「八王子オープンファクトリー2026」11月14・15日開催。4回目を迎え過去最大35の工場・工房・農場を公開
八王子市内の伝統産業、製造業、農林業を現地で見学・体験できる「八王子オープンファクトリー2026」が、2026年11月14日、15日の2日間開催されます。2023年に始まり今回で4回目。過去最大となる35の工場、工房、農場が参加し、養蚕、ロボット、精密板金、ステンドグラス、宮大工、農業など、八王子の産業を実際の仕事場で体験できます。

4回目は過去最大規模 35の工場・工房・農場が参加
八王子オープンファクトリーは、市内のものづくり企業や農林業、伝統産業などの現場を一般に開き、見学やワークショップを通じて地域産業を知ってもらう体験型イベントです。2023年の開始以来、参加者は年々増え、これまでの累計参加者は8000人を超えています。
2026年は11月14日と15日の10時から16時30分まで、市内各地で開催。八王子市と日本コンベンションサービス株式会社が主催し、35事業者が参加します。工場や工房を見学するだけではなく、参加者自身が工具や素材に触れ、製造工程や職人の技術を体験できるプログラムが用意されています。
初参加8事業者、新しい体験が加わる
今回は8事業者が初めて参加します。都内で唯一、製糸工場へ繭を出荷している養蚕農家での真綿を使ったひざ掛け布団作りをはじめ、ロボット工場での操縦体験、ステンドグラスの小物入れ製作、約200年続く農家での野菜収穫などが新たに加わります。八王子が持つ産業の幅広さを、製造業だけに限定せず、農業や伝統技術まで含めて見せる構成となっています。

「桑都」八王子の歴史を養蚕の現場で体験
八王子長田養蚕では、11月15日に真綿のひざ掛け布団を作るプレミアム体験を実施します。繭から作る「真綿」のみを使い、養蚕の現場で製作を体験します。参加料金は1万2000円です。
八王子は古くから養蚕や織物との関わりが深く、「桑都」と呼ばれてきた地域です。現在も続く養蚕の現場を訪ね、繭が素材へ変わっていく過程に触れられるプログラムです。

約200年続く農場では季節の野菜を収穫
中西ファームは11月14日、15日の両日に参加します。約200年続く農場で、年間およそ100種類の野菜を栽培しており、当日は季節の野菜4種類を自分の手で収穫します。参加料金は1500円です。製造現場だけではなく、農作物が生産される場所もオープンファクトリーの会場とすることで、八王子の産業をより広い視点から体験できます。

ロボットの操縦から精密板金まで 製造業の現場を公開
初参加のロボットライドでは、ロボットの製造工程や開発中の機体を見学できます。装着型ロボットのデモンストレーションに加え、操縦体験や実際の部品を使用した組み立ても実施。11月14日、15日の両日開催で、料金は3000円です。
小沢製作所では、職人の指導を受けながらレーザー加工、曲げ、溶接まで精密板金加工の工程を体験し、ステンレス製のオリジナルスマホスタンドを製作します。11月14日に行われるプレミアム体験で、料金は1万1000円です。

ステンドグラスの小物入れも初登場
ステンドグラスLilithchianでは、アートガラスを使ったステンドグラスの小物入れを製作します。開催日は11月15日、料金は5500円です。機械加工やロボットのような工業系の現場と、手仕事による工芸系の体験を同じイベント内で巡れることも、八王子オープンファクトリーの特徴です。

「プレミアム」は15種類へ拡大 宮大工の金輪継ぎも
2025年に始まった、より専門的な技術や素材に触れる「プレミアム」体験は、2026年に15種類へ拡大します。吉匠建築工藝では、文化財や国宝を守る棟梁から、伝統的な木造建築の継手「金輪継ぎ」を学びます。釘やボルトを使わず木材を組み合わせる技術を実際に製作しながら体験する内容で、11月15日に開催。料金は5000円です。

江戸時代から続く「長板中形」の藍染も
野口染物店では、江戸時代から続く「長板中形」の技法を使った藍染を体験できます。型付けを行った作品を後日再訪し、染め上げるところまで参加するプログラムです。11月14日、15日の両日に開催し、料金は2万円です。
このほか、蒸溜所でのクラフトジン製造見学とカクテル作り、八王子祭りの山車をモチーフにしたミニチュア製作、真鍮を使ったスプーンとフォークの鍛金、コーヒーのハンドドリップなど、多様な産業に触れる体験が用意されています。
工場や工房を「見せる」ことで地域産業を知る機会に
オープンファクトリーは、通常は一般の人が入る機会の少ない工場や工房、生産現場を開放し、地域産業を知ってもらう取り組みです。八王子では製造業だけではなく、伝統産業、農林業まで参加対象を広げています。
工場見学だけで終わらず、職人や技術者、生産者と直接接しながら製作や収穫を体験できるプログラムが多いことも特徴です。産業を製品だけで見るのではなく、技術、工程、人、地域の歴史まで一緒に知る機会となります。
11月14・15日に八王子市内各地で開催
「八王子オープンファクトリー2026」は、2026年11月14日、15日の10時から16時30分まで開催されます。会場は八王子市内35の工場、工房、農場で、14日には「えきまえテラス」に総合案内所も設けられます。
体験によって開催日、料金、予約の有無が異なります。予約受付は10月1日から始まり、養蚕や宮大工、精密板金など一部のプログラムは定員制で実施されます。4回目となる2026年は、八王子の伝統産業から先端的な製造技術、農業までを、市内各地の現場を巡りながら体験できる2日間となります。
八王子オープンファクトリー2026 開催概要
名称:八王子オープンファクトリー2026
日時:2026年11月14日(土)、15日(日)10:00〜16:30
場所:八王子市内各所、えきまえテラスに総合案内所を設置(14日のみ)
内容:八王子市内企業によるワークショップ、工場・工房・農場見学、体験
参画企業:35社
主催:八王子市、日本コンベンションサービス株式会社
協賛:多摩信用金庫
協力:公益社団法人八王子観光コンベンション協会
公式サイト:https://hachioji-of.jp/※各体験には予約が必要な場合があります。予約は10月1日(木)から受付開始。参画企業、体験内容、予約方法、料金、場所などの詳細は公式サイトで確認できます。
プレスリリースより
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