「MICE Venue Elite」九州エリア:グランメッセ熊本/西原商会アリーナ/福岡アイランドシティフォーラム/博多国際展示場&カンファレンスセンター 全国のMICE施設から特にご紹介したい施設を特集
全国のMICE施設から特にご紹介したい施設をMICE TIMES ONLINE編集部がご紹介する「MICE Venue Elite」。各施設の担当者に直接お話を伺いました。今回は九州エリアの施設をご紹介します。ぜひ、今後の会場選びの参考にしていただきたいです。
これまでのMICE Venue Elite特集
北海道 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-hokkaido-tohoku1/
九州 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-kitakyushu/
東京 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-tokyo-1/
関東 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-kanto/
ご紹介する施設は3つ
今回、ご紹介するのは関東エリア「熊本産業展示場(グランメッセ熊本)」「西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)」「福岡アイランドシティフォーラム」「博多国際展示場&カンファレンスセンター」の4施設です。
【グランメッセ熊本】九州の中心でビジネスをつなぐ。物流とアクセスに優れた会場の活用法
「グランメッセ熊本」(熊本産業展示場)は、熊本県益城町に位置する九州最大級の展示場施設です。九州自動車道のインターチェンジに隣接し、熊本空港からも車で約10分というアクセス環境を誇ります。8000㎡の展示ホールを有し、大規模な展示会から地域密着型のイベントまで幅広く利用されています。

九州全域を商圏にできる「地の利」と物流の強み 2200台以上の駐車場
グランメッセ熊本の最大の特徴は、九州の中央に位置するという地理的な優位性です。九州自動車道の「益城熊本空港IC」から5分、九州各地から車で2時間程度でアクセスできるため、熊本県内だけでなく九州全域を集客エリアとして捉えることができます。展示場としての機能面では、物流や流通における利便性が高く評価されています。搬入出がスムーズに行える環境が整っているため、大型の機材や商品を扱う展示会に最適です。主催者からは「ここ(グランメッセ)でないとやりにくい」という声があがるほど、物流面での使い勝手の良さが支持されています。
九州は車社会であり、ビジネス利用であっても車での来場が一般的です。グランメッセ熊本は2200台以上を収容できる広大な駐車場を完備しています。都市部の会場では駐車場の確保が課題になることがありますが、その心配がありません。ビジネスマンが社用車で来場しやすいのはもちろんのこと、一般向けのイベントにおいても、ベビーカーを利用する子育て世代や、週末に家族連れで訪れる層にとって、車でスムーズに来場できる点は非常に重要な要素となっています。



変化する利用シーン:半導体産業からニッチな趣味の世界まで
かつては農業が盛んな土地柄、農機具メーカーの展示会が多く開催されていましたが、近年の産業構造の変化に伴い、利用傾向も変わってきています。半導体産業の集積地として知られるようになって熊本。関連企業のビジネスイベントが増加しています。以前のように来場者数を競うだけでなく、特定の専門分野に特化した「質の高い」来場者を求める展示会が増えており、ターゲットを絞った商談の場として活用されています。あえて熊本で開催することで、南九州を含むより広いエリアをカバーしようとする企業の利用も見られます。
「狭く深く」熱量の高い一般向けイベントでも利用されています。一般向け(BtoC)のイベントでは、多肉植物やメダカといった、趣味性の高いニッチな展示会が人気を集めています。特定のジャンルに強い関心を持つファンが各地から集まる傾向にあります。また、平日に若い母親層をターゲットにしたイベントも増えており、子育て関連企業のプロモーションの場としても活用されています。
専任担当者が最初から最後まで手厚くサポート
施設利用におけるソフト面の魅力として、担当者による一貫したサポート体制が挙げられます。グランメッセ熊本では、一人の担当者が最初から最後まで寄り添い、利用者をサポートします。催事の準備から撤収まで、同じ担当者が顔を合わせて対応します。利用者からは「ずっといてくれるので安心できる」といった信頼の声が寄せられており、このリレーションシップの深さが、リピーターを生む要因の一つとなっています。
グランメッセ熊本は、九州の中心という立地と充実した設備、そして手厚い人的サポートを兼ね備えた施設です。現状、平日利用にはまだ余裕があるとのことで、新たなビジネスイベントや企画での活用を呼びかけています。熊本でのイベント開催を検討している主催者にとって、物流の利便性と広域からの集客力を持つグランメッセ熊本は、有力な選択肢となるでしょう。
グランメッセ熊本(熊本産業展示場)
展示ホール 8,000㎡(4分割可能)
コンベンションホール 544㎡(シアター形式500人)
大会議室 210㎡
中会議室 144㎡
熊本県上益城郡益城町福富1010
(車で)益城熊本空港IC 約5分
熊本県庁 約20分、熊本市中心部 約40分
阿蘇くまもと空港 約20分
TEL::096-286-8000
公式Webサイト・お問い合わせ
https://www.grandmesse.jp/
【西原商会アリーナ】2028年リニューアルで新B1基準へ。鹿児島市随一の多目的アリーナ

