1. HOME
  2. 取材・レポート・コラム
  3. 会場のレポート・取材
  4. PR「Aichi Sky Expo」国際空港直結&国内最大級の展示面積を誇る会場の様子を、MICEの専門家視点からお届け
会場のレポート・取材

PR「Aichi Sky Expo」国際空港直結&国内最大級の展示面積を誇る会場の様子を、MICEの専門家視点からお届け

イベントの主催者にとって、常につきまとうのは「果たして集客につながるだろうか」「参加者にとって安心・安全な環境だろうか」という不安ではないでしょうか。

ここでご紹介するのは、愛知県常滑市に位置する「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」です。2025年9月には「ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸」の開催も控えています。

本記事では、Aichi Sky Expoの協力を得て、MICEの専門メディアならではの視点で施設の特徴を紐解きます。第一弾は「ハード編」。次なる会場をお探しの主催者の方に、ぜひご一読いただきたい内容です。

※記事、写真撮影 編集長 藤井

中京地区最大のスペックを誇る大規模展示場、Aichi Sky Expoとは?

Aichi Sky Expo

2019年8月に開業した「Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)」は、敷地面積 約28万㎡、延床面積 約9万㎡、展示面積 国内最大級の6万㎡を誇る広大な敷地に建てられた、大規模展示場です。
開業のコンセプトは「産業首都・愛知における新たな交流とイノベーション拠点の創造」。自動車、ロボティクス、ITなど、愛知が世界に誇るものづくり産業をテーマにした展示会や、会議を誘致し、産業交流や新たなビジネスマッチングの機会創出を目指しています。

運営は、PFI法に基づくコンセッション方式を採用。フランスの大手イベント運営会社GL eventsと、前田建設工業株式会社が共同出資した「愛知国際会議展示場株式会社」が担います。民間事業者ならではの柔軟性と効率性を活かしながら、ローコストかつ高水準のサービスを提供しています。


編集長・藤井が注目する「Aichi Sky Expo」の4つの強み

1)最大で6万㎡の連結可能な空間

2)中部国際空港(セントレア)直結の圧倒的な立地、空港から徒歩圏で、名古屋中心部からも良好アクセス

3)敷地内に大規模な多目的利用地を整備。車やバイクの走行・試乗といった実演イベント

4)大型駐車場完備で、ドア・ツー・ドアが叶う

もちろん、そのほかも沢山あるのですが…! より具体的に見ていきましょう。


国際空港直結かつ、名古屋から乗換なしで最速28分でアクセス

実は、日本初の国際空港直結型の展示会場です。場所は愛知県常滑市・中部国際空港(セントレア)島内に位置します。日本・海外の主要都市から抜群のアクセスを誇ります。

一見すると、愛知県の南部に位置するため「名古屋駅からは遠いのでは?」と思われがちですが、名古屋駅から名鉄空港特急「ミュースカイ」を利用すれば乗換なしで最速28分で到着。車でも30分ほど

Aichi Sky Expo
指定席で移動のストレスも感じませんでした
Aichi Sky Expo
大きな荷物があっても大型スーツケース置き場があるため安心

中部国際空港駅からは徒歩5分で会場に到着します。空港から会場入りもスムーズなため、主催者・参加者双方にとって大きなメリットとなります。

Aichi Sky Expo
改札を出て…
Aichi Sky Expo
左側の第2ターミナル、高速船方面に向かいます
Aichi Sky Expo
ムービングウォークに乗り…
Aichi Sky Expo
あっという間に到着しました。ここまで徒歩5分ほど!


シャトルバス

Aichi Sky Expo

バス乗り場で、可愛らしいラッピングバスを見かけました。こちらは空港島と常滑市内を結ぶ無料シャトルバス「TOKONAME SHUTTLE」です。2025年4月1日から試行運行を開始しました。現在は毎日運行されていて、来場者が市内の宿泊施設や観光エリアと往来ができます。
Webサイト https://www.tokoname-kankou.net/mice/news/detail/62/


周辺に住宅がなく、騒音に対する配慮が他の施設に比べて不要

Aichi Sky Expo

大音量を伴うコンサートやフェスティバルなども多く行われてます。空港島に位置することから、周辺住民への騒音・振動等の影響が少ないため、騒音に対する配慮が最小限で済むのです。都市部の施設では制約を受けやすいイベントも、ここでは思い切った演出ができるのが嬉しいですね。


ドア・ツー・ドアを実現!3,447台収容の駐車場が会場すぐそばに

第一、第二駐車場合わせて、3,447台を収容できる大型駐車場を用意。しかも会場直結です。担当者いわく、東海エリアは、愛知県を中心に高い自動車保有率を誇る車社会であることから、駐車場の広さや会場までの距離が来場体験に大きく影響すると言います。

Aichi Sky Expo

他会場で「ローディング(搬入)の利便性が悪かった」「駐車場が狭い」「最寄り駅から会場までが遠く、子連れには負担があった」という声は、Aichi Sky Expoで解消!広い駐車場が会場に隣接している点が評価されています。

