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イベントの取材・レポート

【毎日更新/レポート】メッセナゴヤ2024/日本最大級の異業種交流展示会 会場の様子、出展ブースなどをご紹介

名古屋のポートメッセなごやで開催される「メッセナゴヤ2024」。国内最大規模の異業種交流展示会として、第19回となる今回は約778社・団体、1005小間の出展規模です。来場者数は5万人を超える見込みです。今年の展示では、特別展示「Space Approach EXPO」や、地元企業の技術が輝く「きらりと光る町工場コーナー」が注目です。
ビジネスセミナーも多く開催され、会場では出展者プレゼンテーションも行われます。

メッセナゴヤは、愛知万博の理念(環境、科学技術、国際交流)を継承する事業として2006年にスタートした「異業種交流の祭典」。業種や業態の枠を超え、幅広い分野・地域からの出展を募り、出展者と来場者相互の取引拡大、情報発信、異業種交流を図る日本最大級のビジネス展示会です。

公式Webサイトより

開催概要

名称:日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2024」
会期:2024年10月30日(水)〜11月1日(金)
会場:ポートメッセなごや 第1展示館(名古屋港金城ふ頭)
開場時間:10:00~17:00
オンライン開催:2024年10月15日(火)10:00〜11月29日(金)17:00
主催:メッセナゴヤ実行委員会(愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所)
後援:中部経済産業局、一般財団法人地球産業文化研究所
協力:中部経済新聞社、中日新聞社

来場者数 速報

10月30日 18,963名
10月31日 15,985名
11月1日 17,794名
合計来場者数 52,742名


会場の様子を動画でお届けします

※11月3日更新


10月31日 2日目!ユニークな展示を探してみました

※10月31日更新

2日目の会場からは展示されているユニークな「モノ」を探してみました。ブースでもそれぞれお話をうかがいました。

【ミニチュアファクトリー株式会社】楽しい工業模型の世界

建築模型に始まり、工業模型、ジオラマなどを制作されているミニチュアファクトリーさんのブース。同社は様々な機能を持つ模型から大型のジオラマまで多様な模型の製作をされています。
展示されている動きのある工場のラインや工業機械の模型は可愛らしいのに、ちゃんと機械の魅力が伝わる完成度の高さに驚きます。メーカーのエントランスに置かれたり、社会見学で利用されたり、展示会やイベントの場で活躍した…小さくても目の前に実在している模型だから伝わるものがあるのだと、よくわかりました。

会社Webサイト https://m-f.co.jp/
たくさんの模型が掲載されていて必見です!

【株式会社ヤマカワ】ネジ型のチョコのお味は…?

岡崎市のヤマカワさんのブースでまず目についたのが「家族の証」。ご家族3人の立体的な手型が木材から削り出されています。同社は自動車内外装部品の検査治具作成をはじめ、鋳造用木型、ウレタン発泡形成のための金型作成などを手掛けてこられました。自然素材をこのように正確に加工できる機械加工技術をお持ちです。

その技術の高さをいかしたユニークな商品が「チョコレート」です。1枚目の写真、手にされているのは「六角穴付き・ネジ型のチョコ」。右下の写真をご覧いただくとわかるように、本当のネジとして使えるほどの精度です。実際に使うと溶けちゃうのはご愛嬌。取材後、袋から出したチョコをいただきましたがビターな味わいの「美味しいチョコレート」です。このネジ、いやチョコは販売されていますので気になる方はお求めになってはいかがでしょう。

会社Webサイト https://yamakawakigata.co.jp/
Webサイトでは働き方を含め、会社の普段の様子を丁寧に発信されています。

【ヘルメス株式会社】並んでいるのはリアル成形品。素材は硬質ウレタン

名古屋市のヘルメス株式会社さんの展示はウレタン成形品。ウレタンというと一般的にはソフトな感触のものを想像しますが、これらの製品は硬質ウレタンという素材です。軽く叩くとコンコンと乾いた音がします。強度も十分にあって、しかも軽い。金型を必要としないため、低コストで少量多品種の生産が可能で、生産までの期間も比較的短いという素材の優等生です。
表面の仕上げは塗装によるもので、リアルな風合いの再現もできます。木材の質感、ゴムの質感、岩肌の質感なども再現できます。内外装や工芸品から一般産業部材まで広い範囲での活用が期待されます。

会社Webサイト https://www.pur-hermes.com/
硬質ウレタンの様々な制作事例を見ることができます

【公益財団法人 全国通運連盟】鉄道コンテナ輸送でSDGs

鉄道模型が置かれたので釣られてふらっと立ち寄ったのは、全国通運連盟さんのブースでした。鉄道模型、ずるいですね笑
全国通運連盟は「モーダルシフトを推進し、SDGs達成に貢献する」取り組みを進めています。モーダルシフトとは「トラック等の自動車で行われている貨物輸送を環境負荷の小さい鉄道や船舶の利用へと転換することをいいます(国土交通省Webサイトより)」
鉄道コンテナ輸送は1列車で大型トラック65台分という多くの貨物を運ぶことができ、長距離輸送を担うトラックドライバーの負担を減らすことにもつながります。

