【取材】宇都宮MICEのFAMツアーに参加(前篇)市内のMICE施設やユニークベニューを巡って見えた、強みと課題は?ライトキューブ、日本酒、餃子、ライトライン…宇都宮をもっと知る8000文字
2026年2月に栃木県宇都宮市で行われた、宇都宮MICEのFAMツアーに参加しました。東京から新幹線で約50分と好立地であり、ほぼ駅直結といえる距離感の大型コンベンション施設が開業、開催支援制度は充実、LRT・ライトラインも開業から成果が出るなど、好材料が揃っているように思える宇都宮。実際のところはどうなのか、FAMツアーを通して見えた「宇都宮を選ぶべき理由」はもちろん、課題についても触れていきます。
本記事は2日間のツアーの初日、おもに宇都宮市内を取り上げます。8000文字のボリュームです、保存版としてご覧ください。

まずは宇都宮についておさらいです
宇都宮市は栃木県の県庁所在地で、人口約51万人(宇都宮市統計、2026年推計)を擁する中核市です。宇都宮都市圏人口は約100万人規模とされ、北関東最大級の都市圏を形成しています。
街のはじまりは、約1600年前創建と伝わる宇都宮二荒山神社の門前町にあります。その後、中世に宇都宮氏が勢力を拡大し宇都宮城を築城、城下町として整備されました。江戸時代には日光街道と奥州街道の結節点として宿場町機能を担い、交通の要衝として発展しました。現在は餃子のまちとして知られ、ジャズやカクテル文化も根づいています。
産業面では製造業が強く、自動車・精密機器関連企業が集積し、製造品出荷額等は中核市上位。東京からは東北新幹線で最短約50分と近接し、北関東の広域ハブとして機能しています。75年ぶりの新規開業となる路面電車(LRT)が初年度から好調でいまなお発展を続けています。

初日は、LRT・ライトラインの車両基地、大谷石を用いた蔵をリノベーションした和食レストラン、2022年開業のライトキューブ宇都宮、宇都宮酒造、そして宿泊先でもある宇都宮東武ホテルグランデの5箇所を訪ねました。

1)宇都宮の攻めの姿勢の象徴。全線を新設した芳賀・宇都宮LRT
かつて戦前の最盛期には60以上の都市で路面電車が走っていました。しかし、1960年代以降の高度経済成長期に自家用車が普及し、渋滞の原因とみなされたことで多くが廃止されました。2026年時点では、新設された宇都宮のライトラインを含め19事業者まで減少しています。
そんな路面電車ですが近年見直しが進んでおり、札幌、広島、岡山、富山などでは路線延長や駅ビル・駅前広場への直接乗り入れといった、都市機能の再構築を伴う再整備が進行しています。
宇都宮が導入を決めた背景のひとつは、市東部の工業団地と市街地をつなぐ幹線道路の慢性的な渋滞があげられます。各地で渋滞の原因とされた路面電車を、渋滞問題解決に活用することになったのです。宇都宮が導入を進めたのは、LRTでした。

LRTとは。導入のメリット・もたらしたもの
LRTとは「Light Rail Transit(ライト・レール・トランジット)」の略称で、日本語では一般に「次世代型路面電車システム」と訳されます。最大の特徴は、誰もが利用しやすい「バリアフリー」と「移動の確実性」にあります。車両の床面が地面に近い「超低床車両」を導入することで、停留場との段差をほぼゼロにしています。LRTは電車専用の走行空間を確保するなどの仕組みで、鉄道に近い正確な運行スケジュールを実現しているのが強みです。
沿線人口の増加、自動車5000台分に相当する輸送の実現、最新の設備による低遅延、再生可能エネルギーによるゼロカーボントランスポートの実現、市民の外出率向上などなど、2023年の開業以来、多くの成果がもたらされました。この成功を受けて、今後整備される計画のJR宇都宮駅西口方面への延伸も期待されています。
MICEの観点でも、駅と主要施設を直結し、定時性を確保できるLRTは、来訪者の満足度を左右する重要なインフラです。宇都宮のように公共交通を軸に街を再構築する「コンパクトシティ」の象徴として、都市のブランド力を高める役割も期待されています。
実際に国内外から多くの視察があったそうです。テクニカルビジットの対象としても大きな注目を集めています。

