ヒルトンの日本初進出ブランドを京都に展開。2029年度開業予定「モットーbyヒルトン京都四条烏丸」が目指す地域密着型のホテルづくり
平和不動産株式会社とヒルトンは、京都市下京区における「(仮称)京都四条烏丸プロジェクト」において、日本初進出となるライフスタイルブランド「モットーbyヒルトン京都四条烏丸」を2029年度に開業予定であることを発表しました。本計画は、国内外から多くの人々が訪れる京都の中心部で、新しい滞在体験を提供する取り組みです。

新しいライフスタイルブランドである「モットーbyヒルトン」とは
「モットーbyヒルトン」は、旅先の街やコミュニティの中心に溶け込み、その土地ならではの魅力を深く体験したい旅行者のためのライフスタイルブランドです。このブランドは、活気に満ちたスペースや地域コミュニティの熱気を感じられる滞在体験を提供することを特徴としています。
地域の個性やエネルギーを反映したデザインを採用し、地元に根差した個性豊かな料飲施設や、自然と交流が生まれる共有スペースを通じて、その地域ならではの魅力を探索するための「その街を楽しむための拠点」となります。たとえば、複数の客室をつなげて利用できるコネクティングルームを予約時に確定できる「コンファームド・コネクティングルーム」。これは最大で9室までつなぐことが可能であり、業界初となるホスピタリティを提供します。この仕様によって、家族やグループなど、多様な宿泊に対応する柔軟性の高い滞在体験を実現します。
世界各地に展開、日本初進出は京都に
現在、このブランドはワシントンD.C.やニューヨーク、ロッテルダム、クスコなどに展開しており、今回の京都での開業は日本国内における重要な一歩となります。

京都四条烏丸プロジェクトが選択した優れた立地と周辺アクセス
今回のプロジェクトの計画地は、京都市下京区四条通新町東入月鉾町54に位置しています。この場所は、京都市営地下鉄烏丸線の「四条」駅および阪急京都線の「烏丸」駅から徒歩約2分という極めて利便性の高い立地です。 京都を代表する主要な観光エリアへのアクセスに優れており、錦市場や伝統文化を体感できる祇園・東山エリア、ショッピングを楽しめる四条河原町などへも手軽に移動できます。
京都駅からの交通アクセスも良好なため、日本国内の旅行者だけでなく、海外からのインバウンド客にとっても分かりやすい場所にあります。観光だけでなく、ビジネスで京都を訪れるビジネスパーソンにとっても、移動の負担を軽減できる最適な拠点となる環境が整っています。
地上10階建て全108室の計画概要、館内施設
「モットーbyヒルトン京都四条烏丸」の建物計画は、敷地面積が約580平方メートル、延床面積が約4,300平方メートルで、地上10階建ての規模を予定しています。 総客室数は108室を計画しており、多様な顧客のニーズに応える設計が進められています。
館内施設としては、朝食からディナーまで対応するオールデイダイニングや、オープンテラスを備えたラウンジが設けられる予定です。これらの共有スペースは、宿泊客が旅の合間にくつろぐだけでなく、地域の人々との緩やかな交流が生まれる場としても機能します。 本ホテルの事業主は平和不動産株式会社であり、基本設計は株式会社竹中工務店が担当しています。ホテルの運営自体は、世界的なネットワークを持つヒルトンが担います。今後の設計や行政との協議によって変更される可能性がありますが、地域の景観や環境と調成した建物となるよう開発が進められています。
平和不動産の事業多角化とヒルトンの京都における展開実績
平和不動産株式会社は、1947年に設立されました。東京の日本橋兜町を拠点とし、全国の証券取引所ビルのオーナーとして証券街の活気を支えてきた歴史と信頼を持つ企業です。同社は現在、長期ビジョン「WAY2040」の実現に向け、新規事業分野であるホテル事業の拡大を積極的に推進しています。
一方、ヒルトンは世界144の国と地域に9,400軒以上を展開するグローバルリーダーです。京都においては、2021年に開業した「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」を皮切りに、過去5年間で5軒のホテルを精力的に展開してきました。今後開業が予定されている「キュリオ・コレクションbyヒルトン」に続き、今回の「モットーbyヒルトン京都四条烏丸」は京都において7軒目のホテルとなります。
地域調和を図りながら快適な滞在を実現する新たな宿泊拠点としての役割
「モットーbyヒルトン京都四条烏丸」の2029年度の開業に向けて、両社は開発を本格化させています。ライフスタイルホテルへの需要が世界的に高まる中、京都の歴史ある街並みや文化に寄り添いながら、新しい風を吹き込む試みとして、この事業は位置づけられます。旅行者がその土地の本当の魅力に触れ、地域社会とつながるための仕掛けが、ホテルの随所に散りばめられる予定です。
国内外の宿泊客に対しては、快適で柔軟性の高い滞在を提供し、地域社会に対しては、その土地の活気や文化を次の世代へとつなぐ拠点として貢献していく意向です。今後の具体的な設計内容の進展が望まれます。
参考記事:ヒルトンの京都での新規開業
https://micetimes.jp/open-hilton-kyoto-gojo/
https://micetimes.jp/kyoto-brightn-hotel-hilton/