
大阪・関西万博 8月6日~8月10日シグネチャーイベント「世界遊び・学びサミット」開催 未来の地球学校、地域の農と食と祭りの探究学習など詳細情報(8月5日更新)
2025年8月6日から10日までの5日間、大阪・関西万博の催事会場EXPOメッセ「WASSE」にて、「世界遊び・学びサミット」が開催されます。本イベントは、大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーであり、株式会社steAm代表取締役の中島さち子氏が手掛けるシグネチャーイベントです。(8月5日更新)
「世界遊び・学びサミット」とは
「多様ないのちが、自分らしくワクワク輝く生成的な協奏の場を創る」というフィロソフィーのもと、国や立場、世代を超えて未来の遊びや学びについて語り合い、体験する場となります。テーマ事業「シグネチャープロジェクト」の一環として、「いのちの遊び場 クラゲ館」のテーマ「いのちを高める」に基づき、遊び・学び・スポーツ・芸術を通じて生きる喜びを共有します。
名称:世界遊び・学びサミット
開催日:2025年8月6日(水)~10日(日)の5日間
会場:2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)EXPO メッセ「WASSE」
参加団体:株式会社steAm、公益財団法人日本ペア碁協会、公益社団法人発明協会、学校法人立命館、ぴあ株式会社、「体験の機会の場」研究機構 ※2024年12月時点
主催:公益社団法人2025年日本国際博覧会協会
運営:株式会社NKB

主要プログラム

「未来の地球学校(Future EarthSchool)」が開校
「未来の地球学校(Future Earth School)」は、大阪・関西万博シグネチャーイベント「世界遊び・学びサミット」内で、2025年8月8・9日にEXPOメッセ「WASSE」で開校される実践型プログラムです。
国内外100名超の教育関係者が集い、以下の8テーマでラボを展開し、ワークショップ・展示・トークを実施します。(1)インクルーシブ (2)STEAM (3)ジェンダー (4)Well‑being (5)国際交流 (6)文化 (7)いのち (8)SDGs+beyond。哲学は「多様ないのちが、自分らしくワクワク輝く生成的な協奏の場を創る」。コンセプトは「多様ないのちの揺らぎの協奏〜私の音色・あなたの音色・誰かの音色〜」。
世界各地の学校・博物館・公共空間を横断的につなぎ、探究・プロジェクト型学習を促すエコシステム構築の試金石となります。包摂的対話や五感を活かすSTEAM体験、ジェンダー平等を考えるアクティビティ、心身の豊かさを追求するWell‑being体験などが揃い、来場者が世代を越えて共創し、未来の学びを体感できる二日間です。万博チケット保持者は参加自由。(7/30更新)

ZEN大学「地域の農と食と祭りの探究学習」ブースを出展
ZEN大学は2025年8月8日、大阪・関西万博のEXPOメッセ「WASSE」で開かれる「世界遊び・学びサミット」に出展します。同イベントは中島さち子氏プロデュースの下、国や世代を超えて遊びと学びの未来を語り合う場です。ZEN大学ブースのテーマは「地域の『農と食と祭りの探究学習』」。未来の農業を考える講演・ワークショップや学生開発のAI・VR体験型コンテンツを展示します。さらにN高グループ生徒が有田市・萩市・山形大学農学部と協働した農業DX、特産品開発、祭り文化継承の成果も紹介し、持続可能な地域づくりと次世代教育のヒントを提示します。大学生・高校生・地域が共創した多彩な取り組みを通じ、農・食・祭りの将来像を体感できる機会となります。(7/30更新)


APUの学生14カ国 66名が万博でパフォーマンスや文化体験ブース
2025年8月8・9日に、立命館アジア太平洋大学(APU)の学生66名が登場。フィジーやルワンダを含む14カ国出身の多国籍チームがキャンパス行事「マルチカルチュラル・ウィーク」を万博版に拡張し、二部構成で魅了します。
【ステージ】
(1)8日12:00‑13:00(2)9日12:45‑13:45。沖縄エイサー、青森荒馬踊り、マレーシア獅子舞、タイ舞踊、インドネシア舞踊、太平洋諸島ハカ、12カ国合同ファッションショー、観客参加フィナーレを連続上演し、「いのち」を躍動で表現。
【文化体験】
8日12:00‑16:30、クラゲ館自由入場エリアで民族衣装試着、母語あいさつ、伝統楽器演奏、ぬりえゲームなどを提供。万博チケットがあれば誰でも参加でき、多様性と共生を遊びながら学べる二日間となります。(7/30更新)

