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【IFAベルリン 2026】世界最大規模の家電・IT見本市、9月4日~8日開催。2026年のテーマは「The future is now」。歴史と2026年の展望・見どころ

IFAベルリン 2026は、ドイツ・ベルリンのメッセベルリンで開催される、世界有数の国際コンシューマ・エレクトロニクス展です。2025年は49カ国から1,900社以上の出展企業と、140カ国から約22万人の来場者を集めました。歴史や今年の見どころ、今年の注目ポイントをご紹介します。

IFA2025
IFA 2025

モビリティ、白物家電、AI…現代のあらゆる電子機器分野を扱う世界有数の展示会

IFAベルリンは、ドイツのメッセベルリンを会場として、毎年9月に開催されるイベントです。家庭で使う電子機器(コンシューマー・エレクトロニクス)と電化製品を中心に据えています。テクノロジー業界のリーダーやイノベーター、小売業者、メディア、一般の消費者が一堂に会し、新製品の発表や交流を行います。

IFA2025
IFA 2025

カテゴリーの広さが特徴的。音響機器、通信機器や携帯電話、パソコンやゲーム機、テレビや家庭で楽しむ娯楽機器、デジタル技術を使ったヘルス・運動機器、白物家電、AI、環境に優しい技術、モビリティ、カメラやビデオ機器、スマートホームなど、現代のあらゆる電子機器分野を網羅しています。

IFA2025
IFA 2025
IFA2025
IFA 2025

世界最大級のモバイル・通信技術の国際展示会であるMWCバルセロナ(モバイル・ワールド・コングレス)や、北米のCESが主に業界関係者向けであるのに対し、IFAは一般消費者にも開かれているという点で非常にユニークです。製品を実際に体験し、未来の暮らしを垣間見ることができるのです。サムスン、ソニー、LG、ボッシュといった世界的な大企業から、スタートアップまで、幅広い会社が最新の製品を発表する場所となっています。

前年の2025年には49カ国から1,900社以上が出展し、140カ国からおよそ22万人が来場しました。商談の場であると同時に、一般の消費者も、最新のテクノロジーに触れられます。

IFA2025
IFA 2025
IFA2025
IFA 2025

参考記事:2025年の紹介記事はこちら

参考記事:MWCバルセロナとCESに関する記事

【2/26更新】MWCバルセロナ2025の見どころを一気読み/日本からの出展者情報を随時更新。世界最大級のモバイル関連カンファレンス-3月3日開幕

【1/7更新】CES2025 1/7から開幕 出展各社の注目の展示内容をご紹介!

1924年のラジオ技術展示会から始まった、1世紀以上の歩み

IFAとは「Internationale Funkausstellung」。ドイツ語で「国際ラジオ展示会」の意味があります。IFAの歴史は非常に古く、1924年にまでさかのぼります。当初は「大ドイツ放送展」という名前で、ラジオ技術の展示会としてスタートしました。第1回開催の後には、会場に「ベルリン・ラジオ塔」という電波塔の建設が始まり、1926年にはベルリンでラジオ放送も始まりました。

IFA2024
IFA 2024

初期の時代には、真空管を使ったラジオが主な展示品でしたが、1920年代末には試験的なテレビの電波送信も始まるなど、すでに次世代の技術の芽が見られました。有名なのは1930年の第7回開催で、あの物理学者アルベルト・アインシュタインが開会のスピーチを行ったことです。1931年には、世界で初めての「完全電子式テレビ」の公開実演が行われ、1933年には多くの人に広めることを目指した安価な「国民ラジオ」が発表されるなど、この時期のIFAは、ラジオやテレビの技術が大きく進歩する象徴的な場所だったと言えるでしょう。しかし、第二次世界大戦の影響で、1940年から1949年までの10年間は開催が中断されました。

IFA2024
IFA 2024

戦後、IFAは1950年にベルリンで再開されました。1971年には、IFAはその名前を「国際放送展」と変更し、まさに世界的なイベントへと舵を切りました。テレビや家電、IT機器など、時代ごとの最先端テクノロジーを世に送り出す舞台として発展してきました。ドイツで歴史ある産業見本市の一つです。


