【内覧会レポート】大阪駅直結・APイノゲート大阪/最新設備を備えた大阪期待の都市型MICE施設誕生
2024年9月25日(水)
グラングリーン大阪、イノゲート大阪…2024年秋、うめきた2期がいよいよ先行まちびらき
JR西日本最多の利用者を誇るJR大阪駅。※1 地下鉄、阪急、阪神など多くの交通機関も合わせて一大ターミナルとなっています。そんな大阪駅の”ニシ”と呼ばれるエリアが注目を集めていることをご存知ですか。
ニシが注目を集める理由のひとつが大阪駅の新しい駅ビル「イノゲート大阪」。地上23階、地下1階、高さ120m。オフィスエリアだけではなく、飲食店舗を中心とする商業エリアを併設。今回はイノゲート大阪内に開業する「ミーティングスペースAP イノゲート大阪」の内覧会に行ってまいりました。
※1 JR西日本 2022年調べ
ミーティングスペースAP イノゲート大阪について
イノゲート大阪とは
大阪ステーションシティにJR大阪駅の直上、新改札口である西口と直結する圧倒的な利便性の高さを誇る「イノゲート大阪」が誕生します。「イノゲート大阪」は、多様化するワークスタイルにしなやかに対応するビジネス機能を持つオフィスエリアと、飲食店舗を中心とする商業エリアなどで構成されます。さらに、交流とひらめきにより、新たな価値をカタチにできる場を整備します。
「Innovate(革新する)」+「gate(ゲート) 」の組み合わせで、新しいものに挑んでいく、新しいビジネスを生み出していく、自由で前向きなマインドを歓迎する入り口になりたい、という思いをビルの名称に込めました。
イノゲート大阪 Webサイトより
株式会社TCフォーラムが運営する「ミーティングスペースAP イノゲート大阪(以下、APイノゲート大阪)」は、イノゲート大阪ビルの11階にあります。
APイノゲート大阪の最大の特徴は、“クリエイティブな空間でユニークな発想を”というテーマ。利用者が自由で前向きな思考を活かしてイノベーションを生み出せるハブを目指し、デザイン性と機能性が高い空間を提供します。
内覧会は2024年9月25日(水)と9月26日(木)の2日間にわたり開催。施設内を見学できるほか、ビジネスリーダーやクリエイターによるトークセッションも行われました。内覧会の様子を伝えながら、施設についてもご紹介します。
内覧会のプレスリリースはこちら
JR大阪駅の真上・西口直結の好立地
新改札口であるJR大阪駅西口に直結しており、迷わず訪れることができます。
公式サイトによると各線の駅からも徒歩圏内と利便性が高いです。
JR 大阪駅 約 50m (徒歩 すぐ)
イノゲート大阪 Webサイトより
JR 北新地駅 約 640m (徒歩 8分)
大阪梅田駅(阪急) 約 540m (徒歩 7分)
大阪梅田駅(阪神) 約 380m (徒歩 5分)
梅 田 駅(大阪メトロ) 約 550m (徒歩 7分)
東梅田駅(大阪メトロ) 約 740m (徒歩 10分)
西梅田駅(大阪メトロ) 約 360m (徒歩 5分)
距離表示は地図上の概算であり、徒歩分数は80mを1分として計算し、端数を切り上げたものです。
こちらのビルです。
11階までの直通エレベーター入口はこちら。
6階には「TSUTAYA BOOKSTORE」と「スターバックス」。コミュニティマネージャーが常駐し、イノゲート大阪に入居する人同士がつながれるよう、交流を促したり、定期イベントを開催してくださるとのこと。
https://www.ccc.co.jp/news/2024/20240731_002710.html
フロア全体図・素晴らしいうめきた公園ビュー
全12室の大小様々な会議、イベントができるお部屋が用意されています。
12室のうち、10室は窓に面していて、どのお部屋も大阪のパノラマビューが楽しめます。完成したばかりのうめきた公園も見下ろせます。この写真は当日、Eのお部屋からの眺めです。
各部屋の特徴
LOBBY・受付カウンター
LOBBYの受付カウンターには常駐のコンファレンススタッフの方がいらっしゃいます。イベント運営でトラブルが起こったとしても、すぐに相談できて安心ですね。
開放感のあるLOBBYではゆっくりとくつろげます。
CREATIVE LOUNGE 150㎡
2面の大きなガラスからは、大阪の景色が広がります。日中は照明いらずで開放感があります。夕方から夜にかけての時間帯はあまりに綺麗で、思わず見惚れてしまいました。
天井には、縦横無尽に動くスポットライトが。スクリーンもあるため、プレゼンテーションやセレモニー、パーティーに使えそうですね。隣接する部屋とつないで一体的に運用することもできます。
Room-J/K 194㎡(J:95㎡ / K:99㎡)
内覧会ではJとKのお部屋を繋げて、トークセッション会場になっていました。さらにCREATIVE LOUNGEとRoom-J/Kは、扉を開放することで3部屋をつなぐことができます。トークセッションやセミナーの後、交流会を行う…なんてときも場面の転換がスムーズに行えますね。「セレモニー&レセプションパーティー」「セミナー&ブレイクスペース」「プレゼンテーション&パーティー」のような使い方もできるそうです。
Room-H/I 190㎡(J:92㎡ / K:98㎡)
内覧会ではプロペラ回転式の3Dホログラムディスプレイや、トリックアートサイネージなど、デジタルコンテンツを紹介する展示がされていました。実際の利用シーンをイメージできるような工夫をされていたのが印象的です。
