【取材】DETABI TRAVELとターキッシュ エアラインズがアンタルヤを日本市場へ本格提案 ゴルフ・富裕層MICEの新たな目的地【特集-ひとがつなぐ国際MICE/1】
2026年6月30日、グランドニッコー東京 台場にてDETABI TRAVEL(デタビ トラベル) × ターキッシュ エアラインズ(協賛)の「Antalya Destination Seminar」が開催されました。トルコ・地中海リゾート「アンタルヤ」をテーマにした、旅行会社・メディア関係者向けの特別セミナーおよびネットワーキングランチです。
地中海に面したトルコ屈指のリゾート地「アンタルヤ」を、ゴルフツーリズム、富裕層・シニア向けMICEの新たなデスティネーションとして日本市場へ提案する場です。ターキッシュ エアラインズ、現地手配を担うデタビトラベル、ゴルフツーリズムアンバサダーを務めるプロゴルファーの中嶋千尋氏が登壇し、アンタルヤの魅力と受入体制を語りました。本記事では、イベントに出席した杉﨑宏氏の寄稿をもとに、どのような場であったのか見ていきます。
※今回より4回、特集「ひとがつなぐ国際MICE」と称して、杉﨑宏氏が参加された日本で行われたトルコ、ジプチのイベントを通じて、MICEの国際交流・ビジネスの現場についてお届けします。
寄稿:杉﨑 宏(Hiroshi Sugisaki)CEO, Le Cœur Inc.
フレンチシェフ ・グローバルイノベーター

ターキッシュ エアラインズを軸にしたアンタルヤ・プロモーション
イベントの軸となったターキッシュ エアラインズは、近年、世界的なアワードを受賞し、そのサービスが世界中で高く評価されています。スカイトラックスアワード2025において「ベストエアライン・ヨーロッパ」を受賞したほか、APEX 2026では「欧州ベスト機内食・飲料部門」に輝きました。さらに、「地球の歩き方読者が選ぶエアラインランキング2026」でも外資系航空会社トップの第3位に選出されるなど、日本のみならず世界の旅行者から信頼を獲得しています。

同社の強みは、133カ国・358空港に就航し、「最多就航国数」として世界記録に認定されている航路ネットワークです。日本路線は週最大25便の体制を構築しており、羽田、成田・関西から毎日イスタンブール経由で世界各地、そしてアンタルヤへとアクセスを提供しています。
移動中のエクスペリエンスも充実しています。成田発着のTK301便を含め、日本線全便にフラットシートを採用し、上空でのベッドメイキングサービスや名物の「フライングシェフ」による機内食を提供しています。ハブとなるイスタンブール空港のビジネスクラスラウンジには、シャワーやデイベッドに加え、「ゴルフシミュレーター」まで完備されています。
開催概要
DETABI TRAVEL × ターキッシュ エアラインズ共催「Antalya Destination Seminar」
日時:2026年6月30日(火)
会場:グランドニッコー東京 台場 29階「銀河」
対象:旅行会社・メディア関係者様(招待制)

年間60万ラウンドを誇るヨーロッパ屈指のゴルフディスティネーション
アンタルヤ、特にベレク地区は、数多くの国際大会の開催地としてプロゴルファーにも選ばれる、ヨーロッパ屈指のゴルフディスティネーションです。
最大の特徴は、約23キロメートルのエリア内に16のチャンピオンシップゴルフコースと高級リゾートホテルが隣接して集中している点にあります。どのホテルに滞在していても、各コースへ短時間でアクセスできる近接性を持ち、同じホテルに滞在しながら毎日異なるコースでプレーする滞在スタイルも可能です。
年間ゴルフラウンド数は600,000以上を記録し、夜間でもプレーを楽しめる「ナイトゴルフ」の設備も充実しています。年間300日以上が晴天で、冬でも約20度を維持できるため、日本の冬季ゴルフが困難な時期のデスティネーションとしても適しています。

登壇した中嶋千尋プロは、アンタルヤについて、「ゴルフ後進国だと思って渡航したが、日本より進んでいると感じるほどの施設・環境に驚いた」と語りました。さらに、「楽園」であり、「知らないで死んでいくのはもったいない場所」と、その魅力を最大級の表現で伝えました。
中嶋千尋プロ
1985年にプロテストに合格し、日本女子プロゴルフ協会に入会したプロゴルファーです。1988年のダンロップレディスオープンゴルフでツアー初優勝を飾り、米ツアーにも挑戦。1998年には約10年ぶりの復活優勝を果たし、2002年には2勝を挙げるなど、JLPGAツアー通算4勝を記録しました。現役引退後はゴルフウエアブランドの展開やプライベートレッスンを手がけ、2024年には日本チャレンジゴルフツアー協会理事に就任。2025年にはMOVE GOLF ACADEMYを設立し、トッププロやジュニア育成にも取り組んでいます。

