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【Japan Mobility Show 2025】メインビジュアル、企画概要などを発表/スタートアップ企業との競争を生み出す企画も実施 本展は10月30日~11月9日、東京ビッグサイトで開催

約70年の歴史を持つ「東京モーターショー」から進化を遂げた「Japan Mobility Show」(ジャパンモビリティショー2025)は、メインビジュアルや企画概要、参加企業を発表。本記事ではその内容とスタートアップ向け企画の参加企業の募集についてご紹介します。

コンセプトは「ワクワクする未来を、探しに行こう!」メインビジュアルでも表現

「Japan Mobility Show 2025」は、「ワクワクする未来を、探しに行こう!」をコンセプトに掲げ、「みんながワクワクし、一緒に考え、未来を創り上げていく」という強い想いが込められています。このコンセプトに基づき、クルマ・バイク好きの方々はもちろんのこと、お子さま連れのファミリー、そしてビジネスパーソンまで、幅広い来場者が豊かで夢のあるモビリティ社会によってもたらされる、ワクワクする未来を体験できるよう、多岐にわたる企画が用意されています。会場では、モビリティの未来の姿(#FUTURE)、モビリティそのもの(#CULTURE)、そしてモビリティのビジネス(#CREATION)という3つの柱を通じて、まだ見ぬ日本の未来へのワクワクする体験が提供されます。

概要説明資料より

10年後の未来を体感「Tokyo Future Tour 2035」で描く社会像「#FUTURE」

前回開催で好評を博した「Tokyo Future Tour」が、さらに進化した第2弾として「Tokyo Future Tour 2035」と銘打ち開催されます。近すぎず遠すぎない「10年後の近未来」に焦点を当て、もたらされる技術革新と生活の変化を体感できる設計となっています。様々な産業から100以上の企業・団体が結集し、2035年の未来の東京が会場に出現するとい企画は、来場者に深いインスピレーションと未来への想像力を与えることでしょう。

モビリティの魅力を多角的に掘り下げる「#CULTURE」ゾーンの全容

「#CULTURE」ゾーンでは、これまでも人々の生活に深く根差し、ワクワクをもたらしてきたクルマ・バイクを中心に、多様なモビリティとその物語に光が当てられます。時代を遡り、過去から現在までの文化や世相と共に輝いてきた乗り物が登場するカルチャー展示は、当時を知る人には懐かしさを、初めて知る人には好奇心を刺激し、胸が高鳴るような体験を提供します。

屋外エリアでは、次世代燃料ごとのパフォーマンスを感じられるショーランや、レーシングカー、ヒストリックカー、SUVなどによる大迫力のデモラン&同乗体験が実施されます。貴重なスーパーカーやカスタムカー、キャンピングカーの展示に加え、モビリティ好きが集うコミュニティゾーンも設けられ、来場者間の交流を促進します。

「#CREATION」スタートアップ企業とのビジネス競争が新しいワクワクを生み出す

モビリティ産業の拡張を目指し、スタートアップと事業会社の共創を促進するイベントが開催されます。多くのスタートアップが参加するブース出展では、業界を超えた連携を強力にサポート。事業ステージ別に2部門を設けたピッチコンテスト&アワードも実施し、各社のニーズに合ったベネフィットを提供します。

さらに、トークステージ「未来モビリティ会議」では、自工会正副会長による特別セッションのほか、ビジネスのヒント満載のセッションや一般来場者も楽しめるトークを多数予定しています。

ファミリー層が楽しめる企画「キッザニア」コラボも実施、フードエリアにはキッチンカーが集結

ファミリー層にも配慮されており、職業・社会体験施設「キッザニア」とのコラボレーションコンテンツ「Out of KidZania in Japan Mobility Show」では、小学生以下を対象にモビリティ産業に関わる多様な仕事を体験できます。大人気のトミカブースや、全国各地の特産品が集まる軽トラ市など、老若男女が楽しめる企画が目白押しです。会場各所に設けられるフードエリアには、バリエーション豊かなキッチンカーが集結し、来場者の休憩と食の楽しみを提供することで、イベント全体を快適に回遊できる環境が整えられています。


