【取材】世界最大級の「世界コスプレサミット2025」前夜祭！41カ国の代表コスプレイヤーがレッドカーペットでランウェイ（写真60点以上）
2025年8月1日、世界コスプレサミット2025（WORLD COSPLAY SUMMIT 2025）（以下：コスサミ）の開幕に先立ち、「名古屋芸術大学 presents レッドカーペットセレモニー」が開催されました。会場は、名古屋・栄のランドマーク「オアシス21 銀河の広場」。開場の１時間前には列ができ、開場するやいなや観覧席はすべて埋まる盛況ぶりでした。
世界のコスプレイヤーが今宵名古屋に集結！世界コスプレサミット2025
コスプレの世界No.1を決める「ワールドコスプレチャンピオンシップ」をはじめ、コスプレランウェイほか、スペシャルゲスト・著名人の出演や歌とコスプレのライブステージ、コスプレイヤーのお披露目パレード、様々なイベントコンテンツが名古屋に集まります。
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コスサミの歴史：スタートは3カ国から5名のコスプレイヤーを招聘、今年で23回目
世界コスプレサミットは、2003年に中区大須のローズコートホテルで初めて開催されました。その際にはイタリア・ドイツ・フランスの3カ国から5名の海外コスプレイヤーを招聘しました。翌2004年には初の「大須コスプレパレード」を実施。以降、名古屋を舞台に毎年開催され、2023年には20周年を迎えました。今年で23回目となります。
現在では、世界41の国と地域から代表選手が集う国際イベントへと成長しました。前回2024年の開催時には、延べ来場者数253,700人を記録するなど、コスプレイベントとして注目を集めています。
名古屋芸術大学 presents レッドカーペットセレモニーの様子
8月1日にオアシス21 銀河の広場にてコスサミの前夜祭が開催。当日の様子をご紹介します。
開場1時間前から満席のオアシス21
開場１時間前には長い行列ができていました。約70席のベンチは無料・自由席となっており、開場直後にすぐ満席に。
一目見ようと、ステージ周辺には多くの観客が集まり、上層から見下ろすように立ち見する姿が見られました。
特別協賛 名古屋芸術大学ウインドオーケストラによる生演奏！
オアシス21の銀河広場の中央に特設ステージが設けられました。名古屋芸術大学ウィンドオーケストラがアニメ・ゲーム音楽の生演奏を披露。『スーパーマリオブラザーズ』『残酷な天使のテーゼ』『おジャ魔女カーニバル!!』『勇者』『アイドル』『FINAL FANTASY VII』などテンションが上がるメドレーでした。
名古屋芸術大学は、音楽・舞台芸術・美術・デザイン・芸術教養・教育・保育といった幅広い領域を持つ芸術系総合大学で、2学部5領域41コースを設置しています。地域と教育機関とイベントが連携をするのは、大変意義があると思います。
来日した各国地域の代表選手コスプレイヤーたちが、レッドカーペットでランウェイ
レッドカーペットセレモニーには、世界41の国と地域から来日した代表選手団のほか、WCS歴代各国・地域の代表コスプレイヤーやゲストが登場しました。名古屋芸術大学ウィンドオーケストラによる生演奏をバックに、コスプレイヤーたちは階段をゆっくりと降り、ランウェイを歩きました。
ワールドコスプレチャンピオンシップの参加国・地域一覧（41ヶ国・地域）
オーストラリア／オーストリア／ベルギー／ブラジル／ブルガリア／カナダ／中国／コロンビア／コスタリカ／チェコ共和国／エジプト／フィンランド／フランス／ドイツ／インド／インドネシア／イタリア／日本／韓国／ラトビア／マレーシア／メキシコ／モンゴル／オランダ／フィリピン／ポルトガル／サウジアラビア／南アフリカ／スペイン／スウェーデン／スイス／台湾／タイ／アラブ首長国連邦（UAE）／イギリス／アメリカ／ベトナム／ボリビア／クウェート／モロッコ／ポーランド／ペルー
コスプレイヤーたちを拝む来場者の様子
主催者 小栗さん「思い出の夏に！3日間楽しみましょう！」
