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JR京都駅至近に2028年春開業を目指し着工「共創HUB京都(仮称)」産学金連携で推進するイノベーションハブ拠点

JR京都駅至近に、新たなイノベーションの拠点「共創HUB京都(仮称)」が2028年春の開業を目指し着工しました。大阪ガス都市開発株式会社、京都信用金庫、学校法人龍谷大学の3者からなる「共創HUB京都コンソーシアム」が推進するこのプロジェクトは、社会課題解決と価値創造をキーワードにしています。本拠点は「学ぶ」「挑戦する」「住む」を三本の柱に据えた、これまでにない共創空間を提供します。京都市立芸術大学の隣接地に位置し、起業家や社会人、学生など多様な人々が集うことで、京都の新たな文化発信拠点となることを目指しています。

共創HUB京都(仮称)コンセプトは「誰もが、社会をよくする力を持っている。」

立地とコンセプト:京都駅至近で文化・芸術と連携

共創HUB京都(仮称)は、JR京都駅から徒歩7分という非常に近い立地に位置します。本事業は、京都市下京区下之町にある京都市保有の約4,000平方メートルの土地を活用し、地上8階建てのイノベーションハブ拠点として整備される計画です。計画地が位置する京都駅東部から東南部エリアは、2023年10月の京都市立芸術大学の移転を皮切りに、今後も多種多様な文化・芸術拠点の計画が予定されています。本事業は文化・芸術を身近に感じられるこの地から刺激を受けながら、新たな価値創造に取り組むことを目指しています。コンセプトは、「誰もが、社会をよくする力を持っている。」をキーフレーズとし、一人ひとりの「きづき」が「学ぶ」「計画」「試行」そして「挑戦」へと続き、社会実装まで繋げられる施設を目指します。

産学金連携による多様な機能

※「コミュニティ・バンク京信」は、京都信用金庫のブランドネームです。

本事業は、大阪ガス都市開発株式会社、京都信用金庫(ブランドネームはコミュニティ・バンク京信)、学校法人龍谷大学の3者で構成される「共創HUB京都コンソーシアム」によって推進されます。コンソーシアムの各者が持つリソースやネットワークを駆使し、社会課題解決に繋がる産業創出やコミュニティ形成、人材育成などを推進する計画です。拠点内では、1階から4階の共創スペースがシームレスに繋がり、起業家や社会人、学生などの新たな交わりを創出します。また、5階から8階の住居スペースとも連携することで、「学ぶ」・「挑戦する」・「住む」が一体となった共創空間を提供します。

学ぶ、挑戦する、住むを実現する主な施設機能

QUESTION京都駅前(仮称):挑戦を後押しするスタートアップ支援とコワーキング

西側1階から2階には、QUESTION京都駅前(仮称)として、地域の起業家を支援するスタートアップ支援に特化したコミュニティ・バンク京信の支店機能が設けられます。ここにはシェアオフィスやプロジェクトスペースを含んだコワーキングスペースの機能も備えられます。コミュニティ・バンク京信グループの投資部門である株式会社京信ソーシャルキャピタルが常駐し、起業家からの資金ニーズにスムーズに対応する予定です。スタートアップから支援者、新たなビジネスを模索する企業が集う挑戦の場を提供し、京都から次代の担い手を生み出すことでしょう。

龍谷Unlimited Lab(仮称):龍谷大学が推進する新しい学びの場

3階から4階には、龍谷Unlimited Lab(仮称)として龍谷大学のサテライトキャンパス機能が展開されます。龍谷大学が有する多様な学問領域を交流・融合させ、社会変革や価値創造を牽引する人材の育成を目指します。社会人や起業家が集う特色を活かし、社会課題解決やソーシャルビジネスの創出に寄与するアントレプレナーシップ教育を進めます。本拠点は龍谷大学の学生に留まらず、他大学の学生や社会人などにも広く開放され、「新しい学び」や「成長」の機会を提供します。3階の食堂では、食事提供だけでなく、「食」や「農」に関する教育・研究活動の発信も行われます。

交流型学生寮、交流型賃貸マンション:交流を促す住居スペースと文化発信機能

5階から6階には、株式会社共立メンテナンスが運営する交流型学生寮が整備されます。入居学生のリーダーが寮運営に携わる「RAプログラム」の導入により、寮を「多様な経験ができる場」へと進化させます。

7階から8階は「成長する住まい」をコンセプトとした交流型賃貸マンションとなります。大阪ガス都市開発の賃貸マンションブランド「URBANEX」の知見が集約されており、1階から4階の共創空間と連携し、「学び」や「挑戦」の機会を提供します。

ル・コルドン・ブルー・ジャパン料理学校

文化発信の取り組みとして、東側1階には寺田倉庫によるアートスペースが誘致される予定。東側1階から2階には、国際的な教育機関であるル・コルドン・ブルー・ジャパンによる料理学校が誘致され、和食とフランス料理の芸術的な調理の講習機会を提供することで、日本の食文化を世界へ発信します。

イノベーション拠点「共創HUB京都(仮称)」が描く未来

共創HUB京都(仮称)は、JR京都駅至近という優れた立地で、産学金連携の強みを最大限に活かし、社会課題解決や価値創造に取り組むイノベーションハブ拠点です。2028年春の開業を目指し、多様な人々が「学び」「挑戦」「住む」を一体的に実現できる環境が整えられます。コンソーシアムは、都市立芸術大学との交流イベント「ちっちゃい焚き火」の開催(10月29日)や、工事中の万能塀を利用した学生によるアート展示の実施など、コミュニティ形成に向けた実験的取り組みをすでに展開しています。京都から次代の担い手を生み出し、アートや食をキーワードとした文化・芸術の新たな発信拠点の誕生が楽しみです。

共創HUB京都(仮称) ティザーサイト https://k-hub.kyoto/

参考記事:QUESTION

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