概要説明資料より

「ビジネス共創」を実現する戦略的プログラム

「Japan Mobility Show 2025」が「共創プラットフォーム型イベント」へと進化を遂げた最大の理由の一つが、モビリティ産業の拡張と新たなビジネス機会の創出への強いコミットメントにあります。特に、スタートアップ企業と事業会社、そして来場者が一体となって未来を創造する「ビジネス共創」の場としての役割が強化されており、MICEイベントとしてのその戦略性が際立っています。

革新を生む「Startup Future Factory」これまでにのべ260社以上が参加

モビリティ産業の未来を担う「Startup Future Factory」は、スタートアップ企業と事業会社、そして来場者が出会い、これまでにない視点からビジネスを共創し、モビリティ産業としての発展を促進する場として、2023年から継続的に実施されてきました。これまでにのべ260社以上が出展し、1,200件以上のビジネスマッチングが成功している実績は、その有効性と共創への高いニーズを示しています。

「Japan Mobility Show 2025」では、「Startup Future Factory」の主要プログラムとして、以下の企画が実施されます。

ブース出展:4つのテーマに分けてのべ150社が参加予定

会期を3期間に分け、各期50社ずつ、のべ150社が参加予定です。出展は「移動がもっとスイスイ・ワクワク」「地球のことを考えてつくり方から新しく」「暮らす・働くを支える仕組みをアップデート」「そんなことまで!?拡がるモビリティ」の4つのテーマで募集されており、幅広い分野からのイノベーションが期待されます。これにより、多角的な視点からのビジネス共創の機会が創出されます。

概要説明資料より

ピッチコンテスト&アワード:2部門で開催、シード/アーリー部門の賞金総額1,200万縁

成長ステージに応じたシード/アーリー部門と、ミドル/レイター部門の2部門制で開催されます。シード/アーリー部門では総額1,200万円の賞金が提供されるなど、各ステージのニーズに合わせた具体的なベネフィットが用意されており、スタートアップの成長を強力に後押しします。

オンラインコミュニケーションツール「Meet-up Box」でマッチングを推進

JAPAN MOBILITY SHOW BIZWEEK 2024で導入されたこのツールは、事前に企業間のシーズやニーズを共有することで、より円滑で具体的なビジネス共創をサポートします。会場内での商談予約機能に加え、ビジネスマッチング成功事例の共有機能も追加され、更なる活用が期待されます。既に約2,000件の登録があるこのプラットフォームは、新たな仲間との出会いの機会をつくります。

「Startup Future Factory」のブース出展とピッチコンテスト&アワードの募集は4月10日より開始されており、4月23日にはオンライン説明会も実施される予定です。MICE関係者にとっても、新しいビジネスモデルやパートナーシップの創出を模索する上で、見逃せない機会となるでしょう。

「Japan Mobility Show 2025」チケット情報は9月上旬に公開予定

「Japan Mobility Show 2025」は、2025年10月30日(木)から11月9日(日)まで東京ビッグサイトで開催されます。チケット販売の詳細情報は9月上旬にオフィシャルWEBサイトで順次公開されるとのことですので、MICE業界関係者の皆様も、この未来を「共創」する一大イベントにぜひご注目ください。
公式アプリは7月22日リリース予定です。


「Japan Mobility Show 2025」参加企業リスト

現時点(2025年6月24日現在)で発表されている参加企業・団体は総勢136に上ります。そのリストをカテゴリー別にご紹介いたします。

1. 乗用車

スズキ、スバル、ダイハツ、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、レクサス、KIA(Korea)、BMW(Germany)、BYD(China)、Hyundai(Korea)、MINI(Germany)、Mercedes-Benz(Germany)

2. 商用車

いすゞ、日野、三菱ふそう、UDトラックス、ASF(China)、BYD(China)

3. 二輪車

カワサキ、スズキ、ホンダ、ヤマハ、aidea

4. 車体(屋内)

(一社)日本自動車車体工業会

5. 車体(屋外)

