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【レポート】今年も大阪オートメッセがやってきた!クルマのオモロイ明日がどんなもんか、お届けしまっせ!/大阪オートメッセ2025(インテックス大阪)

今年、2025年の大阪オートメッセは2月7日~9日の3日間。大寒波が到来した日本列島ですが、クルマファンの熱い期待を集めるビッグイベントです。このレポートではイベントの様子をお届けしながら、気になったブースをいくつかピックアップします。ところどころ関西弁になりますが、大阪でのイベントらしさを出すための演出です。当方、関西弁ネイティブですので、ほんまもんの関西弁で雰囲気をお届けします! ※2025/2/7取材

オートメッセってなんやねん?2024年からのスローガン「オモロイ アシタ ムゲンダイ」

公式サイトによると【「大阪オートメッセ」は1997年より大阪で開催のモーターショー。自動車とカスタマイズを軸にした、多様なクルマ・エンターテイメントを追求します。例年20万人以上の来場者を誇る国内有数、関西最大級のビッグイベントです。】
さらにスローガンについては【「オモロイ」という価値観を大切に人々の好奇心を刺激し、人とクルマの「アシタ」に向かって、「ムゲンダイ」の可能性をデザインしていきます。】とも。

カスタマイズってなんやねん?見た目の「ドレスアップ」と走りの「チューニング」や!

大阪オートメッセは「カスタマイズ」文化がテーマの展示会イベントです。見た目をおしゃれにする「ドレスアップ」とエンジンや足回りをいじる「チューニング」。このふたつがカスタマイズの柱です。見た目をイカツくするもよし、キュートにするもよし、ですし、走りにこだわるのもよいわけです。

イベントではクルマそのものだけではなく、周辺グッズやおもちゃ、ファッションといったクルマ文化も体感できます。自動車本体のカスタマイズだけではなく、自分や身の回りのカスタマイズも楽しめるのです。


行ったことない人、行こうかどうか迷っている方、行った方がいいです!

出展は実に351社、630台の特大ボリュームでクルマが並んでいます。楽しいイベントや美味しいグルメも揃っていて、はっきりいってボリュームがありすぎます。これを1日で楽しもうとすると…例によって1日2万歩コースです。週末だけの自動車のテーマパークに遊びに行く感覚です。会場の人は多いですが、座るところもたくさんあって、某テーマパークほどは行列もないし、コスパも優れています。会場を訪れて、疲れた!となっても、損をした…と思うことはないはずです。


会場の様子をお届けです!とにかくクルマが近い!

人とクルマの距離感が近いのが大阪オートメッセ。展示車両にはびっくりするような値段のものや、希少なレースモデル、クラシックカーもありますが、どれもすぐ手の届く距離にあります。インテックス大阪は西日本最大の展示会場ですが、それでもクルマがひしめいていると感じます。次から次への見せ場がやってくる感じをたくさんの写真でお伝えします。クルマに関するあれこれは自動車メディアの皆さんにお譲りするとして、我々は展示会やMICEのメディア。会場の雰囲気をお伝えできればうれしいです。

※画像が多く、表示が不十分な場合はページをリロードしてください。

TOYOTA GAZOO Racing:何あれ、これ何?うわぁ。で時間が溶けていくブース

情報量が多いブースです。ちゃんと見てるとここだけで1時間は軽くかかります。

MODELLISTA  CONCEPT ZERO

HONDA:来場者熱気NO1はココ。

メーカーさんのブースでは明らかに一番来場者の熱を感じたのはホンダ。出し惜しみなく、ホンダのスピリットを感じられる展示内容です。それにしてもプレリュードはカッコいいですね。

SUZUKI:フロンクス見参

人気のフロンクスはここでも人気。スズキのクルマとしては会場ではジムニーがベースになっているものを多く見かけます。素材がよいためか、どんな姿になっても素敵なものが多かったですね。

SUBARU/STI:展示は4台と少ないが、S210はカッコいい

展示はゆったり…ですが、S210のこのカラーはいいですね。

日産:ブースの雰囲気だけ…

エコカー、EVもカスタマイズされる時代になりました

ヒョンデ:カスタム前ですでに個性的。質感も高く、EVかどうか関係なくいいクルマ

「IONIQ 5(アイオニック 5)」を中心にスマートな展示。エクステリアもインテリアも先進的で新しいクルマというイメージを与えてくれます。マットなホワイトや、バターのような不思議な色は日本の自動車には見られないものでした。たんに奇抜なわけではなく、丁寧に作られているのがわかって、今後もどんなモデルが登場するのか楽しみになりました。

