MICE TIMES ONLINE Weeklyヘッドライン:10本 2026年9月27日〜10月3日/東京都が新MICE拠点を募集、帯広でアジア初の国際動物繁殖学会、台北「Asian MICE Forum 2026」開催
MICE TIMES ONLINEが確認したMICE関連の動きから、会場、主催者、イベントテック、インバウンド、業界政策に関わるトピックを整理してお伝えします。
東京都 新たなMICE拠点を1エリア募集、受入環境整備とPRにそれぞれ最大1,000万円
東京都と東京観光財団は9月28日、会議場や宿泊施設などが集積し、地域一体でMICE誘致・受入に取り組む新たなMICE拠点の募集を開始しました。採択は1エリア。受入環境整備とMICE誘致に向けたPRはそれぞれ上限1,000万円、ブレジャーコンテンツ造成は上限300万円です。区部・多摩地域では、選定後に東京観光財団が誘致・受入に必要なノウハウ提供や助言を行います。多摩地域には人材育成や国内見本市への出展支援も設けています。
出典:東京都・東京観光財団「多彩なエリアの特色を生かしたMICEの開催を推進します! MICEの誘致・受入に取り組むエリアの募集」、2026年9月28日
URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/09/2026092812
帯広でアジア初の国際動物繁殖学会 58カ国・地域から1,133人、畜産都市の産業と国際会議を接続
JNTOは9月29日、6月22〜26日に北海道帯広市で開催された第20回国際動物繁殖学会の事例を公開しました。4年に一度開催される国際会議で、日本だけでなくアジアでの開催も初めてです。58カ国・地域から1,133人が参加しました。
会場は帯広市民文化ホール、とかちプラザ、ホテル日航ノースランド帯広、北海道ホテルの4施設。畜産業が集積する地域特性を背景に、帯広観光コンベンション協会、自治体、PCO、旅行会社などが連携し、食や文化体験も会議に取り入れました。出典:日本政府観光局(JNTO)「北海道・帯広の魅力と地域連携で成功に導いた第20回国際動物繁殖学会」、2026年9月29日
URL:https://mice.jnto.go.jp/organizer-support/case-study/detail/icar-2026.html
現地取材:帯広のMICE開催地としての魅力
香港貿発局 秋の電子・照明4展に約6,200社、28カ国・地域から2会場へ
香港貿易発展局は9月29日、10月に開催する電子・照明分野の4展示会に、28カ国・地域から約6,200社が出展する見込みだと発表しました。10月13〜16日に香港コンベンション&エキシビションセンターで香港秋季電子製品展と国際電子部品・生産技術展、26〜29日にAsiaWorld-Expoで香港国際アウトドア&テックライト・エキスポ、27〜30日に再び香港コンベンション&エキシビションセンターで香港国際秋季照明展を開催します。
出典:香港貿易発展局「Four major tech fairs open in October attracting some 6,200 exhibitors from around the world」、2026年9月29日

上海・虹橋国際科技週間 5万㎡に専門来場者3万人超、200超の会議と商談を一体開催
上海市は9月29日、11月20〜22日に国家会展中心(上海)で「虹橋国際科技週間」を開催すると発表しました。展示面積は約5万㎡、専門来場者3万人超を見込みます。AI、スマートインフラ、未来モビリティ・エネルギー、スマート産業、生命科学・健康、スタートアップの6分野を扱い、200超の会議・専門フォーラムを予定。企業間の個別商談、30超の体験企画、市内の企業や研究機関などを巡る10の視察コースも設けます。
出典:上海市人民政府「虹桥国际科技周将于11月20日启幕」、2026年9月29日
URL:https://www.shanghai.gov.cn/nw31406/20260930/a1eeab257fd04f4496b44f87ac808e7d.html
台湾「Asian MICE Forum 2026」 台北101で開催、世界6カ国の専門家が会展の体験設計と持続可能性を議論
台湾経済部国際貿易署は10月1日、台北101で「Asian MICE Forum 2026」を開催しました。「Tomorrow is Here, Future is Now」を掲げ、会展産業が情報を伝える場から参加体験をつくる場へどのように変化するかを議論しました。
ドイツの建築家に加え、米国、カナダ、ノルウェー、オランダ、タイから専門家が登壇。空間と人を結ぶ設計、参加者の体験価値、持続可能なイベント運営などを扱いました。
