1. HOME
  2. 取材・レポート・コラム
  3. MICEのひと
  4. ”何者かになりたい”学生へ。IVS2026の学生特化ゾーン「SPIKES」を創り上げる学生コアメンバーたちにインタビュー
MICEのひと

”何者かになりたい”学生へ。IVS2026の学生特化ゾーン「SPIKES」を創り上げる学生コアメンバーたちにインタビュー

「何かに挑戦したい。でも、自分にはまだ実績も自信もない」

そんな思いを抱えながらも、一歩を踏み出せずにいる学生は少なくないでしょう。日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2026(アイブイエス)」。IIVS史上初となる学生による学生のための学生特化型ゾーン「SPIKES(スパイクス)」が、2026年7月1日から3日までの3日間、京都市勧業館みやこめっせで開催されます。

学生起業家、学生団体の代表をはじめ、個人のスキルや特技を活かした方など、さまざまな分野で挑戦する「トガッた学生」が集います。ただし…すでに成果を出している学生だけではなく「これからトガりたい学生」も参加できるのです。SPIKESは”何かに挑戦したい”学生が、最初の一歩を踏み出せる場でした。

運営しているのは全員「学生」。編集部でインターンをしている学生の私が、代表とディレクターの皆さんに取材をしました。

IVS_SPIKES

※記事内の写真はSPIKESのプレイベントと、スタッフの方のミーティングの様子です。

IVS_SPIKES

国内最大級のスタートアップカンファレンスであるIVS2026 

IVSは2007年にスタートした国内最大級のスタートアップカンファレンスです。起業家や投資家、大企業、行政関係者、クリエイターなど、多様な挑戦者が集い、新たなビジネスや価値創造のきっかけを生み出してきました。2026年のテーマは「Japan is Back」。AIや宇宙、ロボティクスなどの最先端分野を通じ、日本の価値を世界へ発信することを目指しています。

IVS2026の記事
https://micetimes.jp/news-ivs-2026/
https://micetimes.jp/ivs-2026-japan-is-back/

IVS_SPIKES
写真はIVS2025に参加した学生

1,000人超の学生が自発的にIVSへ集まっていたことが、SPIKES誕生のきっかけ 

IVSの中で、2026年に初めてできたのが学生特化型ゾーン「SPIKES」です。
背景には、これまでIVSに参加していた学生たちの存在がありました。昨年までのIVSには学生向けエリアが設けられていなかったにもかかわらず、1,000人以上の学生が来場していたといいます。起業やインターンシップ、研究活動など、それぞれの分野で挑戦する学生たちが、自ら学びや出会いを求めてIVSに足を運んでいました。そうした学生たちの存在を受け、学生同士がより交流し学び合える場として誕生しました。

編集部は2025年に、参加している学生に取材をしました。熱量がハンパないのです。
https://micetimes.jp/repoat-ivs2025-students/

SPIKESはすでに成果を出している学生だけの場所ではない

SPIKES代表の小野田さんは「SPIKESはすでに成果を出している学生だけの場所ではない。これから変わりたい、挑戦したいけれど何をすればいいか分からない。そんな学生にも来てほしい」と話します。すでに活躍する学生と、これから挑戦したい学生の両方が集う場にしたいという思いが込められていました。

SPIKES Webサイト https://spikes.4s.link/

SPIKES代表 日本大学3年生 小野田芽依さん
インスタグラム:@_liofval https://www.instagram.com/_liofval
X:@_liofval https://x.com/_liofval


SPIKESではどのような体験ができるのか?

SPIKESには複数のコンテンツが用意されています。それぞれのコンテンツが異なる形で学生の挑戦を後押ししています。

IVS_SPIKES

ステージに上がって主役になれる ーBLITZ(ブリッツ)ー

キャッチコピー:“3分間で、何者かになれ”
何ができる?:来場者がステージに立ち、1人3分間のショートプレゼンをノンストップで回し続けます。自分の思いや挑戦したいことを発信できます。
Webサイト:https://spikes.4s.link/blitz

来場者をステージに上げて主役にする企画です。表現方法は自由。自己紹介や事業アイデア、歌やマジックの披露など。山田さんによると「BLITZは起業経験や特別な実績がなくても参加できる」といいます。

自分の考えや思いを3分間という限られた時間内で言葉にすることで、漠然としていた将来の目標や、挑戦したいことが明確になるきっかけにもなります。

BLITZコンテンツディレクター 早稲田大学4年生 山田結理奈さん
インスタ:yurina616.edpg https://www.instagram.com/yurina616.edpg
X:Yurina__Yamada https://x.com/yurina___yamada


IVS_SPIKES

新たな仲間と挑戦し、自分の可能性を広げる ーSPIKATHON(スパイカソン)ー

キャッチコピー:“何者かになれるはずだった自分”
何ができる?:3日間でチームを組み、課題解決に挑戦する実践型プログラム
Webサイト:https://spikes.4s.link/spikathon

「自分の手で動き、人を巻き込みながら未来を切り開いていく体験こそがSPIKATHONの価値です」。
こちらのイベントは、ハッカソンですね。特徴は事前にチームが決まっていないこと。当日発表されるテーマに対し、その場で集まった参加者同士がチームを組み、アイデアを形にしていきます。参加者はIVS会場内で起業家や投資家など、多様な人々と交流しながらアイデアを磨いていきます。

