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【現地取材】「中座くいだおれビル」で大阪・道頓堀の夜がもっと楽しくなる!全館リニューアルされて最新エンタメてんこ盛りになった 5階/GIRAFFE Japanをじっくりレポート

※2025年3月25日 取材

大阪の夜はこれからや、道頓堀に新たなスポットが爆誕!

大阪・関西万博を控え、国内外からの観光客が増加が期待されるなか、道頓堀エリアに新たなエンターテインメント施設「中座くいだおれビル」が誕生しました。昼夜を問わず楽しめる施設として大阪の新たなシンボルとなる予感…。特に5階のエンタメ施設「ジラフ ジャパン」について体験会に参加しましたので、がっつりご紹介します。ゆっくり見ていってや!

道頓堀のランドマーク「中座くいだおれビル」、くいだおれ太郎が立体看板に

「くいだおれ太郎」でおなじみの大阪・道頓堀の名物ビルです。2025年3月26日(水)に全館リニューアル。外壁には全長6メートルの「くいだおれ太郎」の立体看板が設置されています。目立つ看板が軒を連ねますが、他の建物と引けを取りません。

来館者のお腹もココロも満たす”フードエンターテインメントビル”

地下1階にはゲームセンター。1階~3階に飲食店。4階はカラオケ。5階に時間帯ごとに異なる3つのコンセプトで運営される「複合エンタメ施設」。6階に吉本興業の新業態である劇場と食を組み合わせた「レストランシアター」が入ります。


「ジラフ ジャパン」は昼も夜も楽しめるって、ほんま?

今回焦点を当てたいのは、昼は最先端技術を活用したXR体験、夜はショーやナイトクラブとして賑わう、道頓堀の新たなエンターテインメントスポット「ジラフ ジャパン(GIRAFFE Japan)」
道頓堀といえば、飲食店が軒を連ねるエリアとして有名ですが、夜間に楽しめるエンターテインメント施設は限られており、”ナイトタイムコンテンツ”の不足が課題です。日中から深夜まであらゆる体験ができる場所となるので、夜の滞在場所として期待できます。

【キーワード】ナイトタイムエコノミー
夜間(一般には、日没から日の出まで)の経済活動のこと。

株式会社JTB総合研究所 より


メインフロア CENTER AREA

11:00~18:00「XR-THEATER&Cafe」

能・狂言、雅楽といった伝統芸能やポップカルチャーを、最先端のXR技術で体験できる新感覚エンターテインメント。観客はVRゴーグル「Meta Quest3」を装着し、360度の没入空間で鑑賞できます。
実際に体験してみると、舞台の最前列から見るような臨場感があり、能では主役シテの小物が揺れる動きや足の運び方、地謡や囃子方の息遣いまで感じられました。また、バーチャルアーティストユニットによるライブパフォーマンスでは、日本のアニソンを披露。キャラクターが近づいてくると、まるでファンサをもらったかのようなライブ感を味わえます。

この事業は、株式会社JTB(プロデュース・販売)、NTTコミュニケーションズ(ICT技術)、NTTコノキュー(XRコンテンツ)が連携し、2025年大阪・関西万博や2030年度の大阪IR開業を見据えて始動。道頓堀の滞在時間と満足度向上を目指しています。

体験料金:1公演につき3,000円~(税込※座席種別により異なります)
1公演あたりの体験時間:60分~70分  ※各公演30分前より受付開始
【12:30公演演目】 能・狂言、雅楽
【15:30公演演目】 能・狂言、ポップカルチャー
XR体験の様子(音声が流れます)
(音声が流れます)

19:00~22:00「OSAKA VARIETY ACT SHOW」

“アメリカズ・ゴット・タレント”の優勝経験を持つ世界的パフォーマー・蛯名健一(EBIKEN)さんがプロデュースするバラエティショーです。多様なパフォーマー・アーティストがおり、現在40組がスタンディングしているそう。日替わりで1公演につき4~6組が出演。日によって変わるパフォーマンスが魅力です。パフォーマンスはマジック、ダンスなど、言語問わず楽しめるものでした。