IFA Berlin公式チャンネルより「IFA Sommergarten 2024 Highlights」

2026年の開催内容:テクノロジーの進化を肌で感じる

2026年のテーマ「The future is now」

2026年のイベントでは「The future is now」というテーマが掲げられています。
数年前には遠い未来の夢だと思われていたAIやコネクテッドエコシステム、スマートリビングといった技術が、すでに私たちの家庭や職場、小売店などの日常生活に組み込まれているという現状を表しています。テクノロジーの未来はこれからやってくるのではなく、まさに今この瞬間に起きていると、IFA Management GmbHのCEO、Leif Lindner(ライフ・リンドナー)氏は言います。

Leif Lindner, CEO der IFA Berlin
Leif Lindner, CEO der IFA Berlin

IFAベルリンでは、これらの技術がどのように日々の生活を変えるのかを体験することができます。見どころについてまとめました。

名だたる世界的企業の基調講演やトークセッション

BSH、ElevenLabs、HD+、Meta、Miele、NielsenIQ、Philips、Samsung、TikTok Shop、Xiaomiなどの企業による基調講演やトークが行われます。トピックは、AIウェアラブル、ディスカバリーコマース、エンターテインメント業界の未来、AIを活用した人と機械のインタラクションなど。

IFA2024
IFA 2024

新設!リテールイノベーションゾーン:小売業界の未来を形作る

小売業界関係者に向けて、新たに「リテールイノベーションゾーン」が展開されます。オムニチャネル戦略や新しいビジネスモデル、AIを活用した店舗コンセプトなど、小売業界の未来を形作るテクノロジーが展示されます。交流、ネットワーキング、新しいビジネスチャンスのためのBtoBスペースが作られます。

IFA2025
IFA 2025

自動車ブランド「フォルクスワーゲン」の初参戦

IFA 2026期間中には、フォルクスワーゲンのチーフブランドオフィサーであるクリスティーン・ウォルブルグに加えて、取締役であるカイ・グリューニッツが基調講演を行う予定です。自動車メーカーのトップ層が、家電IT見本市のステージに登壇することは、自動車産業におけるテクノロジーの重要性を示しています。高度なテクノロジーが車体に搭載されても、ユーザーがそれを意識することなく。自然に恩恵を受けられる設計が、現代のモビリティの未来であるという考え方を持っています。

IFA2025
IFA 2025

サマーガーデン:テクノロジーとエンターテインメント

会場内の屋外エリアである「サマーガーデン」では、音楽やポップカルチャーを楽しめるフェスティバルを行います。BUNT.やLuciano、Ikkimelといったアーティストによるライブコンサートが行われます。ドイツで絶大な人気を誇るポッドキャスト番組「Mord auf Ex」や「Wine Wednesday」のライブ公開収録が行われることが公式に決定・発表されています。音楽やエンターテインメントを通じて、参加者同士が交流できますね。


IFA2025
IFA 2025

IFA 2026の開催概要

名称: IFA 2026(国際家電・電子機器見本市 2026)
会期:2026年9月4日(金)から9月8日(火)
一般来場者は9月4日が午後12時から18時まで、9月5日~8日は午前10時から18時まで。
専門家向けは全日午前9時30分から入場可能。
会場:ベルリン見本市会場(Berlin ExpoCenter City)
運営:GFU Home & Consumer Electronics GmbH、IFA Management GmbH
公式Webサイト: https://www.ifa-berlin.com/


IFA2025
IFA 2025

テクノロジーの現在地を体験するIFA 2026

IFA 2026は、最新のテクノロジーとカルチャーが交わる大型産業展示会へと進化しています。会場では、家電やデジタル機器の新製品を通して、テクノロジーが私たちの暮らしをどのように便利で豊かなものにしていくのかを、見て、触れて、体験できます。ぜひベルリンの会場へ足を運んでみてください。

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