
観光庁「コンベンションビューロー等のMICE誘致体制強化事業」令和7年度 二次公募を開始 – 専門人材育成やイベント参加経費を一部補助
観光庁は令和7年度、「コンベンションビューロー等のMICE誘致体制強化事業」の公募を開始しました。本事業は、世界有数の「MICE開催国」実現に向け、コンベンションビューローの体制強化やMICE受入環境向上のための、コンベンションビューローにおける専門人材育成及び、MICEイベントへの参加に要する経費等の一部を補助するものです。
公募期間
令和7年7月1日(火)~令和7年9月30日(火)15:00[必着]
観光庁Webページ https://www.mlit.go.jp/kankocho/kobo09_00038.html

応募対象
一般社団法人日本コングレス・コンベンション・ビューロー(JCCB)に所属するコンベンションビューローと、DMOに限られます。
対象事業者が地域関係者(施設・ホテル等)と連携して取り組む場合、地域協議体も補助対象事業者となることができます。この場合、地域関係者にかかる経費も補助対象となります。ただし、地域関係者のみで単独で申請主体となることはできません。地域関係者と共同で申請する場合には、地域内に協議体を設置した上で、協議体名で申請する必要があります。
実証内容の要件
活動の目的や行程は、補助金の主旨に沿ったものである必要があり、成果・結果の報告が求められます。
(1)MICE関連人材育成プログラムの受講
ICCA Skills受講費用が該当します(受講にかかる旅費は対象外)。その他のMICE関連プログラムの受講については、都度観光庁MICE室に相談が必要です。
(2)海外で開催されるMICEイベントへの参加・出展・付随する活動等
MICEイベントの例:ICCA総会、IMEX America、IBTM World、AIMEなど。
付随する活動は、海外のMICE事業者(コアPCO、旅行業者等)への営業活動、先進的な海外MICE地域への視察、その他リード開発などが含まれます。
補助対象外となる場合
・日本政府観光局(JNTO)が主催または共同出展する際の出展料
・JNTOが出展するイベントにコンベンションビューロー等が独自に出展する場合や、各自治体が主催する商談会等
・パスポート取得費
・海外保険
・現地での軽微な移動にかかる交通費(地下鉄、バス、タクシー等)
・お土産代
経費について
補助率・補助額は、(1)、(2)ともに補助対象経費の2分の1以内であり、補助額は上限300万円です。(1)のみを実施する場合は上限100万円となります。
原則として、概要が分かる商品パンフレットやカタログの資料、複数の事業者から見積書を用意する必要があります。もし複数の見積書の提出が難しい場合は、客観的に経費が妥当と認められる資料を用意してください(通販サイトの単なるホームページ等は不可)