ゴルフ旅行者を後押しするターキッシュエアラインズの特典
このゴルフツーリズムを強力に後押しするのが、ターキッシュ エアラインズが提供するゴルフ旅行者向けの優遇措置です。
同社では、通常の受託手荷物とは別に、23キロまでのゴルフバッグ1個を無料で預け入れ可能なサービスを導入しています。機材や荷物の多さがネックとなりやすいゴルフMICEやインセンティブツアーにおいて、この無料特典は旅行会社にとっても販売フックとなります。さらに、移動の途中にもゴルフを感じられる設計があります。イスタンブール空港のビジネスクラスラウンジに設けられたゴルフシミュレーターは、トランジットの時間さえもゴルフ一色の贅沢な体験へと昇華させます。

世界三大料理が織りなすガストロノミーツーリズム
旅の大きな醍醐味であり、MICEやインセンティブツアーでも重視される「食」において、トルコは大きな強みを持っています。フランス料理、中国料理と並び「世界三大料理」の一つに数えられるトルコ料理は、宮廷料理の伝統を受け継ぐ洗練された味わいと、新鮮な地中海の食材が融合した豊かな食文化が特徴です。
アンタルヤに点在するオールインクルーシブの高級リゾートでは、24時間利用可能な多彩なアラカルトレストランや、広大なビュッフェレストランが完備されています。中嶋千尋プロも、現地の食について「食べすぎ注意なほど素晴らしい」と太鼓判を押しました。
日本ではまだ広く知られていませんが、トルコは健康・美容トレンドに直結するスーパーフードの大産地でもあります。特にヘーゼルナッツの生産量は世界の70%以上を占め、栄養価が高く健康維持にも役立つ食材として、現地のスイーツや料理にもふんだんに取り入れられています。ヘルシー志向の強い富裕層やシニア層の女性に向けた訴求素材にもなります。
ファミリーやパートナーとも楽しめるオールインクルーシブ滞在
アンタルヤは、ゴルフ熱心なビジネスパーソンだけでなく、同伴する夫婦、パートナー、家族全員が各々のスタイルで旅を楽しめるファミリーフレンドリーな街でもあります。
その核となるのが、オールインクルーシブリゾート。アンタルヤには700以上の4〜5つ星クラスのホテルが存在し、滞在中の食事や飲料、エンターテインメントのすべてが宿泊費に含まれています。敷地内には、広大なウォーターパーク、最先端のスパ、充実したキッズクラブが完備されており、ホテルに滞在すること自体が旅の体験となります。
ゴルファーが日の出とともにラウンドへ向かう傍ら、パートナーや家族は美しさと安全性を兼ね備えたターコイズブルーの海辺やスパでウェルネスな時間を過ごし、夜は世界三大料理のトルコ料理をはじめとする充実したグルメを全員で囲む。アンタルヤには、こうしたリゾートMICE・インセンティブの形が用意されています。

3000年の文明を巡る歴史とアドベンチャーツーリズム
アンタルヤはリゾート地として一級品であると同時に、3000年以上続く文明の息吹を体感できる歴史とアドベンチャーツーリズムの聖地でもあります。
都市周辺には、ペルゲ、アスペンドス、スィデなどの歴史的な建造物や文化遺産が点在しています。パンフィリア最大の古代都市ペルゲ、世界最高峰の保存状態を誇るローマ劇場があるアスペンドスなど、リゾートの枠を超えた知的好奇心を満たしてくれる遺跡群があります。
カレイチと呼ばれる旧市街地には、オスマン朝時代の美しい街並みが今なお残り、散策するだけでタイムスリップしたような情緒を味わえます。リキア文明の遺産とロングトレイルも見逃せません。ユネスコ世界遺産のクサントス・レトーンの遺跡群を結び、ターコイズブルーの海岸線を望む全長540キロメートルの「リキアン・ウェイ」は、世界的に人気のあるハイキングルートです。
サンタクロースのモデルとなった聖ニコラス(聖ニコラウス)が実在し、司教を務めた町デムレには、現在も「聖ニコラス教会」が現存しています。キリスト教系の宗教観光としてはもちろん、旅にロマンと神秘性を添えるスポットとして、MICEのオプショナルツアーにも適しています。

サステナブルMICEの適地としてのアンタルヤ
現在の国際MICEのトレンドにおいて不可欠な「サステナビリティ」の観点からも、トルコは世界をリードする存在となりつつあります。トルコはCOP31が2026年11月に開催される予定であり、開催地としてアンタルヤが選ばれています。
気候変動対策やサステナブルな社会の実現に向け、世界各国の首脳やリーダーたちがアンタルヤに集うことは、この街の国際会議都市としてのインフラや運営能力を示すものでもあります。
こうした国のサステナブルな姿勢は、アンタルヤのリゾート環境にも反映されています。美しさと環境基準の厳格さをクリアした233のブルーフラッグビーチに認定された地中海の海や、豊かな森と山に囲まれた自然環境は、企業のESG基準を満たすインセンティブツアーの舞台となります。

