【沖縄 大型MICE施設整備の入札不調】沖縄県マリンタウン国際会議・大型展示場整備運営等事業
沖縄県 の発表より
沖縄県は、2024年6月に公告した「沖縄県マリンタウン国際会議・大型展示場整備運営等事業」について、9月18日までに入札参加表明書の提出がなく、入札不調となったと発表しました。今後、条件を見直し再度公告することが検討されています。
この事業は、当初、展示場は30,000㎡以上、多目的ホールは7,500㎡以上の規模で、DBO(設計・施工・運営)方式で事業者を募集していました。2017年には大林組が代表を務めるグループが落札しましたが、一括交付金の利用が認められず、事業は進展を見せていません。
今回の6月の公告では、展示場の規模を1万㎡以上に縮小し、事業手法をPFI(建設・譲渡)方式に変更されました。しかし、入札不調という結果になりました。これにより、MICE施設の開業が先送りとなる見通しです。
マリンタウンについて(西原町 Webサイトより)
「中城湾港マリンタウンは、沖縄本島の東海岸南部地域に位置する142haの埋立造成地で、西原町・与那原町の活性化と中南部地域の振興のため、「海辺のアメニティー豊かなまちづくり」を推進するものです。
マリンタウンは西原町域分と与那原町域分があり、西原町域分を「東崎」、与那原町域分が「東浜」という地名になっています。」
沖縄県マリンタウン国際会議・大型展示場整備運営等事業 入札公告
沖縄県マリンタウン国際会議・大型展示場整備運営等事業について
沖縄県では、「新・沖縄21世紀ビジョン基本計画」に基づき、MICE振興による「ビジネスツーリズム」を沖縄観光の新機軸と位置づけ、国際的なMICE開催地としてのブランドの構築及び関連産業の成長発展に向けた施策を推進しています。
沖縄県マリンタウン国際会議・大型展示場を整備・運営することによって、県内の既存MICE施設では対応が難しい国内外の様々なMICE需要を積極的に取り込み、本県のMICE振興を新たなステージへ引き上げることを目指しております。
MICE施設を中心とした魅力あるまちづくりに取り組むことによって、県土の均衡ある発展に繋げてまいります。(沖縄県Webサイトより引用)