームに触れて育ったファンがたくさんいることが羨ましいということ、日本で自分たちが通用するか試したいこと、いずれは日本のゲームのように世界中で親しまれるものを作りたいとお聞きしました。リップサービスだとしてもうれしい限りです。開発者でもない私がそう思うのですから、日本の関係者はきっともっとうれしいのではないでしょうか。

日本の野球少年がアメリカ・メジャーリーグを目指すように、海外のゲーム少年・少女が日本のゲーム市場を目指している。開発者が手塩にかけたゲーム作品について嬉々として説明してくださる様子も、うれしく感じました。
私が(任天堂が本社を置く)京都出身と聞くだけで友達になれてしまう。「スマブラみたいですね」と日本語で言えばなぜかマレーシアのゲーム開発者に伝わっている。まさに「ゲームが国境を越える」体験ができました。

各国ブースでお話をお聞きしました。くわしくはこちらから


会場のブースをご紹介

カプコンブース:モンハン最新作の試遊は会場全体で150台以上

今回の目玉作品と言える『モンスターハンター ワイルズ』試遊はひときわ大きな注目を集めていました。ブースに並ぶタイトル数も多くて、国内メーカーのエース的な存在感でした。


スクウェア・エニックス:ドラクエ3リメイクの世界初試遊してきました!

ドラクエに人生を教わってきた私は、今回はドラクエだけは試遊するのだと公私をごっちゃにしながら列に並びました。タイミングがよかったのか15分ほどで遊ぶことができました。

あれもこれもやってみたくて、他の方に比べるとマニアックな遊び方をしていたと思います。紛うことなき『ドラゴンクエストIII そして伝説へ…』で手触りもドラクエ3以外の何物でもないのに、見た目も遊びやすさも新しいのです。これは新約ドラクエ3であり、これからの時代の新しいドラゴンクエストを示そうとしているのだと勝手に納得していました。ちなみに試遊中に「会心の一撃」出ました。その爽快感もドラクエそのものでしたよ。


ほか、駆け足でご紹介…

コナミデジタルエンタテインメント

『METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER』『SILENT HILL 2』といったビッグタイトルがあるだけではなく、ブースの見せ方という点では会場でもとても目立っていました。

レベルファイブ

レイトン教授最新作『レイトン教授と蒸気の新世界』などを展示。各面ごとにガラリと展示を変え、4面の舞台を見ているような印象的なブースでした。個人的にはレイトン教授の面はミュージカルの舞台みたいでお気に入りです。ちゃんと蒸気出てます、細かい。

パルワールド(ポケットペア)

ブースの近くを通ると、あちこちから来場者の例の件についてのひそひそ話が聴こえてきました。わざわざ言わなくてもと思いますが、人の性というものでしょうか。ブースは大きなパルがお出迎えしてくれて、多くの人でいっぱいになっていました。

カイロソフト

ドラえもんとコラボした『ドラえもんのどら焼き屋さん物語』が大ヒット中のカイロソフト。iモードケータイの時代から、あのドット絵の楽しさとハマるとやめられない中毒性のある内容に惹かれ、数多くのゲームを遊び、お世話になっています。ドラえもんだけではなく、ブースのあちこちに並ぶカイロソフトにまつわるマニアックな展示に注目です。カイロソフトさんらしいと思える、ファンに向けたブースでした。

バンダイナムコエンターテインメント

期待の新作『ドラゴンボール Sparking! ZERO』は迫力満点の展示でした。やはり、ドラゴンボールリアルタイム世代はあの声が流れてくるだけで条件反射で振り向いてしまうのですよ。特大の孫悟空は必見ですよ。

THQ Nordic

『ディズニー エピックミッキー:Rebrushed』の展示はまるでディズニーのテーマパーク。京葉線沿線の夢の国から飛び出してきたようなファンタジックな装飾が目を引きます。スタッフのコスチュームもディズニーらしくてとても素敵なものでしたよ。

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来場者数速報


フォトギャラリー

ご紹介しきれなかった画像をいくつかこちらでご紹介します。会場の雰囲気を感じていただけるとうれしいです。

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MCIEインサイト:一気読みで振り返り!

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