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東京オートサロン2026 1月9日~11日、幕張メッセで開催 世界最大級のカスタムカーの祭典 どんなイベント?出展者は?見どころを解説

2026年の年明け、自動車ファン待望の世界最大級のカスタムカーの祭典「東京オートサロン2026」が、1月9日から11日までの3日間、千葉県の幕張メッセで開催されます。日本のカスタムカー文化を世界に発信するこのイベントは、最新の車両展示だけでなく、会場全体を使ったエンターテインメントも充実しており、初心者から熱心なファンまで幅広く楽しめます。今回は、その見どころや開催概要についてわかりやすくご紹介します。

東京オートサロン2025の様子(編集部撮影)
東京オートサロン2025の様子(編集部撮影)

世界最大級の規模を誇るカスタムカーの祭典

東京オートサロンは、単なる自動車の展示会にとどまらず、日本の独自のカスタムカー文化を国内外へ広めることを目的にスタートしました。現在では、その規模と熱気から世界最大級の自動車イベントとして定着しており、長年にわたり多くの自動車ファンに愛され続けています。会場には個性豊かなカスタムカーや最新のチューニングカーが所狭しと並び、自動車の新たな可能性や楽しみ方を体感できる場となっています。

東京オートサロン2025の取材記事

東京オートサロン

2026年開催の注目コンテンツとエンターテインメント

今回の開催で特に注目されているのが、屋外イベント会場と南通路を使用して行われる「HondaのF1走行」です。世界最高峰のモータースポーツであるF1マシンの迫力を間近で感じられる貴重な機会となります。会場を華やかに彩るイメージガール「A-class」の活動も見逃せません。彼女たちはイベントのPRや会場での盛り上げ役として活躍し、祭典に華を添えます。さらに、2026年のオフィシャルインフルエンサーも発表されており、SNSなどを通じた情報発信や会場での連携企画にも期待が高まります。

東京オートサロン

Honda F1デモランにはWilliams Honda FW11が登場。WRCマシンも集結

会場では、今年も“リアルな走り”を体感できる走行コンテンツを多数用意し、10日と11日の2日間にわたって多彩なマシンが登場します。10日には、前回大きな反響を呼んだHondaのF1マシン走行とエンジン始動を再び実施します。走行車両は、1986年にHondaにF1初のコンストラクターズタイトルをもたらしたWilliams Honda FW11で、佐藤琢磨選手がステアリングを握り、会場南側通路も使った迫力あるデモランを展開します。1991年にダブルタイトルを獲得したMcLaren Honda MP4/6のエンジン始動も予定されており、往年のF1ファンにはたまらないサウンド体験を用意します。

11日には、世界ラリー選手権でマニファクチャラーとドライバーのダブルタイトルを獲得したTOYOTA GAZOO Racing WRTのTOYOTA GR YARIS Rally1とGR YARIS Rally2が登場し、勝田貴元選手がその走りを披露。また、新井敏弘選手によるSUBARU WRX STI(VAB)のデモラン、東京オートサロンの恒例コンテンツとなったD1GP Kick Off Driftも実施され、ドリフトならではの大迫力の走行で会場を盛り上げます。屋外イベント会場の観覧方法や南側通路を使ったエリアの詳細は、今後公式サイトで案内される予定です。名車の走行から最前線のモータースポーツまでを一度に体感できる、モーターファン必見のプログラムです。

東京オートサロン2025の様子(編集部撮影)
東京オートサロン2025の様子(編集部撮影)

参加型企画や特別チケットにも注目

展示を見るだけではなく、来場者が積極的に参加できる企画も用意されています。アンケートに回答することで豪華賞品がもらえるチャンスがあり、訪れる楽しみの一つとなっています。また、遠方からの参加者やより快適にイベントを楽しみたい方に向けた「VIPチケット付きバスツアー」の受付も開始されています。特別な体験ができるこのチケットは、混雑を避けてゆっくりとイベントを満喫したい方におすすめです。

東京オートサロン

AUTO SALON SPECIAL LIVE出演アーティスト 高橋洋子、鈴木亜美、DJ KOO、近藤真彦ら

東京オートサロン2026の会期中に開催される「AUTO SALON SPECIAL LIVE」の出演アーティストも決まりました。ライブはイベントホールで実施され、10日(土)はAislE、鈴木亜美、MAX、DJ KOO(TRF)が登場し、ダンスミュージックやJ-POPヒット曲で会場を盛り上げます。11日(日)は高橋洋子、中村あゆみ、近藤真彦という豪華なラインアップとなり、アニソン、ロック、ポップスと幅広い世代に響くステージが予定されています。いずれも、クルマイベントの枠を超えて音楽ファンにも訴求する内容になっている点が特徴です。