レッドカーペットを初めに歩いたのはこちらの4人。毎年コスプレで参加するのが通例のようです。
オアシス21 代表取締役 菊池さん（ハリー・ポッター）
大村秀章さん 愛知県知事（ドラゴンボール ピッコロ）
広沢一郎さん 名古屋市長（るろうに剣心 緋村剣心）
小栗徳丸さん 世界コスプレサミット実行委員長（ONE PIECE シャンクス）
小栗さん
「今年もやってまいりました！アニメ・漫画・ゲームなど好きなものが共通していると、めっちゃ楽しいですよね。好きな者同士が年1回夏に集まる。こんな場所をつくって23年目になります。8月3日には41の国と地域が集まり世界大会が行われます。思い出の夏にしていただければと思います。3日間楽しみましょう！」
推し活グッズやミシンなど、展示・販売・配布ブースあり
オアシス21のステージ後方には企業・団体によるプロモーションブースが設営されていました。
ジャグラー体験できるチャリティーパチスロを紹介「株式会社北電子」、「推し活グッズ OZaKKa」、淡路島アニメパーク「ニジゲンノモリ」、家庭用及び業務用刺しゅうミシン、カッティングマシンなど「Brother」など紹介されていました。
セレモニー開始前には、スポンサー各社によるCM映像がステージモニターで放映され、各企業の協賛によって支えられていることが分かります。
Editor’s note：名古屋市「コスプレホストタウン」として磨きをかけ、世界から集客
世界コスプレサミットの発祥地である名古屋市では、「コスプレホストタウン」としての定着を目指しています。「コスプレ・アニメを日本一楽しめ、世界一あたたかなおもてなしをするまち」をビジョンに掲げているのをご存知でしょうか。
その一環として、「コスプレツーリズム」が展開されています。観光とコスプレを合わせた試みですね。公認の「コスプレ施設」では撮影が許可されていたり、「コスプレサポートホテル」では客室を更衣室や撮影スペースとして利用できるようになっていたり…。コスプレイヤー向けにタクシー利用の支援もされています。愛知県や名古屋市が協力しているのも、期待の現れだと思います。
これはMICEの観点から見ても非常に勉強になるモデルケースでしょう。イベントを通じて人を呼び込み、複数日にわたる滞在を促し、地域経済に波及させていることが感じられました。
世界コスプレサミット2025 開催概要
会期：2025年 8月1日 (金)・2日(土)・3日(日) 計3日間 開催
主催：世界コスプレサミット実行委員会
（外務省・愛知県・名古屋市・名古屋観光コンベンションビューロー・中部国際空港株式会社・大須商店街連盟・株式会社ジャパンタイムズ・テレビ愛知株式会社・株式会社WCS）
オフィシャルスポンサー・スペシャルパートナー：
玉越 / サムライエナジー / 名古屋芸術大学 / ニジゲンノモリ / Brother / muta JAPAN / 北電子 / チケットぴあ / dwango / ユニバーサルエンターテインメント/ 近畿日本鉄道 / 志摩スペイン村 / J. フロントリテイリング / リポビタン/ ロングウッドスポーツ / スギ薬局 / ダスキンレントオール / 名鉄観光サービス / 中部電力 MIRAI TOWER / Pococha / FAMORE / Holiday Matsuri pecial Partner : 日本財団 / 熱中症ゼロ / ラグコス / ラグーナテンボス / 姫CON / 高知アニクリ祭 / ジャイアンツタウンスタジアム
会場：愛知県名古屋市・栄周辺がメイン会場エリア
オアシス21 / 愛知芸術文化センター（大ホール） / Hisaya-odori Park / 大須商店街 / 久屋大通庭園フラリエ / セントラルパーク / 中部電力 MIRAI TOWER
世界コスプレサミット 公式Webサイト：https://worldcosplaysummit.jp/
コスプレホストタウン 公式Webサイト：https://cosplay-hosttown.nagoya
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