
「BioJapan 2025」アジアをリードするバイオ・再生医療・ヘルスケアのイベント、10月8日~10日まで、パシフィコ横浜で過去史上最大規模で開催
一般財団法人バイオインダストリー協会、一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム、株式会社JTBコミュニケーションデザインが主催する「BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN 2025」が、2025年10月8日(水)から10日(金)までの3日間、パシフィコ横浜で開催されます。本イベントはアジア随一のバイオ産業におけるパートナリングイベントとして知られ、今年は世界36か国・地域から過去最多となる約1,090社・団体*が出展し、史上最大規模での開催となる見込みです。
*注記:出展者数および商談件数は、同時開催展を含む2025年9月26日現在の情報です。

世界最先端の技術が集結!史上最大規模での開催の見込み
グローバルな参加とビジネス規模
「BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN 2025」は、日本国内だけでなくグローバルな連携を促進する場です。世界36か国・地域から1,090社・団体がパシフィコ横浜に集結し、このうち15%が出展経験のない新規の企業・団体です。会期中は、約2,800名のパートナリング参加者を中心に、24,000件以上の商談が予定されています。この数値は同時開催展であるジャパン・ヘルスケアベンチャー・サミットを含むものであり、バイオ・ヘルスケア産業における国際的なビジネス機会の創出を強力に推進しています。
注目される展示テーマ:モダリティーの多様化とバイオものづくり
展示会では、今日のバイオ産業のトレンドを反映した革新的な技術やイノベーションに焦点が当たります。
創薬モダリティーの多様化と技術革新
創薬分野では、CAR-Tなどの遺伝子・細胞治療薬の開発・上市が急速に進んでいます。特に、遺伝子改変技術によりがん細胞内でのみ増殖するように設計された「腫瘍溶解性ウイルス療法」のような第6世代のがん治療法に大きな注目が集まっています。また、医療分野でのデジタル化が加速する中、AIを活用した創薬や、リアルワールドデータを用いて希少疾患の未診断を見つけるスタートアップの初出展も期待されています。
急拡大するプロセスソリューション
新薬開発需要の拡大に伴い、CDMO(医薬品受託製造開発機関)市場も成長しており、新たなモダリティー(遺伝子治療薬・細胞療法、核酸医薬など)に対応するため、CDMOには高度な専門知識とAIなどの先進技術の活用が求められています。製薬企業やスタートアップにとって、先端技術と柔軟性を持つCDMOの存在は極めて重要になっています。
持続可能な社会を目指すバイオものづくり
近年、出展傾向として著しい成長を見せているのが「バイオものづくり」です。これは微生物や細胞の力を活用し、化学物質、燃料、食品、医薬品など多様な物質を生産する取り組みです。遺伝子技術やゲノム編集技術を用いて環境負荷を低減する物質の効率的な生産が進められていますが、高コスト構造や原料供給の不安定さといった課題解決に向けた基盤技術の進展も本展の注目の的となっています。
事業連携を加速するパートナリングと新たな投資の場
24,000件の商談を生み出すパートナリング
本イベントの核となるのが「パートナリング」プログラムです。ウェブサイトでは、パートナリングの概要、メリット、参加者層、商談内容、参加料金、登録手順などが詳細に案内されており、効率的な商談とビジネスアライアンスの形成を強力に支援しています。参加者は2,800名に上り、活発な商談を通じて新たな事業連携が生まれる場となっています。
初開催!Investment Forum at BioJapan 2025
バイオ産業のスタートアップ投資促進を目的とした「Investment Forum at BioJapan 2025」が今回初めて開催されます。世界中の投資家や金融機関が集結し、国内外のベンチャーキャピタルや政府機関が、グローバルスタートアップの創出や連携促進に関する最新事例やノウハウを発信します。日台韓スタートアップによるピッチセッション「THE PTCH of BJ」も実施され、登壇企業が革新的な取り組みを披露する予定です。
豪華講演陣と幅広いセミナープログラム
業界のトップランナーによる基調講演
会期中は、バイオ産業の未来を担うトップランナーによる基調講演が予定されています。講演者には、富士フイルムホールディングス 代表取締役社長・CEOの後藤 禎一氏、Inserm Chairman and Chief Executive OfficerのProf. Didier Samuel氏、そして東京科学大学 学長の田中 雄二郎氏などが名を連ねています。生命科学とテクノロジーの融合が拓く未来など、今後の市場動向や業界トレンド、直面する課題について議論が展開されます。
80以上のスポンサーセミナーと100を超える出展者プレゼンテーション
基調講演の他にも、過去最多となる80以上のスポンサーセミナー、ランチョンセミナー、主催者セミナーが開催されます。これらでは、企業や団体による技術開発事例の発表、事業紹介、ベンチャー支援の取り組みなどが披露されます。さらに、展示会場内で実施される100を超える出展者プレゼンテーションでは、アカデミアや企業による最先端の研究開発成果や製品情報が発表される予定です。

BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN 2025開催概要
名称:BioJapan / 再生医療JAPAN / healthTECH JAPAN 2025
会期:2025年10月8日(水)~10日(金)10:00~17:00
会場:パシフィコ横浜
出展者数:1,090社・団体
パートナリング参加企業数:1,531社・団体 / パートナリング参加者数:2,800名
参加国・地域:36か国・地域
商談件数(予定):24,000件
公式Webサイト https://jcd-expo.jp/ja/
※数値情報は2025年9月26日 現在
主催:[BioJapan]
BioJapan組織委員会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン
[再生医療JAPAN]
一般社団法人再生医療イノベーションフォーラム、一般財団法人バイオインダストリー協会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン
[healthTECH JAPAN]
一般財団法人バイオインダストリー協会、株式会社JTBコミュニケーションデザイン