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【11/10更新】日本最大級の異業種交流展示会「メッセナゴヤ2025」設営から会期中まで会場の様子、目立つ出展ブースをご紹介

名古屋・ポートメッセなごやで開催される「メッセナゴヤ2025」。産業や業種の垣根を越えた国内最大級の異業種交流展示会として、全国から企業・自治体・団体が集まります。
この記事では、出展をしながら、設営日・会期中の様子をお届けします。

※最新情報ほど上に追加しています。

開催概要

名称:日本最大級異業種交流展示会「メッセナゴヤ2025」
会期:2025年11月5日(水)〜11月7日(金)
会場:ポートメッセなごや 第1展示館(名古屋港金城ふ頭)
開場時間:10:00~17:00

2025年で第20回を迎えます。約800社・団体、1,000小間の出展規模。来場者数は5万人の見込みです。愛知県と名古屋市、名古屋商工会議所の「メッセナゴヤ委員会」が主催。


来場者数 速報

11月5日 16,349名
11月6日 16,860名
11月7日 -名
合計来場者数 -名


【11/10更新】搬出

最終日の11/7に搬出作業が行われました。拠点としていたブースがなくなるのは、毎回少しさみしい気持ちになります。

出展者が一斉に荷物を持って退館します。

入口付近には、ヤマト運輸の臨時荷受けカウンターが用意されていました。発送は着払いのみ。

辺りはすっかり真っ暗です。搬入出口には大型トラックが列をなしていました。


【11/9更新】会場の様子

愛知県知事 大村秀章さん来場。

今年は特別展示 Next Eraゾーン~フェムテック~と~スマートロボティクス~が新設されていました。

毎年恒例である「特別展示 Space Approach EXPO」が開催されました。ロケットや衛星、環境や建築、素材開発等、宇宙産業にかかわる幅広い分野の企業・団体等約50社が出展します。

屋外には、ローストビーフ丼や、国産牛ホルモン焼きうどん、タコライス、天丼、唐揚げなど8台のキッチンカーが並びました。


【11/7更新】編集長が見つけた!思わず足を止めてしまう派手なブース4選!

人材課題を切り口に、セミナー集客で存在感を発揮

2小間を使い、十数名が着席できるスペースを設けたコンサルティング会社のブースです。今回の出展テーマは「セミナー集客」に全力を注ぐこと。

同社は「支援ならなんでもやります」という幅広いスタンスのコンサルティング会社。最大公約数的にどの企業にも刺さるテーマとして、人材に焦点を当てたセミナー構成にしたといいます。

3日間とも、同じ時間・同じ内容で開催されました。企業が抱える共通課題を取り上げています。

  • イマドキ新人の教え方
  • 忙しさから解放される思考法
  • 経営者の分身をつくる方法

開催前には、全出展者のブースを訪問して挨拶と名刺交換を行い、セミナーの案内ポスターを手渡しながら告知活動を実施。

セミナー講師はマイクと、モニターを使ってプレゼンテーション。席にはA4サイズの資料とお茶を各席に用意。「人が座っているほうが入りやすい」との狙いから、早い時間にスタッフが声をかけて席を埋め、人が人を呼ぶように仕掛けました。立ち止まった来場者も自然に耳を傾ける様子が見られました。

株式会社名南経営コンサルティング Webサイト https://www.meinan.biz/


「まずは一杯どうぞ」コーヒー&12ftコンテナから始まる鉄道輸送について

スタッフの方の役割分担と誘導が、見事に機能するブースでした。ひときわ目を引いたのは、なんと実物の12フィートコンテナ(約 幅3.6m、高さ2.2m)。思わず足を止めて見上げます。両側面を開けて展示され、普段は見られない内部を間近で見られます。

デザインを担当した株式会社エーエスケーインターナショナルの鈴木さんは、「カルディ方式なんです」と笑顔で話してくれました。カルディの店先でコーヒーを受け取ると、店内に吸い込まれていきますよね…。あれです、あれ。その仕掛けを展示ブースにも取り入れたそうです。

「最終的には、鉄道コンテナを”使ってもらいたい”。ですが関連のなかった企業の方にも、取り組みについて”知ってもらいたい”と思っています。”コーヒーを飲みたい”がきっかけでもOK。まずは接点をつくらねばならないですから」

