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観光庁と厚生労働省が「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト」を更新。MICEの場面でも海外参加者の緊急対応に備える選択肢

観光庁と厚生労働省は、外国人旅行者が国内で安心して医療を受けられる環境を整えるため、受け入れ体制が整った医療機関の最新リストを更新しました。2026年8月6日には一部の地域で内容の修正が行われ、実用性の高いデータとなっています。多言語での対応状況や診療科目がわかるこの情報は、国際的なビジネスイベントなどの現場でも役立つもので、今後のリスク管理において重要性が高まっています。

多言語対応ができる医療機関リストの最新情報

今回の更新は、2026年6月30日の公開後、8月6日に北海道、東京都、石川県、大阪府、広島県、沖縄県といった自治体の情報が一部変更されたものです。この「外国人患者を受け入れる医療機関の情報を取りまとめたリスト」は厚生労働省と観光庁が連携して作成しており、各都道府県が適格性を判断した医療機関が掲載されています。

掲載されている医療機関には、都道府県が選出した拠点的な役割を担う場所と、一般的な医療機関があります。このうち拠点的な医療機関は、大きく2つのカテゴリーに分類されています。

観光庁Webページ https://www.mlit.go.jp/kankocho/topics08_00038.html

救急対応から身近なクリニックまでカバーする体制

1つ目のカテゴリーは、入院を要する救急患者に対応できる医療機関です。こちらは各都道府県に少なくとも1箇所以上が設置されています。2つ目のカテゴリーは、診療所や歯科診療所を含み、身近な地域で外国人患者を受け入れることができる医療機関で、二次医療圏ごとに1箇所以上が確保されています。

いずれの医療機関も、多言語での対応が可能であると都道府県が認めた適格性を備えています。日本政府観光局(JNTO)のWebサイトでも順次情報が更新される予定で、英語や中国語、韓国語などの4カ国語に対応し、診療科目や所在地から素早く検索できるようになっています。

国際イベントや展示会の現場で役立つ情報活用

このリストは、外国人旅行者の利用にとどまらず、多くの海外参加者が集まる国際会議や展示会、インセンティブ旅行といったMICEの運営現場においても、実用的なツールとなります。

MICEの開催期間中に海外からの参加者が体調を崩したり、怪我をしたりする緊急事態は、主催者にとって想定すべきリスクです。事前に会場周辺のカテゴリー1やカテゴリー2に該当する医療機関を把握しておくことで、万が一の際にも迅速に手配し、適切な対応をとることが可能になります。

※リストに掲載されている情報(実際にリストで確認したもの)

都道府県、二次医療圏、医療機関、医療機関(英語)、郵便番号、住所、住所(英語)、電話番号、受付時間、WEBサイト、対応診療科と対応外国語、利用可能なクレジットカード、その他利用可能なキャッシュレスサービス、24時間365日対応可否、災害拠点病院、JMIP、JIH、都道府県が選出する外国人患者を受け入れる拠点的な医療機関、医療機関種別、救急医療体制、外国人患者対応の専門部署、対応言語/対応可能日時、外国人向け医療コーディネーター、対応言語/対応可能日時、医療通訳者、対応言語/対応可能日時、遠隔通訳、対応言語/対応可能日時、その他の言語サポート、対応言語/対応可能日時

JMIPは外国人患者の受入体制を評価・認証する制度。JIHは海外から日本で診療を受ける渡航受診者の受入れに意欲と体制を持つ病院をMEJが推奨する仕組みです。

特に、歯科や小規模なクリニック情報も掲載されているため、長期滞在を伴う大型イベントや、特定の言語対応が求められる国からの参加者が多い場合にも、個別のニーズに応じた案内が可能です。日本政府観光局の検索機能を使えば、現地のスタッフだけでなく海外の参加者本人が直接調べることもできるため、利便性が高まります。

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