地域資産活用、住民参画で地域振興につながるビジネスイベントの仕組み「Park MICE」初開催 乳癌疾病啓発のライトアップイベントや七夕吹き流し再利用の扇子作りなど
日程:7月11日(木)~13日(土)/会場:青葉山公園・仙臺緑彩館
日本コンベンションサービス株式会社 様のリリースより
日本コンベンションサービス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:近浪 弘武、以下JCS)は、7月11日(木)~13日(土)まで仙台市で開催される第32回日本乳癌学会学術総会の運営を受託しており、同会で当社が提供するサービス「Park MICE」を初実施します。
7月13日(土)に仙台国際センター至近の青葉山公園・仙臺緑彩館(住所:仙台市青葉区川内追廻無番)の芝生エリアで、ピンクリボンや伊達政宗公などをモチーフにしたライトアップイベントを開催するほか、会期中には仙台七夕の吹き流しを再利用した和紙アート作りや、市民ボランティアが接遇する「県内酒造の日本酒利き酒ブース」など、6つのコンテンツを実施します。
Park MICEとは
Park MICEは、公園や広場など地域の方々が日常的に使う場所で、地域の方々と共にMICE*1を開催していく取り組みです。
地域の方々にMICEを身近に感じて頂くことでシビックプライドを醸成し、MICE参加者は地域との交流を通じて開催地に対する理解を深め、親しみを持つことができます。地域の方々、MICE参加者双方の開催地に対する愛着を深めることができるので、長く住み続ける、また行きたいと印象づけることができ、長期的な地域振興に繋げることができる取り組みです。
*1:企業等の会議(Meeting)、企業等の行う報奨・研修旅行(インセンティブ旅行)(Incentive Travel)、国際機関・団体、学会等が行う国際会議 (Convention)、展示会・見本市、イベント(Exhibition/Event)の頭文字を使った造語で、これらのビジネスイベントの総称
Park MICE開発の背景
MICE開催は、主催者、出展者、参加者などの消費支出を通じて、開催地に大きな経済波及効果をもたらします。MICEは一般的な観光に比べて高い経済効果を生み出すだけでなく、ビジネス機会の創出や都市ブランド・競争力の向上、交流人口の平準化など、多岐にわたるメリットをもたらします。
しかし従来のMICEは、開催地域の住民との接点が少なく、開催自体が知られないまま終了することも少なくありません。
コロナ禍を経て対面でのビジネスイベントが再び増加し、海外からの参加者も増える中、半世紀以上にわたり国際会議や学術集会など、社会的意義が高いMICE運営に携わってきた当社は、地域の方々にビジネスイベントへの理解を深めていただき、MICE参加者にも満足していただくことが重要であると考え、地域の資産を活用しながら相互に交流を促進することで、地域振興につながる新たな取り組みとして、Park MICEを開発しました。
第32回日本乳癌学会学術総会 Park MICE実施概要
■ライトアップイベント*2
会場入り口には高さ3mを超えるピンクリボンのオブジェを設置。芝生広場から見渡せる仙臺緑彩館の屋根に、ピンクリボン、仙台七夕飾り、天の川、金魚、花火、伊達政宗公などをモチーフにした照明演出を行ないます。
来場者には会場入り口で提灯(提灯の一部は仙台七夕の吹き流し再利用)をお渡しし、日本の夏の風情を味わいながら、乳がんの早期発見・治療の意識につながるライトアップを行います。
*2 小雨決行。提灯は先着200名様限定
・日時:7月13日(土)18:00~20:00
・会場:仙臺緑彩館 芝生広場(住所:仙台市青葉区川内追廻無番 青葉山公園内)
・申込方法:予約不要。直接会場にお越しください。混雑時は整理券を配布することがあります。
■仙台七夕吹き流しを再利用「和紙アート」作り
市民ボランティアが講師となり、仙台七夕の吹き流し和紙を再利用した、アート作品を作ります。学会参加者、学会以外の方のどちらも参加できます。
・制作物:扇子作り、提灯作り、お面の絵付けから選択
・日時:7月11日(木)10:00~17:00 /7月12日(金)10:00~14:30
・場所:仙臺緑彩館 情報ラウンジ
・料金/所要時間:1,500円~2,500円/約30分/1回
・申込方法:予約不要。直接会場にお越しください。混雑時は整理券を配布することがあります。
この他、開催地の方々を対象にした
■ピンクリボンをモチーフにしたメッセージボードにドクターへのメッセージを記す「おもてなしメッセージ」(~7/13)
学会参加者を対象にした
■市民ボランティアが接遇する「県内酒造の日本酒利き酒ブース」(7/12)
■市指定有形文化財の残月亭で記念撮影する「茶道&和装体験」(7/12)
■打ち上げ花火(7/12)
も実施します。
※本Park MICE事業は、観光庁の「R6年度国際会議開催地としての魅力向上実証事業」に採択されています
第32回日本乳癌学会学術総会 概要
日本乳癌学会学術総会が仙台市で開催されるのは、東日本大震災半年後の2011年9月以来13年ぶりです。本会は乳癌を主なテーマとする学会では最も規模が大きく、Webでの参加も含め全国で約6,000名が参加します。
乳癌は、日本人女性が罹患する悪性腫瘍では最も数が多く、年間約10万人が新たに乳癌と診断され、生涯での累積罹患では女性の9人に1人が乳癌に罹患しています。しかし検診等で早期に発見することが可能で、乳癌の性格や進行度に応じた適切な治療法が確立されています。
本会では、最新の研究内容や治療法、将来の展望などについて多くの議論がなされます。
・名称:第32回日本乳癌学会学術総会
・会長:石田 孝宣(東北大学大学院医学系研究科 乳腺・内分泌外科学分野 教授)
・日程:7月11日(木)~13日(土)
・会場:仙台国際センター、東北大学百周年記念会館
・webサイト:https://site2.convention.co.jp/32jbcs/index.html
JCS会社概要
会 社 名 : 日本コンベンションサービス株式会社
所 在 地 : 東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル
代 表 者 : 代表取締役社長 近浪 弘武
設 立: 1967年12月7日
資 本 金 : 1億円
U R L : https://www.convention.co.jp/
<事業内容>
主要国首脳会議(Summit)やアジア太平洋経済協力(APEC)、G7長野県軽井沢外務大臣会合などの国際会議や、国内最大の学会、日本医学会総会などの大型医歯薬学会の運営、通訳・翻訳、人材サービスを主な事業とするコンベンション運営会社。参加者2万人以上のオンラインイベント、オンラインと現地開催を融合するハイブリッドイベントなど、大規模イベントの企画運営も行っています。また国際会議場、図書館などの公共施設運営サービス、医療と最先端技術のマッチングなど、政府や自治体と連携した事業も手掛けています。