個性豊かな小さな会議室が3室
LOBBY前には、12名定員の会議室が3部屋あります。異なるテーマカラーが設定されるなどデザインや機能に違いがあります。
Room-E 23㎡
E/F/Gの中では唯一、眺望が楽しめるお部屋です。
クリエイティブな発想が生まれるように、というテーマから、壁に取り付けられたホワイトボートなども。
Room-F 26㎡
HDMIケーブルをパソコンと繋げは、テレビ下のカメラとマイクが使えます。他会場の様子を中継し、控室として使うことも。ちなみに3部屋すべて扉を閉めると防音され、外の音が聞こえることも漏れることもありません。
Room-G 26㎡
天井に高性能マイク(シーリングアレイマイクロホン)とスピーカーがあるお部屋です。複数人でのミーティングはマイクが遠いと声が拾いづらくなりますが、真上から発言を正確に拾ってくれるのは便利です。
Room-D 186㎡
広くて使い勝手のよさそうなお部屋です。ダブルスクリーンを展開することで、プレゼンテーションやイベントの運営もスマートになります。エレベーター前ということもあり、お客様の誘導もしやすそうです。
ケータリング展示コーナー
内覧会ではケータリングサービスの紹介をされていました。食べ物に夢中で、お部屋全体の写真がありません、失礼しました…。ハラル、ヴィーガンといったスタイルにも対応し、大人数であればレーンを分けて提供。少人数ではワンプレートで食事を用意することもできるとスタッフの方がおっしゃっていました。国際的なイベントの開催でも安心です。
もちろん、お味もよくて、多くの方に好まれるスタンダードなものから、日本的なメニューまで開催者の意向にそった利用ができるとのこと。
目に留まったのは紙1枚でできたお皿。カップに入ったお料理を4~5個載せても曲がらず強度も心配ありません。手の形に合わせて持ち手には凹凸が。場所も取らず、落として割る心配もなくていいですね。
Room-C 110㎡
こちらのお部屋では配信系のサービスを紹介されていました。
APオンライン体験コーナー:専有回線による圧倒的なスピード感
オンラインイベントやハイブリッドイベントにも対応できる最新設備を体験できます。
特に注目すべきは、その高速インターネット環境。当日拝見したときは上り6.9GB、下り890MBという専有回線を利用した圧倒的な回線速度。機材もサポートスタッフも、まったくセッティングをしなくていいプランも用意されていて、利用料金もリーズナブルと感じました。リアルタイムで大規模なオンラインイベントを開催する際にも、遅延や接続の不安を感じることなく運営ができます。
Room-B 93㎡
約50名が着席でき、セミナーや説明会などが開催できます。お部屋の前には長机1台分の受付スペースも。
Room-A 79㎡
スクール形式で48席。30名程度が参加するセミナーやイベント、会議、あるいは会社説明会や選考会場としての利用に向いていそうです。2面がガラス面という眺望の良さ、一部の方に刺さりそうなトレインビュー。アイデア次第でユニークな使い方ができるのではないでしょうか。
人が集えば、新しい発想が生まれる—APイノゲート大阪の交流会
内覧会後の交流会には、トークセッションの登壇者をはじめ、MICE関連の事業者、アーティスト、さらに他エリアにあるAPの会議室を利用している方々も参加。活発な意見交換が行われ、新たなコラボレーションの可能性が広がる場となっていました。このように、新しい発想やアイデアが生まれるのは、やはり人が集い、交流する場所にあるのではと感じさせられます。
和洋折衷のケータリングが振る舞われ、豊かな料理の数々が楽しめました。特に「ローストビーフ」は絶品で、ゲストの間でも大好評。デザートも含めて、バラエティ豊かな料理が揃っており、見た目も華やか。ただ、写真撮影の際に少し色味が上手く表現できなかったのが残念な点。料理自体の美味しさや質の高さがしっかりと印象に残りました。
こんなにかつサンドがきれいに並ぶことがあるだろうか…「まい泉のヒレかつサンド」。かつサンドが夢に出てきそう、いや出てきました。美味しいかつサンドに追われるなら本望です。
株式会社TCフォーラム 代表取締役社長の寺島陽一郎様 よりご挨拶をいただきました。
「APは、A(オール)、P(ピープル、パーパス、プレイス)からきています。あらゆる方のあらゆる目的に応えられる場所になりたい。会議用途に関わらず利用いただきたいと思っています。」
ノベルティでは、オリジナルトートバックと、イタリアンレザーペンケースをいただきました。
株式会社TCフォーラム 執行役員の清水様から、レザーペンケースを選ばれた理由として、「レザー製品のレザーは、食肉の副産物なんです。食肉からとれた革を燃やすとごみになってしまいます。1つのものを長く使えることは、サステナビリティにも繋がります。さらに、皆さまと長く関係が続くようにという思いも込められています。」と教えていただきました。大切に使います。
■Editer’s note 取材を終えて
今回の内覧会では、APイノゲート大阪が提供する施設とサービスが紹介されました。特に、大阪駅直結という好立地や、様々なイベントや会議に対応できるお部屋構成。最新の設備が整っており、都会的な眺望も大きな魅力。内覧会、交流会に参加された方からも期待を寄せる声をお聞きしました。都市型のMICE施設として今後多くの方に利用されるに違いないと確信しました。
株式会社イザン 藤井