Aichi Sky Expo

トラックによる搬入出もしやすく広い

ちなみに搬入出ですが、トラック搬入もしやすく、各展示ホールに2~3箇所の搬入口を備え、1,500~2,300㎡の広いローディングエリアが設けられています。隣接する多目的利用地を待機場所として利用できるため、大型トラックや多数の搬入車両があるイベントでもスムーズなオペレーションが実現できます。

Aichi Sky Expo


さて、アクセスの説明を終えたところで…施設・設備についてご紹介します。中を案内いたしましょう。

Aichi Sky Expo
天窓から外光がやさしく差し込みます

施設構成:展示ホール、会議室、多目的利用地、駐車場、厨房など

6つの展示ホール、18室の会議室、約3万6千㎡の多目的利用地、3,447台の駐車場、フードコートや売店などの、多くの機能を持ち合わせています。フードコートは第二弾の記事でお伝えしますね。

Aichi Sky Expo

1ホールあたり1万㎡の平土間ホールで、合計6ホール、6万㎡の展示面積があります。ホールAと、ホールB~Fは通路を挟んだ配置になっています。

展示ホールA:音響を伴うイベントにも向く多目的ホール

Aichi Sky Expo

展示ホールAの写真100m×100m(1万㎡)の正方形ホール。天井高は20mで、柱のない開放的な空間を確保しています。
試験会場や式典、コンサート、スポーツイベントなど多様な利用が可能。高い遮音性能(二重遮音壁・吸音材)を備えており、大きな音が伴うイベントにも適しています。舞台装置や装飾の設置も柔軟に対応できます。座席は、主催者が持ち込んで設置されているとのこと。


展示ホールB~F:開閉式シャッターで最大5万㎡を一体利用可

天井高14m、平土間132m×76mの奥行きあるホールB~F。5ホールを繋げ、最大で5万㎡の一体利用が可能。国内最大規模の展示面積を実現します。開閉式シャッターでホールを連結させることにより、大型催事にも対応可能です。展示会だけでなく、パーティー開催も可能で、1,000人規模の立食パーティーの実績があります。
各ホールには主催者控室(事務室・商談室・更衣室[シャワー付]・給湯室・休憩室)を完備しています。

Aichi Sky Expo
取材当日は「キッズエンジニア2025」が行われていました。家族連れで賑わっていました。

先日開催された「人とくるまのテクノロジー展2025」の様子。車の乗り入れが可能


会議室:部屋数 多、自由度 高、全て平土間

Aichi Sky Expo

モールに隣接して広さごとにS・M・Lの全18室を完備。30㎡から最大300㎡まで幅広いラインナップです。Lサイズ(約200〜300㎡)の会議室は6室あり、そのうちL3〜L6を連結すれば、最大800㎡のスペースになります。

Aichi Sky Expo
Aichi Sky Expo
Mサイズの会議室
Aichi Sky Expo
Lサイズ2つを結合した会議室

用途は会議やセミナー、研修、学会、企業パーティーから、展示会併設セミナーやアーティスト控室、絵画展示まで多彩。机・椅子・スクリーン・プロジェクター・スクリーンを標準で備え、有料で音響・映像機器の貸出にも対応しています。

Aichi Sky Expo

多目的利用地

Aichi Sky Expo

「奥が見えない…」ほどの広大な敷地が会場南側にあります。その広さなんと3万6千㎡! 全面アスファルト舗装です。野外音楽フェス、自動車の試乗会、CM撮影などの実績があります。海がすぐそばで景観の良さもポイントです。

Aichi Sky Expo
キッチンカーが並ぶ様子

「学生フォーミュラ日本大会(2024年)」では、チームピットやスポンサー企業のPRブースを展示ホールに、多目的利用地を競技エリアとして利用しました。かつては静岡県で開催されていましたが、空調をコントロールできることや、屋内エリアに作業ピットを設置できることが、会場移転の大きな決め手となったそうです。


バリアフリーへの配慮

Aichi Sky Expo

建物は平屋構造で、来場者が利用する機能はすべて1階に集約。駐車場や多目的利用地間など、敷地全体が段差のないバリアフリー設計となっています。

Aichi Sky Expo
Aichi Sky Expo
Aichi Sky Expo
Aichi Sky Expo

サステナビリティと地域性のある施設づくり

会場デザインには、愛知県産の杉材や瀬戸焼のレンガ、常滑焼のタイルなど、地元の建材を積極的に採用。木材を多用することで温かみのある空間を演出するとともに、SDGsの観点から環境に配慮した設計がなされています。

Aichi Sky Expo
豊田産 小原和紙サイン照明、瀬戸産 レンガ積みの総合案内

また、会場入口には「バーティカルフォレスト」と呼ばれる壁面緑化が設置され、来場者を出迎えます。展示場として初のCASBEE SランクとZEB Readyを実現するなど、省エネルギー対策も万全。サステナブルかつ地域と共に成長していく仕組みを構築しています。

