
2025年上半期、MICE TIMES ONLINEで読まれた記事は……1月から毎月トップ3記事をご紹介して振り返ってみます
北海道だろうとお構いなしに、文字通り沸騰状態の日本列島。私も全国各地の方とお話する際に「うちも暑い」「39度出ました」とお聞きするような、暑さ自慢したくなる夏となりました。本来は上半期なので6月末までのもので記事を作りたかったのですが、暑い暑いと言っているうちに、この時期になってしまいました。
1月から順に、毎月公開した記事の中から、よく読まれた記事をご紹介していこうというのが、今回の趣旨です。眺めていくことで何か見えてくるものはあるでしょうか、さて。
ここからは1月から順に、その月に公開された記事で多く読まれた記事をご紹介します。その月の間に読まれた回数ではなく、7/30時点での数字から判断していますので、ご了承ください。
1月:1位 札幌で開催されたeスポーツ世界大会「ALGS Year4 Championship」記事
日本で行われるeスポーツ大会としては類を見ないものとなりました。寒さ厳しい冬の北海道でも堂々開催できるというのもいいですね。今では様々な展示会やイベントの中でeスポーツが開催されることが多くなりました。
1月:2位 米国CES出展各社の情報 3位 万博、シンガポールパビリオン
日本企業が多く出展するCESは世界的にも注目度の高いイベントです。万博関連の記事は開幕前からよく読まれていました。シンガポールパビリオンでは開幕後、MICEをテーマにしたイベントが開催され、取材に入りました。この時期は、できあがっていくパビリオンの情報がメディアで多く報じられていましたね。
シンガポールパビリオンでのイベント取材記事
シンガポールMICEの本気度が伝わってきました。同国MICEのキーマンへの取材で編集長も緊張したようです。
2月:1位 今でもランキング上位の人気記事、オレンジフェリー乗船記
船は移動手段でもあり、MICEの舞台でもあり、ワーケーションもできる場所でもあります。当編集部でも出張時に利用することが多い長距離フェリー。オレンジフェリーは全室個室で、揺れの少ない瀬戸内航路と、初めての長距離フェリー利用者にも優しいフェリーでおすすめです。夕食の宇和島風鯛めしも最高なのです。
2月:2位 MWCバルセロナ 3位 大阪オートメッセ
2月も2位に世界の大型イベントがランクイン。MWCはモバイル・ワールド・コングレスのことで、スマホや通信、インターネットなどに関する世界最大規模の見本市です。日本企業も多く出展しています。大阪オートメッセは大阪屈指の来場者数を誇るクルマ好きのためのイベントです。取材記事もご紹介しておきます。
大阪オートメッセ 取材記事2本
「こどもビリティ」というファミリー向けの企画についても記事にしました。
3月:1位 ポケモンはリアルイベントも盛り上がる
通称ポケGOフェスは世界からファンを集める大きなイベントです。まだ「ポケモンGO」って流行ってたの?と思われる方がいらっしゃるかもしれませんが、すでに流行りではなく、ひとつのアトラクションとして定着しつつあるのが現状です。「ポケモンGO」はリリース9年目でも年間売上約10億ドル(推計)を維持しており、恒常的なモバイル“アトラクション”として定着しています。大阪・関西万博でのイベントや、来春開業予定の「ポケパーク カントー」など、ポケモンの話題は尽きません。
3月:2位 万博会場に京都・奈良から直行するバスのニュース 3位 IVS2025の事前情報
大阪・関西万博の注目度の高さは2位のバス路線のニュースにも表れています。当時、各社から発表されたバス路線の情報をまとめた記事です。私もバスの利用は経験しました。座って行けることや、比較的空いている西ゲートに到着するので、バスの利用はおすすめしたいです。3位のIVS2025はすでに夏の京都の風物詩にもなっていますね。他の地域のスタートアップカンファレンスと雰囲気が違うと参加された方は感じるのではないでしょうか。
4月:1位 万博開幕!最寄りの夢洲駅のレポート
大阪・関西万博は4月13日に開幕。開幕前に夢洲駅を訪ねて書いた記事は、今も多くの方にご覧いただいています。トイレやコインロッカー事情など、万博を訪れる方のお役に立てていればうれしいです。
4月:2位 ミラノサローネ 3位 万博に最も近いコワーキングスペース
ミラノサローネはイタリア・ミラノで毎年4月に開催される世界最大級の家具・デザイン見本市。日本からの出展も多く、高い評価を受けています。3位は大阪・関西万博に最も近いコワーキングスペース。実際に2度利用していますが、ビジネスで万博を訪問する方には最適のビジネス拠点だと思います。万博開幕後にアクセス数が大幅に増えました。
大阪・関西万博関連記事:4月に公開した次の2記事は4月の4位、5位です。
パソナグループパビリオンは内覧会の様子を記事にしました。
5月:1位 大阪・釜山を結ぶ新造客船デビュー
万博に合わせるかのようなタイミングでデビューした「パンスタークルーズ ミラクル号」。日本の長距離フェリーと違う魅力があります。大阪を発った翌朝、眼の前に釜山の街が現れる様子は感動的です。
5月:2位 東京コミコン情報 3位 専門校でのインディゲームイベント
コミコンは多くの来場者を集めるイベント。5月に大阪で開催された大阪コミコンを取材した様子も上位にランクインしています。「Open Game Fest」は専門学校がイベントの舞台となりました。インディゲームは「マインクラフト」「8番出口」といった大ヒットタイトルが生まれている分野です。国内最大級のインディゲームイベント「BitSummit」も取材して記事にしています。
6月:1位 おすすめパビリオンはどれ?SNSの意見を集めてみました
6月の1位は取材記事ではありません。実際に会場を訪れた方の意見や感想をまとめてみようと、Xとnoteを調べてみたものです。調べてみたわかったのは、来場者がそれぞれの万博を楽しんでいるということ。そして、何らかの形で万博のことを残そうとしている方がたくさんいるということでした。
6月:2位、3位 FOOMA JAPANの記事
FOOMA JAPANは国内最大級の食品製造に関する展示会です。MICE TIMES ONLINEでは取材をして2本の記事を公開しました。製造業に関連する展示会のレポートは、比較的多くの方のアクセスを集める傾向があります。
韓国・釜山でのイベントの記事を公開しました
日本とは違うイベント運営方法から、学びや気づきが得られるのではないかと思います。K-POPイベント、鉄道技術展と韓国らしいイベントを取材しました。
いかがでしたか。4月に開幕した大阪・関西万博のニュースを中心に、海外に関する記事、エンタメ・アミューズメントに関する記事が多く読まれた半年間でした。7月以降はどうなるのか。また、半年後が楽しみです。
関連記事:2024年7月~12月を振り返る
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