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イベントのニュース

【随時更新】ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸:旅行・観光業界の国内最大のイベント これまでの歴史と愛知初開催の今年の概要・出展情報をご紹介(9/20更新)

イベントのニュース

ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸は、日本最大級にして世界有数の総合観光イベントとして、2025年9月25日から28日までAichi Sky Expoで初めて愛知の地で開催されます。今年のテーマ「旅は“知”の再発見」を掲げ、中部・北陸地域全体の観光振興、北陸の復興支援、そして中部国際空港の国際ハブ機能強化という多角的な戦略的意義を担う、まさに業界注目のビッグイベントです。本記事ではイベントの概要、歴史などをわかりやすくご紹介します。

※9/5、9/11、9/14、9/16、9/20出展情報更新

目次 / Table of Contents

ツーリズムEXPOジャパン2024の様子

ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸:開催概要

イベント基本情報とテーマ

正式名称は「ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸」。2025年9月25日(木)から28日(日)までの4日間、愛知県国際展示場「Aichi Sky Expo」にて開催されます。前半の9月25日(木)、26日(金)は旅行、観光、MICE業界関係者向けの「業界日」、後半の9月27日(土)、28日(日)は一般来場者向けの「一般日」となります。会場となるAichi Sky Expoは中部国際空港(セントレア)に直結しており、国内外からのアクセスに優れているのが大きな特徴です。

Aichi Sky Expoについての記事はこちら

今年の開催テーマは「旅は“知”の再発見」であり、単なる観光地の訪問に留まらず、旅を通じて新たな知識や文化、価値観に触れるという、より深く知的な旅行体験の価値を提唱しています。本イベントは、公益社団法人日本観光振興協会、一般社団法人日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)の日本の観光を牽引する3団体が主催しています。

開催概要

会期:業界日 9/25・9/26(10:00–18:00)、一般日 9/27(10:00–18:00)・9/28(10:00–17:00)
会場:Aichi Sky Expo
主催:日本観光振興協会/JATA/JNTO
合同開催:VISIT JAPAN トラベル&MICE マート 2025

公式Webサイト https://www.t-expo.jp/

注目イベントと来場者目標:スペシャル・サポーターは瀬戸朝香さん

イベント期間中、様々なプログラムが予定されています。9月27日(土)には岩田剛典さんによる「スペシャルトークイベント」が、9月28日(日)にはTEJスペシャル・サポーターを務める瀬戸朝香さんによる「トークショー」が、Aichi Sky Expo 展示ホール B 「Aステージ」にて開催されます。

岩田剛典さんのイベントは13:00~14:00に開催され、入場、観覧にはツーリズムEXPOジャパン2025の入場券と、当日配布される「観覧指定席券」または「立見エリア観覧整理券」が必要となりますが、スペシャルトークイベント自体は無料で観覧できます。定員は1500名で、300席程度の指定席は抽選で配布されます。この抽選は当日受付のみで、事前申し込みは不要です。当日午前9時よりTEJ2025会場内『スペシャルトークイベント受付』にて観覧券が配布され、抽選で当選された方には指定席券、当選されなかった方には立見エリアの整理券が渡されます。

瀬戸朝香さんのトークショーは9月28日(日)14:30に開催され、愛知県瀬戸市出身で瀬戸市広報大使を務める瀬戸さんがご自身の“旅”についてお話されます。観覧にはツーリズムEXPOジャパン2025の入場券が必要です。

本イベントでは、業界日3万4千人、一般日6万6千人の合計10万人という来場者目標を掲げており、商談目標は5,500件以上、出展目標は1,100小間が設定されています。また、日本最大のインバウンド商談会「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート2025(VJTM)」も同時開催され、海外の旅行会社(バイヤー)と国内の観光事業者(セラー)とのビジネスマッチングが強力に推進されます。


ツーリズムEXPOジャパン2024の様子

日本最大級の旅の祭典:ツーリズムEXPOジャパンの軌跡

誕生の背景と初期の成長

ツーリズムEXPOジャパン(略称TEJ)は、2014年に「観光産業をさらに活性化させる」ことを目的に誕生した、日本最大級にして世界有数の総合観光イベントです。それまで別々に開催されていた国内旅行フェア「旅フェア」と、海外・訪日旅行を主眼とした「JATA旅博」が統合され、日本の観光を「オールジャパン」体制で国内外に発信する統一プラットフォームとしてスタートしました。日本の観光産業を国の成長戦略の柱として位置づけ、世界市場における競争力を高めるための国家戦略の一環とされています。初開催の2014年には東京で約15万8千人が来場し、華々しいスタートを切りました。その後、2018年には過去最多となる約20万7千人もの来場者数を記録し、その規模を急速に拡大させました。

