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会場の取り組み・企画

2025年3月27日にまちびらき「TAKANAWA GATEWAY CITY」—未来への実験場が始動

東日本旅客鉄道株式会社(以下、JR東日本)は、品川車両基地跡地に開発中の新たな街「TAKANAWA GATEWAY CITY」を、2025年3月27日(木)に”まちびらき”すると発表しました。この街は、「100年先の心豊かなくらしのための実験場」と位置づけられ、未来に向けた社会課題の解決に取り組む「GATEWAY」として誕生します。
このまちびらきがどのようなものか、同社発表のプレスリリースの内容をもとにお伝えします。

抜群のアクセス性と国際交流拠点の実現

高輪ゲートウェイ駅に直結し、羽田空港から約15分品川駅からも山手線・京浜東北線で1駅という優れたアクセス性を誇ります。国内外から多様な人々が訪れ、新しいビジネスや文化が生まれ続ける「国際交流拠点・品川」(「Global Gateway Shinagawa」)の実現に向けて、さらなる挑戦を続けていきます。

THE LINKPILLAR 1の開業と高輪ゲートウェイ駅の全面開業

街の象徴となるツインタワー「THE LINKPILLAR 1」が開業し、高輪ゲートウェイ駅も全面開業します。駅構内には、公園のような居心地の良い空間「EKI Park」が誕生。可動式の芝生ファニチャーを設置し、用途に応じたレイアウト変更が可能で、四季を通じて様々なイベントに対応します。駅の使い方の幅を広げ、次世代の駅にふさわしい自由度の高い空間を提供します。

Gateway Parkでの多彩なプログラム

街の中心部に位置する「Gateway Park」では、訪れる人々を楽しませる多彩なイベントが展開されます。マルシェやシアター、色鮮やかなアートインスタレーションなど、さまざまなプログラムが予定されています。また、国内初となるキネティック・アートを楽しめるナイトミュージアム&バーも登場し、夜の街を彩ります。


未来への実験場としての取り組み

ビジネス創造施設「LiSH」の設立

「TAKANAWA GATEWAY Link Scholars’ Hub」(LiSH)と名付けられたビジネス創造施設が設立されます。ここでは、国内外のスタートアップ企業100社以上や東京大学、シンガポール国立大学などのアカデミアが集結し、新たなビジネスや文化を創出します。多様な知識と才能が交差することで、未来につながるイノベーションを生み出す場となります。

「高輪地球益ファンド」の設立

社会実装を資金面から支援するため、「TAKANAWA GATEWAY 地球益 投資事業有限責任組合」(略称:高輪地球益ファンド)が設立されます。このファンドを通じて、スタートアップ企業への出資を行い、街を実証フィールドとして活用しながら効果的な支援を行います。これにより、広域なスタートアップエコシステムを強化し、未来の社会課題解決に貢献します。


複合文化施設「MoN Takanawa」の開館(2026年春予定)

2026年春には、複合文化施設「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」が開館予定です。この施設は、「100年先へ文化をつなぐ」をミッションに掲げ、伝統や文化に現代の価値観やテクノロジーを融合させ、新たな物語を生み出します。展覧会やライブ・パフォーマンス、和の文化や実験的なプロジェクトなど、多彩なプログラムを通じて、人々に新しい知識や体験を提供します。


技術とサービスの融合による新しい街づくり
「TAKANAWAイノベーションプラットフォーム(仮称)」

都市OSの活用

街全体の情報を集約する「都市OS」を活用し、商業、オフィス、レジデンスなどのデータを蓄積・分析します。これにより、訪れる人々に快適なサービスを提供し、街の持続的な発展を目指します。鉄道や駅のデータ、人流データなども組み合わせることで、ヒト起点の心地よい空間づくりを実現します。

ロボットプラットフォームと専用アプリ

警備、清掃、デリバリーなど、複数のロボットが街をシームレスにサポートします。ロボット同士やエレベーター、セキュリティゲートとの連携により、効率的なサービス提供が可能となります。また、街独自のアプリ「TAKANAWA GATEWAY CITYアプリ」では、イベント予約やロボットによるフードデリバリーなど、ユーザー一人ひとりに最適化されたサービスを提供します。


歴史の継承と高輪築堤の保存・活用 「地球益」実現のための取り組み

「人財・叡智」「医療」「水素・GX」/未来への「三本柱」でイノベーションのDNAを継承

明治時代に築かれた近代化の基盤は、イノベーションのDNAとして現在も生き続けています。TAKANAWA GATEWAY CITYは、その優れた立地を活かし、国内外から人材や資金、企業を集積する国際的なビジネス拠点として、産官学の共創パートナーと連携し、「国際交流拠点・品川」の価値をさらに高めることを目指します。今後の開発では、街を実験場と捉えたチャレンジを進化させ、イノベーションを推進。科学技術の国際標準化や人材交流をリードし、日本の国際競争力強化に貢献します。これにより、「地球益」の実現に向けて進化し続ける持続可能な街を創り上げていきます。

