「天理 倉の耕流祭」2026年11月6日~8日開催。工場や店舗、大学、市役所、宗教文化にまつわる場所を訪ねる3日間のイベント
奈良県天理市で、まちを舞台にしたオープンドア・イベント「天理 倉の耕流祭(てんり くらのこうりゅうさい)」の第2回が、2026年11月6日(金)から8日(日)まで開催されます。普段は見られない工場や店舗、大学、市役所、宗教文化にまつわる場所を訪ね、触れられる3日間です。2025年の初開催には約7,000人が来場し、78%が天理市外から訪れました。

天理の仕事や暮らしの現場を「倉」に見立てて公開
「天理 倉の耕流祭」は、天理市内のさまざまな地域資源を「倉」と捉え、その内側にある知恵や営みを公開するイベントです。

対象となるのは、工場や店舗といった、ものづくりや商い場所以外にも、宗教文化にまつわる場や古墳、大学、市役所なども含まれます。製造業、農業、食、流通、デザイン、文化など、天理を支える仕事や活動に、見学や体験、買い物を通じて触れられることが特徴です。
訪れる人にとっては新しい発見を、迎える人にとっては自らの営みや街への誇りを育む機会を生み出し、人と人との交流から天理らしい文化を耕していきます。地域内外の人々が出会い、関わり続けるきっかけをつくることで、天理への愛着と誇りを育み、地域とともに持続していくイベントを目指します。

初開催には約7,000人が来場。78%が天理市外から
2025年11月に開催された第1回には、3日間で約7,000人が来場しました。来場者の居住地は、天理市内が22%、奈良県内の他市が49%、奈良県外が29%で、市外からの来場者が全体の78%を占めています。会期中は、柿の出荷作業体験や繊維工場の見学、市役所での議員・市長なりきり体験、藍染め体験などを実施しました。

第2回は44社が参加「倉をひらく、人とつながる。」を掲げる
2026年のコンセプトは「倉をひらく、人とつながる。」です。参加事業者は、前回の28社から増え、現在の公式サイトでは44社と案内されています。今年は「ひらく」とともに、関係性を深く「つながる」フェーズへ。天理を支える45の事業者が、この3日間のためだけに、普段は見せない職人の姿やバックヤードを特別に公開します。

イベントの内容は、「見学」「体験」「買い物」の3つを軸に構成
見学では、普段は見ることのできない製造工程や仕事の裏側を、つくり手の案内とともに巡ります。体験では、ものづくりや食など、地域に受け継がれてきた知恵に、実際に手を動かしながら触れます。買い物では、つくり手の品や地域ならではの食を持ち帰ることができます。参加する企業・団体によって、開催日や内容は異なります。事前予約が必要な企画もあるため、訪問前に公式サイトの各出展者ページを確認してください。


来場者が一日を通して天理のまちを巡り、滞在できる環境づくりにも力を入れます。
無料循環バスで、市内に点在する「倉」を巡る
会期中は、各出展者をつなぐ無料循環バスが運行します。公式サイトでは、西部・北部ルートと、中部・南部ルートの2つが案内されています。天理駅前などには総合案内所を設け、レンタサイクルや電動アシスト自転車のシェアサイクルも紹介しています。行きたい場所に合わせて移動手段を選びながら、市内を巡ることができます。
各会場の駐車場には限りがあります。バスの時刻や会場の開催日を事前に確認し、移動時間も含めて予定を立てるとよさそうです。

10組限定で、天理教の詰所に泊まる特別企画も
第2回の特別企画として、11月7日(土)から8日(日)にかけて、天理教 芦津大教会の信者詰所に泊まる、1泊2日の体験が予定されています。
初日は詰所で夕食をとり、宿泊。翌朝は天理教教会本部に移動し、「朝づとめ」への参加や本部の案内、回廊での「ひのきしん(拭き掃除)」を体験します。詰所に戻って朝食をとり、解散します。
募集は10組限定で、1組最大6名。申込締切は10月31日(土)です。

参加事業者の一覧
【ものづくり・建設】
酒谷神具店、大一電化社、大勝建設、布都正崇鍛刀場、rukki、八平、H.A.M.A.木綿庵、中川政七商店・NKG倉庫、寧楽兄弟社 風の家工房藤岡巴堂、NARADOLL HIGASHIDA、丸山繊維産業、y_on_touki【農業・食品・生花】
石井物産、稲田酒造、いろはドーナツ、柿の葉ずし 平宗、金ちゃん農園、コフレドゥブーケ、辻井食品工業所、daisy kitchen、TEN.TEN.CAFE 天理コフフン店、Baum283、patisserie HiSaSo、松田果樹園+、吉本バラ園、Yanagimoto STAND、大和厚焼、ワインの王子様【観光・文化】
e.f.t. College of Arts、近鉄天理駅、cofunia、シャープミュージアム、天理市トレイルセンター、天理大学 i CONNECT Shop、天理大学雅楽部、なら歴史芸術文化村/やまとの道コンソーシアム、三木スポーツ商会【宗教・教育】
石上神宮、天理大学馬術部、天理大学附属天理参考館、天理大学附属天理図書館、天理教教会本部【行政・公共】
天理市役所、やまとecoクリーンセンター・やまとecoリサイクルセンター

イベントでの出会いを、日常に持ち帰る
「天理 倉の耕流祭」が大切にしているのは、会場で出会って終わる関係ではありません。それぞれが日常や仕事に戻った後にも、出会いから得た気づきが残ることを目指しています。地域の仕事や文化を、そこで活動する人の案内で知る。訪れた人との会話を通じて、迎える側も自分たちの営みを見つめ直す。そうした交流を、天理への愛着や誇りにつなげていこうとする取り組みです。

「天理 倉の耕流会」イベント開催概要
開催期間:2026年11月6日(金)~11月8日(日)
開催場所:天理市内の約45拠点(倉庫、宿、企業、小売店、工場、飲食店など)
公式HP:https://open-anyware.com
主催:天理 倉の耕流祭 実行委員会
協力:天理市、天理大学、天理市商工会、中川政七商店
後援:奈良県