アンタルヤについて
アンタルヤは、トルコ南西部の地中海沿岸に位置する都市で、同名のアンタルヤ県の中心地です。県人口は2025年時点で約278万人。地中海に面した海岸線と背後に連なるトロス山脈をあわせ持ち、ビーチリゾート、ゴルフ、自然体験、歴史観光が一体となった地域として知られます。産業面では観光が大きな柱であり、温暖な気候を生かした野菜や果物の栽培など農業も重要です。アンタルヤ商工会議所も、観光が地域経済に大きく貢献し、農業がそれに続く主要産業であると説明しています。 文化面では、古代都市ペルゲ、保存状態のよいローマ劇場で知られるアスペンドス、港町として栄えたスィデ、旧市街カレイチなど、古代ローマ、ビザンチン、セルジューク、オスマンの歴史が重なります。

DETABI TRAVELの現地受入体制
現地地上手配を担うDETABI TRAVELは、ゴルフ特化型ブランドを立ち上げ、ベレク地区の複数の最高級ホテルと「日本人マーケット専用のエグゼクティブ契約」を締結済みです。ヨーロッパやロシアからのリゾート需要が主体となるアンタルヤにおいて、日本人のための客室を確実に確保できる体制を整えています。
同社は、24時間体制の日本語LINEサポートや、パンフレットなどの日本語チェックサービスも無料で提供し、日本からのトルコ旅行をバックアップします。代表取締役のメルベ・オズキョク氏は非常に日本語が堪能であり、日本市場に向けた受入体制の面でも安心感があります。

9月出展と12月ファムトリップで商品造成を本格支援
フォーラム当日より、成田発のTK301便が週3便から週4便体制へと拡大されました。ターキッシュエアラインズは、イスタンブール経由でのアンタルヤ送客増加に向けて、日本での販売サポートを今後さらに強化していく方針です。
直近のB2B施策として、9月に開催される「ツーリズムEXPOジャパン」への出展が決定しています。12月には、DETABI TRAVELと共同で、旅行会社担当者を10名程度招待する「アンタルヤ・ファムトリップ」を実施します。テーマは、ゴルフやトレッキングを中心としたスポーツ・富裕層ツーリズムを予定しており、参加旅行会社からの希望テーマも随時募っています。
世界最高のネットワークと卓越したアワード受賞クオリティ、世界三大料理をはじめとする豊かなガストロノミー、COP31議長国として高まるサステナブルな注目度。これら多数の武器を手に、ターキッシュ エアラインズは日本のMICE市場へ新たな「楽園」を提案します。未開拓ゆえの希少性と抜群のインフラを兼ね備えたアンタルヤは、次なるプレミアムインセンティブの主役に躍り出るポテンシャルを秘めています。

最後に、ご招待いただきましたターキッシュ エアラインズ日本支社長 アフメット・トゥージュ氏、アンタルヤツアーをはじめ日本語対応が充実しているDETABI TRAVEL・CEO メルべ様(Merve Özkök様)、ゴルフツーリズムアンバサダーを務めますプロゴルファー中嶋千尋様をはじめ、関係者の皆様の多大なるご厚意に心よりお礼申し上げます。

寄稿:杉﨑 宏(Hiroshi Sugisaki)CEO, Le Cœur Inc. フレンチシェフ ・グローバルイノベーター
14歳でテレビで観たフランス料理の世界に魅了され、19歳でフランスへ渡る。以降、フランスを軸に活動。その最中2008年不慮の事故に遭い社会復帰絶望と告げられたが、世界中の支援により8年のリハビリを経て2016年社会復帰。2017年東京パラリンピック大会有識者会議へ招聘。その際、インテリジェンスが世界と日本に大きな隔たりがあること知り、グローバルイノベーターとして世界各国と数多く共創を企てる。
昨年の大阪・関西万博初め2019年ラグビーW杯、G20大阪サミット、TICAD7(第7回日本アフリカ開発会議)など海外側のアドバイザーなどを務め世界から高評価を得る。2022年国連世界観光機関ガストロノミーツーリズム世界フォーラム奈良サミットでは、全てのカテゴリーに参加した唯一の日本人として高評価を得る。2023年から日本側にも参画。地方創生から国家間GDP成長へ繋がる両国の外交及び友好関係の発展に数多く寄与。
2017年より「夢実現プロジェクト」と題して、最年少3歳から40代女性まで国内外150人を支援。資金提供ではなく、「場づくり」を提供し、自らのポテンシャルが世界で通用する部分と課題、改善を明確にすることにより、自ら世界の舞台へ歩める素地を提供。ユース世代から数多くの世界で活躍する人財育成に寄与。
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