異なるバックグラウンドを持つ人と協働し、限られた時間の中で挑戦を重ねることで、自分でも気づいていなかった強みや可能性に出会えます。

SPIKATHONディレクター 早稲田大学4年生 加藤一路さん
インスタ:@hro_1ro https://www.instagram.com/hro_1ro
X:@hro_1ro https://x.com/hro_1ro


IVS_SPIKES

第二のタイミーを生む ―SPIKES PITCH―

キャッチコピー:“世界を変える学生起業家、その頂点へ”
何ができる?:全国から選抜された学生起業家が登壇するピッチコンテスト
Webサイト:https://spikes.4s.link/spikes-pitch

「第二のタイミーを生む」をコンセプトに掲げており、世界を目指す学生起業家たちが集まります。登壇するのは、資金調達や事業運営など、すでに実績を持つ学生たち。審査員には著名経営者や投資家が参加し、学生向けとしては異例の規模で開催されます。 圧倒的なハイレベルの挑戦に触れられるのが魅力。同世代の学生が本気で挑戦する姿を見て、自分自身の可能性や将来について考えるきっかけになるはずです。

SPIKES PITCHディレクター 慶応義塾大学2年生 宇田津蓮さん
インスタ:ren_hasulotus https://www.instagram.com/ren_hasulotus
X :zxoiXOO7NxUzwPk https://x.com/zxoixoo7nxuzwpk


IVS_SPIKES

聞いて終わるな、その場で動け ―STAGE―

何ができる?:「聞いて終わるな、その場で動け」をテーマにしたセッション
Webサイト:https://spikes.4s.link/stage

グローバル、AI、クリエイティブ、文学など幅広いテーマを扱い、各分野の第一線で活躍する登壇者が登場。参加者がただ話を聞くだけで終わるのではなく、新たな視点や挑戦のきっかけを得られる場を目指しています。普段接することのない第一線で活躍する方の価値観や経験に触れられることは、これから挑戦したい学生にとって刺激になりますね。

STAGEディレクター 日本大学生物資源科学部4年生 松尾妃奈乃さん
インスタ:@7anonano https://www.instagram.com/7anonano
X:@7anonano https://x.com/7anonano


IVS_SPIKES

ガチャのような交流をなくす ―SQUARE―

キャッチコピー:“偶然を捨てろ。共鳴する仲間を探せ”
何ができる?:挑戦する学生だけが集まるテーマ特化型コミュニティラウンジ
Webサイト:https://spikes.4s.link/square

STAGEと連動して設計された交流型コンテンツです。学んだ内容をその場で実践したり、同じテーマに関心を持つ仲間と議論できます。IVSのような大規模イベントでは多くの人と出会える一方で、話しかけるまで相手がどんな活動をしている人なのか分からないという課題があります。起業に興味がある人を探していたのに別の分野の人だったり、逆に価値観の合う相手がいても出会えなかったり…。出会いが運任せになってしまうことも少なくありません。

SQUAREのコンテンツディレクターの坂元さんは、こうした状況を「ガチャのような交流」と表現していました。SQUAREでは、起業家、エンジニア、デザイナーなどテーマごとに交流スペースを設置。同じ関心や目標を持つ人同士が集まることで、より深い交流が生まれやすい環境を作られています。「出会った瞬間から ”一緒に何かやろう”、”知り合いを紹介するよ”といった具体的な行動につながる場にしたい」と語ります。

自分の興味のある分野をさらに深めたい人や、同じ熱量を持つ仲間と出会いたい人におすすめです。

SQUAREディレクター 京都産業大学3年生 坂元柾毅さん
インスタ:masaki_skmt https://www.instagram.com/masaki_skmt
X:sakagen_bc https://x.com/sakagen_bc


IVS_SPIKES

展示で終わらせるな ―POPUP―

キャッチコピー:“この熱量、展示で終わらせるな”
何ができる?:学生たちの活動や成果を発信する展示・交流拠点
Webサイト:https://spikes.4s.link/popup

起業部や研究室、学生団体、クリエイター、エンジニアなど、さまざまな挑戦者が集まり、自分たちの活動や作品を展示します。展示内容に決まった形式はなく、研究成果やアート作品、サービス、ロボットなど、それぞれの熱量を自由に表現できます。活動に共感する仲間と出会ったり、新たな刺激を受けたりすることで、次の挑戦につながるきっかけを生み出す場として位置付けられています。多様な学生の挑戦に触れられる機会になります。


「トガッた学生」だけのイベントではない 挑戦したいすべての学生に開かれている

取材前の私は「SPIKES」をトガッた人、すでに活躍している学生が集まるイベントというイメージで捉えていました。しかし、SPIKESは“トガッた学生”だけの場所ではありません。自分の思いを発信するBLITZ、新たな仲間と挑戦するSPIKATHON、最前線の学生起業家に触れるSPIKES PITCH。さらにSTAGEやSQUARE、POPUPなど、それぞれのコンテンツには異なる形で挑戦のきっかけが用意されていました。今すでに大きな実績がある人だけでなく「何かに挑戦したいけれど、自信がない」「自分の可能性を広げたい」と考えている学生にこそ、参加する価値があるイベントなのではないでしょうか。

※MICE TIMES ONLINE編集部 執筆:京都外国語大学 インターンシップ 橋詰 / 編集:藤井

カテゴリー