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TechGALA Japan 2026:名古屋発のグローバルイノベーションのイベント 2026年1月27日~29日 名古屋・Station Aiなどで開催 チケット情報もご紹介

2026年1月27日から29日まで、愛知県名古屋市にてテクノロジーの祭典「TechGALA Japan 2026」(テックガラ ジャパン)が開催されます。Central Japan Startup Ecosystem Consortiumが主催するこのイベントは、国内外のスタートアップ、事業会社、投資家などが一堂に会し、多様なプレイヤー間の共創を促進し、地域のスタートアップエコシステムの国際的ブランディング強化を目指すものです。世界最先端のものづくりイノベーションの中心地である愛知・名古屋・浜松から、地球規模の課題解決に貢献するグローバルプラットフォームとして、新たな事業や連携、イノベーションが展開される3日間となるでしょう。

TechGALA Japan 2026

「地球の未来を拓くテクノロジーの祭典」TechGALA Japan 2026

開催概要と目指す「共創」の舞台

TechGALA Japan 2026は、2026年1月27日火曜日から29日木曜日までの3日間にわたり、名古屋市栄地区と鶴舞地区の複数の会場で開催されます。主要会場には中日ホール&カンファレンス、アーバンネット名古屋ネクスタビル、ナディアパーク、松坂屋名古屋店、そしてSTATION Aiなどが予定されています。

イベントを主催するCentral Japan Startup Ecosystem Consortiumは、愛知県、名古屋市、浜松市、一般社団法人中部経済連合会、名古屋大学などが構成組織となり、2020年に愛知、名古屋、浜松地域のスタートアップ・エコシステムの形成を目的に設立されました。この地域が持つ「ものづくり」の強みと先進的な取り組みを背景に、TechGALAは地域や文化、性別や人種、分野の壁を越え、世界中のプロフェッショナルが集結する「祭典」と位置付けられています。

「GALA」という名称はフランス語で「祭典」を意味し、イベント名全体で「テクノロジーの祭典」を表します。先進技術(テクノロジー)を活かした持続可能な未来を築くため、国内外の多様なプレイヤーが一堂に会し、新たな時代の連携を創出する国際的な場を提供します。

昨年に引き続き、イベントのプロデューサーは奥田浩美氏が務めます。奥田氏は1991年にIT特化のカンファレンス事業を起業し、2008年からはスタートアップ育成支援に乗り出し、スタートアップエコシステムビルダーとして活動しています。奥田氏は「初開催の成功を糧に、明確になった新たな課題と可能性に向き合い、より多くの人々を巻き込みながら、今回は更なる高みを目指します」とコメントしており、イベントの枠を超えた活動の広がりにも期待が寄せられています。

TechGALA Japan2025の様子(編集部撮影)
TechGALA Japan2025の様子(編集部撮影)

強化されるビジネスマッチングとグローバルな連携

TechGALA Japan 2026では、前回およそ5,000名が参加した実績を踏まえ、ビジネスマッチング機会の創出とグローバルな連携を大幅に強化する方針です。

昨年を超えるビジネスマッチング機会の創出

今年度のTechGALAでは、昨年以上のビジネスマッチング機会を創出し、商談スペースやオープンイノベーションパートナーの拡充が図られます。

展示ブースには、前回約140社の企業展示がありましたが、今回は150社以上の展示が予定されており、各分野の最新技術やサービスが一堂に会します。来場者は出展企業と直接対話し、具体的な事業相談を行うことが可能です。

スタートアップと事業会社、VC(ベンチャーキャピタル)、CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)、金融機関の担当者が壁打ち形式で対話できる「スピードデイティング」も実施されます。前回は12社がオープンイノベーションパートナーとして参画しましたが、今回は分野や言語の幅を広げ、約30社の参加が予定されています。

TechGALA Japan2025の様子(編集部撮影)
TechGALA Japan2025の様子(編集部撮影)

また、新たに予約式の商談ルームとラウンジが設けられ、当日出会った方とすぐに商談を進めることが可能になります。TechGALAは単なる名刺交換の場にとどまらず、実際にビジネスを動かす場としての活用が期待されます。

会期中にはネットワーキングを目的としたパーティーも開催されます。1月28日水曜日の夜には、Executiveパスをお持ちの方を中心に、各分野の最前線で活躍する方々との交流会「Executive Leader’s Party」が実施されます。BusinessパスやStartupパスの参加者も、Executiveパス保持者の同伴があれば参加可能です。最終日の夜にはSTATION Aiにて「Closing Party」が開催され、有料パスを持つ全ての参加者が3日間の気付きや出会いを共有し、今後のネットワークを形成する場となるでしょう。

メインイベントの前後や期間中には、ワークショップ、マラソン、サウナなど多岐にわたる「サイドイベント」が地域で実施されます。これらのイベントは誰でも企画・主催することができ、TechGALAを地域全体で盛り上げる重要な要素となっています。

世界を繋ぐグローバル戦略 インド、韓国、シンガポール…連携を強化

TechGALA Japan 2026は、名古屋を世界と繋ぐグローバルな連携をさらに強化します。特に「インド」「韓国」「シンガポール」を連携強化国として設定し、現地でのイベント開催などを通じて繋がりを深めていく計画です。

