「令和8年度ガーデンツーリズム全国会議」京都・亀岡で2026年10月26・27日に全国会議、庭園巡るエクスカーションも
全国各地で庭園を活用した観光に取り組む関係者が集まる「令和8年度ガーデンツーリズム全国会議」が、2026年10月26日・27日に京都府亀岡市で開催されます。1日目は各地域の事例発表や旅行事業者を交えた情報交換、2日目は「森の京都ガーデンツーリズム」の庭園や「全国都市緑化フェア in 京都丹波」の会場を巡るエクスカーションを実施。庭園を地域観光につなげ、具体的なツアー商品へ発展させるための2日間です。

全国のガーデンツーリズム関係者が京都府亀岡市へ
「令和8年度ガーデンツーリズム全国会議」は、国土交通省が主催し、10月26日・27日の2日間にわたって京都府亀岡市で開かれます。会場は「ガレリアかめおか」。ガーデンツーリズム登録制度に参加する団体が各地域の取り組みを共有し、旅行会社などとの交流を通して、庭園を活用したツアー商品や新たな連携につなげることが目的です。
ガーデンツーリズムとは、日本庭園や洋風庭園、植物園、都市公園など複数の庭園を共通のテーマで結び、地域を巡る旅行体験へと発展させる取り組みです。国土交通省が2019年度に「ガーデンツーリズム登録制度」を創設し、これまでに全国19計画が認定されています。
愛知、横浜、森の京都から地域の取り組みを紹介
10月26日の第1部では、全国各地の事例や今後の取り組みが紹介されます。プログラムには「あいちの歴史観光推進協議会」による「愛知サムライガーデン」の取り組み、ガーデンネックレス横浜による「2027年国際園芸博覧会を契機とした企画等について」、森の京都DMOによる開催地域の紹介などが組まれています。時間は14時から15時15分。第1部はオンラインでも配信され、造園CPDプログラムとして認定されています。
旅行事業者との情報交換からツアー商品化へ
全国会議の特徴の一つが、事例発表だけで終わらず、参加者同士の具体的な交流時間が設けられていることです。15時30分からの第2部では、参加団体や旅行事業者などによる情報交換会を開催。名刺交換、意見交換、相談を通して、庭園を巡る旅行商品の造成や事業連携につなげます。18時からは、サンロイヤルホテル亀岡駅前の「Azalea」を会場に懇親会を開催。定員は30人で、参加費は5000円です。
会議とネットワーキング、現地視察を2日間で構成
1日目に事例共有とネットワーキング、翌日に実際の地域資源を巡る構成となっている点も今回の全国会議の特徴です。会議で取り組みを知り、関係者と交流したうえで、開催地である京都丹波の庭園や公園を実際に訪問する流れとなっています。地域資源を紹介するだけでなく、旅行事業者を交えて商品化を相談し、現地を視察するところまでを一つのプログラムに組み込んでいます。

2日目は「森の京都」を巡るバスエクスカーション
10月27日は、8時30分から16時まで専用バスによるエクスカーションが行われます。テーマとなるのは、開催地域で展開されている「森の京都ガーデンツーリズム」です。亀岡市、南丹市、京丹波町、福知山市、綾部市などが連携し、神社仏閣の境内や里山景観を「森と里山の庭園」と捉えて巡るガーデンツーリズムを展開しています。当日は亀岡駅北口を出発し、午前中に亀岡運動公園、穴太寺、龍穏寺を訪問。昼食会場の「がんこ楽々荘」では庭園も視察します。
全国都市緑化フェアの会場から嵯峨野トロッコ列車へ
午後は保津川公園を訪れた後、トロッコ亀岡駅へ移動します。そこから「嵯峨野トロッコ列車」に乗車し、16時にトロッコ嵯峨駅で解散する行程です。
視察先には「全国都市緑化フェア in 京都丹波」に関連する会場が含まれ、庭園だけでなく、公園、寺院、里山景観、鉄道など地域の観光資源を組み合わせたプログラムとなっています。エクスカーションの定員は35人、参加費は5000円です。
庭園を「見る場所」から地域を巡る観光資源へ
今回の全国会議では、庭園そのものの魅力だけでなく、複数の庭園や地域資源を結び、旅行者が地域を巡る仕組みづくりがテーマとなります。庭園関係者、自治体、DMO、旅行事業者が同じ場に集まり、事例共有、商談につながる交流、現地視察までを実施する2日間。開催地の「森の京都」では、庭園の概念を神社仏閣や里山景観まで広げ、地域を巡る観光へとつなげています。
全国会議で交わされる情報や連携が、各地域でどのようなツアーや周遊プログラムにつながるのか。庭園を起点とした地域観光の現在を知る機会となりそうです。
申し込み締め切り:2026年10月5日(月)まで
参加登録フォーム:https://forms.gle/KDsdwKDgkyAnTiFj9


