大阪・関西万博閉幕。MICE TIMES ONLINEが見た万博。独自取材記事を中心に万博を振り返る
2025年4月13日(日)から10月13日(月)までの184日間、大阪夢洲で開催された大阪・関西万博が閉幕しました。MICE TIMES ONLINEでは、開催期間中にビジネスイベントを中心に取材を行いました。なかにはMICE TIMES ONLINEスタッフのみという場もあり、貴重な取材の機会を得ることもありました。本記事では大阪・関西万博をいくつかの記事で振り返ってみます。

大阪・関西万博 会場内で開催されたイベント
6/10 会場内で開催されたMICE業界向けイベント

EXPOサロンで行われたMICE業界関係者向けのイベント。主に万博のサステナビリティについて知るプログラムで構成。オーストラリア、オランダの取組内容は驚くべき点が多くありました。
6/26 アジア有数のMICE都市シンガポール。シンガポールMICEのキーマンに単独取材

2040年までに、MICEによる観光収入を現在の3倍に引き上げるという目標を掲げるシンガポール。目標に向かって取り組むエドワード・コーさんにお話を伺いました。
9/17-18 ディープテック・スタートアップイベント

万博会場内で開催されたスタートアップの展示会。一般のビジネス展示会とはどのような違いが見えたのか、記事でご覧ください。
9/30 オーストリア館 異文化キャリア・ワークショップ:経営者・人事担当必読です

おもに万博会場内で働くスタッフが参加、オーストリア館で行われた異文化キャリア・ワークショップ。引き続き日本での就業を希望する方はどのような思いで参加されていたのでしょうか。経営者、人事担当の方は必見です。
10/10-11 子どもが主役の2日間「こども万博」/出展企業はなぜ出展して、何を得たのか。主催者、出展者にお話を聞きました
大阪・関西万博閉幕前、最後の平日だった10月10日。子どもが主役のイベント「こども万博」が開催されました。風船や気球、ロケットが配された看板は、万博の名の通りの“お祭り”感。しかし、挑戦を続ける子どもたちの熱い夢と、ただのお祭りで終わらせない大人たちの仕掛けがたっぷり詰まっていました。現地を取材し、イベントに込められた願いを探りました。
その他の記事
パソナグループパビリオン「PASONA NATUREVERSE」内覧会レポート

拍動するiPS心臓「iPSメモリアルミュージアム」などで話題になったパビリオンの内覧会。会期後、淡路島への移転が計画されています。
おすすめパビリオンについて調べてみました
来場者がSNSを使って発信する情報があふれることになった大阪・関西万博。そこでXとnoteで取り上げられている「おすすめパビリオン」にはどのような傾向があるのかを調べてみました、という趣旨の企画記事です。開幕から2ヶ月次点での記事となりました。最終的にはどのようになったのか、調べてみたいものの、なかなか大変そうで億劫になっています(笑
記事作成にあたり調べているとパビリオン以外で好評だったのが「大屋根リング」。不思議な響きをもつ大屋根リングというワードですが、今ではすっかり耳に馴染んでいますね。こちらの写真は開幕前に訪ねたときのもの。当然ながら閉幕間際の頃とは比べ物にならないくらい、人がいません。

最寄り駅である「夢洲駅」、開幕3ヶ月前のレポート

大阪・関西万博の最寄り駅である「夢洲駅」。様々な工夫が凝らされた駅を、万博開幕前2025年1月に探索してみました。閉幕後はまたしばらくの間、この写真のような静けさを取り戻すのでしょうか。
大阪観光局・MICE政策統括官 田中さん ロングインタビュー

万博開幕半年前に大阪観光局にて取材を行いました。MICE TIMES ONLINEの万博取材はここから始まったといえます。印象的だったのは「日本は安心、安全、清潔で、さらに食も美味しく、人も温かいです。訪れた人、特にビジネスパーソンに日本はビジネスイベントを開催する環境として素晴らしいところだと気づいてもらうというのが、最大の願いであり、そのために全力を尽くしています」という部分。万博を通じて来日された方にどのように写ったのか知りたいところです。
最後に…
いかがでしたか。大阪・関西万博では多くのメディアや来場者、参加された国や地域から様々な情報が発信されました。万博が終わっても、参加者が感じたこと、経験したこと、情報を受け取った方が消えるわけではありません。MICE TIMES ONLINEでは万博が伝えたこと・遺したことが、私達の次の日常や生活、ビジネスにどのようにつながっていくのか注目していきます。