【イベントレポート】ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024/動画あり
2024年9月19日(木) 大阪(インテックス大阪)
業界の持つ潜在的な成長の可能性と、それを実現するための具体的な手段を強く実感できた展示会
編集長の藤井です。大阪で開催された「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024」の会場を訪ねました。展示会当日の様子をお届けします。
動画で見てみる(♪音声にご注意下さい)
ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024
名称: ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024
開催日: 2024年9月18日(水)~20日(金)10:00~17:00(最終日は16:30まで)
会場: インテックス大阪
主催: 一般社団法人日本能率協会/一般社団法人日本ホテル協会/
一般社団法人日本旅館協会/一般社団法人国際観光日本レストラン協会/ 公益社団法人国際観光施設協会
Webサイト: https://www.jma.or.jp/hoteres-osaka/
展示規模: 300社 500小間
来場者数(主催者発表):
1日目 3,879人 2日目 3,614人 3日目 3,277人
合計 10,770人
万博とインバウンド需要に
外食・宿泊・サービス・食の新たな出会いの場をつくることを目的として開催する、宿泊と食のビジネスに特化した展示会です。2025年には大阪・関西万博が開催。「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024」では、万博の受入とインバウンド需要対策のソリューションや製品を扱う企業が多数出展しました。
出展ブースの様子を知りたい方はこちら
会場図
2号館では「ホテル・レストラン・ショー」、1号館では「FOODEX JAPAN」が開催。
会場へのアクセス:無料のシャトルバスが便利
インテックス大阪まで、無料のシャトルバスが走行します。
1)大阪駅(梅田駅) ⇔ インテックス大阪(約30分)
2)コスモスクエア駅 ⇔ インテックス大阪(約10分)
https://www.jma.or.jp/hoteres-osaka/visitors_bus.php#bus_3
コスモスクエア駅からシャトルバスに乗り、インテックス大阪へ向かいます。30人程度が乗れる中型バスで、1時間に4本運行。朝10時のバスでは、開場前のため混雑するのではと思いましたが、スムーズに乗れました。
インテックス大阪に到着
インテックス大阪入口の様子。すでに2025年の案内も掲示されていました。
会場入口の様子
ホテル・レストラン・ショー
「人材育成・採用」「宿泊TECH・外食TECH」「サービスロボット・自動化」「ドリンク&アルコール」など、展示内容ごとにエリアが決められています。最も出展ブース数が多い「宿泊TECH・外食TECHゾーン」では、チェックイン、ブッキングエンジン(宿泊予約システム)、PMS(宿泊管理システム)などのシステムや、機器、AIを用いたサービスが展示されていました。人手不足解消、従業員の負担軽減は業界の大きな課題です。DX、自動化が求められていることを背景に、この分野の出展は今後も増えていくことでしょう。
ステージ登壇者は堀江氏、元谷氏など注目のラインナップ
あの堀江貴文さんや、アパホテル株式会社の元谷さん、サトフードサービス株式会社の杉本さんなど豪華すぎるビジネスパーソンが登壇。どれも見逃せません。
宿泊業界の次世代が集結する「ネクストリーダーズ」。人材育成・若手離職防止のために若手社員60名が一堂に会し、課題解決方法を発表するイベントです。
FOODEX JAPAN
「International Zone」では、Taiwanと、マレーシアのブースが来場者をお出迎え。見上げるほど大きく、カラフルなブースは迫力満点です。試食や実演販売を行うブースからは、どこか異国を思わせるおいしい匂いが…。足が勝手にブースへと引き寄せられるようです(笑)。出展者によると「ホテル・レストラン・ショー」を見た後に、立ち寄る方も多いとのことでした。
FOODEXカクテルin関西
関西の名だたるバーテンダーが集結し、カクテルの実演を行うというものです。来場者はその場で実演されたカクテルをいただくことができます。ちょうどパークハイアット京都 バー琥珀の中村晃子さんが実演中で、カクテルを振る舞われていました。
■取材を終えて「Editor’s note」
「ホテル・レストラン・ショー&FOODEX JAPAN in 関西 2024」は、インバウンド需要の高まりと、2025年の大阪・関西万博を見据えた重要な展示会として、多くの来場者と出展者で活気に満ちていました。
特に印象的だったのは、宿泊・飲食業界の2つをターゲットに、多角的なアプローチが取られていた点です。システムや機器だけにとどまらず、フードやドリンクなど、業界全体を網羅した提案・展示が見られました。展示会を通じて、来場者は業界の持つ潜在的な成長の可能性と、それを実現するための具体的な手段を強く実感したのではないでしょうか。
株式会社イザン 藤井