(株)花見台自動車

6. 部品・機械器具・モビリティ関連

(株)アイシン、アウンデ紡織(株)、曙ブレーキ工業(株)、朝日電装(株)、Astemo(株)、市光工業(株)、(株)ヴァレオジャパン(フランス)、イワタボルト(株)、(株)エイチワン、㈲栄和産業、カヤバ(株)、京都機械工具(株)、(株)小糸製作所、(株)三五、三輪精機(株)、(株)ジェイテクト、新電元工業(株)、(株)SPREAD、住友ゴム工業(株)、住友電気工業(株)、中発販売(株)、TPR(株)、(株)デンソー、(株)東海理化、(株)東日製作所、トピー工業(株)、豊田合成(株)、(株)豊田自動織機、豊田鉄工(株)、トヨタバッテリー(株)、トヨタ紡織(株)、日本精工(株)、日本特殊陶業(株)、日本発条(株)、(一社)日本自動車部品工業会、ハイリマレリジャパン(株)、上海海立(集団)股分有限公司(中国)、フタバ産業(株)、(株)ブリヂストン、ボッシュ(株) Robert Bosch GmbH(ドイツ)、(株)松井製作所、マルカサービス(株)、(株)ミクニ、ミック電子工業(株)、水戸工機(株)、矢崎総業(株)、横浜ゴム(株)、Öhlins Racing AB(スウェーデン)、河北安聞自動車部品有限会社(中国)、広州SEAL自動車科技㈲(中国)、欣旺達動力科技股份有限公司(中国)、江蘇雲逸電気(株)(中国)、Sigma & Hearts Co.,Ltd.(タイ)、SUPAKOTO TAKAI ME FZC(UAE)、浙江奥思偉爾電動科技有限公司(中国)、ARAV(株)、AGC(株)、エイム(株)、Xperi(株)、SCSK(株)、(株)カーメイト、関西電力(株)、KeePer技研(株)、キャスレーディープイノベーションズ(株)、glafit(株)、国土交通省道路局、国土交通省物流・自動車局技術・環境政策課(アセス)、国土交通省物流・自動車局技術・環境政策課(ASV)、(独)自動車事故対策機構、自動車整備人材確保・育成推進協議会/国土交通省、シャープ(株)、スマートアイ・ジャパン(株)、住友三井オートサービス(株)、 (一社)全国自動車標板協議会、(株)仙台放送、(株)T2、テクノマネジメント(株)、TOKYOGXACTION、東京都スタートアップ戦略推進本部、(一財)道路交通情報通信システムセンター、(株)トノックス、ニチコン(株)、(一社)日本自動車連盟、(一社)日本電動モビリティ推進協会、萩原エレクトロニクス(株)、ブライト・チルドレンズ・プロダクツ・インターナショナル・ジャパン(株)、(株)Protos、三菱重工機械システム(株)、三菱電機モビリティ(株)、(株)モービルアイジャパン、モリテックスチール(株)、ヤマト モビリティ&Mfg.(株)、ライデンジャパン(株)、(株)Resilire、ワイ・エンジニアリング(株)、Intellias (ドイツ)、穎華テクノロジー(株)(台湾)、上海博奇汽車技術有限公司 (中国)、MOTER Technologies, Inc.(アメリカ)、ロッテ(韓国)、ロッテイノベート(株)(韓国)、ロッテグローバルロジステックス(株)(韓国)、EVSIS(株)(韓国)

企画概要説明会

日本自動車工業会 Youtubeチャンネルより

開催概要

名称:Japan Mobility Show 2025(ジャパンモビリティショー2025 にせんにじゅうご )
会期:2025年10月30日(木)から11月9日(日)
プレスデー:
10月29日(水)8:00~18:00
10月30日(木)8:00~13:00
オフィシャルデー
10月30日(木)13:30~18:00
特別招待日/障がい者手帳をお持ちの方の特別見学日
10月31日(金)9:00~19:00
一般公開日
10月31日(金)13:30~19:00
11月1日(土)、3日(月・祝)、8日(土)9:00~19:00
11月2日(日)、9日(日)9:00~18:00
11月4日(火)~7日(金)10:00~19:00
会場:東京ビッグサイト
主催:一般社団法人 日本自動車工業会
オフィシャルWEBサイト https://www.japan-mobility-show.com/

約70年続いてきた「東京モーターショー」から、新たに生まれ変わった「Japan Mobility Show」は、移動だけでなく、社会課題の解決や新しい価値を創造し、豊かで夢のあるモビリティ社会をつくりたい、という想いのもとに、様々な仲間が集まり、未来を提示する「共創プラットフォーム型イベント」へと進化しました。

プレスリリースより

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