出典:台湾経済部国際貿易署「2026年亞洲會展產業論壇」、2026年10月1日
URL:https://www.trade.gov.tw/Pages/Outtake.aspx?nodeID=4200&pid=820849
参考URL:https://mice.meettaiwan.com/meettaiwan/home/zh-tw/m/news/N2026090006/info.html
東京都 MICE実務者向け講座にAI活用、国際会議・報奨旅行の誘致と開催を実践的に学ぶ
東京都と東京観光財団は9月28日、都内のMICE関連事業者などを対象とした「MICEグローバル人材育成講座(実践)」の募集を開始しました。AI活用などの最新動向に加え、ディスカッションやグループワークを通じ、国際会議や報奨・研修旅行の誘致・開催に必要な実務を扱います。海外からも講師を招き、MICE業務の経験者を対象に実践的な研修を行います。
出典:東京都・東京観光財団「MICEグローバル人材育成講座(実践)の受講者を募集」、2026年9月28日
URL:https://www.metro.tokyo.lg.jp/information/press/2026/09/2026092817
愛知県 研究者を国際会議誘致の担い手へ、セントレアの航空機展示空間で70人規模の交流会
愛知県は9月28日、国際会議の主催に関心を持つ研究者・大学関係者を対象としたセミナーと交流会を11月4日に開催すると発表しました。会場は中部国際空港「フライト・オブ・ドリームズ」で、定員は70人程度です。JNTO、名古屋観光コンベンションビューロー、とこなめ観光協会が国際会議の誘致・開催支援を紹介。Aichi Sky Expoをはじめとする会場や視察受入、来場者向けのおもてなし事業についても説明します。
出典:愛知県「~国際会議の『今』と『これから』を知る~ セミナー&交流会の参加者を募集します!」、2026年9月28日
URL:https://www.pref.aichi.jp/press-release/mice-seminer.html
本イベントの詳細はこちらからご覧いただけます
東京応化工業とartience 製品ではなく「技術」を展示、異業種の対話から新用途を探る
東京応化工業とartienceは9月28日に、9月18日に技術対話型展示会「Material Technology Market」を共同開催したと発表しました。完成した製品や用途を紹介する一般的な展示会とは異なり、各社が持つ素材、コア技術、技術基盤そのものを展示。企業同士が対話しながら新たな用途やニーズを探る場としました。既存製品の販売だけを目的とせず、企業が保有する技術を起点に新たな事業機会を探る展示会です。
出典:東京応化工業・artience「『技術』と『技術』が出会う『技術』の展示会『Material Technology Market』を開催」、2026年9月28日
URL:https://www.tok.co.jp/news/2026/260928
ICCA医療会議フォーラム 15カ国から160人、2,000超の研究を分析した会議設計レポートを初公表
ICCAは10月2日、アテネで開催した医療・医学・生命科学分野の会議フォーラム「Future of Healthcare Meetings 2026」の結果を発表しました。15カ国から160人が参加し、30の医療関連団体の代表者も集まりました。AI、医療技術、患者中心の会議設計、アクセシビリティ、スポンサー、運営体制などを議論。会場では2,000超の研究を検証し、医療分野の会議をより効果的に設計するための「Wavelength Report」を初めて公表しました。
出典:ICCA「Record Attendance at ICCA Future of Healthcare Meetings 2026」、2026年10月2日
URL:https://www.iccaworld.org/news/post/record-attendance-at-icca-future-of-healthcare-meetings-2026/
東京観光財団 MICE基礎講座17本を無料公開、国際会議・報奨旅行・展示会の実務をオンラインで
東京観光財団は9月28日、9月上旬に実施した「MICEグローバル人材育成講座(基礎)」のアーカイブ配信を開始しました。新規登録者も全17講座を無料で視聴できます。内容はMICEの基礎、海外先進都市の誘致戦略、国際会議、報奨旅行、展示会、MICE業界の実務など。ホテルやMICE関連企業の実務担当者も講師を務め、会場運営や誘致・開催に関わる基礎知識をオンラインで学べます。
出典:東京観光財団「令和8年度MICEグローバル人材育成講座(基礎)アーカイブ配信を開始しました!」、2026年9月28日