宇都宮LRTの車両基地を訪ねました
車両は17編成をドイツから導入。宇都宮LRTの愛称は「ライトライン」。ライトラインにはどんな秘密があるのでしょうか。車両基地は平石停留所近くにあります。周辺は以前は農地で、これだけの敷地を確保できたということです。路面電車の車両基地とは思えないスケール感があります。

社屋の一室で説明を受けたあと、視察のために用意されていた編成で、車両のユニークな特徴をいくつも教えていただきました。


ゆったりとしていて肉厚のシート。ホールド感もよくて、座り心地がよいことに驚きます。

ずっと先まで順番待ちという社内サイネージの広告枠。同様に車両ラッピング広告も枠はいつ空くかわからないほど好評。いわゆる中吊り広告は姿を消しています。

タッチしやすいように角度がついたICカードタッチ部。

吊り革は輪っかではなく、四角。とても持ちやすくて、すべての鉄道車両がこれはなればいいのにと思いました。

車両内部はフラット。補助無しで車椅子でも乗降できます。スーツケースやベビーカーなどでも恩恵が大きいでしょう。

車両には多くのカメラを設置。ワンマンでも運転の安全性が高くなります。ゲームのコントローラーのように、スッキリとした運転席です。

開業前、この400mの通称ゼロ番線が唯一の練習できる線路だったそうです。整備を行う基地内部も見学しました。(撮影は禁止です)17編成で過密なダイヤをやりくりする工夫や、車検のこと、日々の整備のことなど、ここでしか聞けない話ばかり。

間近で見ると、車両のデザインのよさをあらためて感じます。


平石停留所近くには3月末開業予定のアークタウン宇都宮。国内最大級の全天候型スケートパークやBMXパークを備えたアーバンスポーツの施設が揃います。ユニークベニューとしての活用も期待されます。
芳賀・宇都宮LRT ライトラインのMICEでの強みと課題
【強み】
■テクニカルビジットの舞台:今まさに成果を上げている交通行政・インフラ整備の現場を直接体感できる、貴重な視察フィールドとなります。
■高い集客ポテンシャル:意思決定層に多い鉄道好き・乗り物好きにとって、新型車両や路線の存在自体が強力なフック(動機付け)になります。
■ 会議テーマとの親和性:都市開発、次世代交通、スマートシティといったテーマのイベントと文脈が完全に一致し、説得力を高めます。
【課題】
■MICEプログラムへの組み込み:エクスカーションや移動行程の中に、単なる「乗り物」以上の価値としていかに定義し、組み込むかという工夫が求められます。
■長期的な成果の検証:現在の活況を一過性のブームで終わらせず、持続的な成果を出し続けられるか、今後のデータ蓄積と検証が必要です。

2)大谷石の蔵で愉しむ栃木の美食。「石の蔵」の地産地消ランチ
ランチ会場は、宇都宮市東宿郷に位置する「石の蔵」。約70年ほど前に建てられた大谷石の蔵を改装した創作和食レストランです。特産の大谷石が醸し出す重厚な質感と、梁の見える高い天井、柔らかな照明が一体となり、落ち着いた空間を構成しています。最大68名の収容が可能で、開放的なフロアのほかに個室も備えており、少人数の会食から団体利用まで対応できます。


料理は、栃木県産の食材を主役に据えた地産地消の創作和食。旬の野菜や肉の持ち味を活かす調理にこだわり、視覚的にも楽しめる盛り付けで提供です。この日のメニューにも八汐鱒(ヤシオマス)や、海老原葱、とちぎ和牛などを用いたものでした。味付けはとても繊細で優しいものばかり。


