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イベントのニュース

大阪・関西万博、9月の注目イベント情報 イタリア、フランス、サウジアラビアなどのナショナルデー、三重のお祭り大集合イベント まだまだ万博はアツい!

4月に開幕した大阪・関西万博もいよいよ終盤戦、まだまだ暑い日が続きますが9月にも様々なイベントが企画されています。この記事では9月の大阪・関西万博のイベント情報をご紹介していきます。

MIE フェスティバル in EXPO

9月22日 三重の祭りが集結!「MIE フェスティバル in EXPO」開催

2025年9月22日、三重県の祭りが一堂に会する「~三重のお祭り大集合~MIE フェスティバル in EXPO」が開催されます。県内各地を代表する10の祭りの迫力ある実演に加え、「赤福」や「井村屋」など三重が誇るグルメや物販ブースも多数出展。この日限りの特別なイベントで、三重県の文化と食の魅力を存分に体感できます。

圧巻の祭りステージ

ステージでは、ユネスコ無形文化遺産の「上野天神祭」や「天下の奇祭」と称される「くわな石取祭」など、県内から集結した個性豊かな10の祭りが実演されます。各地域の伝統と熱気が万博の舞台で繰り広げられる様子は圧巻です。オープニングを飾る三重高校ダンス部のパフォーマンスや、フィナーレの全祭りによる「夢の共演」も見逃せません。

三重の味覚や逸品が集合

会場には三重の味覚を楽しめる特別ブースも並びます。名物の「赤福」をはじめ、「井村屋」など県を代表する企業の味をその場で楽しめます。さらに、県のアンテナショップが一日限定の「三重テラス in 大阪」としてオープンし、厳選された県産品や伝統工芸品を販売します。南紀みかんゼリーの試食といった体験企画もあり、お土産選びにも最適です。

イベント名:~三重のお祭り大集合~MIE フェスティバル in EXPO
日時:2025年9月22日(月) 午前10時から午後6時まで
場所:大阪・関西万博会場内 EXPOアリーナ「Matsuri」(西ゲート付近)


イタリアパビリオン提供
イタリアパビリオン提供

イタリア:9月7日~ナショナルデーウイーク、9月12日ナショナルデー

大阪・関西万博では9月7日からイタリアウイークが始まっています。9月12日にはイタリアのナショナルデーが開催され、文化と芸術の祭典が繰り広げられます。当日のハイライトは、万博会場内のEXPOホール「シャインハット」で2日間にわたり開催されるローマ歌劇場管弦楽団による特別コンサートです。「人類の遺産であるイタリアの偉大なオペラ」と題し、世界最高峰の演奏で来場者を魅了します。

イタリアパビリオンは「アートは、いのちを再生させる」をテーマに、ルネサンス期を彷彿とさせる理想都市を現代的に再解釈したデザインが特徴です。館内では、通常は国外に持ち出されることのないカラヴァッジョの名画「キリストの埋葬」(バチカン美術館所蔵)が特別展示され、芸術の神髄に触れることができます。

ナショナルデーは、イタリアの誇る音楽、芸術、そして革新性を一日で体感できる貴重な機会となります。公式式典のほか、パビリオン周辺では記念イベントの開催も期待されます。


franceパビリオン
 ©Coldefy & Carlo Ratti Associatti

フランス:9月13日ナショナルデー、国際的女優レア・セドゥ氏、五輪金メダリストテディ・リネール氏らが登場

9月13日、フランスのナショナルデーが開催されます。「愛の賛歌」をテーマとするフランス館を中心に、フランスの文化、革新、そして「アール・ド・ヴィーヴル(生活芸術)」を祝う多彩なイベントが一日を通して行われます。当日は公式式典が開かれ、アンバサダーを務める女優のレア・セドゥ氏と柔道家のテディ・リネール氏が参加します。フランスのエレガンスと卓越性を象徴する両氏の来場は、日仏の友好関係を深める象徴的な機会となるでしょう。

夕方にはフランスを代表するロックバンド「アンドシーヌ(Indochine)」による特別コンサートも開催され、祝祭のハイライトとして会場を盛り上げます。フランス館では、愛をテーマにした常設展や有名ブランドの企画展も楽しむことができ、フランスの魅力を存分に体感できる特別な一日となります。


ベルギーナショナルデー

ベルギー:9月14日ナショナルデー、音楽と文化の祭典

9月14日に開催される大阪・関西万博のベルギーナショナルデーでは、ベルギーの多彩な文化と魅力を発信する祝祭が繰り広げられます。当日のハイライトは、EXPOナショナルデーホールで行われる記念コンサート「Belgium in Concert」です。
ベルギー本国から人気アーティストのMentissa(メンティッサ)とHelena(ヘレナ)が来日し、日本の「西宮少年合唱団」の子どもたち100名と共演を果たします。午前11時からのオープニングセレモニーでのプレ公演、午後3時からのメインコンサートで、両国の友好を象徴する美しい歌声が会場に響き渡ります。

コンサート以外にも、会場各所のポップアップステージでナショナルデーを祝う自主催事が行われ、夜にはDJ ZYKOによるパフォーマンスも予定されており、一日を通して祝祭の雰囲気を楽しめます。また、「ヒューマン・リジェネレーション(いのちの再生)」をテーマとするベルギーパビリオンの屋上テラスにはビアレストランが設けられており、ベルギービールはもちろん、本場のワッフルやチョコレートを味わうことができ、美食の国の魅力も存分に体感できます。


