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【レポート】こどもや家族と展示会に出かけよう/大阪オートメッセ2025「こどもビリティ」はファンの裾野を広げる取り組み

2月7日〜9日に「大阪オートメッセ2025」で同時開催された子どもも楽しめる新エリア「こどもビリティ」。子どもが一緒に楽しめる「こどもビリティ」の取り組みは、展示会の中でどんな役割を果たすのか。展示内容を見ながら、考えてみます。
※2025/2/7取材

未来のクルマファンになる体験型コンテンツってなんやろ?

大阪オートメッセ2025で初の試みになる「こどもビリティ」。インテックス大阪の6号館Cゾーン(3階)で行われました。オートバックス、ダイハツ、スバルなどみんなが知っているメーカーや企業が、こども向けの体験コーナーを用意しています。

入り口の様子


こどもビリティ Webサイト https://www.automesse.jp/event/kodomobility.php

パンフレット
ブース配置図

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ガレージ愛知:実写版ラジコン「ランチボックス」が登場!

人気ラジコン「ランチボックス」がなんと実車化されて登場!でっかいタイヤとインパクト抜群のデザインです。開発にはなんと2年もかかったというこだわりの1台。タイヤの高さは大人の肩くらいまであり、運転席に乗り込むには、はしごが必要です。残念ながら公道は走れませんが、この車に込められた「子どもたちに夢と楽しさを」という思いはバッチリ伝わってきます。目の前で見たら大興奮間違いなし!

ガレージ愛知:https://kuruma-garege.com/


AUTOBACS:「こどもばっくす」親子で楽しむタイヤ交換体験

オートバックスの店舗での人気体験「こどもばっくす」 が、大阪オートメッセに登場! タイヤ交換、本物のGTマシンに乗る「ガライヤライド」、ソーラーカーづくりの3つから好きなものを選べます。

作業着に着替え、キャップを装着。「うんしょ、うんしょ」と体より大きなタイヤに苦戦しているのが、なんとも微笑ましい…。スタッフさんがついてサポートしてくれるため安心です。
「ガライヤライド」はレーシングスーツを着て、GTレースに出場した「Garaiya GT300R」に乗り込みます。気分はレーサー! カメラ必須の映えスポットです。

オートバックス「こどもばっくす」:https://www.autobacs.com/static_html/shp/ab-event/kdb.html


タミヤ:1/1スケールのミニ四駆「LEXUS-LBX MORIZO RR」、コースを走らせることも

タミヤといえば、世界的に有名なプラモデルメーカー。目玉は1/1スケールのミニ四駆「LEXUS LBX MORIZO RR」が見られること!実写と同じサイズで、大人も興奮します。

 LEXUS LBX MORIZO RR ホワイトスペシャル タミヤ Webサイトより

さらに、特設サーキットでミニ四駆を走らせられるワークショップも同時開催。10歳以下は親子で一緒に参加できるので、親子でミニ四駆デビューするのも良いですね。 ※未成年以下対象、10歳以下は親子同伴必須。

タミヤ :https://www.tamiya.com/japan/newstopics/2025/01/osaka_m4k.html


ジーライオングループ:くるまに落書きし放題!?世界にひとつだけのアートカー

ジーライオングループといえば、大阪赤レンガ倉庫の「ジーライオンミュージアム」で有名ですが、今回は「落書きカー」が登場!クルマに落書きし放題です。カラフルなチョークを使って、思い思いにお絵描き。笑顔いっぱいの子どもたち、そして真剣にアート作品を作り出す大人も。出来上がったクルマはまさに世界でひとつだけのアートカーです!

ジーライオングループ:https://glion.co.jp/


NAPAC:ほんものそっくり子ども免許証

NAPAC公認の「クルマが大好きなお子さん向けこども免許証」は、自分だけの顔写真入りカードが作成できます。本物のそっくりの運転免許証は、持ってるだけでテンションが上がります。その場で顔写真を撮影して発行してもらえるので、お土産として持ち帰れるのも嬉しいです。


ダイハツ工業:カーデザイン教室で未来のクリエイター体験

クルマ好きキッズ集まれ!ダイハツ工業が主催するカーデザイン教室では、クルマの設計や試作、工場での生産工程をリアルに体験できるコーナーがあります。注目は実寸大の「CAMBUS」デザイン。クレイ(粘土)を使った本格的なデザイン制作に携われます。

対象は小学4〜6年生、2〜6年生に分かれてて、年齢層に合った体験が用意されています。将来のクルマクリエイターがここから生まれるかも!?

