国際音楽イベント「IMX 2026 TOKYO」11月4・5日に渋谷で開催。音楽ビジネス、AI、著作権、海外展開を議論
世界の音楽産業をつなぐ国際イベント「IMX 2026 TOKYO」が、2026年11月4日、5日の2日間、東京・渋谷のGLADE PARK Shibuyaで開催されます。東京開催は2025年に続いて2回目です。
IMXは音楽業界の企業、権利団体、テクノロジー企業、プラットフォーム、投資家、クリエイターらが参加するビジネスイベントです。2026年は「FUSION(融合)」を年間テーマに掲げ、東京では日本の音楽市場を背景に、権利、テクノロジー、ライブ、クリエイター、海外展開などを扱います。フォーラムや基調講演、新曲ショーケース、ビジネスマッチングを通じ、国内外の音楽関係者が交流します。

AIと著作権、J-POPの海外展開、デジタル配信を議論
東京でのプログラムは「Market & Collaboration(市場と協業)」「Rights & Assets(権利と資産)」「Live & Creators(ライブとクリエイター)」の3つを軸に組まれています。
フォーラムでは、AIと著作権、業界向けソリューション、業界横断の協業、バイラルマーケティング、J-POPのグローバル展開、グローバルデジタル配信、女性クリエイターなどを取り上げます。
音楽産業では、楽曲を世界へ配信する仕組みが広がると同時に、越境ライセンスや権利処理、ショート動画プラットフォームからの収益還元、AIの学習データをどう扱うかといった課題が生まれています。IMX 2026 TOKYOでは、グローバル音楽企業、国際プラットフォーム、権利団体などの関係者が、こうしたテーマについて議論する予定です。
公式サイトではIMX全体の主要領域として「Business」「Creative」「Copyright」「Technology」の4テーマを設定。契約や市場間の連携から、アーティストやプロデューサーの活動、著作権、AI、空間オーディオ、メタデータ、ロイヤリティまで、音楽を産業として支える幅広い領域を扱っています。

新曲ショーケース「NRP」で国内外のアーティストを世界へ
会場では、新曲ショーケース「New Release Project(NRP)」も実施します。国内外のアーティストによる新曲やミュージックビデオを、各国の音楽業界関係者が集まる場で紹介するプログラムです。作品を披露するだけではなく、海外レーベルやメディア、権利者、配信事業者などとの接点をつくる役割を持たせています。
IMXでは、イベントの機能を「THINK」「SHOW」「BUILD」「EXPERIENCE」「CONNECT」に整理しています。業界の動向を議論するフォーラム、新しいプロダクトやテクノロジーの紹介、ワークショップや共同プロジェクト、音楽技術の体験、国際的なビジネスマッチングを同じイベント内で行う考えです。
東京開催でも、セッションを聞くだけではなく、アイデアや技術、作品を実際のビジネスや協業につなげることが重視されています。

上海、ソウル、東京を8日間で巡る北東アジアの音楽ビジネスルート
2026年のIMXは複数都市を巡る「Global Circuit」として開催されます。公式サイトでは、アスタナ、上海、ソウル、東京、イスタンブールの5都市を開催地として案内しています。
北東アジアでは、上海が10月29日から31日、ソウルが11月2日、東京が11月4日、5日の日程です。上海、ソウル、東京を8日間で巡る日程を組むことで、海外の音楽業界関係者が複数の主要市場を一度の渡航で訪問できるようにしています。
東京は世界有数の音楽市場であり、IMXではフィジカル音源の市場、音質への関心、ライブ会場、IPビジネスなどを日本市場の特徴として挙げています。海外から日本市場へ参入する企業だけでなく、日本の音楽関係者が海外の権利者、プラットフォーム、投資家などと東京で直接接点を持つ場として位置づけられています。

JASRAC、Spotify、Tencent Music、ByteDanceなどがIMXのネットワークに参加
IMXのこれまでのネットワークには、音楽産業の幅広い企業・団体が名を連ねています。公式サイトでは、JASRAC、Spotify、Tencent Music Entertainment Group、ByteDance、Universal Music Group China、Twitch、The Orchard Japan、FUGA、Kobalt、Merlin、BPI、Music Business Association、Independent Music Coalition Japanなどを、これまでIMXに参加した業界関係組織として紹介しています。
過去の登壇者には、JASRAC、スクウェア・エニックス、The Orchard Japan、Merlin、ByteDance、Tencent Music Entertainment Group、Universal Music Group China、Twitchなどに所属する音楽・権利・テクノロジー分野の関係者が含まれています。
IMXは2020年に始動し、オンラインでの交流からリアルイベント、複数都市を結ぶ国際展開へと活動を広げてきました。発表では、これまでに62の国と地域へ活動を広げ、1,000以上の業界団体・企業と連携し、1,400人以上の業界関係者を迎えたとしています。
東京では、海外から人を集めるだけでなく、日本の音楽産業が世界の市場や権利者、テクノロジー企業と直接つながることが主眼になります。音楽をライブや作品として見るだけではなく、著作権、配信、AI、投資、マーケティングまで含めた国際的な音楽ビジネスイベントとして、2日間のプログラムが展開されます。
IMX 2026 TOKYO 開催概要
名称:IMX 2026 TOKYO
開催日:2026年11月4日(水)・5日(木)
会場:GLADE PARK Shibuya
開催地:東京都渋谷区
年間テーマ:FUSION(融合)
主な内容:フォーラム、基調講演、New Release Project(NRP)、ビジネスマッチング、ネットワーキングなど
主なテーマ:市場と協業、権利と資産、ライブとクリエイター、AI、著作権、J-POPの海外展開、デジタル配信などIMX 2026 https://imxgo.com/
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