来場者数の推移(2014年–2024年)

2014(東京):157,589人
2015(東京):173,602人
2016(東京):185,844人
2017(東京):191,577人
2018(東京):207,352人
2019(大阪):151,099人
2020(沖縄):24,174人
2021:開催中止
2022(東京):124,074人
2023(大阪):148,062人
2024(東京):182,934人

開催地の変遷とパンデミックからの回復

TEJは、当初は東京を中心に開催されていましたが、2019年に初の大阪開催、2020年には沖縄開催と、開催地を首都圏以外にも広げる「地方開催戦略」を展開してきました。しかし、2020年の沖縄開催は新型コロナウイルス感染症の影響で規模が縮小され、来場者数は約2万4千人にとどまり、2021年には開催延期(実質中止)となるなど、世界的なパンデミックによる大きな試練に直面しました。

パンデミック後、2022年に東京で再開され、約12万4千人が来場し復調の兆しを見せました。続く2023年の大阪開催では約14万8千人、そして2024年の東京開催では約18万3千人が来場し、コロナ禍前の水準に迫る活況となりました。そして、2025年に初めて愛知・中部北陸で開催されることは、この地方開催戦略の集大成といえるでしょう。

ツーリズムEXPOジャパン2024の様子

愛知・中部北陸開催の意義

「昇龍道プロジェクト」の国際的ショーケース

2025年の開催地に愛知・中部北陸が選ばれた背景には、中部・北陸地域の広域振興という明確な狙いがあります。中部地方から北陸地方にかけて龍が昇るように伸びる観光ルートの愛称である「昇龍道」は、愛知・岐阜・長野・静岡・三重・滋賀・富山・石川・福井の9県にまたがります。このエリアは観光資源が豊富でありながら、これまで首都圏・関西圏に比べ訪日客の周遊が少ない傾向が指摘されてきました。TEJを誘致することで、この「昇龍道プロジェクト」にとって過去最大級の国際的プロモーション機会を提供し、広域周遊観光の起爆剤として地域経済の活性化に大きく貢献しようとしています。今回のTEJ2025では、9県が初めて共同ブースを設置し、文化・自然・食・体験など多彩な観光資源を世界に向けて発信します。

北陸復興支援とセントレアのハブ機能強化

タイミング的にも、2025年は中部国際空港(セントレア)開港20周年にあたります。世界中から参加者が集まる本イベントを空港直結のAichi Sky Expoで開催することは、セントレアの利便性とポテンシャルを国際社会に強くアピールする絶好の機会となり、同空港をハブとしたインバウンド・アウトバウンド需要拡大を図る狙いがあります。新規航空路線の誘致や旅客数の増加を促し、日本の空の玄関口の多極化に貢献することが期待されています。

また、主催者発表では、北陸新幹線の延伸や、近年北陸地方で発生した自然災害からの復興支援も視野に入れて本イベントを開催すると明言されており、TEJを通じて北陸地域への観光客呼び戻しや風評払拭を後押ししたい考えです。

MICE拠点としての愛知の魅力

愛知県は製造業だけでなく、観光・MICE誘致にも力を入れており、県内の自治体・経済団体・交通機関などで開催地連絡協議会を結成し、全面支援する体制を整えています。開催会場となるAichi Sky Expoは2019年開業の最新大型コンベンション施設で、中部国際空港に直結という利点に加え、5つの展示ホールと会議室群を備え、延べ60,000㎡超のイベントスペースは国内有数の規模を誇ります。

名古屋市内にも名古屋国際会議場やポートメッセなごや等の施設があり、ホテルの客室数も東海エリア最大級で、大規模会議や展示会を支えるインフラが整っています。この「観光資源の多様性×アクセシビリティの高さ×MICE施設の充実」という三拍子揃った愛知・中部北陸地域が、ツーリズムEXPOジャパンという舞台を通じて自らの強みを国内外にアピールできる意義は大きいでしょう。

