1. HOME
  2. MICEあれこれ
  3. イベントのニュース
  4. “ツクル”に触れて・知って・楽しむ「ツクルフェス2026」9月13日に開催 社員・家族向けの工場開放から、3年で約2,000人が訪れるものづくりの祭典へ
イベントのニュース

“ツクル”に触れて・知って・楽しむ「ツクルフェス2026」9月13日に開催 社員・家族向けの工場開放から、3年で約2,000人が訪れるものづくりの祭典へ

tsukurufes2026

福岡県柳川市に本社を置く創業1948年の水門メーカー、株式会社乗富鉄工所が、2026年9月13日に”ツクル”に触れて・知って・楽しむイベント「ツクルフェス2026」を開催します。かつて職人の集団離職という経営危機に直面した同社が、若手社員の企画・運営のもと再生を遂げ、地域密着型のイベントを立ち上げました。2026年9月13日に開催されます。入場無料・雨天決行(荒天中止)です。

tsukurufes2026

転機は、残った職人たちの言葉「ものづくりが好きだから」

主催する「株式会社乗富鉄工所」は、福岡県内でも有数の規模を誇る水門メーカーです。過去に職人の高齢化や集団離職が重なり、深刻な人手不足に陥りました。それでも残った職人たちの言葉、「ものづくりが好きだから」が転機となりました。

実際、工場には廃材で自作した仕事道具があふれていました。一つひとつ異なる水門をオーダーメイドで作り上げてきた職人たちの、技術と創造性。水門づくりで培われた職人の優れた技術に光を当て、彼らをメタルクリエイターと呼び直します。

tsukurufes2026



デザイナーや大学生と協働する「ノリノリプロジェクト」からは、キャンプ用品をはじめとする自社商品の開発に乗り出します。生まれたアウトドアギアは、グッドデザイン賞やiF DESIGN AWARDを受賞するなど、高い評価を獲得しました。

門を開き、外の人と混ざるほど、職人に誇りが戻り「なんだかおもしろい鉄工所がある」と若者が集まるようになる。この経験は、ビジョン「OPEN THE GATE」として、同社の合言葉になっています。

tsukurufes2026

ツクルフェスが届けたいのは、自分の手で何かをつくる、その楽しさ

400名の工場開放から始まり、3年で地域の行事に

最初は2023年に工場を一般開放した小さなイベントでした。来場者は取引先・社員家族中心に約400名。2024年に「ツクルフェス」としてコンセプトを一新すると、7.5倍となる約3,000人が訪れ、2年間でのべ約4,500人が来場しています。

tsukurufes2026
溶接体験

ワークショップで手を動かし、作り手と話し、おいしいものを食べる

鉄工所を舞台に、水門メーカーならではの専門技術に触れられる体験が用意されています。

毎年人気の溶接体験は、水門づくりの職人から指導を受けられる目玉企画です。気軽な「さくっと溶接」から、一生もののベンチやスタンドを製作まで。事前予約制となっており、Webサイトから先着順で予約を受け付けています。昨年事前受付の段階で予約枠の9割以上が埋まりました。

tsukurufes2026

また、溶接が難しい小さな子どもでも楽しめるよう、4連射が可能な木製ゴム銃であるツクルシューターを自分で組み立てて射的ゲームに挑戦する工作体験や、普段は触る機会のない300kgもの巨大な水門を実際に回すことができる水門体験など、家族連れで楽しめるコンテンツが用意されています。

tsukurufes2026

九州から東京や大阪まで多様な作り手が出店するクリエイティブな出店エリア

自社の製品だけではなく、全国からものづくりに携わるこだわりの出店者25店舗が集結します。熊本県で「竹の、箸だけ。」を作り続ける箸メーカーの「ヤマチク」、大阪府で伝統的な釜焚き製法による石鹸づくりを守り続ける創業100年の「木村石鹸」などが参加します。福岡県の家具産地である大川市から「広松木工」が参加し木製品のワークショップを提供するほか、長く愛用できる衣類を提供する東京のアパレルブランド「10YC」など、多彩な作り手が並びます。

また、同社が開発したアウトドアブランド「ノリノリライフ」のイベント限定アウトレット商品や、今年新たに登場した植物用プランターカバーなどを扱うブランド「PLANTAS」のブースも出店されます。

地元である柳川高等学校商業科の生徒たちが、焚き火スペース「TOMARIGI」で使うオリジナルマシュマロ串の商品開発に取り組みます。誰に、どんな形で届けるのか。生徒たちが主体となり、同社のデザイナーや商品企画チームと考えながら開発を進めてきました。

tsukurufes2026

入社3年目の若手リーダーが仕掛けるまちづくり

企画や運営を行っているのは、入社2年から4年目の若手社員7名です。営業や設計といったそれぞれの本業を抱えながら、戦略や予算管理、コンセプト設計、会場デザイン、出店交渉、広報にいたるまで、すべてのプロセスを若手チームが動かしています。

tsukurufes2026

今年の実行委員会を率いるのは、入社3年目の森山大氏。美術系のデザイン課程を卒業後、CM制作会社に勤務していた森山氏は「地域に関わる仕事をしたい」という思いから乗富鉄工所に出会いました。現在は「ツクルフェス」のほか、毎月開催している焚き火イベントである「TOMARIGI」など、同社が手がけるまちづくり活動の全般を担当しています。

来場者にものづくりという体験そのものを超えて、思い出や出会い、自分の手で完成させたときの達成感という、体験の先にある価値を持ち帰ってほしいと話します。

tsukurufes2026

代表取締役 乘冨賢蔵コメント 

「始まりは、自分たちでつくった焚き火台を、まちに持ち出したことでした。半世紀以上にわたって柳川の水門をつくってきた会社ですが、そのことは地域に知られておらず、社員のまちへの意識も希薄でした。職人を『メタルクリエイター』と呼び直してプロダクトをつくり、地域の人たちと焚き火を囲んだところから、いまの活動が始まっています。今年ツクルフェスのリーダーを務める森山は、ちょうどその頃に『まちづくりがやりたい』と入社した社員です。あの焚き火が、若い世代の手でここまで続いていることに感慨を覚えます。水門をつくることは、このまちをつくることでした。人が集まる場をつくることも、私たちの中では同じ仕事です。」

tsukurufes2026

ツクルフェス2026 開催概要 

日時:2026年9月13日(日)10:00〜16:00 ※雨天決行・荒天中止
会場:乗富鉄工所 ツクルフェス広場(福岡県柳川市三橋町柳河)
入場料:無料
主催:株式会社乗富鉄工所 
後援:柳川市
ツクルフェス Webサイトhttps://noritetsu-store.com/pages/tsukurufes-official 
公式Instagramhttps://www.instagram.com/noridomitekkousyo/

カテゴリー