AUTOBACSブース展示のモデル。内装もやさしいカラー。ドアミラーは「デジタルサイドミラー」初見だと驚きますよ

カスタムカーたちにもエコカーを多く見かけました。会場で見かけたエコカーなカスタムカーをご紹介します。

テスラのヌメッとした感じはなんとも艶めかしい雰囲気になって、いいですね。

エコカーの空力性能がカスタマイズに向かないのでは…と思っていましたが、問題ないようですね。カクカクした旧車のカスタムとは違う、新鮮さがあります。

お姉様とクルマの競演

会場を盛り上げる華はクルマばかりではありません。大好きなシビックとドレス美女の競演です。

日和ってしまい、控えめな写真ばかりでごめんなさい。

カスタマイズの様々なスタイルを一挙にご紹介

フェラーリ、ランボルギーニなどのスーパーカー、ロールス・ロイスやマセラティのような高級車。はては峠やサーキットで人気を博した懐かしいモデルたち。会場を歩くとクルマ文化の多様さが見えてきてウキウキものです。独断と偏見でその中からいくつかをご紹介します。

ガルウイングになぜロマンを感じるのでしょうか、今にも翔び立ちそう

後ろ姿もいいものですよね。人に見られるとなるとこだわりのポイントになる場所なのでしょう

GTカーの見た目に宿る戦闘力。会場には多くのレースモデルが展示されています。男子永遠の憧れです。

みんな大好き、スカイラインR32 GT-Rは大きめに2枚載せてもいいでしょう。会場全体でも複数の世代のGT-Rが展示されていて、愛されていることがよくわかります。

少し前の世代のクルマたちもここではまだまだ現役です。シビックのハッチバックが並んでいるのは最高でしょう。

このあたりでは、さらにグッと個性をほとばしらせているものをご紹介。乗れるのか、走れるのか、と考えてはいけない。心で感じるのです。

なぜか心惹かれた一台です。なんだか生き物のようです。

カスタマイズは「走り」のモデル以外でも盛んです。特にSUVではユニークなモデルが多く展示されていました。

屋外でも展示は行われています。

三菱の展示。助手席に乗って45度はありそうな急坂を登る体験ができます。これは下手なアトラクションよりも面白いのでは?

【動画】(音が出ます)

小学生向けとして『こどもビリティ』エリアが設置されています

子供向けとはいうものの、大人も楽しめそうなコンテンツが満載です。別記事にて詳しくご紹介します。

こいつは?動くのか?(動かないそうです)

会場点景

どこが点景やねん、という意見も出てきそうですが…自動車ばかりに目がいきがちな会場において、周辺パーツやグッズなどを取り扱うブースもあって、大阪オートメッセができているというのが写真からも伝わるのではないでしょうか。

ステアリングといえばMOMO。自分のクルマにつけたいと一度は諸兄も思っていたのでは。

トレーラーハウスの展示。


取材を終えて…クルマ離れが起きてる?でも会場は大盛況。大阪オートメッセは健在やん!

自動車がただの移動手段でしかない方もいらっしゃるとは思います。しかし!私たちの暮らしに欠かせない大切なパートナーであり、人によっては相棒であり、思い出であり、憧れにもなる存在です。「若者のクルマ離れ」なんて、言われて久しいですが、本当にそうでしょうか。これまではちょっとクルマ好きが多すぎたのではないかと思います。

人の数だけ趣味や娯楽や推しがある令和の日本。ようやく人とクルマの程よい距離感がわかってきて、本当にクルマが好きで、クルマ文化を愛する方が適正人数になったのかもしれません。大阪オートメッセには例年20万人もの人が押し寄せます。東京ではない大阪開催でこの人数。依然として有数の巨大なマーケットがあり、ファンが大勢いることは間違いありません。実際に会場を見渡すと幅広い年齢層が集まり、写真を撮ったりパーツを熱心にチェックしたりと、熱量はまだまだ衰えていません。

新しいカスタマイズの軸の登場、待ってるで!

これからの時代に合わせたモビリティとしての役割がクルマには求められます。環境への配慮は欠かせませんし、ライフスタイルの変化に合わせた新しいクルマの価値提供も必要でしょう。見た目と走りだけではない、たとえばエコ・EV、AIといった最新技術を組み合わせた「新しい」カスタマイズの軸が登場する兆しも見えた大阪オートメッセでした。

(公式発表)第28回大阪オートメッセ2025 来場者数

開催日来場者数( )内2024年
2月7日(金)40,360人(69,017人)
2月8日(土)68,374人(83,769人)
2月9日(日)86,996人(58,952人)
3日間合計195,730人(211,738人)
出展社数2737小間 展示車両台数 630台

次回開催予定日 第29回大阪オートメッセ2026 2026年 2月13日~15日


開催概要

イベント名: 第28回 大阪オートメッセ2025
開催日: 2025年2月7日(金)~2月9日(日)
開催時間:9:00〜18:00
会場: インテックス大阪(大阪市住之江区)
主催:オートメッセアソシエイション
後援:経済産業省/大阪府/大阪市/大阪商工会議所/(公財)大阪観光局/(一社)日本自動車用品・部品アフターマーケット振興会・NAPAC/(一社)自動車用品小売業協会・APARA/(一財)大阪国際経済振興センター/(株)交通タイムス社/(株)イーグル(順不同・予定)
特別協賛:(株)オートバックスセブン
特別協力:(株)GTアソシエイション/(株)FM802/(一社)日本自動車連盟 関西本部 /自衛隊 大阪地方協力本部(順不同・予定)

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