「海外には、さまざまなパフォーマーが活躍するシアターがあるのに、日本にはまだ少ない」と蛯名さん。大阪はエンタメの街。見て、食べて、飲んで楽しむ文化をもっと発展させたいと、新たな夜のエンターテインメントの形を広げたいと意気込みます。

蛯名健一(EBIKEN)さん

入場料:平日 4,000円(1ドリンク付)
    週末 5,000円(1ドリンク付)
    ※当日券も同料金
Webサイト:https://www.osaka-variety-actshow.com/

22:00~ ナイトクラブ「GIRAFFE Japan」

国内外で活躍する世界トップクラスのDJが、HipHopやEDMなど、特定のジャンルに縛られない「オープンフォーマットスタイル」で音楽を届けます。
※2025年4月中旬以降 開業予定


サブフロア「ARC AREA」

11:00~18:00 Dotonbori Traveler’s Lounge

株式会社JTBが手掛ける「地上の港」として、道頓堀を訪れる旅行者と全国の観光地をつなぐラウンジ。日本酒の利き酒セットや軽食とともに、くつろぎながら次の旅行計画を立てるのはいかがでしょうか。

利用料:2,500円:アルコール(日本酒利き酒セットorビール2杯)+おつまみ
    1,000円:ソフトドリンク+おつまみ   
    ※追加ドリンクは別料金
Webサイト:https://j-lppf2.jp/welcome-osaka/travelerslounge/


開放的なテラス「NAKAZA TERRACE」

えびすタワーの道頓堀大観覧車がすぐそこに。通常の利用はもちろん、ショーやナイトクラブの前後にも一息つきたいときに過ごせます。


食い倒れだけちゃうで!道頓堀で昼も夜も満足してもらえるスポット

道頓堀には飲食を楽しむ場は多くあっても、旅行者が夜に体験できる娯楽施設が少ないという課題がありました。そんな中、新たに誕生した「中座くいだおれビル」は、ナイトエコノミーを推進する場として期待ができます。

2025年の大阪・関西万博、2030年の大阪IR開業を控え、大阪の「夜の楽しみ方」が変わるタイミング。大阪でのナイトタイムでの過ごせる場所のニーズは、ますます高まるでしょう。

食べる・見る・体験する が、すべて揃うエンターテインメント施設として、道頓堀の新たなアイコンとなることが期待されます。国内外のゲストをお連れする場所として覚えておきたい場所です。

中座くいだおれビル
住所:大阪府大阪市中央区道頓堀1-7-21
Webサイト:https://nakaza-cuidaore.com
フロアガイド
地下1階:サープラ大阪道頓堀あそびタウン
1階:ピボット ベース カフェ&バー @道頓堀、ホルモン肉問屋 小川商店、タローズパーラー、なにわ名物いちびり庵 道頓堀店、ツルハドラッグ
2階:鳥貴族、牛カツ京都勝牛、おだしもん お出汁ぱすたとあまいもん、スシロー、ぷりタウン大阪道頓堀
3階:もんじゃ酒場だしや、串カツ しろたや 道頓堀本店、ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ、やきやき鉄板 ぼんくら家 中座くいだおれビル店、煙間
4階:カラオケまねきねこ
・5階:ジラフ ジャパン
6階:よしもと道頓堀シアター
※3月25日 時点


リニューアルした「中座くいだおれビル」写真ギャラリー

写真で魅力をもっともっと伝えたい!ということでここからは写真でお楽しみください。

エレベーター内部。とってもかわいい!
道頓堀のお狸様
壁面に昔の大阪のイラストがありました
エスカレーター
5階「ジラフ ジャパン」CENTER AREA ドリンクメニュー
5階「ジラフ ジャパン」CENTER AREA
5階「ジラフ ジャパン」CENTER AREA
5階「ジラフ ジャパン」CENTER AREA
3階「ハンバーグと牛タンとお米 神戸赤ふじ」
2階「牛カツ京都勝牛」
地下1階「サープラ大阪道頓堀あそびタウン」
地下1階「サープラ大阪道頓堀あそびタウン」
地下1階「サープラ大阪道頓堀あそびタウン」
地下1階「サープラ大阪道頓堀あそびタウン」

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