ブースでは展示を見ながら答えるクイズを用意されていて、全問正解で景品をいただくことができました!コンテナに関係のある可愛い景品です。賢くなって景品もいただけてうれしい展示でした。

Webサイト https://www.t-renmei.or.jp/

本日は4つのブースをご紹介しました。展示会では歩く速度を少し落として、ゆっくりと見て回るのがいいですね。初めて見るもの、知ることについてはブースの担当者の方が丁寧に説明してくださいます。
メッセナゴヤのように多様な出展者がいる展示会では、普段は立ち入らないコーナーでも、短くてもいいので時間を取って立ち寄ると、面白いものに出会える可能性がぐっと高くなります。


10月30日 メッセナゴヤ2024初日!宇宙にキッチンカーに黄金の●●に…

※10月30日更新

昨日までの天気がうそのように秋晴れのさわやかな一日となりました。午後から来場者が増えたように感じます。一般のビジネス関係者だけではなく、高校生をはじめ学生・生徒の姿も多く見かけました。
当社、斜め前の大阪商工会議所さんのブースでは大阪・関西万博のミャクミャクも登場し、テーマパークのグリーティングのようなにぎやかさでした。

会場マップです。会場は広いので、お目当てのコーナー、ブースをよく確認して移動したいところです。もちろん、ぐるぐる適当に歩いて、思わぬ出会い、発見をするのもリアル展示会の楽しみではあります。

私が出会ったのはトヨタ・2000GTのレストアされた美しい姿でした。赤い車体は初めて見ましたがきれいですね。

設営時から気になっていたブース装飾。転がっていきそうな動きのある展示は思わず目を引きます。きらびやかな装飾だけではなく、こういったシンプルなユニークさが足を止める効果があると思わされました。ぜひ、会場でお探しください。

茶室?に茶釜?、これは何かというと京都府久御山町の「黄金の茶室」なのです。「ものづくりのまち」久御山の企業が連携して製作されたという黄金の茶室が展示されています。

地元企業の技術が輝く「きらりと光る町工場コーナー」

きらりと光るユニークな技術をもつ、中小・小規模企業のモノづくり全10社が集まったコーナー。多くの来場者を集めていました。ひとつひとつのブースは小さいですが興味深い展示が多く、見応え十分です。

特別展示「Space Approach EXPO」

ロケットや衛星、環境や建築、素材開発など、宇宙産業に関する分野、業種の企業が集められた注目の一角です。
セミナーも開催されていますので、こちらも注目です。

宇宙ビジネスコーナーについての詳しいレポートはこちらから

未来交流ステーション

出会いを生むニーズ情報の掲示板。手書きのカードが掲示されていました。今の時代にこのアナログな感じがいいですね。思わず、ひとつひとつ、すべて読んでしまいました。マッチングにつながりそうな内容を見つけられるかもしれません。私もひとつ見つけたので、明日直接声をかけてみます。「見ましたよ」と声をかけてもらうのはうれしいと思うので、うちも書いてみようかなという方が増えるといいですね。

メッセナゴヤ2024リアル展示会場内(第1展示館 1階コンコース)に、出展者・来場者のビジネス交流促進のための情報掲示板を今年も設置します!出展者・来場者からお寄せいただいた「買いたい、探したい、連携したい、困っている、パートナーを求めたい」等々、未来(明日)のビジネスにつながる数々の情報を公開し、“新たな価値を生み出す未来交流”を実現します。

公式Webサイトより

MICEメシ「グルメッセキッチンカー」

もちろんMICEメシも大盛況です。たくさんのキッチンカーが並んでいました。外でランチするのも気持ちいいお天気です。

いかがでしたか。目を引いた展示と、メッセナゴヤ2024で力を入れているコーナーを中心にお届けしました。明日以降は、また違ったテーマで会場の様子をお届けします。


10月29日 開催前日・当社もブースの準備を行いました!

※10/29更新

このMEET Xのサイン、LEDで文字の色や柄がにぎやかに変化します、格好いい。

会場は絶賛設営中。時間をかけてブースを設営して、念入りに打ち合わせをしているところもあれば、誰もいなくて、まだ手つかずのブースもあって様子は様々。明日にはこの通路も大勢の来場者で埋まることでしょう。

設営前の当社のブース。3日間お世話になります、いわば前線基地になるわけです。

あおなみ線車内の中吊り広告。今年のテーマは「Meet X ~予期せぬ出会いが、未来を拓く~」


昨年、出展した際のレポートはこちらから

MICEインサイト:一気読みで振り返り!

特集:Japan MICE EXPO 2024

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