Aichi Sky Expo
バーティカルフォレスト

周辺施設との連携

Aichi Sky Expo
フライト・オブ・ドリームズ フードコート

空港島内には複数のホテルをはじめ、商業施設「フライト・オブ・ドリームズ」やセントレアのレストラン街、対岸には「イオンモール常滑」や「やきもの散歩道」といった観光・買い物スポットもあり、イベント利用とあわせて滞在型の楽しみを提供できます。


開催実績と今後について

特に近年はコンサート需要の増加で来場者数の伸びをけん引しています。本来の目的であるBtoB展示会の誘致も積極的に進められています。展示会、コンサート・フェス、スポーツ・eスポーツ大会・イベント、学会、企業イベント・懇親会に利用されています。

Aichi Sky Expo

主な開催催事(来場者数が多いもの抜粋)

(イベントの種類/来場者数)

2019年
AICHI IMPACT! 2019(オープニングイベント・BtoC、34,160名)
WIRED MUSIC FESTIVAL’19(コンサート/18,000名)
名古屋キャンピングカーフェア(BtoC/21,078名)
技能五輪全国大会・全国アビリンピック(競技会/187,470名)
FIELDSTYLE JAMBOREE 2019(BtoC/42,000名)

2020年
名古屋ものづくりワールド 2020(BtoB展示会/10,720名)
第58回技能五輪全国大会(競技会/7,169名)
FIELDSTYLE JAMBOREE 2020(BtoC/24,000名)
第110回 看護師国家試験(試験会場/4,750名)
国際物流総合展 2021(BtoB展示会/12,549名)

2021年
FOOMA JAPAN 2021(国際⾷品⼯業展)(BtoB展示会/22,420名)
来年まで待てない! SEKIGAHARA IDOL WARS 2021 〜関ケ原唄姫合戦〜in 尾張(フェス/7,604名)
World Robot Summit 2020(BtoB展示会/824名)
FIELDSTYLE JAMBOREE(BtoC/28,000名)
ロボカップアジアパシフィック2021あいち(競技会/12,588名)
第38回伝統的⼯芸品⽉間国⺠会議全国⼤会(工芸展/10,409名)

2022年
第1回名古屋モーターサイクルショー(BtoC/36,188名)
FIELDSTYLE SEASIDE MARKET(BtoC/38,000名)
第17回食育推進全国大会inあいち(BtoB展示会/23,515名)
ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2022(BtoB展示会/41,880名)
グラブルエクストラフェス(BtoC/7,527名)
SDGs AICHI EXPO 2022(BtoC/13,633名)
FIELDSTYLE JAMBOREE(BtoC/45,000名)

2023年
第2回名古屋モーターサイクルショー(BtoC/42,355名)
FIELDSTYLE JAPAN(BtoC/48,000名)
人とくるまのテクノロジー展2023 NAGOYA(BtoB展示会/25,497名)
WATER BOMB(フェス/15,000名)
FIELDSTYLE JAMBOREE(BtoC/50,000)
技能五輪全国大会・全国アビリンピック(競技会/40,496名)
SMART MANUFACTURING SUMMIT BY GLOBAL INDUSTRIE(BtoB展示会/10,072名)

2024年
FIELDSTYLE EXPO(BtoC/50,000名)
FIELDSTYLE JAPAN(BtoC/49,000名)
ROBOT TECHNOLOGY JAPAN 2024(BtoB展示会/46,405名)
第3回名古屋モーターサイクルショー(BtoC/40,535名)
あいち技能五輪・アビリンピック2024(競技会/40,496名)
スキマフェス(フェス/40,094名)
ディズニー・オン・アイス2024(ショー/38,000名)
なにわ男子LIVE TOUR 2024 ‘+Alpha’(コンサート/35,368名)
Number_i LIVE TOUR 2024(コンサート/32,800名)
WEST. 10th Anniversary LIVE TOUR AWARD(コンサート/32,450名)
人とくるまのテクノロジー展2024 NAGOYA(BtoB展示会/29,852名)

2025年には、「ツーリズムEXPOジャパン2025 愛知・中部北陸」「第23回 学生フォーミュラ日本大会 2025」「技能五輪アジア大会」などの開催が予定されています。


Aichi Sky Expo

Editor’s note:空港直結!国内最大級のスケールを誇る、愛知の国際展示場

Aichi Sky Expoなら、中部国際空港直結という他にない立地で、名古屋駅からも30分以内でアクセスできます。愛知での開催を検討されている方はもちろん、東京や大阪の大都市圏以外から会場を選択する際の候補地となるはずです。愛知での開催はもちろん、東京や大阪に次ぐ新たな選択肢として、来場者にも主催者にも快適な環境を提供します。次の開催地として、ぜひご検討ください。

大阪・関西万博関連の記事はこちら
お問合せはこちらから
MICEのキャリアコーナー 9月OPEN
スマホアプリができました
過去記事から探す
カテゴリー