ペア碁ワールドフェスティバル2025 トッププロの熱戦を間近で観戦
8月8日~10日開催。ペア碁のアマチュア世界大会、日本のプロ大会に加え、民族衣装対局やペア碁漫画展など、国際色豊かなイベントを実施します。

そのなかで『プロ棋士ペア碁選手権2025』は8月9・10日に大阪・関西万博EXPOメッセ「WASSE」で開催され、男女トッププロ8ペア16名が日本一を競います。3回戦トーナメント、秒読み30秒+ペア各1分×10回で、9日12時に1回戦開始、10日午後に決勝予定です。対局は会場観戦のほか公式YouTubeで生配信し、9日は山田規三生九段・大森らん二段、10日は鶴山淳志八段・林漢傑八段が解説、星合志保四段らが聞き手を務めます。会場は西ゲート徒歩8分のNorthホールです。
特設Webページ https://www.pairgo.or.jp/pgwf/2025/propair/index.php
10日には横浜ベイホテル東急で「よこはまペア碁フェスティバル2025」も同時開催し、決勝の大盤解説やミニペア碁大会でファン交流を深めます。(7/30更新)

日本発・地球協装ファッションショー「ソロユル」を開催
日本発の新しいアパレルの形を提案する地球協装ファッションショー「ソロユル」が開催されます。「そろえる」ことと「ゆるやかさ」の両立を目指す本ショーは、「一人ひとりのいのちが輝く」をテーマに、多様な文化や価値観の調和をファッションで表現するものです。主役は世界各国の子どもたち。大阪・関西万博のパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のユニフォームをベースに、世界中の文化や意匠をモチーフにした衣装でランウェイを彩ります。一つとして同じものがない衣装でありながら、ゆるやかにつながるコーディネートは、まさに「協奏感」と「多様性」の共存を象徴しています。
障害のある方に配慮したアダプティブ・ファッションショーや、民族衣装でのペア碁、チアリーディングの応援パフォーマンスなど、多彩なプログラムも展開。年齢や国籍を超え、0歳から120歳までが織りなす新たなファッションの未来を体感できます。(8/5更新)
世界青少年発明工夫展2025(IEYI2025)
8月6日・7日開催。青少年の創造性育成と発明奨励を目的とした国際的な発明展示・コンテストを行います。
宇宙体験してみよう!
8月8日・9日開催。立命館大学宇宙地球探査研究センターが参加。宇宙に関する最先端研究の紹介や体験型ワークショップを実施します。
マルチカルチャラルショー(仮称)
8月8日・9日開催。立命館アジア太平洋大学(APU)の学生が、各国の伝統舞踊や音楽を披露するステージ企画を行います。
遊びと学びの交差点:エンタメが創る新しい価値
8月10日開催。エンターテインメントの本質的価値と教育的側面を探る対話型プログラムです。
「わたし地球が好きだから」Green Blue Education Forum 2025
8月10日開催。小学生から大学生までが地球環境問題をテーマに課題発見・解決策のプレゼンテーションを行います。
スペシャルコンテンツ
8月8日開催のファッションショーでは、世界の衣装を着た子供モデルが登場し、国際交流を促進します。10日のフィナーレでは、民族音楽やダンスを通じて、多様ないのちが共奏するイベントを展開します。

シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」
「いのちの遊び場 クラゲ館」は、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を象徴する施設です。建築家・小堀哲夫氏が設計し、来場者が五感を使って遊び、いのちのつながりを体験する場として設計されています。ワークショップやイベントも随時開催され、万博期間中だけでなく、会期前後にも活動が展開される予定です。
2025年日本国際博覧会テーマ事業「いのちの遊び場 クラゲ館(テーマ:いのちを高める)」公式Webサイト
https://expo2025-kuragepj.com
株式会社steAmについて
株式会社steAmは、東京都豊島区に本社を構える企業で、2017年に設立されました。学校向けワークショップの開発・研究、企業向け人材育成支援、ワークショップ・セミナーの提供などを行っています。
中島さち子氏について
中島さち子氏は、STEAM教育家・音楽家・数学研究者として活躍しています。1996年に国際数学オリンピックで日本人女性初の金メダルを獲得。大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーとして「いのちを高める」プロジェクトを手掛けています。内閣府STEM Girls Ambassadorを務めるほか、資生堂のブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」によるPower of Radiance Awards 2025も受賞しました。
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