館内にはカフェとショップが併設されており、ショップでは地域の工芸品や特産品を扱っています。地域の文化や歴史を伝える拠点としての側面も持っています。大谷石造りの建築美の中で、地域の豊かな食文化を体験できるレストランです。


3)宇都宮MICEの新しい顔・ライトキューブ宇都宮は駅からスグの超好立地
ライトキューブ宇都宮は、2022年11月に開業したJR宇都宮駅東口直結といえる立地のコンベンション施設です。北関東最大級の規模を誇る大・中ホールと、大小15の会議室を完備しています。

1階の大ホールは、約2,000平方メートルの無柱空間で、シアター形式で最大2,000人を収容可能です。可動壁による2分割利用が可能で、展示会や大規模な国際会議、式典など幅広い用途に対応します。

3階の中ホールは、スクール形式で360人を収容でき、学会、講演会や分科会に最適です。ホワイエ部分も一体的に利用できます。

中ホール外の屋外も利用可能。ガーデンパーティーにも活用できます。

小会議室は規模に合わせて、1室~4室までつなげて使えます。使い勝手のいいサイズ感で参加者からも「こういうのがいい」という声があがっていました。

建築監修は隈研吾建築都市設計事務所が務め、外観や内装には特産の大谷石や栃木県産の杉材がふんだんに使用されています。地域のアイデンティティを反映した意匠性の高い空間です。

機能面では、最新の音響・映像設備に加え、高速通信ネットワーク環境を全館に整備しています。同時通訳ブースや控室も充実しており、国際会議の開催に適したスペックといえるでしょう。2階のメインエントランスはペデストリアンデッキで駅改札口と接続されており、天候を問わずスムーズなアクセスが可能です。大型車両が直接乗り入れできる搬入口を設けるなど、運営側の利便性も考慮された設計となっています。

ライトキューブ宇都宮のMICEでの強みと課題
【強み】
■2022年開業の最新設備と機能:最新のAV・通信環境を全館に整備。大・中ホールと15の会議室を組み合わせることで、大規模な学会や同時並行で進む分科会にも1施設で柔軟に対応できます。
■JR宇都宮駅ほぼ直結の圧倒的なアクセス:新幹線停車駅からペデストリアンデッキで直結。移動による参加者の負担やタイムロスを最小限に抑え、雨天時でもスムーズな会場入りを可能にしています。
■地域素材を活かした高い意匠性:大谷石や栃木県産材を多用した、隈研吾氏監修による建築デザイン。施設自体が宇都宮のアイデンティティを象徴しており、視察や撮影の対象となる高い訴求力があります。
■利用料がリーズナブル:これだけの設備が整った、駅に近い新設のMICE会場が比較的にリーズナブルな金額で利用できます。
【課題】
■収容能力の物理的な限界:最大収容が2,000名規模であるため、それを超える超大型案件の単独受け入れには限界があり、周辺施設との連携が不可欠となります。このあたりは宇都宮観光コンベンション協会にも相談してみるとよいでしょう。
■国際的ブランドの確立:開業から数年が経過し、国内実績は増えていますが、海外の主催者やエージェントに対する認知度向上と、国際会議の継続的な誘致実績の積み上げはこれからの課題です。

4)高い品質を生み出す「宇都宮酒造」の酒造り
1871年(明治4年)創業、宇都宮市柳田町の歴史ある酒蔵です。代表銘柄「四季桜」は、初代・今井翠吉氏が詠んだ「月雪の友は他になし四季桜」という句に由来します。酒造りの信条「まごころ一献」のもと、1972年から「良い酒は米作りから」と、地元の農家と連携した酒米「五百万石」の栽培にいち早く着手した、地域密着型酒造りの先駆けです。
製造面では鬼怒川の伏流水を用い、現在では希少な「角形甑(かくがたこしき)」での米蒸しや、全量自家精米を貫くなど、手仕事の質にこだわっています。その品質は、大吟醸「万葉聖」がJAL国際線ファーストクラスに長年採用された実績や、全国新酒鑑評会での金賞受賞歴が証明しています。


