【取材】SusHi Tech Tokyo 2026 ビジネスデイ会場の様子を写真60枚でお届け。ブースやセミナーが自然に目に入るよく練られたレイアウト、歩いているだけで楽しいイベント

アジア最大級のグローバルイノベーションカンファレンスである「SusHi Tech Tokyo 2026」が、2026年4月27日から29日の3日間にかけて東京ビッグサイトで開催。4月28日の会場の様子を、写真でご紹介します。レイアウトやデザインをはじめ、イベントとしての完成度が高く、熱気があり、歩いているだけでも楽しいものでした。
※「MICE TIMES ONLINE」はSusHi Tech Tokyo 2026のメディアパートナーです。

開場時間まもなくから来場者でにぎわう会場。海外の方も多く見かける
東京ビッグサイトの会場に入ると、受付からすでに多くの来場者でにぎわっていました。注目度の高さがうかがえます。海外からと思われる来場者も多く、国際的なイベントとして定着しているのでしょう。海外のメディアの方が会場のあちこちで、ライブ配信(中継)をされていました。

いたるところに案内図があり、スタッフもいて、来場者に丁寧に説明していました
レイアウト、デザインへのこだわり
会場は回遊しやすいブースとセミナー会場(ステージ)の配置が特徴的です。東京ビッグサイトの西展示場の1~4ホールを使っており、広いといえば十分広いのですが、行ったり来たりせずに多くの展示を見て回れます。よく考えられたレイアウトだと感じます。

セミナー会場(ステージ)には壁がなく、歩いていると自然に目に入ってきます。常に会場のどこかでセミナーやセッションがあり、ライブ感があります。キッチンカーのある休憩スペースも会場の中にあり、わざわざ外に出ることなく、フードやドリンクを楽しめます。

ひょいとのぞけば、セミナーの様子がわかります。

ステージはどれもユニークで、雰囲気が違います。

Innovation Stageは格好いいステージ。まるで映画の世界のよう。

東京ビッグサイト西展示棟のアトリウム。ここを起点にして会場が展開されています

ステージの横にはフードコーナー、奥にはJICAのブース。シームレスにつながっています。
それでは、ブースの様子を見ていきましょう。
各社のブースや、各国のパビリオンはほどよく個性的で興味を惹きますが、会場全体はまとまって見えるのが不思議です。

整理された動線で大きな混雑は見られない。にぎわう学生と日本各地のゾーン
来場者が多くなってくる昼頃には、狭いブース間の通路はやや混雑したものの、大きな混雑や混乱はありません。
見たいものを見て、聞きたいことを聞きやすい状況でした。会場で特ににぎわっていると感じたのは、学生ゾーン(Student Pavilion “ITAMAE”)と、日本各地のパビリオンが並ぶゾーン(All Japan EcoSystem Area)です。

ITAMAE

ITAMAEゾーンは大盛況。大きな拍手が送られていました。
全国からスタートアップイベントが集結


各地で開催されるスタートアップが参加するイベントは、今や大きな存在となっています。
MICE TIMES ONLINEでは2026年、IVS、NoMaps、Global Startup EXPO、Tech GALAなどを取材予定です。

仙台・東北

関西

中部地区。Station Ai、Tech GALAはひときわ活気あふれていました

北海道

九州

瀬戸内
海外パビリオンで世界のスタートアップシーンをサッと網羅
海外からの出展も多く、各国のパビリオンはブース装飾も凝っており、お国柄も伝わってきます。AIを用いた出展が多いなか、各国の課題や向き合うテーマを扱う展示も見られ、日本にいながらにして世界のスタートアップシーンをサッと網羅できる、またとない機会です。

手前からオランダ、スペイン、アイルランド。左にはコロンビアのブース。


ゲームショーのようなタイのパビリオン

韓国・ソウルのブース

チェコのブース

イタリア、台湾、スイス、ドイツ

シンガポールのブース

JICA(国際協力機構)
マテリアル、フィンテック、フィジカルAI、エンタメ、モビリティー、宇宙、エネルギー、農業・食糧、美容、都市設計…自分の関心に合うテックにきっと出会える
出展する企業や組織の手掛ける分野は、本当に幅広く、そのひとつひとつに深い思いが込められているのがわかります。来場者の方がどのような業態や業種に携わり、ユニークな働き方をされていても、きっと「これは?」と思えるものに出会えるのではないでしょうか。
私もMICEやイベントシーンで活用されそうなものを中心に探しましたが、ちゃんと見つけることができました。(後日、別の記事でご紹介します)