ツーリズムEXPOジャパン2024の様子

ツーリズムEXPOジャパン2025 注目のプログラム

スペシャル・サポーター瀬戸朝香さんのトークショー

愛知県瀬戸市出身で瀬戸市広報大使を務める女優の瀬戸朝香さんが、ツーリズムEXPOジャパン2025のスペシャル・サポーターに就任されました。9月28日(日)14:30よりAステージにて、ご自身の「旅」について語るトークショーにご出演されます。観覧にはTEJ2025の入場券が必要です。

岩田剛典さんのスペシャルトークイベント

9月27日(土)13:00から14:00まで、Aichi Sky Expo 展示ホール B 「Aステージ」にて、岩田剛典さんによるスペシャルトークイベントが開催されます。観覧は無料ですが、TEJ2025の入場券と当日配布の観覧券(観覧指定席券または立見エリア観覧整理券)が必要です。指定席(300名)は抽選となり、午前9時より会場内『スペシャルトークイベント受付』にて観覧券が配布されます。抽選に外れた場合は立見エリアの観覧整理券が渡されます。当日は安全上の観点から徹夜待機および深夜来場は禁止とされており、禁止行為があった場合はトークイベントを中止する可能性もあるため注意が必要です。

業界の未来を議論する多様なセッション

ツーリズムEXPOジャパンは、単なる旅行博に留まらないMICEイベントとしての側面も持ち合わせています。開催初日には、世界各国の観光担当閣僚や国際機関リーダーが参加する「TEJ観光大臣会合」が開かれ、観光の課題や協調策が話し合われます。観光振興やSDGs達成に資する優れた取り組みを表彰する「ジャパン・ツーリズム・アワード」の表彰式も併催されます。

日本政府観光局(JNTO)主催の国際商談会「VISIT JAPAN トラベル&MICE マート(VJTM)」がTEJに合わせて合同開催され、海外バイヤーと日本の観光事業者との間で数千件規模のビジネスマッチングが期待されます。その他、「トラベルソリューション展」や業界関係者向けセミナー「ツーリズム・プロフェッショナル・セミナー」も開催され、デジタルトランスフォーメーション(観光DX)やコンテンツツーリズムなど、最新の潮流が発信されます。2025年は初めて「コンテンツツーリズム」専門エリアが設けられる予定です。


随時更新、ツーリズムEXPOジャパン2025 出展情報

北海道観光機構、北海道の魅力を一堂に集めた体験型ブース(9/20更新)

北海道観光機構が展開する北海道ブース中央にはサイロを模したステージや牧草ロールを配置し、北海道の世界観を表現。食や文化、自然体験を通じて多彩な魅力を発信します。27日には先着300名にキュンちゃんオリジナルバッグがもらえる観光PRステージを実施、28日には元プロ野球選手の杉谷拳士氏が登壇し、「アドベンチャートラベル」や「ナイトタイムエコノミー」をテーマにトークを行います。試食・試飲コーナーやサステナブルをテーマにしたワークショップ、ガラポン抽選会など来場者が楽しめる企画も用意されています。

観光PRコーナーでは、道北・道央・道南・道東の14地域を紹介。ガストロノミー・ワインツーリズム、アドベンチャートラベル、ケアツーリズム、ナイトタイムエコノミー、そしてウポポイによるアイヌ文化体験など、テーマ別に北海道の最新観光情報を発信します。豪華景品が当たる事前応募キャンペーンも実施され、北海道の多彩な魅力を五感で体感できるブースとなっています。

沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)、「ちむどんどんする、冬の沖縄」をテーマに彩り豊かなブースを展開(9/20更新)

今年の沖縄ブースは「彩(いろどり)」をコンセプトに掲げ、テーマは「ちむどんどんする、冬の沖縄」。沖縄出身アーティストpokke104氏のデザインによる華やかな装飾を施し、自然、文化、食、人といった多様な魅力を冬ならではの彩りとして紹介します。

温暖な気候に恵まれた沖縄は、冬も快適に過ごせるリゾート地。海や自然の体験、旬の味覚、伝統文化を通して訪れる人に「心躍るワクワク感=ちむどんどん」を感じてもらえる展示内容です。沖縄関連エリアにはOCVBをはじめ、美ら海水族館や首里城公園を運営する沖縄美ら島財団、離島や各市町村、スポーツ、ユニバーサルツーリズム、フィルムツーリズムなど、全16団体が出展。それぞれが個性あるコンテンツを用意し、沖縄の多彩な魅力を一堂に紹介します。

名鉄観光

名鉄観光、「4つの“チ”」体験型イベント満載のブース(9/20更新)