MICEの観点では、宇都宮観光コンベンション協会が推進する企業視察コースの受け入れ先となっており、事前予約により製造現場の視察や併設の直売店での購入が可能です。

惜しげもなく酒造りの現場を見せていただけます。大人の社会見学の趣です。

ハシゴを登り、タンクを上からのぞくと、フツフツと呼吸するかのような様子を見ることができました。

試飲では飲み比べることができます。大好評でした。

併設の直売施設。これは財布の紐がゆるんでしまいます。

宇都宮酒造のMICEでの強みと課題
【強み】
■高い品質とブランド力
代表銘柄「四季桜」がJAL国際線ファーストクラスに長年採用された実績や、全国新酒鑑評会での金賞受賞歴など、評価が確立されています。MICEでの贈答品やレセプション提供酒として、主催者が自信を持って選べる確かな品質を有しています。その場で購入できる点もうれしいところ。
■独自のストーリー性と地域連携
1970年代から続く地元農家との酒米作りなど、地産地消や農工連携の具体的なストーリーを持っています。地域の産業構造や歴史を伝えるコンテンツとしての価値があります。世界における「日本酒」(Sake)への関心の高さも見逃せません。
【課題】
■受け入れ人数の制限
伝統的な酒蔵という構造上、一度に数十名、数百名といった大規模な視察団を同時に受け入れるには物理的に困難かもしれません。グループ分けなどの運用上の工夫が求められます。
この記事もチェック!シンガポールと栃木を結ぶ日本酒。栃木県内8つの酒蔵を巡るツアー
https://micetimes.jp/singapore-tochigi/

宇都宮での夕食会、懇親会は「宇都宮名物」が揃い踏み!
初日の夜には「宇都宮東武ホテルグランデ」で夕食&懇親会が催されました。宇都宮でパーティーや懇親会を行うと、こんなことが出来る、というのがわかるショーケースのようになっていました。
ジャズの生演奏が流れています。
宇都宮出身の渡辺貞夫氏をはじめ、多くの著名な奏者を輩出してきた歴史があります。人口あたりのジャズスポット数が多く、日常的に生演奏に触れられる環境が整っています。
宇都宮MICEではカクテルの実演提供ができます。
宇都宮は全国大会の優勝者を含む実力派バーテンダーを多く輩出しています。1987年に「宇都宮カクテル倶楽部」が発足し、職人の技術向上と文化の普及に努めてきた歴史があります。地産地消のオリジナルカクテルも豊富で、本格的なバーからカジュアルな店まで、質の高い一杯を日常的に楽しめます。会場でいただいたカクテルはとっても美味しかったです。

ずらりと並ぶ宇都宮や栃木の銘菓たち。
せんべいからどら焼き、焼き菓子まで実に充実したラインナップ。乳製品や果物が美味しくて、水もよくて、日光のような歴史ある観光地もあるからでしょうか。味も大満足でした。参加者へのお土産にも、ティータイムのお茶請けにも困らないはず。

宇都宮、栃木が誇る日本酒。
先ほどご紹介した「宇都宮酒造(四季桜)」を含め、市内には「井上清吉商店(澤姫)」「虎屋本店(七水)」と3つの酒蔵があり、県内にも多数の酒蔵があります。全国的にもレベルが高いとされる、お酒を懇親会でふるまうことができます。

ライブ感あふれる餃子の実演提供。
宇都宮餃子会の方によって、提供される宇都宮名物の餃子。複数店舗の餃子をいただくことができます。餃子会公式サイトによると「宇都宮市観光動態調査2018では入込客のうち餃子を食べた方は56.8%」とあり、圧倒的な餃子人気がうかがえます。実演のインパクトだけではなく、お酒にも合いますから、懇親会では好評のようです。