グローバルな才能を発掘し、日本のエコシステムとの連携を深めるため、複数の都市でピッチイベントの予選が開催されます。その集大成として、TechGALA2日目には大規模なピッチコンテスト「Grand Pitch 2026」が中日ホールにて開催されます。

Grand Pitch 2026は、海外市場を目指す日本のスタートアップ、そして日本市場を狙うグローバルスタートアップが挑戦できる場です。応募条件としては、創業から20年未満の、イノベーティブな技術やビジネスモデルを持ち急成長を目指す企業であること、そして「モビリティ」「地球環境」「マテリアル」「ライフサイエンス/ウェルビーイング」「先端技術」のいずれか5分野の事業内容であることなどが挙げられます。最優秀賞には100万円が贈呈されるほか、豪華副賞も用意されています。最終審査員には、金融庁・経済産業省共同事務局インパクトコンソーシアム座長の宜保友理子氏、武蔵精密工業株式会社常務執行役員の伊作猛氏、東京大学大学院理学系研究科化学専攻教授の合田圭介氏らが決定しています。

TechGALA Japan 2026

多様な視点から未来を描くコンテンツテーマと豪華登壇者

TechGALA Japan 2026では、社会課題と産業の未来を見据えた、TechGALAならではのコンテンツテーマが設定されており、それをもとに様々なコンテンツやセッションが展開されます。

新たなコンテンツテーマ「未来の物語」の追加

前回は「モビリティ」「持続可能な環境」「マテリアル」「ライフサイエンス/ウェルビーイング」「先端技術」の5つのコンテンツテーマが軸となっていました。今回、これらに加えて新たに「未来の物語(Future Narratives)」が設定されました。この新しいテーマは、これまでの5つのテーマが社会全体、そして人類の未来にどのような影響(インパクト)をもたらすのか、そして私たちがどのような物語(ナラティブ)を描き、未来を共創していくべきかという、より高次の問いを探求します。テクノロジー単体では解決できない、社会や倫理、人間の在り方といった本質的な議論を深める役割を担うものです。

400名以上の専門家による100を超えるセッション

TechGALAでは、これらのコンテンツテーマを元に、世界各地から集まった400名以上のスピーカーによる100を超えるセッションが展開されます。業界の最前線を走る思想家や変革者たちが、未来を照らす知見を分かち合います。

9月5日金曜日には第1弾スピーカーが発表されており、入山章栄氏(早稲田大学大学院経営管理研究科教授)、櫻庭康人氏(株式会社天地人代表取締役社長)、矢澤麻里子氏(Yazawa Ventures代表パートナー)、五十嵐悠紀氏(お茶の水女子大学/東京大学准教授)、Jillian Friot氏(Global Venture Network CEO)、Farhan Firdaus氏(Meet Ventures Partner)など、国内外の著名な起業家や研究者、投資家、ビジネスリーダーが名を連ねています。

チケット情報とアンバサダー

多様な参加目的をサポートするチケット種別

「TechGALA Japan 2026」のチケットは、2025年9月5日から販売を開始しています。参加者の目的に合わせて、様々な種類のチケットが用意されており、現在、早期購入特典として12月26日金曜日まで全種類のチケットが30%割引となる早割が実施中です。

チケット種別は以下の通りです。 Executiveパス:通常150,000円が105,000円。事業会社、VC、CVCの担当者などに特におすすめで、スピーカーなど各分野の第一線で活躍する方と直接対話する機会を得られます。 Businessパス:通常30,000円が21,000円。事業会社、VC、CVCの担当者などに向け、スタートアップとの出会いから新たなビジネスの可能性を広げる機会を提供します。 Startupパス:通常20,000円が14,000円。スタートアップの担当者向けで、事業者やVCと出会い、事業成長に繋げる機会を得られます。 Visitorパス:通常15,000円が10,500円。TechGALAの雰囲気を楽しみたい方向けで、最先端のテクノロジーや社会課題への挑戦に触れ、未来を変えるアイデアや業界動向を知ることができます。 Studentパス:通常5,000円が3,500円。学生向けで、国内外のスタートアップや企業の展示、著名な起業家・研究者の登壇など、普段は出会えない場所に直接アクセスできる3日間です。 Cityパス:無料。TechGALAのサイドイベントに参加したい方向けで、愛知・名古屋を盛り上げるサイドイベントに参加できます。

イベントを盛り上げるアンバサダーたち

TechGALA Japan 2026の広報・PR活動には、著名な起業家や投資家などがアンバサダーとして協力しています。現在、国内外から計27名が任命されており、今後も追加される予定です。アンバサダーの中には、カンファレンスに登壇するスピーカーや、各業界のリーダーたちが含まれており、イベントへの期待感を高めています。

TechGALA Japan2025の様子(編集部撮影)
TechGALA Japan2025の様子(編集部撮影)

終わりに

TechGALA Japan 2026は、単なるイベントではなく、地球規模の課題解決に貢献するグローバルなプラットフォームを目指しています。この祭典は、革新性の高いテクノロジーと刺激的な未来予想図が語られ、新たな事業、新たな連携、そして新たなイノベーションの火が灯る場となるでしょう。国内外のプロフェッショナルが集い、知的な刺激と心に響くインスピレーションが融合するこの機会に、ぜひご参加ください。未来を拓くテクノロジーと出会い、新たなビジネスチャンスとネットワーキングを深める3日間が、皆様をお待ちしております。

公式Webサイト https://techgala.jp/

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