内部はカウンターテーブルを数台設置した、ラウンジ風の空間。コーヒーを片手にパネル展示を読む来場者。鉄道コンテナ輸送の仕組み、メリット、CO2排出量が少なく環境にも優しい輸送方法であることなどが紹介されていました。すかさずコンシェルジュ(黒い制服の女性スタッフ)が声をかけます。彼女たちは一通りの説明ができるようにされているとのことでした。

周囲には白いベストを着たJR貨物職員やトラック輸送事業者が、専門的な質問に回答。専用カウンターも用意されていました。アンケートに回答すると、コンテナ型ティッシュボックスがもらえます。可愛らしいデザインで、家やオフィスで目にするたびにブースを思い出せそうです。

スタッフの役割がキャッチから誘導、基本説明、専門的な対応と、はっきりと分かれていること。そして、中への誘導が非常に勉強になるブースでした。

公益社団法人全国通運連盟 Webサイト https://www.t-renmei.or.jp


黒×ネオンピンクがまぶしい!「モテたい」想いを真正面から伝えるブランディング戦略

黒×ネオンピンクの配色がいかすブース。”とりえず目立ちたい!”と配色を選びました。展示会というと、白基調のブースにポスターを貼る定番パターンが多い中、同社は、一瞬で視界に飛び込んでくる存在感がありました。

「うちにめがけて来てもらうよりは、どう足を止めてもらうかを重視しています。認知されないことには、始まりません」

掲げたメッセージはシンプル「会社だってモテたい」
「昨年、別の展示会にも出展したのですが、反響をもっと増やしたいと思ったんです。それは多くの出展者に共通する思いでしょう。僕たちもモテたいし、クライアントもモテたい。だからこのメッセージにしました」

配布していたチラシは、なんと処方箋。来場者が抱える悩みを症状として書き込み、それに対して「うちがぴったりです」と提案。手のひらサイズで、かさばらず持ち歩きやすいのが嬉しいです。

ブランディングを行う同社。“自社の見せ方”そのものが実践例ですね。メッセナゴヤでは経営者やマーケティング担当者の注目を集めていました。

株式会社ブランディング:https://brand-ing.co.jp/


高さ2.5mのアクリルに挑戦!キリンが主役のジャングルブース

今年初出展の印刷会社ジーピーセンター。等身大サイズのアクリル印刷技術に焦点を絞った展示が行われていました。最大 幅1600mm×高さ2500mmの大判アクリル印刷ができる機械設備を備えています。

キャラクターは版権の関係で使えないため、アクリルの大きさを一目で伝えられる“きりん”を採用。この日のために背景や動物キャラクターをすべて自社でデザインしました。せっかくならと動物たちに機能を持たせて、応用例を紹介。キリンは身長が測れて、ワニは傘立て、ライオンはホワイトボードになります。猿は腕が動きます。遊び心ある仕掛けです。

初出展ながら、その言葉通り来場者の足を止めるブースになっていました。

株式会社ジーピーセンター Webサイト https://gpcenter.co.jp

さすが名古屋の展示会だと感じた、”派手”ブース3選でした。


【11/4更新】設営日

2025年4月17日に出展申し込みを行い、約7か月の準備期間を経て本番を迎えました。メッセナゴヤは出展枠がすぐに埋まってしまいます。早期準備が鍵となる展示会です。

設営期間は11月2日から4日まで。各ブースが仕上げの真っ最中です。

トラックから荷物を運び出す姿が見られました。

私たちは、製造業向けのAIを用いた外観検査ソリューションを展示します。

設営途中の様子

メッセナゴヤは、毎年入口の装飾に力を入れています。昨年はキャッチフレーズ「MEET X」のLEDサインでした。


今年は湾曲したパネルが通路のように設置され、LEDパネルの上を歩ける仕様に。

20周年を記念して、過去のポスターが展示されていました。明日の開幕には整然と並ぶのでしょう。

デザインの違いがよく分かりますね。デザインはよりスマートになっています。

毎年恒例のアイコン。メッセナゴヤ公式キャラクター「メッセくん」

設営を終え帰路につく背中は、明日への期待を感じました。


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