ジャズにカクテル、日本酒、銘菓、餃子と宇都宮らしい懇親会やパーティーの開催がイメージできたでしょうか。

宇都宮市の開催支援について
宇都宮観光コンベンション協会 公式サイト https://utsunomiya-convention.jp/
コンベンション開催支援補助金 https://utsunomiya-convention.jp/subsidy/
本記事の最後に、宇都宮のコンベンション開催支援についてご紹介します。宇都宮で開催されるMICEを対象に開催支援補助金を受けることができます。(2026年2月現在の情報です)
補助対象になるのは、学会、大会・会議、企業ミーティング、展示会・見本市です。
1. 大規模なコンベンション開催支援補助金
宇都宮市内で開催されるイベントに対して、充実した基本補助金が用意されています。
- 国際コンベンション:最大500万円
- 国内コンベンション:最大300万円
また、参加者の内訳に応じた支援制度も設けられています。

2. 宇都宮ならではの「ケータリング支援補助金」
他市にはあまり見られない特徴的な制度として、「ケータリング支援補助金」があります。「ライトキューブ宇都宮」や宇都宮大学など、専用のキッチン設備がない会場において、ケータリングを利用して懇親会などを行う場合、最大20万円の補助金が交付されます。
この補助金を利用するための条件として、餃子の実演提供や、バーテンダーによるカクテルの実演など、宇都宮市のPRに繋がるコンテンツをセットにする必要があります。主催者はコストを抑えつつ、参加者に宇都宮特有のおもてなしを提供し、イベントの満足度を大きく高めることができます。
3. 補助金予算の「上限なし(先着順の撤廃)」
宇都宮市の開催支援補助金のもうひとつの大きな強みは、市としての補助金予算に上限を設けていない点です。多くの自治体では予算枠に達し次第、先着順で締め切られてしまうことがありますが、宇都宮市ではその心配がありません。条件を満たせば支援を受けられるため、主催者にとって非常に計画が立てやすく、安心して準備を進めることができます。
4. 柔軟な会場利用のサポート
補助金と連動して、イベントの実施も柔軟にサポートされます。たとえば、ライトキューブ宇都宮の懇親会で火気(ガス)を使用して餃子の実演を行う場合、屋内(中ホールなど)では火気が使えないため、隣接する屋外の「交流広場」を活用したガーデンパーティー形式での開催が提案されます。万が一の雨天時にも、広場と屋内ホールを組み合わせてスムーズに進行できるようなバックアップ体制が整っています。
もちろん、ほかにも歓迎サイネージでの掲示、お土産販売コーナーの設置、観光パンフレットや多言語MAP、コングレスバックの提供、宇都宮ならではのアトラクションの提案など、宇都宮市では、地域の食や文化を活かした魅力的なイベントづくりを包括的に支援しています。

“ちょうどよい規模・距離・予算”が強みになる宇都宮MICE
開催地を選ぶとき、主催者が最も重視するのは、参加者満足と運営リスクの最小化です。宇都宮は、その判断軸に対して具体的な回答を持っています。東京から約50分という心理的ハードルの低さ、駅スグのライトキューブ宇都宮による移動ロスの少なさ。受付の混乱や移動遅延といった“小さなストレス”を積み重ねない設計が可能です。
懇親会やエクスカーションの組み立てやすさは、宇都宮の強みです。餃子の実演、日本酒の提供、ジャズやカクテルの演出といった地域性あるコンテンツを、補助制度を活用しながら実装できます。「参加してよかった」と言わせる仕掛けを合理的なコストで組み込める可能性があります。また、会場の利用料や宿泊費といった部分も、地方都市ということで有利です。
もちろん、2,000名超の超大型案件には単体施設としての限界があります。周辺施設との連携や運営の工夫は必要になるかもしれません。それは裏を返せば、過度な分散を生まず、運営をコントロールしやすい規模感ともいえます。
宇都宮はちょうどよい規模感、東京からの距離、新幹線駅からの距離、リーズナブルな利用料、ユニークなコンテンツなど「ちょうどよい」が揃っているといえます。実際に利用された主催者から、クチコミで評判が広がって「MICEにちょうどよい宇都宮」と認知されていくのではないでしょうか。