1. HOME
  2. 取材・レポート
  3. イベントの取材・レポート
  4. IVS 2024 KYOTO/IVS Crypto 2024 KYOTOで見つける新たなチャンス: 昨年の振り返りと今年の魅力
イベントの取材・レポート

IVS 2024 KYOTO/IVS Crypto 2024 KYOTOで見つける新たなチャンス: 昨年の振り返りと今年の魅力

日本を代表するスタートアップ・カンファレンス「IVS2024 KYOTO / IVS CRYPTO 2024 KYOTO」の開幕が、7月4日から始まります。本記事では、昨年参加した私たちがIVS2023を振り返りつつ、IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTOの魅力をお伝えします。

IVSとは

IVS(Innovation, Ventures, and Startups)は、日本最大のスタートアップカンファレンスです。毎年、世界中からトップレベルのイノベーター、起業家、投資家が集まり、最先端の技術、ビジネスモデル、そして未来のビジョンを共有する場となっています。開催31回目を迎える本イベントは、これまで那須や那覇など、都心から離れた場所で開催されていましたが、2023年、2024年は京都で開催されます。
これまでは完全招待制のカンファレンスで、一部の起業家や投資家の方々が参加されていました。しかし2023年からは招待制を廃止し、スタートアップ経営者や投資家だけでなく、スタートアップやWeb3に関わるさまざまな方が参加できるようになりました。

昨年の会場:京都市勧業館「みやこめっせ」 イベントの様子

京都の街を巻き込む

IVS2023 KYOTOは、京都のみやこめっせをメイン会場として、6月28日〜30日の3日間にわたって開催されました。メインイベントに加え、参加者が主催する150以上のサイドイベントが京都各所で行われました。サイドイベントでは、自主的な交流会が多数開催され、参加者はイベントをハシゴして楽しむことができます。

京都府、京都市、一般社団法人京都知恵産業創造の森など、地元の行政機関から全面的な協力を得て、街全体を巻き込んだ大規模なイベントをされています。その結果、昨年は京都に1万人以上が集まり、盛大な盛り上がりを見せました。このように、IVSは単なるカンファレンスにとどまらず、京都の街全体を舞台にした一大イベントとして、多くの人々に新たな出会いとビジネスチャンスを提供しています。

昨年二条城で行われたサイドイベントの様子

仕掛けづくりに驚き

お祭り会場?実はこちらはHR横丁というエリアです。お祭りの横丁をイメージした提灯や射的などの工夫が施されており、訪れる人々が思わずふらっと立ち寄り、いつのまにか長居をしてしまうような、日本の祭りの良さがうまく活かされています。ビジネスイベントというと堅いイメージがありますが、IVSでは遊び心を取り入れたユニークな仕掛けが多数用意されています。リラックスしながら新しい出会いやビジネスチャンスを楽しむことができ、活気に満ちている空間でした。

IVS Crypto 2023 KYOTO 

展示会のような企業ブースもあります。昨年訪れた「IVS Crypto 2023 KYOTO」(Cryptoはクリプトと呼びます)は、Web3の世界に踏み込みたい人にとって最高のイベントです。Web3やスタートアップに関わる多くの企業が参加し、最新の技術やビジネスモデルを紹介するブースが並びます。見て、聞いて、触れて、体験することができ、これまで知らなかった企業を知るきっかけにもなります。新しいテクノロジーや企業に触れ、ネットワーキングの機会を広げる場として活用できますね。

セッション/ピッチイベント「IVS LAUNCHPAD」は必見

IVSでは、複数会場でピッチイベントが行われており、参加者は自由に聞くことができます。250を超えるセッションがあり、経営ノウハウを学べるセッションや最新のスタートアップ情報を知ることができるセッション、スタートアップ経営のリアルな悩みを聞けるセッションなど、多岐にわたる内容が提供されています。

特に注目すべきは、ピッチコンテスト「IVS LAUNCHPAD」(ローンチパッド)。
毎年選ばれたスタートアップが登壇し、それぞれ6分間のプレゼンテーションを行います。

過去500を超える登壇があり、その中で60社以上がEXITを果たしました。10億円以上の資金調達を行い、急成長を遂げた企業は35社以上です。IVS LAUNCHPADは夢のある舞台ですね。

洗練されたピッチは、プレゼンテーションの参考にもなり、聴衆の心にも響くものです。
ぜひ、現地でその熱気と感動を体験してください。

IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTOのテーマ

IVS公式Webサイトより引用しております。

スタートアップエコシステムの進化:
IVSは約15年に渡り、日本のスタートアップエコシステムの発展に伴走してきました。今日本のスタートアップが進化を遂げるべきテーマを意図的に選定し、それらに則した企画を提供します。特にテクノロジー(Deeptech、AI)、グローバル、社会課題、オープンイノベーション、グロース等の分野に力点を置いています。

グローバルスタンダードの提供:
今回のIVSでは日本だけでなく、米国、韓国、台湾、東南アジア、南米等、世界中のスタートアップおよび投資家が参加します。またステージの一部では、全て英語のセッションやネットワーキングの場を用意する等、グローバルスタンダードな基準を用いた企画を提供します。

D&Iの推進:
今回のIVSでは女性参加比率30%を目標に掲げています。各セッションの登壇者における女性参加比率を設けたり、Women in Techとコラボし、女性参加者の専用エリアを構築したりと、D&Iの推進に挑戦する場を創出。また、女性に限らず、マイノリティを排他的なものにせず、様々なバックグラウンドを持つプレイヤーがCross the Boundariesできる機会を用意しています。

参加を迷われている方へ

初めての方にとっても、IVSは最大のチャンスを掴む場となります。しかし、初めての人と話すことは緊張しますよね。IVSには、話題のフックになるような企画が豊富に盛り沢山です。安心して参加できますよ。また「初めてのIVS」としてオンライン、対面のサポートも充実しているので、初心者でも気軽に参加できる環境が整っています。

日本で1番スタートアップ関連の人たちが集まる3日間

言葉通り、IVSには世界中から多くの方々が集まります。海外からの参加者も多く、これほど多くのスタートアップ関連の人々が一堂に会する機会は他にありません。それが京都で開催されるのです!

私達MICE TIMES ONLINE 編集部も、京都で行われるビックイベントにわくわくしています。とにかく出会いがたくさんある3日間になると思います。私達も会場にいますので、もしかすると、みなさんと出会えるかもしれませんね。

昨年の参加の様子

IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO


概要

日程:2024年07月04日(木)~06日(土)3日間
時間:10時開場 19時閉場(DAY3の一部は17:00閉場)
メイン会場:京都パルスプラザ 他
主催:IVS KYOTO実行委員会(Headline Japan / 京都府 / 京都市)

なんと今年のIVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTOでは、7月4日(木)~7月6日(土)と土曜日も開催されます!
平日にお休みが取れない方も参加しやすいですね。

IVS2024 KYOTO / IVS Crypto 2024 KYOTO オフィシャルサイト(チケット購入はこちら)
https://www.ivs.events/ja

IVSについてのご質問
公式ウェブサイトのコンタクトフォームからご連絡ください

MCIEインサイト:一気読みで振り返り!

カテゴリー