「MICE Venue Elite」北九州エリア:マリンメッセ福岡/北九州国際会議場・西日本総合展示場/アクロス福岡 全国のMICE施設から特にご紹介したい施設を特集
全国のMICE施設から特にご紹介したい施設をMICE TIMES ONLINE編集部がご紹介する「MICE Venue Elite」。各施設の担当者に直接お話を伺いました。今回は福岡を中心とした北九州エリアの施設をご紹介します。ぜひ、今後の会場選びの参考にしていただきたいです。
これまでのMICE Venue Elite特集
東京 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-tokyo-1/
関東 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-kanto/
ご紹介する施設は3つ
今回、ご紹介するのは関東エリア「福岡コンベンションセンター(マリンメッセ福岡)」「北九州国際会議場・西日本総合展示場」「アクロス福岡」の3施設です。
【マリンメッセ福岡A館・B館】大規模会場はハードルが高い、は誤解?初めての主催者を支える提案力

福岡のウォーターフロントに位置し、大規模イベントや展示会の拠点として知られる福岡コンベンションセンター。その中でも中核を担うマリンメッセ福岡A館・B館は、主催者の多様なニーズに応える柔軟な使い方が魅力です。コンサート会場のイメージが強いA館と、展示会に特化したB館。それぞれの特徴や、効率的な搬入出、アクセス情報など、施設の活用術をご紹介します。
段階的な利用や同時開催も可能で自由度の高い会場構成
マリンメッセ福岡の大きな特徴は、A館と2021年オープンしたB館という2つの施設を組み合わせることで、利用者のニーズに柔軟に応えられる点にあります。最初は規模の小さな会場からスタートし、イベントの成長に合わせてB館へ、さらにA館へと段階的に規模を大きくしていくような使い方が可能です。
また、A館とB館を同時に利用することで、さらに大規模な開催を実現するケースも増えています。両館の間にある「マリンメッセテラス」という屋外スペースも有効活用することで、エリア全体に一体感を持たせたイベント展開ができる点も魅力です。これまでA館だけで実施していたイベントが、B館も併用することでさらに拡張できるなど、主催者の理想に寄り添う自由度の高さが強みと言えます。

演出の幅が広がるA館と機能性に優れたB館
A館はコンサート会場としての利用実績が多く、エンターテインメント性の高い設備が整っています。床や壁から座席が出てくる可動席や昇降ステージなどの設備があり、これらを活用することで展示会やイベントでも立体的な演出が可能です。また、大型車両の乗り入れが可能であるため、搬入出のしやすさも兼ね備えており、展示会としての利用のしやすさも評価されています。


搬入出の効率の高さが特徴のB館は展示会に特化した作りになっています。舞台などの固定設備がないフラットな空間であるため、フォークリフトや車両が館内のどこでも走行可能です。特筆すべきは搬入出の利便性で、トラックがそのまま館内に入り、荷下ろしをして一方通行で抜けられるワンウェイ方式が採用されています。設営や撤去にかかる時間が短縮されたと、利用者から好評を得ています。
博多や天神からバスで約15分のアクセスと周辺環境
都心からのアクセスについては、地下鉄の最寄り駅からは少し距離があるものの、博多駅や天神といった主要エリアからバスが運行しており、約15分で到着できます。タクシーを利用する場合でも、博多駅や福岡空港から10分から15分程度でアクセス可能です。
イベントが開催される週末には周辺にキッチンカーを設置するなどの対応で飲食の利便性を補っています。博多や天神への移動もスムーズなため、イベント終了後の食事や宿泊にも困らない立地環境です。