名鉄観光サービスの出展コンセプトは「4つの“チ”」として、旅を通じて得られる英“知”、愛“知”の地域振興、“地”域価値の向上から新たな価“値”を提供することを掲げ、規模を拡大して展開します。

ブースでは、スポーツや教育、地域活性化、趣味やIPコンテンツに関連した多彩なイベントを実施。アイスホッケー体験やパターゴルフチャレンジ、登山・ハイキンググッズ展示、親子で楽しめる体験教室、岡ジャズトレインツアーを再現したジャズ演奏会などを行います。また、プロゴルファー関雅史氏や荻原次晴氏(登山愛好家・元五輪代表)、アニメ「ざつ旅」声優陣によるトークショーも予定され、幅広い世代が楽しめる内容です。ギフト旅行券やオリジナルグッズが当たる巨大ガラポン抽選会も実施。名鉄観光ならではの多彩な旅の魅力を体験できるブースとなりそうです。

グアム

グアム政府観光局、現地企業とつくる実用情報×体験プログラム(9/16更新)

ブースには観光局スタッフに加え、ホテル、マリンアクティビティ、観光施設などの現地企業が集結し、各カウンターで最新情報をご案内。気になる宿泊やツアー、海遊びの相談をその場で直接質問でき、旅程づくりに役立つガイドブックやドライブマップもお持ち帰りできます。会場内では本場のカルチャーパフォーマンスを実施し、グアムの空気感を体感。公式SNSのフォロー特典としてオリジナルエコバッグを先着配布するほか、現地企業によるプレゼンテーションや来場者向けのプレゼント企画もご用意しています。初めての渡航検討からリピーターの情報収集まで、実用的で楽しいコンテンツを一度に集められます。

ハワイ州観光局ブース:フラ公演と共同セミナーで最新情報を網羅(9/16更新)

一般日には、クムフラ・マイケル・カッイリプーノフ・キャノピンによる本格フラ(カヒコ/アウアナ)公演が各日2回実施され、終演後の撮影時間も設けられます。セミナーでは、最新の基礎情報や人気ホテル情報に加え、アウトリガー・リゾーツ&ホテルズ、アクア・アストン、ハイゲートハワイ、プリンスリゾーツ ハワイなどが登壇し、宿泊・滞在の要点を解説します。
アクティビティ分野では、タチバナエンタープライズ、ワイカイアドベンチャー、ポリネシア・カルチャー・センターが最新体験を紹介し、ドライブ情報はハーツ・アジア・パシフィックが案内します。旅行会社セッションではJTB、楽天トラベル、HISが各社の活用ポイントを提示します。事前予約の来場者には各社オリジナルグッズが進呈され、会場限定アパレルの販売や、セミナー中の宿泊券などが当たる抽選会も行われます。文化体験と実務情報の両面から、初めての計画からリピーターの最新アップデートまで一度に収集できます。

東京都、江戸と東京の魅力を体感できる多彩な企画(9/16更新)

東京都と東京観光財団ブースでは、「江戸」を切り口に東京の観光資源を紹介し、伝統文化と現代の魅力を体感できるプログラムが用意されています。ステージでは、9月27日にみやぞんさんによる「江戸・現代の銭湯トーク」、28日には『孤独のグルメ』原作者の久住昌之さんによる「江戸・現代のグルメトーク」を開催。そのほか、八王子芸妓衆の舞踊、サムライステージ、玉川上水や東京の地酒に関する講演など多彩な内容が展開されます。
会場では、都内各地の特産品や地酒、老舗和菓子や小笠原のドリンクなどを試飲・試食できるコーナーも登場します。また、江戸風鈴の絵付けや藍染めといった体験型ワークショップが行われ、来場者は現在も息づく江戸の伝統文化に触れることができます。さらに、23区、多摩、島しょ地域に広がる観光スポットをパネル展示で紹介し、歴史と文化が重なり合う東京の多彩な魅力が伝えられます

アスカネット、xRと空中ディスプレイで描く新しい地方創生(9/16更新)

アスカネットは、バーチャルとリアルをつなぐ地方創生をテーマに出展します。xR技術とVTuberを活用した「共旅(ともたび)」観光を紹介し、地域とVTuberを結びつける体験イベントや視察隊の事例を通じて、地域活性化の新しい手法を提案します。ブースでは、これまでに実施したVTuberフェスや体験イベントなどの成功事例も紹介され、地域の魅力を全国へ発信する取り組みを具体的に知ることができます。