どこに座っても見やすい円形アリーナ
メインアリーナは古代ローマのコロシアム(円形競技場)をイメージした独特なフォルム。約4,500㎡、平土間を全面に活用すれば最大7,000名が収容できます。国内でも珍しい”円形アリーナ”のため、どの座席からでも見え方に大きな差はなく、視認性の高さが特徴。
これまでにバスケットボールやバレーボールをはじめ、プロレス、格闘技、大相撲、プリンスアイスワールドといったスポーツ・格闘イベント、展示会、鹿児島出身アーティストのライブなどの催しが行われてきました。
メインアリーナのほか、サブアリーナや弓道場、会議室などを備えています。


「新B1」基準のキャパシティへ進化
アリーナはさらなる高みを目指し、大規模なリニューアル計画。現在プロバスケットボールリーグBリーグの「鹿児島レブナイズ」の本拠地となっていますが、「新B1(B.LEAGUE PREMIER)」ライセンス基準に合わせて、試合時の観客席は5,000席以上の規模へと増設予定です。南九州におけるMICE拠点としてのキャパシティは飛躍的に上がります。
また「スイート席(VIPルーム)」や、飲食・談話を楽しみながら観戦できる「ラウンジスペース」の設置が計画されています。インセンティブトラベルとして訪れられる場所にもなりそうです。センターには大型のLEDビジョンが設置され、最新の照明・演出設備も導入される予定です。
改修は2026年夏頃から約2年間を予定し、完成・運用開始は2028年秋頃の見込みです。改修の主な対象はメインアリーナのため、改修期間中も会議室やサブアリーナは通常通り利用できます。全面休館ではなく”使いながら進化する”点も、主催者にとっては安心材料といえそうです。

「3年前予約」と「2割減免」の強力なバックアップ体制
通常、施設の予約受付は1年前からですが、基準を満たす3,000名規模のビッグイベントに該当する場合、特例として3年前からの仮予約・優先申し込みが可能です。長期的な準備期間を要する国際的なコンベンションや、緻密なスケジュール調整が必要な企業の周年行事においても、確実に会場を確保できます。
さらに、特別予約制度を利用する大規模イベントに対しては、使用料の”2割減額”というインセンティブが用意されています。コストを抑えて実現できる可能性があります。

西原商会アリーナ(鹿児島アリーナ)
メインアリーナ 5,700名
サブアリーナ 1,008㎡
会議室 120名
武道場、弓道場、トレーニング室、EXスタジオ
鹿児島市永吉1丁目30-1
バス 中草牟田 徒歩5分
バス 西原商会アリーナ前 徒歩5分
TEL:099-285-2244
公式Webサイト・お問合せ
https://nishihara-shokai-arena.jp/
【福岡アイランドシティフォーラム】会議・宿泊・食事・エンタメが一体化する、福岡のオールインワンMICE拠点

福岡アイランドシティフォーラムは全国でも珍しい、1つの企業が、ホテル、ホール、劇場、商業施設を運営している施設です。
最大約1,300名を収容できる「福岡アイランドシティフォーラム」、2つのホテル「The358 SORA」「The358 UMI」、店舗やフードホールが並ぶ複合商業施設「アイランドアイ」、そして386席の劇場「シアターそらとうみ」が同じ敷地内にあります。イベントや会議の合間には、隣接する商業施設で食事や買い物を楽しみ、終了後はそのままホテルにチェックイン。イベントから滞在までフルサポートします。

福岡市内に立地しながら1,100台規模の駐車場を備え、都市高速出口から1分と車でのアクセス良好
アクセスと駐車場の確保にお悩みの方、必見です。ここは福岡市の中心部(博多・天神エリア)から少し離れた、郊外の人工島に位置しているため、都心部特有の慢性的な渋滞や、他施設との駐車場の取り合いに悩まされることはありません。
車でのアクセスは、福岡都市高速「アイランドシティ出口」からわずか1分。敷地内には普通車約1,100台、大型バス15台を収容可能な、福岡市内でも最大級の24時間体制の大型駐車場を完備しています。また、博多・天神エリアからもバスで約30分。九州管内をはじめとする広域からの自家用車や貸切バスでの来場に対応ができます。