エンターテインメントのゾーン

伝統の山車を最新の技術でアップデートした「ツナグルマ」

ティアフォーはトヨタ製次世代モビリティ「e-Palette」を展示。会場周辺では自動運転バスの移動サービス実証も行われています

「空飛ぶクルマ」SD-05の1/5スケールモック(模型)


未来体験パビリオンの宇宙関連の展示。

岩谷技研が商用化を目指す「宇宙遊覧フライト」に使用する2名乗りキャビン「T10-Earther」

未来体験パビリオン。リアルさを追求した恐竜型メカニカルスーツ(これは「スコミムス」という恐竜)の展示

三精テクノロジーズの乗用人型変形ロボットSR-01。人型(ロボットモード)と車型(ビークルモード)に変形可能な乗用人型変形ロボット

SusHi Tech Global Area。海外のテック系イベントのような雰囲気。いくつかのゾーンに分かれています。

アトリウムもフル活用されていました。

3Dプリンタによる建築を手がけるセレンディクスによる、イベントロゴ

ロボット、フィジカルAI関連のブースでは動画を撮る人を多く見かけます

国産フィジカルロボットの展示

淀みなく作業をおこなうロボット

人機一体の人機バイラテラルアーム「双腕タイプ」

同社の汎用人型重機「零式人機 」男の子ゴコロをくすぐるのは間違いありません

事前に調べていたものに会場で出会えるとうれしいですよね。私が気になっていた、VISIONOIDのアニマノイド「FOX」のデモンストレーションがアトリウムで行われていました。

ドローンサッカーの競技デモンストレーション

もちろんアトリウムにもステージがあります

国内大手企業もブースを展開
オープンイノベーションの展開を披露する企業もあれば、自社独自の取り組みを展開する企業もあり。いつもは堅そうな展示の企業も、本イベントに合わせたかのようなブース展開をされているのが印象的。


ヤマト

東京建物

森ビル

三井不動産
掲示物、案内資料の表記は英語、日本語混在。ブース名は英語表記。
イベントとしての表記は英語が基本になっているようでした。ブース名、出展者の国・地域名、会場案内は英語。それらしい雰囲気を出すためでもあるでしょうが、これで問題ないということなのでしょう。掲示資料や製品案内といったものも、英語のままというものが目立ちます。名刺交換をしていると、海外の出展者が日本語の名刺を用意されていることもありました。
皆さんの対応がそれぞれであって、混ざっている状態が、なんともカオスで面白いのです。

各社の小さなブースが並ぶゾーンは商店街のようです。ブース名は英語、右上に出展者の国・地域。



4月29日はパブリックデイ。未来と世界を体験しよう
スタートアップ?テクノロジー?AI?英語で話すの?
構える必要はありません。見ているだけで未来が見えてくるイベントです。思わぬところで、仕事のヒントが見つかるかもしれません。私も取材で訪ねましたが、ちゃっかり面白いアイデアに出会えました。
練られたレイアウトや会場のデザインは、イベント体験において非常に重要です。そのことが理解できるイベントです。ただ、業種ごとにブースがゾーニングされている展示会とは違い、運営側の編集意図を感じます。歩きながら自然に複数の展示、体験へ触れられる設計になっている点です。各ブースやステージが視界に入りやすく、来場者の回遊を促す構成となっており、イベント全体としての一体感が感じられました。
IVSやTech GALAなど、他のスタートアップイベントに参加した方はそんなことを探りながら、会場を歩いてみてはいかがでしょうか。

会場で歩き回って疲れたらRedBullでエナジーチャージ!
いただくときに「愛飲してます」と言ったけれど、思い返すといろんなイベントの場でいただいていることが多いかも。

SusHi Tech Tokyo 2026 開催概要
開催期間:2026年4月27日(月曜日)、28日(火曜日) ビジネスデイ
2026年4月29日(水曜日・祝日) パブリックデイ
開催場所:東京ビッグサイト
開催規模
出展スタートアップ数:700社(前回:607社)
商談件数:1万件(前回:6,136件以上)
参加者数:6万人(前回:57,698人)
※オンライン参加者除き5万人(前回:43,705人)
公式Webサイト https://sushitech-startup.metro.tokyo.lg.jp/
イベント前にリリースした記事。イベントの概要を確認いただけます。
https://micetimes.jp/sushi-tech-tokyo-2026/


