「MICE Venue Elite」北海道・東北エリア:大和ハウス プレミストドーム/旭川市大雪クリスタルホール/仙台国際センター 全国のMICE施設から特にご紹介したい施設を特集
全国のMICE施設から特にご紹介したい施設をMICE TIMES ONLINE編集部がご紹介する「MICE Venue Elite」。各施設の担当者に直接お話を伺いました。今回は北海道・東北エリアの施設をご紹介します。ぜひ、今後の会場選びの参考にしていただきたいです。
これまでのMICE Venue Elite特集
東京 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-tokyo-1/
関東 https://micetimes.jp/mice-venue-elite-kanto/
ご紹介する施設は3つ
今回、ご紹介するのは関東エリア「大和ハウス プレミストドーム」「旭川市大雪クリスタルホール(旭川市国際会議場)」「仙台国際センター」の3施設です。
【大和ハウス プレミストドーム】圧倒的なスケールと他にはないユニークな演出、記憶に残るMICEを実現

スポーツ観戦や大規模コンサートの会場として有名な札幌の「大和ハウス プレミストドーム」ですが、実はMICE開催地としても高いポテンシャルを秘めていることをご存知でしょうか。広大なアリーナ空間とユニークベニューとしての特性を活かし、企業のインセンティブツアーや大規模なパーティーなど、他では味わえないイベントを実現できるのです。

スポーツ施設にとどまらない多目的アリーナとしての実力
大和ハウス プレミストドームは、野球やサッカーといったプロスポーツの試合だけでなく、展示会やコンサート、さらにはラリー大会やスキー大会まで開催可能な全天候型の多目的施設です。この「何でもできる」という特性は、MICE利用においても大きな強みとなります。
特に注目すべきは、約1万7,800平方メートルにも及ぶ広大なアリーナの活用方法。たとえば過去に開催された3000名規模パーティー。アリーナの半分を表彰式の会場として使用し、もう半分を懇親会の会場としてセッティングすることで、移動のストレスなくスムーズなイベント運営を実現しました。このように、参加人数や目的に応じて空間を柔軟にレイアウトできる点は、大規模なコンベンションや式典を行う主催者にとって大きなメリットと言えるでしょう。
スムーズなアクセスと搬入出の利便性
大和ハウス プレミストドームは、新千歳空港から大型貸切バスを利用すれば、乗り換えなしでスムーズに到着できます。バスは敷地内のアリーナ直近まで乗り入れることができるため、VIPや多くの参加者を迎える際も安心です。札幌市営地下鉄東豊線「福住駅」からも徒歩約10分と、札幌市内中心部からのアクセスも良好です。
設営や撤収の面でも大きな利点があります。アリーナの床面はコンクリートであるため、大型トラックや作業車が直接場内に乗り入れて作業を行うことが可能です。展示会や大規模な装飾を伴うイベントでも、効率的な設営と撤収が可能となり、主催者の負担軽減につながります。

ユニークベニューとしての演出と体験
MICE開催地を選定する際、参加者の記憶に残る「ユニークベニュー」としての要素は欠かせません。大和ハウス プレミストドームには、この施設ならではの驚きと感動を提供する設備が数多く存在します。
過去のインセンティブツアーの事例では、野球場ならではの演出が好評を博しました。コンクリートの床面にマウンドやベースを設置して投球体験を行ったり、大型ビジョンのスコアボードに参加者の名前を表示したりといった演出です。イベントのフィナーレには、敷地内から花火を打ち上げ、アリーナの外に出て鑑賞するといったダイナミックなプランも実現されています。

施設内には国内唯一のドーム展望台があり、札幌の街並みを一望できるこの空間を少人数のレセプションなどで活用することも可能です。このユニークな施設の仕組みを知るだけでも驚きが生まれるかもしれません。たとえば、世界初である空気圧で浮上して移動する天然芝サッカー場「ホヴァリングサッカーステージ」。巨大なステージが動く仕組みや、雪国での管理方法など、その裏側を知ることは技術的な関心を引くコンテンツとなり得ます。