サウジアラビアナショナルデー

サウジアラビア:9月23日ナショナルデー 未来と伝統が交差する一日

2025年9月23日(火)、大阪・関西万博の会場全体でサウジアラビアのナショナルデーが盛大に開催されます。この日は午後12時30分から午後9時まで、公式式典、パレード、グランドコンサート、映画上映など、サウジアラビアの豊かな文化と未来へのビジョンを体感できる多彩なイベントが繰り広げられます。祝祭は、万博会場内のポップアップステージで披露される伝統的なダンスや音楽パフォーマンスで幕を開けます。午後2時からはEXPOホール「シャインハット」で公式式典が執り行われ、その後、音楽隊やダンサーが会場内を練り歩く華やかなパレードが行われます。

ハイライトは、午後5時30分からEXPOアリーナ「Matsuri」で開催されるグランドコンサートです。サウジアラビアと日本の著名なアーティストが一堂に会し、この日限りの特別なステージを届けます。また、ナショナルデーホール「レイガーデン」ではサウジアラビア映画が上映され、同国の芸術に触れることもできます。ナショナルデーは、サウジアラビアの伝統と革新が融合した、活気に満ちた一日となるでしょう。


埼玉サーキュラーエコノミー

埼玉県、万博で「食のアップサイクル研究」を発信

埼玉県は2025年9月23日から29日まで、大阪・関西万博会場EXPOメッセ「WASSE」で開催される経済産業省主催イベント「サーキュラーエコノミー研究所」に出展します。自治体として唯一の参加で、テーマは「捨てる食品を素敵な商品に!食のアップサイクル研究」。県内企業の取り組みを紹介し、持続可能な社会づくりに向けた最新事例を発信します。

深谷ねぎからできたアップサイクルカトラリー

なかでも注目はPHI株式会社が開発した「深谷ねぎからできたアップサイクルカトラリー」です。規格外の深谷ねぎや使用済み育苗ポットを原料に、乾燥・粉体化してプラスチックと混合。リサイクルペレットを成形し、食器やカトラリーとして再生しました。使用時にはほんのりねぎの香りが漂い、食事の楽しさを演出する一方、食後に手にねぎの匂いが残るユニークな特徴も話題を呼んでいます。

この取り組みは、廃棄物を新たな資源に変えるサーキュラーエコノミーの実践例として、環境教育にも活用可能です。さらに深谷市内の施設や店舗で販売も進められており、地域循環型の経済モデルとしての広がりが期待されています。埼玉県は万博を通じ、地域資源を生かした環境配慮型のものづくりを国内外に発信していきます。


宿フェス in Osaka EXPO 2025 “ONSEN” Summit、万博で初開催

全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会青年部は、2025年9月20日、大阪・関西万博EXPOアリーナ「Matsuri」で「宿フェス in Osaka EXPO 2025 ‘ONSEN’ Summit」を開催します。日本の温泉文化や宿泊体験を世界へ発信する公式イベントで、全国の旅館・ホテルが参加します。

当日は松井珠理奈さんと林重吾さんが司会を務め、温泉地擬人化コンテンツ「温泉むすめ」のトークや温泉文化を語るサミット、アーティストによるライブなど多彩なステージを展開。会場には47都道府県の温泉地や宿泊施設のPRブース、特産品の試食やワークショップも並び、阿波踊りや琉球エイサー、有馬芸妓の舞など伝統芸能も披露されます。観光庁や全国知事会、JNTOなどが後援し、観光資源の魅力を国内外に伝える催しとして注目されています。


以下は、ご提供いただいたプレスリリース「建築文化と循環経済の未来〜この子たちなら大丈夫〜」の内容を約500文字でまとめた記事です。


文化庁主催の催事「建築文化と循環経済の未来〜この子たちなら大丈夫〜」9月9日~14日

2025年9月9日(火)〜14日(日)に大阪・関西万博 EXPOメッセ「WASSE」で、文化庁主催の催事「建築文化と循環経済の未来〜この子たちなら大丈夫〜」が開催されます。受託運営は株式会社エイチ・アイ・エス。日本の建築文化と持続可能な社会を子どもたちが体感しながら学ぶ体験型イベントで、企画・運営をHIS、共催はNPO法人子供地球基金、総合演出はDavid Watts inc.が手がけます。参加費は無料で予約不要です。

会場では、美術と建築に関する“美技巧藝”をテーマに、多彩なワークショップやステージが実施されます。約300枚のキャンバスに絵を描き展示する「建築をテーマにしたアートワークショップ」、子どもたちとアーティストによる巨大キャンバス作品制作、漫画家による対談、世界的ダンサーによるダンスパフォーマンス、発展途上国に想いをはせる高校生のトークなどが予定されています。ベネチアンガラスの造形ワークショップや、建築と音響の関係をバイオリン演奏で表現するセッションも行われます。

デジタルインスタレーションでは、約30棟の持続可能志向のパヴィリオン建築を3D映像で紹介。また、茶道の美意識と循環を結びつけたお茶カフェでの体験も提供。茶道の“綺麗寂び”や建築への転化を通じて、伝統美と未来の共生を学ぶ機会を創出します。


9月以降も注目のイベントが目白押しの大阪・関西万博。まだまだ日中の暑さは厳しいので、暑さ対策をしておでかけください。

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