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取材・レポート

【出展ブースインタビュー】「なぜ出展?狙いは?」日本観光ショーケース2024 で聞いてきました

2024年7月27日 大阪(大阪国際会議場)

大阪国際展示場(グランキューブ大阪)で行われた、「第3回 日本観光ショーケース in 大阪・関西」の会場を訪れました。このレポートは出展されているブースのご紹介、インタビューをまとめたものです。

■第3回 日本観光ショーケース in 大阪・関西


開催日: 2024年7月26日(金)10:00~17:00 ビジネス
    2024年7月27日(土) 10:00~18:00 一般&ビジネス
会場: 大阪国際会議場(グランキューブ大阪)
   アクセス https://www.gco.co.jp/access/
主催: 日本観光ショーケース実行委員会(株式会社マイナビ/株式会社トーガシ)
Webサイト: https://japan-ts.jp/

「日本観光ショーケース in 大阪・関西」は、2022年にスタート。2022年、2023年とインテックス大阪で開催されていましたが、2024年は時期と場所を変え、新たな舞台「大阪国際会議場」へ。大阪・関西は2025年に万博開催を控え、関西および日本の観光に全世界から注目が集まります。観光はさらに重要な経済活動の一環となり、観光の展示会を開催する意義がますます大きくなっています。

開催日は、7月26日(金)ビジネスデイと27日(土)ビジネスデイ&一般デイの2日程。来場者の層を分けることで、それぞれのニーズに合わせたセミナーやブース案内の機会が提供され、来場者にとって有意義なイベントとなりました。

出展をされていた3社にお話を伺いました。

公益財団法人 鹿児島観光コンベンション協会 様

DMO戦略部 MICE誘致課 の 古木さん(写真:左側)にお話を伺いました。

ー「公益財団法人 鹿児島観光コンベンション協会」について教えてください

DMO事業の戦略の一つとしてMICE誘致を行なっています。他の自治体と比べると、DMOの取り組みとしてMICEに取り組んでいるのは珍しいと思います。コンベンション誘致以外にも、インセンティブ旅行やイベント誘致プロラグラムにも力を入れています。

ーどういった目的で参加されましたか?

MICEを主催する方、イベントを主催する方、旅行会社の方に知っていただくことが一番の目的です。実はこちらの展示会は初めて出展するんです。MICEについてご案内する方は東京の方が多く、関西圏で少しでもPRをしたいと思い、参加しました。

鹿児島観光コンベンション協会(外部サイトへリンク)
https://www.kagoshima-yokanavi.jp/cvb

KAGOSHIMA MICE PLANNING GUIDE
https://www.kagoshima-yokanavi.jp/storage/files/shares/MICE/MICE_PLANNING_GUIDE_LowRes.pdf

AREA MICE KAGOSHIMA
https://www.kagoshima-yokanavi.jp/storage/files/shares/MICE/2024_area_MICE.pdf



【TAMAワンダー】 公益財団法人 東京観光財団 様

公益財団法人 東京観光財団 の 宮下さんにお話を伺いました。

ー「TAMAワンダー」について教えてください

東京都の西半分を占める26市3町1村は多摩地域の魅力を伝えるプロジェクトが「TAMAワンダー」です。多摩エリアはご存知でしょうか?東京多摩エリアは、都内でも認知度がまだ高くありません。

ーどういった目的で参加されましたか?

多摩エリアの認知度を上げ、皆さんに知ってもらうためです。関西イベントに出展するのは初めて。一般の方も含めて広く魅力を知ってもらい、多摩エリアに足を運んでいただきたいです。

ーこだわりについて

ブースの緑は、多摩エリアの緑の豊かさを表現しています。展示台も多摩の木材を使っています。そのほかに360度VR体験や、多摩エリアの特産品を物販、ガチャガチャなどもできるようになっています。

TAMAワンダー 
https://tamawonder.tokyo

TCVB 公益財団法人 東京観光財団
https://www.tcvb.or.jp/jp


【flywire】フライワイヤー合同会社 様

事業推進担当の西岡さんにお話を伺いました。

ー「flywire」について教えてください

観光業界に特化した旅行会社様向け(BtoB)受取に特化した決済システムです。アメリカに本社があり、今回は日本法人として出展しています。海外のエージェントから日本の会社へ、日本円で請求した代金を支払う時、クレジットカード・法人カードでも支払いが可能になります。決済用リンクを作成することも可能で、現地の通貨で支払いができます。

ーどういった目的で参加されましたか?

日本のインバウンドに特化した旅行会社様や宿泊事業者様をターゲットとしています。観光ショーケースでの来場者には一般の方が多い印象ですが、一般の方にも知名度を上げたいと考えています。日本の旅行者が他国の旅行を予約する際に、フライワイヤーを使って支払い請求が行われることがあり、支払いをする人にとっては「フライワイヤーって何?」と思われることがあるため、もっと多くの方に知っていただきたいと考えています。

グローバル決済とソフトウェアのエキスパート – Flywire 
https://www.flywire.com/ja


観光ショーケースを訪ねて見えてきたもの

インタビューを行った各ブースの担当者からは、それぞれの地域やサービスの魅力、そして今後の戦略について伺うことができました。今回の観光展示会には、北海道から鹿児島まで幅広い地域の観光関連団体が参加しており、観光協会やコンベンション協会だけでなく、決済サービス企業も参加していたのが印象的でした。

各ブースはデザインにもこだわり、訪れる人々に新たな発見を提供していました。全体を通して、地域の魅力を伝えるための工夫が随所に見られ、観光業界における情報発信と交流の場として、今後のさらなる発展が期待されます。

■イベント全体についてはこちらの記事をご覧ください。


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