ダイハツ工業:https://www.daihatsu.co.jp/top.htm


周辺ブースではミニ四駆レースで白熱バトル

6号館3FCホールの一部では「タミヤグランプリ イン 大阪オートメッセ」が開催され、恒例の人気イベントとして会場を盛り上げていました!タミヤのラジコンカーを使ったミニ四駆がピュンピュン駆け巡る様子は迫力満点!エントリーして自慢の愛車で出場する参加者たち。カスタム愛がぎっしり詰まったミニ四駆に夢中になり、食い入るように見守っていました。

プラモデルの販売コーナーもあり、実車好きも模型好きも楽しめるよう工夫されています。

くいだおれの街「大阪」を代表するグルメ、500席超のフードエリア

同じく6号館3階には、500席オーバーのフードエリアが用意されています。6号館の半分以上を占めるフードエリアは、3日間で約20万人が訪れる大阪オートメッセならではのスケール感が感じられますね。1階で行われているイベントの様子は、モニターで見ることも可能。フードを楽しみながら座ってイベントを鑑賞している人たちもいて、ゆったりとした時間を過ごせる工夫がされています。休憩がてら立ち寄るもよし、食事しながらクルマの話題で盛り上がるもよし。家族連れにも優しい空間でした。

フードエリアにはバーガー、丼ぶり、焼きそばなど、ガッツリ系のメニューがずらり!腹ペコでも大満足できるラインナップです。お値段は1000円~1800円程度。ボリューム満点のメニューばかりで、パワーチャージにはぴったりです。イベントの合間にエネルギー補給をして、また展示会場に戻ってクルマを満喫する、そんな楽しみ方をされていました。

「からあげ大吉」中津唐揚げ・唐揚げ丼・ロングポテト

「勝升KACHIMASU」牛とろかつ重、たれかつ丼

「たん専門店 外花屋」ネギ塩牛タン丼・霜降り牛タン丼・牛タン串

「Little Oven」石垣牛バーガー・石垣島豚フランク・石垣島ポテト

「平井商店」焼きラーメン・和牛ロース串・厚切り塩タン串・肉巻ききりたんぽ串

「いかり屋」沖縄ソーキそば・沖縄アーサそば・肉巻きおにぎり


展示会の大切な役割:子どもがクルマと触れ合うことで未来のファンが生まれる

そんな想いがぎっしり詰まった大阪オートメッセ。ビジネスや環境問題ももちろん大切ですが、このイベントの軸はなんといっても「クルマって楽しいよな!」というワクワク感!

企業が子ども向けに展開するコンテンツは、まさに「未来のファンを育てる場」。子どもたちは体験型のコンテンツで1日中飽きることなく楽しみながら学べる仕掛けがあります。身近なクルマへの理解と興味が深まる、最高の教育の場でもあると感じました!企業担当者の方に伺うと、「自社の商品を知ってもらいたいというのはもちろんですが、一般のお客様との距離をもっと縮めたいと思っています」とのこと。クルマ好きの大人から未来のクルマファンまで、幅広い世代がつながる場所がここにありました。

男の子の多くは自動車や鉄道、オートバイ、飛行機といった乗り物が大好き。ミニ四駆やミニカー、プラレール…たくさんの乗り物のおもちゃが人気です。そんなおもちゃの世界が現実の世界とつながっているように思える展示は、かつて子どもであった大人をもワクワクさせてくれるものです。「こどもビリティ」はファンの裾野を広げ、次世代の産業育成にもつながるユニークな取り組みです。

TGS2024(東京ゲームショウ)でも「ファミリーゲームパーク」という中学生以下を対象とした展示コーナーが設けられました。一般入場がある展示会では子ども向け、家族連れに向けた企画はよく見られるものとなっています。未来を担う世代に向けた企画は、産業や地域の発展に不可欠です。展示会は、業界の未来を担う人々に向けて情報を発信し、関心を引きつける重要な役割を持っています。「MICE TIMES ONLINE」としても、同様の企画があれば積極的に発信していきます。


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