初めての利用でも安心のサポート体制
初めて利用する主催者の中にはハードルの高さを感じる方もいるかもしれません。福岡コンベンションセンターでは、規模感や用途に合わせてマリンメッセ福岡の他にも最適な提案を行っており、小さなイベントや初めての問い合わせも歓迎しています。レイアウトの相談や備品の提案など、職員が主催者と一緒にイベントを作り上げていく土壌があり、ノウハウを活かしたサポートが受けられるため、安心して相談することができます。
マリンメッセ福岡A館・B館は、コンサートから展示会、集会や社内イベントまで多様なニーズに応える柔軟性と、搬入出の効率化を追求した機能性を兼ね備えています。A館とB館の使い分けや併用により、イベントの規模や目的に合わせた最適なプランが実現可能です。初めての利用でも手厚いサポートが受けられるため、福岡でのイベント開催を検討している方は、ぜひ一度問い合わせてみてはいかがでしょうか。
マリンメッセ福岡
A館 多目的展示室 8,000㎡
2F展示スペース 1,100㎡
海のモール 1,400㎡
サブアリーナ(3F) 851㎡
控室、主催者控室、会議室、大会議室 など18室
B館 多目的展示室 5,000㎡
会議室1・2、控室 7室
A館:福岡市博多区沖浜町7-1
TEL:092-262-3111(A館)
B館:福岡市博多区沖浜町2-1
TEL:092-262-5111(B館)
マリンメッセ前 バス停すぐ
公式Webサイト・お問い合わせ
A館
https://www.marinemesse.or.jp/messe/organizer/
B館
https://www.marinemesse.or.jp/messe-b/organizer/

【北九州国際会議場・西日本総合展示場・北九州メッセ】西日本を背負って誕生。国際スポーツ大会が選ぶ理由は、新幹線「小倉駅」徒歩10分で完結するコンパクトさ
”九州初の展示場”として生まれた背景
北九州市のコンベンションゾーンの中核をなす「西日本総合展示場」。その名に”西日本”と冠されている理由をご存じでしょうか。
時代をさかのぼること約40〜50年前。当時の九州、そして西日本エリアには、大規模な展示場は存在していませんでした。国費を投じ「西日本エリア全体をこの会場1つでカバーする」という期待を背負って誕生しました。九州におけるコンベンションの”聖地”とも呼べる場所ですね。

大きく西日本総合展示場(7,000㎡)、北九州メッセ(8,000㎡)、北九州国際会議場、AIMビルの4つの施設で構成されています。会場総面積は15000㎡。また、長年にわたり支え続けてきた、老舗ならではの運営ノウハウは、今も脈々と受け継がれています。

世界レベルのスポーツ大会の舞台になるのは、重量物にも耐えられるコンクリート敷きの8,000㎡新展示場
2025年より「北九州メッセ」へ愛称が変わった約8,000㎡の広大な無柱空間を誇る展示場。特徴は、床一面が強固な土間コンクリート敷きであること。重量物の展示や激しいスポーツ競技にも耐えうる設計です。アイススケートや、国際大会「バレーボールネーションズリーグ(VNL)」、「世界新体操選手権大会」、会場内にパークを造成する「ワールドスケートボードストリート」、サーカスの公演、さらには1万人規模を動員する大型コンサートまで。世界レベルのイベント誘致・開催に成功してきました。

新幹線「小倉駅」から徒歩10分圏内にすべてが揃うコンパクトゾーン
北九州市が国際的なメガイベントにおいて主催者から最高評価を得ています。その理由は“コンパクトさ”にあり。JR小倉駅は、東海道・山陽新幹線の「のぞみ」「さくら」を含む、全列車が停車する九州の玄関口。その小倉駅を起点に会議場、展示場、リーガロイヤルホテル小倉、繁華街が、すべて徒歩10分圏内に集積。主要施設がペデストリアンデッキで繋がっているため、雨に濡れることなく移動ができるのです。

