『ストリートファイター6』公式世界大会「CAPCOM CUP 11」＆「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」3/5～3/9・両国国技館で開催

2025.02.06

2025年3月5日～9日、両国国技館で世界最高峰の戦いが実現

株式会社カプコンが主催する『ストリートファイター6』の公式世界大会「CAPCOM CUP 11」および「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」が、2025年3月5日（水）から9日（日）にかけて東京・両国国技館で開催されます。「ストリートファイターII」シリーズの全国大会から30年ぶりとなる歴史的なイベントであり、eスポーツの新たな時代を象徴する大会となるでしょう。

世界最強の称号を懸けた「CAPCOM CUP 11」優勝賞⾦100万ドル

「CAPCOM CUP 11」は、『ストリートファイター6』における最高峰の個人戦大会です。世界各地で開催される予選大会「CAPCOM Pro Tour 2024」を勝ち抜いたトッププレイヤー48名が集結し、優勝賞金100万ドルを懸けて戦います。

高い戦略性と瞬時の判断力が求められる『ストリートファイター6』において、各国を代表するプレイヤーがどのような戦術を繰り出すのか注目です。近年のeスポーツ市場拡大に伴い、スポンサー企業やメディアからの注目度も高まっており、競技性だけでなくビジネス的な視点からも大きな意義を持つ大会となります。

チーム戦の最高峰「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」

大会最終日の3月9日（日）には、「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」が開催されます。これは、カプコン公式のチームリーグ戦の世界大会であり、「JP（日本）」「US（アメリカ）」「EUROPE（ヨーロッパ）」の3地域で優勝したチームが集結し、世界最強チームの座を懸けて戦います。

【キーワード】ストリートファイターII：1991年にカプコンから発売された対戦型格闘ゲーム。キャラクターを操作し、主に格闘技を駆使して、1対1で対戦相手を倒すゲーム。アーケードゲームとして世界的なヒットを記録し、格闘ゲームブームの火付け役となった作品。スーパファミコン版だけで全世界で累計630万本以上を販売し、マイナーチェンジ版や他機種版を含めると当時空前のヒット作となった。多彩なキャラクター、必殺技、対戦システムが特徴。対戦型格闘ゲームの基本ルールを確立した作品として高く評価されている。
ストリートファイター6：2023年に発売されたシリーズ最新作。従来の格闘ゲーム要素に加え、新たな操作システムやゲーム内世界を自由に移動できるオープンワールド的な要素を導入し、より幅広いプレイヤーが楽しめる仕様となっている。発売から1年以内に440万本※以上を販売し、eスポーツシーンでも注目を集めている。※同社公式サイトより　2024年12月31日時点
公式サイトでは2024年末の数字としてシリーズ推計5,600万本販売と発表されており、世界的な超人気シリーズ。

Youtube「Capcom Fighters JP」チャンネルより。実際の試合がどのようなものかご覧ください

「CAPCOM CUP 11」＆「ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024」の大会スケジュール

5日間にわたる大会スケジュールは以下の通りです。

3月5日（水）：CAPCOM CUP 11 Group Stage Elimination Day1
3月6日（木）：CAPCOM CUP 11 Group Stage Elimination Day2
3月7日（金）：CAPCOM CUP 11 Group Stage Elimination Day3
3月8日（土）：CAPCOM CUP 11 Top16～決勝
3月9日（日）：ストリートファイターリーグ: ワールドチャンピオンシップ 2024

会場観戦チケットの販売情報

今回の大会は、日本国内でも数少ない『ストリートファイター6』公式世界大会であり、観戦を希望するファンも多いことが予想されます。全席指定の観戦チケットは「イープラス」および「イーカプコン」にて先着販売中です。

チケットの購入および注意事項につきましては公式サイトをご確認ください。
https://sf.esports.capcom.com/capcomcup/cc11/jp

eスポーツ市場の成長と大会のビジネス的意義

eスポーツ市場は急速に拡大し、特に格闘ゲームジャンルは競技性の高さから世界的な注目を集めています。本大会は単なる競技イベントにとどまらず、MICEの観点からも大きな意義を持ちそうです。国際的なプレイヤーや観戦者が日本に集結することで、観光業や宿泊施設、飲食業など周辺ビジネスに経済的波及効果をもたらす可能性があります。企業スポンサーや業界関係者が一堂に会することで、新たなビジネスネットワークの構築や、MICE市場におけるeスポーツイベントのプレゼンス向上にも寄与するでしょう。

会場が両国国技館であることも見逃せないポイントです。両国国技館では相撲（大相撲本場所は年に3場所）のほかにもプロレスやボクシングの試合、音楽コンサート、ゲームイベントなどが開催されています。eスポーツの競技イベントが注目を集めることで、新たなイベントモデルの可能性を示す機会となります。

2/5には『餓狼伝説』シリーズより人気キャラ「舞」が参戦。IPの強さを活かした価値提供の例といえる（画像：カプコン　プレスリリースより　）

ゲームキャラクターやブランドは非常に強いIPであり、日本にはストリートファイター以外にも多くの強いIPを生み出してきた実績があります。IPの強さを維持するためには継続的なコンテンツのアップデートや市場のニーズに応じた柔軟な戦略が求められます。時代の変化や消費者の嗜好の変動に対応し、常に新たな価値を提供できるかどうかが、長期的な成功の鍵となります。eスポーツという大型イベントを開催することもそのひとつです。