高輪リンクラインイメージ(画像:左)/ TAKANAWA LINK SCAPE イメージ(画像:右)

高輪築堤の現地保存と公開

街づくりの過程で出土した「高輪築堤」は、鉄道開業時のイノベーションの象徴として、現地保存・公開されます。国指定史跡である第7橋梁部や公園部を保存し、当時の風景をそのままに体感できる空間を提供します。さらに、先端技術を活用した展示やARプログラムにより、歴史を新たな形で継承していきます。

THE LINKPILLAR 2 から第7橋梁部を眺めるイメージ(画像:左)/(画像:右)

築堤ギャラリーの開設

「THE LINKPILLAR 2」内には、鉄道開業や日本の近代化の歴史を紹介する「築堤ギャラリー」が開設されます。ギャラリーの内装には、高輪築堤を支えていた木材(松杭)を活用し、歴史と現代をつなぐ空間を演出します。


テレビCMの放映開始

まちびらきを前に、俳優の堤真一さんと當真あみさんを起用したテレビCMが、11月1日より放映開始されます。「ここは、いい未来への玄関口。」をキーメッセージに、TAKANAWA GATEWAY CITYの魅力を伝えます。公式サイトやYouTubeチャンネルでも最新情報が公開され、まびびらきに向けた期待が高まります。

公式サイトhttps://www.takanawagateway-city.com/
公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@takanawa_gateway_city


JR東日本は、高輪ゲートウェイ駅正面に位置するツインタワー「THE LINKPILLAR 1」を中心に、新たな国際交流拠点となる街づくりを進めています。

新しい体験価値・滞在価値を生み出す THE LINKPILLAR 1

(1) ハイグレードオフィス/国際会議場/新・観光拠点 注目のMICE施設が開業します
KDDIやマルハニチロなどの大手企業が本社機能を入居するハイグレードオフィスを提供。駅直結・都心最大級の「TAKANAWA GATEWAY Convention Center」を開設し、国際会議の誘致を目指します。「TAKANAWA GATEWAY Travel Service Center」で、東日本や高輪エリアの魅力を発信。「MICE TIMES ONLINE」としても、どういった施設になるのか注目しています!

(2) ラグジュアリーホテル「JWマリオット・ホテル東京」首都圏初進出
SOUTH棟高層階に2025年秋開業予定。「ヤブ・プッシェルバーグ」がデザインした禅の理念を反映した客室を提供。多彩なレストランや天井高8mのプール・フィットネス・スパを備えます。

(3) 次世代型新商業空間「ニュウマン高輪」
延床面積約50,000㎡、約200店舗からなる商業施設。2025年3月のまちびらき時に一部先行開業、秋に全面開業予定。「エキナカ エンターテインメント」をコンセプトに、新たな駅での過ごし方を提案。

2026年春グランドオープンに向けて

(1) THE LINKPILLAR 2
泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟。フレキシブルなオフィスフロア、商業施設、クリニック、フィットネスを完備。コージェネレーションシステムや蓄熱槽を備え、実質ゼロカーボンのまちづくりを実現。

(2) TAKANAWA GATEWAY CITY RESIDENCE
国際水準の高層住戸やテラス型住戸を含むプレミアムレジデンス。2026年8月にインターナショナルスクールが開校予定。ビオトープに隣接し、自然豊かな環境を提供。

街に彩りと賑わいをもたらす豊かなランドスケープ

(1) 都内最大級・約4haのパブリックレルム
「53 Playable Park」のコンセプトで、多様な広場やストリートを整備。在来種を基調とした緑で彩られ、日本の四季の豊かさを感じられる空間を提供。

(2) 夜を華やかに彩る照明演出・噴水演出プログラム
高輪の歴史を思い起こさせる光の演出で、未来への船出を表現。Gateway Parkでは季節や照明演出に連動した水景ショーを計画。

(3) ナイトタイムエコノミーの推進
夜の飲食・文化・エンターテインメントを充実。THE LINKPILLAR1 NORTH 28~29階のバー&レストランや、MoN Takanawaでの夜公演を実施。竹芝エリアとも連携し、ナイトタイムエコノミーを活性化。


「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、「地球益」という大きなテーマの実現に向けた取り組みを進めていきます。人財・叡智、医療、水素・GX(Green Transformation)を重点分野として掲げ、社会課題の解決にチャレンジ。スタートアップやアカデミアとの共創を通じて、100年先の心豊かな暮らしを実現するためのイノベーションを生み出していきます。

「TAKANAWA GATEWAY CITY」は、未来への実験場として、多様な人々が集い、新しい価値を創出する街となることを目指しています。歴史と最先端技術が融合し、持続可能な社会への道筋を示すこの街から、新たな物語が始まります。
まちびらきは来年2025年3月27日、本当に楽しみです。

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