注目は、大型空中ディスプレイ「浮空(うくう)ライブステージ匠」です。空中に映し出されるキャラクターやコンテンツと、会話やハイタッチといったインタラクティブな体験が可能で、観光地に新たな目的地価値を生み出します。利用シーンは自治体施設や商業施設、博物館、美術館、スポーツ競技場など幅広く想定され、SNSで拡散される新たな観光スポットとなる可能性を秘めています。リアルとバーチャルを融合させた新しい観光体験が紹介されるブースです。

釜山観光公社

釜山観光公社、夜間観光ブランド「星の海釜山」を体感(9/14更新)

釜山市(釜山観光公社)は「グローバル夜間観光特化都市」に選定されたことを受け、日本市場における観光客誘致を本格的に展開します。韓国館内「夜間観光ゾーン」に設けられるブースでは、きらめく夜景を楽しむディナー・リバークルーズや、多大浦海水浴場での野外音楽イベント「ナイトミュージック・キャンプニック」など、多彩なプログラムを紹介。昼間とは異なる釜山の魅力を体感できる内容です。

影島ヒンヨウル文化村の夜散策、熱気あふれるプロ野球ナイトゲーム、夜市のローカルグルメや深夜営業のK-スパ体験など、食とエンターテインメントが融合した“オールナイト釜山”の魅力も発信します。ブースでは業界日(25日・26日)に観光関係者やメディア向けの商談会を実施し、一般日(27日・28日)にはアンケート参加者に記念品を贈呈するイベントを開催。訪れる人々に次の旅のインスピレーションを届けます。

群馬県ブース

群馬県、会場で「リトリートぐんま」没入空間を体験(9/14更新)

群馬県とDMM地方創生は、「リトリートぐんま」をテーマにしたブースを展開します。コンセプトは「広々とした会場の中で深呼吸できる場所」。壁面を高さ2.7mの大型LEDビジョンで構築し、美しい自然や温泉の映像と臨場感ある音響を組み合わせ、心身を癒やす没入型空間を演出します。ブース内では、群馬県産の樹木精油を使ったアロマセラピー体験を実施。来場者は自分で香りを調香し、オリジナルアロマスプレーとして持ち帰ることができます。草津町産の湯の花を配合した入浴剤や富岡シルクを配合した石鹸など、群馬ならではの素材を活かしたノベルティも用意され、日常に「リトリート」を持ち帰ることができます。

高速オフセット、観光アイデア満載のブースを展開(9/14更新)

株式会社高速オフセットは「地域をもっと元気に。観光アイデア展!」をテーマに多彩な企画を展開します。来場者向けには、地域の取り組みに投票して抽選で地元商品や限定グッズが当たる「地域の取り組み総選挙」や、カードを引いて次の旅先を決める「旅みくじ」を実施。また「ご当地カプセルトイ」では、47都道府県アクセサリーや愛知限定デザインが楽しめます。

業界向けには、KANSAI DX AWARD 2024金賞を受賞した海外配送伝票DXサービス「ハコボウヤ」のデモ体験や商談を実施。観光プロモーション、紙製カプセルトイマシーン「ガチャルン®」、観光トレカ、越境EC構築など幅広いサービスも紹介します。訪日客向けメディア「Kodawari Times」への商品掲載無料キャンペーンも実施予定です。

KNT-CTグループ、パワースポットをテーマに多彩な体験を提供(9/11更新)

KNT-CTグループ、パワースポットをテーマに多彩な体験を提供(9/11更新)

KNT-CTホールディングス(近畿日本ツーリスト、クラブツーリズム)のブーステーマは「パワースポット」と「神社」。創立70周年を迎えたグループならではの工夫を凝らし、来場者に旅の新しい魅力を伝えます。

ブースではGoogleフォームを使った「運試しクイズラリー」を実施。5問のクイズとアンケートに回答すると、御朱印帳や若狭塗のお箸、マルチクリアポーチなどのオリジナルグッズが当たります。最後には「旅のおみくじ」が用意されており、引いた結果に応じて景品を受け取れる仕組みも人気を集めそうです。