既存の枠にとらわれない自由な発想で、主催者の要望に合わせたユニークな使い方ができる点が、この施設の最大の魅力と言えるでしょう。記憶に残る特別なイベントを計画されている方は、次なる候補地として選択肢に加えておきましょう。一般的なホテルやコンベンションセンターでの開催に慣れてしまった参加者に対して、ドーム球場という非日常的な空間は新鮮な驚きを与えることができます。
大和ハウス プレミストドーム
収容人員 53,820名
面積 約17,800㎡
展望台、キッズルーム、トレーニングルーム ほか
札幌市豊平区羊ケ丘1番地
地下鉄 福住駅 徒歩10分
TEL:011-850-1000
公式Webサイト・お問い合わせ
https://www.sapporo-dome.co.jp/
【旭川市大雪クリスタルホール(旭川市国際会議場)】「優良ホール100選」に選ばれた音楽堂をはじめとした会議場・博物館が一体となった公共施設
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1階後方からでもステージ上の登壇者の表情まで見られる
音楽堂、国際会議場、博物館の3つの機能を一つの施設に集約した複合施設です。中でも「音楽堂」は、日本音響家協会による「優良ホール100選」にも選出されており、音響の質には定評があります。
ホールはシューボックス型で、客席数は597席。10列目以降には約10センチの段差が設けられているため、1階後方からでもステージ上の登壇者の表情までしっかりと見えます。演奏会はもちろん、講演会や研究発表会など、言葉を届ける場としても利用できます。「特にコンサートホールの音響を活かした音楽イベントでの利用を検討してほしい」とのことでした。

利用用途は多岐にわたります。学会では医学系を中心に、国際会議やシンポジウム、各種会議など規模もさまざま。大規模な学会や企業コンベンションで全館利用する場合には、音楽堂で基調講演を実施し、その後の分科会を国際会議場(最大300名収容の大会議室や、最大150名収容のレセプション室、4つの小会議室)で行うといった流れで行われます。会場間移動によるタイムロスや参加者のストレスを抑え、プログラム全体の密度を高められます。
さらに、敷地内には乗用車360台、大型バス12台を収容できる無料駐車場を完備。団体利用や車での来場に対応します。

日本海・オホーツク海・太平洋の三海域に近い物流の要衝”旭川”のアフターコンベンション
旭川の街の魅力は、何よりそのコンパクトさにあります。MICE施設や宿泊、飲食エリアが市街地にまとまっています。空港は冬場でも就航率が99%と安定しており不安が少ないのも特徴です。会場はJR「旭川駅」から徒歩約10分ほど、バス停「大雪クリスタルホール前」からはすぐです。
MICEの成功の先に見据えるのは”旭川という街そのものを体験してもらう”こと。旭川は「旭山動物園」などの観光資源がたくさん。また、内陸都市でありながら、日本海・オホーツク海・太平洋の三海域に近い物流の要衝でもあるため、農産物・海産物が豊富で食材の質が高く充実しています。同一建物内にある「旭川市博物館」は、アイヌ文化や旭川の郷土の自然を深く学べる貴重な場所です。会議の合間や終了後に”アフターコンベンション”として組み込むのはいかがでしょうか?

延べ26万人動員の「菓子博」は開会式会場として活用
2025年5月末から6月中旬にかけて開催された「あさひかわ菓子博2025(第28回全国菓子大博覧会)」では延べ26万人を動員を記録。全国から菓子職人や観光客が集まりました。隣接する「道北アークス大雪アリーナ」をメイン会場とし「旭川市大雪クリスタルホール」では開会式や商談会の会場として活用されました。