こうした特性から、住宅関連の展示会や、陶器市、自動車の展示商談会、プロレス・ボクシングなど、とくに参加者が車で訪れるイベントにおいて選ばれています。1日あたり700名から、多いものでは7,500名規模までの実績があります。
年間100日以上が研修利用、宿泊とセットで会場費がお得に
1,300名を収容の「福岡アイランドシティフォーラム」は、大ホール(A・B)、中ホール(カンファレンス1・2・3)、小会議室(ルーム)で構成されています。企業研修やオフサイトミーティング、セミナー、講演会などの用途に対応。人数や目的に応じて分割・連結が可能です。
設備面でも充実しており、大ホールには音響・照明・映像機器が常設。中ホールはプロジェクターのみ、移動式の仮設設備となります。小会議室を除き、各会場にはスクリーンが備えられています。全館利用時には約1,200㎡のホワイエを貸切にできる特典付き。扉を開放すると、ホールと一体となった最大2,000〜2,500㎡の広大な空間が広がります。

「年間100日以上が研修利用で宿泊を伴うことが多い」と担当者の方はいいます。
施設の価値をさらに高めるのが、併設ホテル「The358」との連携できる点です。施設内にはワンランク上の「The358 SORA」と、団体利用に向いた「The358 UMI」の2つのホテルがあり、両施設計358室の客室を貸し切れます。外部の出入りを抑えたクローズドにできることで、コントロールもしやすくなります。
宿泊と会場利用を組み合わせることで、会場費が割引となるプランも用意されています。

福岡アイランドシティフォーラム
ホール 1440㎡(AとBに分割可能)
カンファレンス 460㎡(1、2、3に分割可能)
ルーム 61㎡
控室101 12㎡
控室102 13㎡
控室103 23㎡
シアターそらとうみ 386席
バス アイランドアイ前 すぐ
バス 福岡市総合体育館 徒歩1分
バス 千早駅 徒歩15分
福岡市東区香椎照葉6丁目6-6
TEL:092-665-0830
公式Webサイト・お問合せ
https://fukuoka-ic-forum.com/
【博多国際展示場&カンファレンスセンター】福岡空港とJR博多駅の中間に位置する、西日本鉄道株式会社がもつ民設のコンベンション施設

大きすぎず、小さすぎない 3,000㎡のホール
2021年に開業した、約5,000名収容ができる施設です。福岡空港とJR博多駅のちょうど中間。福岡空港から車で約8分、JR博多駅からは車で約3分のところに位置します。運営は株式会社コンベンションリンケージが担っています。
建物は4層構造。1階は駐車場、2階は16の会議室、3階・4階は3,000㎡のホール。4階ホールは天井高6mの無柱空間で1,000㎡+2,000㎡に分割、3階ホールは最大6分割まで対応できます。「5,000㎡だと大きすぎる」「1,000㎡だと物足りない」と考える主催者にちょうどいい選択肢となるでしょう。

BtoB展示会や、国際会議、学術会議をはじめ、企業の会議・研修・総会・講演会・セミナー、就職説明会、試験、セレモニー、パーティーまで活用されてきました。国家試験では全館貸切で実施。遮音性に優れています。約3,000名を一度に収容できるため、運営スタッフを会場ごとに分ける必要はありません。オペレーションをシンプルにできます。
ある国際会議の開催期間は1週間。3年連続でこの会場が選ばれています。この国際会議が継続して同じ会場で行われるのは、極めて珍しいケースだといいます。1,500名規模の参加者が同時に、かつ安定してネットワークを利用できる環境を整えました。

”どんどん運べて一気に降ろせる”4tトラック対応のカーリフト
4tトラックまで対応できる大型カーリフトを備え、搬出入のしやすさを高く評価されています。対応車両は4t車、最大積載荷重は8,400kg。サイズの大きな展示物や重量物の搬入ができます。4階はトラックが会場内に乗り入れができ、展示されたこともあります(最大展示台数 4t車16台)。移動距離を最小限に抑え、設営時間を短縮します。
2時間はかかると想定していた搬入作業が、想定より早く完了したという声も。人件費の削減、主催者のストレスの軽減が期待できますね。

民間企業西鉄グループならではの「One Stopサービス」
この施設は西日本鉄道株式会社がもつ、“民設”のコンベンション施設です。その強みをMICEに活かして、利用者は交通広告を比較的安価に出稿できます。福岡都市圏全体を巻き込んだ告知・集客を、有利に進められるのですね。また、博多駅からのシャトルバス手配に対応。公共交通に強みを持つグループならではのサポートです。
今後、西鉄グループのメリットを生かした連携を強化していきたいとのことでした。

博多国際展示場&カンファレンスセンター
会議室201~212 定員42名~234名
ホール301~307 定員259名~319名(連結2,067名)
控室311~314 定員12名~18名
ホール401,402 定員689名、1,401名(連結2,090名)
控室411~414 定員12名~42名
福岡市博多区東光2-22-15
JR 博多駅 徒歩13分
地下鉄 博多駅 徒歩13分
地下鉄 東比恵駅 徒歩11分
バス 東光二丁目 徒歩2分
TEL:092-441-9781
公式Webサイト・お問い合わせ
https://www.hakata-ieh.jp/