さらにブース奥では、両日ともに多彩なステージプログラムを展開。四国再発見ツアーや屋久島の歩く旅紹介、都道府県ビンゴ大会など旅行気分を盛り上げる企画が揃います。28日には「Chill+」の取り組み紹介、新入社員によるYouTubeトーク、探究学習プログラムの紹介、南アフリカの秘境をテーマにしたプレゼンも予定。来場者プレゼントや景品も用意され、幅広い層が楽しめるブース構成となっています。

香港政府観光局、香港の“今”と“レトロ”を楽しめる体験型ブース

香港政府観光局、香港の“今”と“レトロ”を楽しめる体験型ブース(9/11更新)

香港政府観光局は、香港の新旧の魅力を体感できるブースを展開します。テーマは最新トレンドを紹介する「kawaii香港」と、映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』の世界観を再現したフォトスポットの二本立て。1980年代の九龍城の街並みと現代カルチャーが融合したフォトジェニックな空間を楽しめます。

ブース内では、香港ネオンサインやポップカルチャーを取り入れたデザインで雰囲気を演出。一般公開日の27日・28日には「香港ブースからの挑戦状」と題した体験型イベントを実施します。来場者は写真撮影やクイズなどのミッションに挑戦し、クリアするとくじ引きに参加可能。香港関連グッズや映画のオリジナルアイテムが当たるチャンスがあります。

出展に先駆けて公式Xアカウントでは映画ポストカードが当たるキャンペーンも実施中。最新カルチャーと映画のレトロな世界観が融合する特別なブースで、五感を通じて香港の多彩な魅力を体験いただけます。

Trip.com、トゥクトゥク展示や韓国フォトスポットでアジア旅行気分を体験(9/11更新)

Trip.com、トゥクトゥク展示や韓国フォトスポットでアジア旅行気分を体験(9/11更新)

Trip.comは、旅行文化を体感できるブースを展開します。実物大のトゥクトゥクを展示し、さらに韓国の伝統衣装や提灯を使ったフォトスポットを設置。来場者は会場でアジア旅行気分を味わうことができます。また、来場者限定企画「ラッキースロット」を実施し、アプリのダウンロードやLINE公式アカウントの友だち追加で参加可能。ホテルや航空券に利用できるクーポン、旅行グッズ、eSIM、さらには往復航空券など豪華景品が当たります。

さらに、25日にはTrip.com代表の高田智之氏によるサービス紹介、26日には航空・旅行アナリスト鳥海高太朗氏とのトークセッションを開催。27日と28日には同社CM出演中の人気インフルエンサーによるトークセッションも予定されており、旅行トレンドや最新サービスを知る機会となっています。

沖縄美ら島財団、沖縄の自然と文化を体感できる展示を展開(9/11更新)

一般財団法人沖縄美ら島財団は、首里城公園、沖縄美ら海水族館、熱帯ドリームセンターを中心に、沖縄の自然・文化の魅力を発信する体験型コンテンツを用意しています。ブースでは、各施設にちなんだ特別イベントを展開します。首里城公園ではVR体験や端材を活用したワークショップ、復元に関する解説員のトークを実施。沖縄美ら海水族館では大水槽のライブ配信や、飼育50年を迎えるイルカ「オキちゃん」「ムク」の講演会を行います。熱帯ドリームセンターでは、国内初の植物開花・結実の映像を公開し、多様な植物の魅力を紹介します。
また、クイズチャレンジやSNSフォローでオリジナルグッズがもらえる企画も実施。25日・26日は観光業界向け商談会、27日・28日は一般公開日として多くの来場者に沖縄の魅力を伝えます。沖縄の自然と歴史、文化を未来につなぐ活動を推進する財団の取り組みを、ぜひ会場で体感してください。

ジェイクラブ、高級仕様のハイエース「EL RENTAL CAR」を展示

ジェイクラブ、高級仕様のハイエース「EL RENTAL CAR」を展示(9/11更新)

株式会社ジェイクラブは、自社でカスタマイズした高級仕様のハイエースレンタカーサービス『EL RENTAL CAR(エルレンタカー)』を紹介します。同サービスは、トヨタのハイエース「ファインテックツアラー」をベースに、オットマン付きキャプテンシート、間接照明やカウンターテーブル、電源設備などを備えた上質な空間を実現。ガラスコーティングやLED照明、ホーンの変更など細部にもこだわり、商用車から高級車仕様へと仕上げられています。車内高は153cmと広々しており、最大10名まで乗車可能です。