このライブは、該当日の東京オートサロン2026の入場券を持っていれば追加料金なしで観覧できる予定で、カスタムカー展示と音楽ライブを一度に楽しめるのが魅力です。会場に来られない人向けにはオートサロンTVによる配信も行われますが、SPECIAL LIVE自体は配信対象外となっており、幕張メッセでしか味わえない“生の盛り上がり”が強調されています。また、同期間中にはeモータースポーツイベント「e-SPORT EXPERIENCE」や豪華賞品が当たる来場者アンケート企画なども実施され、会場全体で「年に一度のカスタムカーとエンターテインメントの祭典」を演出します。

東京オートサロン2025の様子(編集部撮影)
東京オートサロン2025の様子(編集部撮影)

開催概要と情報収集に便利なポータルサイト

開催日程は2026年1月9日(金)、10日(土)、11日(日)の3日間です。会場となる幕張メッセでは、国際展示場ホール1から11に加え、国際会議場、イベントホール、屋外展示場と、広大な施設をフルに活用して行われます。イベントに関する最新情報や、出展企業から発信されるカスタムカー情報は、自動車ファンと企業をつなぐポータルサイト「Online AUTO SALON」で確認できます。ユーザー登録を行うことで、好みに合わせた情報が無料で配信されるため、事前の情報収集に役立ちます。


注目の出展者情報を随時更新します!

タカラトミー

タカラトミー:開催記念トミカと頭文字Dトミカが並ぶ

タカラトミーは、トミカブース、トミカ頭文字Dブース、トミカ販売ブースの三つのエリアで、ミニカー好きにはたまらない展示と販売を行います。中央モールスペースのトミカブースでは、トヨタ GR スープラ、日産 スカイライン GT-R(BNR32)、ランボルギーニ レヴエルトといった「東京オートサロン2026 開催記念トミカ」を紹介し、イベントならではの特別感あるカラーリングや仕様をじっくり見ることができます。

隣接するトミカ頭文字Dブースでは、ドリームトミカ 頭文字D スペシャルセットをフィーチャーし、作中に登場する名車たちを一堂に展示します。国際会議場2階の販売ブースでは、開催記念トミカやイベントオリジナルトミカ(トヨタ GR カローラ)などを数量限定で販売し、事前予約販売と会場販売を組み合わせて多くのファンに行き渡る運営を行います。家族連れからコアなコレクターまで、東京オートサロンならではの「ここでしか手に入らないトミカ」との出会いを楽しめます。もし、こんな素敵なものが手に入ったら年甲斐もなく、ミニカーで頭文字Dごっこに励んでしまいそうです…。

BMW

BMW:Mパフォーマンス・パーツで魅せる高性能BMW Mワールド

BMWは、高性能部門BMW Mが手がけるモデルに純正チューニングパーツ「BMW Mパフォーマンス・パーツ」を装着した車両を中心に展示し、走りとスタイルを両立した世界観を打ち出します。目玉となるのは、日本初公開となるBMW M2 CSのMパフォーマンス・パーツ装着車で、空力パーツやホイール、インテリアまでトータルにコーディネートされた、一歩踏み込んだスポーツドライビングの姿を示します。

会場では、BMW M5 M xDrive Touring、BMW M3 M xDrive、BMW X7 M60i xDriveといったモデルにもMパフォーマンス・パーツを組み合わせ、セダン、ツーリング、SUVそれぞれで楽しめるカスタマイズの方向性を提案します。また、ブース内特設ステージでは、レーシングドライバーらによるトークショーを開催し、BMW Mの魅力やモータースポーツ活動、純正部品・正規ディーラーサービスの価値を紹介します。ブランドコンセプト「GEN M(走り方は、生き方だ。)」を体感できる内容になっています。

JAF

JAF:謎解きでロードサービスを楽しく学べる体験型ブース

JAFは、東京オートサロン2026で謎解きコンテンツを中心とした体験型ブースです。ブースの主役となるのは「JAFからの挑戦状」と題した謎解き企画で、来場者はロードサービスカーの展示や活動紹介パネルなどを手がかりに問題を解きながら、JAFの役割やサービス内容を自然と学べる構成になっています。単なる情報展示ではなく、自分のペースで歩き回りながらヒントを集めていくスタイルのため、子どもから大人までゲーム感覚でJAFの活動に触れられる点が特徴です。

コンテンツ体験者を対象としたSNS投稿キャンペーンも実施し、指定のハッシュタグなどを用いた投稿で参加できる仕組みを用意します。また、JAF会員向けにはスマートフォンアプリのクーポン提示によるノベルティ配付も行い、既存会員へのサービス還元と来場者との接点づくりを両立させます。ロードサービスや交通安全活動を幅広いモーターファンに印象づける狙いを持ったブースであり、家族連れや若い来場者にとっても立ち寄りやすい内容になっています。

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