旭川市大雪クリスタルホール
大会議室 300名(シアター)
レセプション室 150名(シアター)
第1会議室 24名(口の字)
第2会議室 27名(スクール)
第3会議室 45名(スクール)
第2+第3会議室 90名(スクール)
第4会議室 8名(応接型)
特別室
旭川市神楽3条7丁目
JR 旭川駅 徒歩10分
バス 大雪クリスタルホール前 すぐ
バス 大雪アリーナ前 徒歩5分
バス 道路事務所前 徒歩4分
TEL:0166-69-2000
公式Webサイト・お問い合わせhttps://www.city.asahikawa.hokkaido.jp/kurashi/329/348/357/d054744.html
【仙台国際センター】仙台駅5分で杜の中。「国連防災世界会議」を見据えて設計された、国際水準の展示棟・会議棟

※2025年4月より大規模改修工事を実施中。
会議棟は2025年4月20日から2027年10月末、展示棟は2027年4月1日から10月末を工事期間(予定)としています。

仙台駅5分で森に囲まれたリトリート空間へ
杜の都・仙台を象徴する青葉山の緑に「仙台国際センター」は囲まれています。周囲には広告看板1つたりとも見当たりません。街の喧騒から切り離された、静かさがここにはあります。春は桜、夏は鮮やかな深緑、秋は紅葉、冬は雪景色。四季折々の表情を見せてくれます。
驚くのは「仙台駅」から地下鉄でわずか5分の「国際センター駅」の目の前にあること。中には歩くだけで気持ちがいいからと、「仙台駅」から青葉山方面へ30分ほど歩いて、会場まで向かう方もいます。主催者・参加者の双方から”会議に集中できる環境”と評価されているのです。
※リトリート:忙しく過ごす日常生活から一時的に離れ、心身をリフレッシュして自分と向き合う時間を過ごすこと

東北大学隣接。数千名規模の学術会議や国際会議を支える
日本屈指の研究機関である東北大学(青葉山・川内キャンパス)に隣接しており、医学・工学・理学をはじめとする学術会議や各企業の会議、研修会、各種展示会、イベントで使われています。
「会議棟」「展示棟」で構成され、一体利用で最大6,000名規模の大規模催事ができます。ポスターセッション、企業展示、分科会をスムーズに回遊させるタテ移動が少ない動線で、数多くの会議を成功に導いてきました。
2015年に竣工した「展示棟」は、3,000㎡の無柱の展示室を有し、世界でみても珍しい”全面カーペット敷き”を採用。保守・メンテナンスの難しさは承知の上。2015年3月「第3回 国連防災世界会議」のメイン会場として使用されることを想定し、国際会議のレセプションや展示会にふさわしい空間性を追求しました。
「会議棟」は、1,000名収容の大ホールや展示・レセプションホール、大・中・小会議室などを配置。主要会場には最大6カ国語対応の同時通訳設備を完備。移動型の設備も保有しているため、主要会場以外でも設備を利用することができます。

リピートの理由はホスピタリティを最優先にしているから
仙台国際センターが、多くの主催者から「次もここで」と選ばれ続ける理由。それは親身で丁寧な対応にあります。最優先に掲げてきたのは、ハードではなくソフト面のホスピタリティ。主催者と同じ目線でゴールを目指す”伴走”に近い姿勢を目指してきました。
担当者はこう話します。「最終的に心に残るのは、“あの人、すごく対応が良かったな”という記憶だと思うんです。だから、また(施設を)使いたいと思ってもらえる」
国際会議や学会の中には、準備期間が5年、6年に及ぶものがあります。長い時間をともに過ごし、無事に会期を終えた瞬間、スタッフが思わず涙ぐむこともあるそうです。編集部が話を伺った際も、その姿勢は変わりませんでした。コミカルで、本音を話したくなる空気感。「また使いたい」と思い出されるのは、施設ではなく“人”なのかもしれません。

仙台国際センター
大ホール 1000席
展示・レセプションホール 桜 755㎡
大会議室 荻 379㎡
大会議室 橋 463㎡
白橿 366㎡
展示室1~3 それぞれ1000㎡
会議室1~4、小会議室1~8、和室 10畳2間
仙台市青葉区青葉山無番地
JR 仙台駅 徒歩30分
地下鉄 桜通線 国際センター駅 徒歩1分
TEL:022-265-2211
公式Webサイト・お問合せ
https://www.aobayama.jp/