これまでに海外からのVIP送迎やインバウンド観光、ゴルフ旅行など幅広い用途で利用されており、法人向けのマンスリー契約も好評です。今回の出展は昨年に続く3度目で、中部・北陸地域の事業者や来場者に、移動時間を快適に変える高級レンタカーの魅力を体感してもらう機会となります。

マカオ政府観光局、「ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸」に出展(9/5更新)

マカオブースのテーマは「いろどりの街、マカオへ」。赤・黄・緑を基調にした“出発ゲート”をイメージした装飾により、世界文化遺産や歴史的街並み、中国・ポルトガル文化の融合など、五感で楽しめる魅力を発信します。会場内では、マカオ観光局のマスコット「Mak Mak」とのスタンプラリー、昼夜のマカオをテーマにしたクイズパネル、AR撮影、大型LEDによるフォトスポットなど、SNS映えする体験型企画を展開。スタンプ達成者やSNSフォロー者にはオリジナルグッズをプレゼントします。

マカオ

出展する8事業者には、マカオ航空、ギャラクシー・マカオ、メルコ リゾーツ&エンターテインメント、ロンドナー・グランド(サンズ・マカオ)のIR事業者のほか、冠忠旅行社、サウスチャイナ(マカオ)トラベル、TKW、B2Bプラットフォーム「Tourcon・テクノロジー・サービス」も含まれます。マカオは1999年にポルトガルから中国へ返還されて今年で26年。面積約30 km²・人口約70万人で世界有数の人口密度を誇り、公用語は中国語とポルトガル語ながら広東語や北京語、英語も広く通用します。また、成田・関西から毎日1便ずつマカオへの直行便が運航されており、香港からは港珠澳大橋経由で約60分のアクセスが可能です。

セントレア、ツーリズムEXPOジャパン初出展:「空の旅」と発酵文化を体験(9/5更新)

中部国際空港(セントレア)はゴールドスポンサーとして初出展します。ブースのテーマは“空の旅”。青空をイメージした空間で、おすすめの旅先診断や飛行機の窓からの世界旅行体験、伝統的な味噌蔵を模した発酵文化展示、数量限定のビネガードリンク試飲などを展開します。また、セントレア国際線を就航する航空会社との連携PRイベントも開催し、映像モニターではガーデンツーリズムや発酵食を通じた中部の魅力を紹介します。

27日(土)、28日(日)には空港スタッフがステージに登壇し、「セントレア発!海外旅行がもっと楽しくなるヒント、お届けします!」と題したトークを実施。旅行を快適にするヒントや旅のエピソードを披露し、来場者にはおすすめお菓子のプレゼントもあります。セントレア公式Xで入場券が当たるリツイートキャンペーンも実施され、一般来場客にも魅力が満載です。

名鉄グループ、“次のトビラ”を開くブース登場(9/5更新)

名古屋鉄道は名鉄グループ共同ブースを出展、テーマは「名鉄とひらく、次のトビラ」。名鉄電車の扉を模したゲートをくぐると「なごや圏」「犬山」「新穂高」の3エリアが広がり、それぞれの地域の魅力を体験できます。なごや圏では名鉄乗務員“ミナちゃん”が案内役となり、伝統工芸や特産品の展示、抽選会やお茶立て体験を実施。犬山エリアでは博物館 明治村の宇治山田郵便局舎をモチーフに、未来へ手紙を送る「はあとふるレター」や、ホテルインディゴ犬山有楽苑のバーを再現した呈茶体験が楽しめます。新穂高エリアでは北アルプスの四季を映像で紹介。
MaaSアプリ「CentX」を使ったデジタルスタンプラリーや、入場券と名鉄電車を組み合わせたお得な切符販売も予定されています。


ツーリズムEXPOジャパン2024の様子

MICE TIMES ONLINEではAichi Sky ExpoとTEJ2025の取材記事をリリース予定

ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸は、単なる旅の祭典にとどまらず、日本の観光産業の未来を切り拓く戦略的なイベントです。愛知・中部北陸という新たな舞台で、「旅は“知”の再発見」というテーマのもと、地域活性化、北陸復興、MICE振興といった多岐にわたる目標達成に貢献することが期待されます。

国内外の観光関係者、そして一般の旅好きが集い、新たなビジネスチャンスや発見が生まれるこの一大イベントです。MICE TIMES ONLINEはMICE開催地としての愛知の魅力とイベントの様子をお届けする予定です。

※本記事の写真は昨年TEJ2024で当編集部が撮影したものです

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