「バレーボールネーションズリーグ」では試合会場、練習会場、ホテルがすべて至近距離にあったことから、各国チームの監督から絶賛の声が寄せられました。大規模な国際大会では、受け入れられる会場が点在していて、長時間移動が常識だったのです。しかし、北九州市ではMICEに必要な機能が、すべて徒歩圏内に集約されています。移動のストレスをなくし、MICEそのものに集中してもらうための環境が整います。
北九州国際会議場・西日本総合展示場
西日本総合展示場(本館) 7,000㎡
北九州メッセ(新館) 8,000㎡
北九州国際会議場
メインホール 585名
国際会議室 200名
イベントホール 300名
中小会議室、Sea Lounge
AIMビル
展示場、 311~315会議室
北九州市小倉北区浅野3丁目8-1
JR 小倉駅 徒歩5分
TEL:093-541-5931(サービス課)
公式Webサイト・お問合せ
https://hello-kitakyushu.or.jp/
【アクロス福岡】都市型・中規模MICEにおける“ちょうどいい答え”、福岡・天神の中心にあるランドマーク

都市計画や建築分野から高い評価を得る建築美
1995年の開館当初から「ステップガーデン」と呼ばれる大規模な屋上緑化を導入。正面から見るとまるで山のよう。独特なフォルムを持つ建築美がたまりません。
約30年が経過した現在では、開館時に植栽された種類よりも多くの植物が自生し、鳥が種子を運んでくるなど、建物全体が1つの生態系として機能しています。完成から年月を経た今もなお、都市計画や建築分野から高い評価を受けており、福岡の街を象徴するランドマークとなっています。
運営は、福岡県が所管する公的機能を担う公益財団法人アクロス福岡と、商業施設や共用部を管理するエイ・エフ・ビル管理株式会社。役割を分担し、公と民が連携する体制で運営されています。

東京・大阪本社企業からの高い需要、セミナー、説明会、学会など500〜1,000名規模イベントの受け皿
中規模サイズの会場が豊富に揃っている点が、アクロス福岡の強み。
最大1,800名を収容できる福岡シンフォニーホールをはじめ、国際会議場、複数の会議室、イベントホールがあります。組み合わせると500〜1,000名規模の中規模学会や、国際会議に対応。学術系イベントで重要となる、150〜200名クラスの会議室が3室以上あるため、分科会、ポスターセッション、控室までを1つの施設内で完結させることができます。

利用されるのは、地元福岡の団体にとどまりません。東京や大阪に本社を置く法人からの需要が非常に高いといいます。首都圏・関西圏の企業が九州・福岡エリアへ進出の拠点として、セミナーや企業説明会、合同説明会の会場に選ばれてきました。
アクロス福岡単体での受け入れが難しい場合には「福岡国際会議場」などの近隣施設と連携して対応。規模や用途に応じた棲み分けが行われており、情報共有もなされています。「当館が空いていなければ、こちらの施設が合いそうです」といった案内が行われることもあるそうです。

天神1丁目1番1号、「迷わせない」ことが主催者の最大のホスピタリティ
福岡市天神の中心地「1丁目1番1号」。その理由は旧福岡県庁跡地だからです。
地下鉄「天神駅」からは地下通路で直結。初めて訪れる参加者でも地上に出ることなく、迷わず到着できます。地上に出ても、ひときわ目を引く特徴的なフォルムですぐに分かります。
「参加者を迷わせない」「移動で疲れさせない」
その積み重ねが、来場者にとっての”おもてなし”ではないでしょうか。

アクロス福岡
福岡シンフォニーホール 1,867名
イベントホール 900名
国際会議場 300名
円形ホール 100名
セミナー室1 36名
セミナー室2 70名
大会議室 250名
会議室 69名
練習室1~5
匠ギャラリー、交流ギャラリー、コミュニケーションエリア、メッセージホワイエ、1Fアトリウム、B1Fアトリウム
福岡県福岡市中央区天神1-1-1
西鉄 福岡天神駅 徒歩10分
地下鉄 天神駅 徒歩5分
地下鉄 天神南駅 徒歩7分
TEL:092-725-9002
公式Webサイト・お問合せ
https://www.acros.or.jp/


