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【台湾】「COMPUTEX 2027」6月1~4日、台北で開催決定。Physical AIを軸に展示拡大、AI実装の最前線へ

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世界のIT・テクノロジー産業が集まるCOMPUTEX台北国際コンピュータ見本市(以下、COMPUTEX 2027)が、2027年6月1日から4日まで台湾・台北で開催されます。2026年は152カ国から11万1312人が来場し、1500社、6000ブース以上が出展。2027年は台北世界貿易センター1館を全面使用し、展示スペースを拡大します。焦点となるのは、AIをロボットや車両、製造設備など現実世界へ実装する「Physical AI」。AI & Computing、Robotics & Mobility、Next-Gen Techの3分野を柱に、AIが産業の現場でどう使われ始めているのかを示します。

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過去最高だった2026年を受け、台北世界貿易センター1館を全面使用

2027年のCOMPUTEXは、台北南港展覧館1館・2館、台北世界貿易センター1館、台北国際会議センターで開催されます。主要テーマは「AI & Computing」「Robotics & Mobility」「Next-Gen Tech」。AI、半導体、コンピューティングからロボティクス、モビリティ、次世代技術まで、幅広い領域を扱います。

主催は台湾貿易センター(TAITRA)と台北市コンピュータ協会(TCA)。台湾が持つ半導体やICTのサプライチェーンを背景に、世界のテクノロジー企業、バイヤー、スタートアップ、投資家が集まる国際展示会です。

台北南港展覧館1館・2館など台北の会場を現地取材した記事はこちら

2026年は1500社、6000ブース、11万人超が来場

2026年は32カ国から1500社が出展し、6000ブース以上を展開。来場者は152カ国から11万1312人に達しました。Qualcomm、Marvell、Intel、NXPなど世界の半導体・テクノロジー企業の経営トップも基調講演に登壇し、AIインフラや産業応用をめぐる議論が行われました。

この実績を受け、2027年は台北世界貿易センター1館を全面開放。前年にAIロボットの展示エリアとして使われた会場をさらに広げ、Physical AI関連の展示を強化します。

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AIが現実世界で動く「Physical AI」を前面に

COMPUTEX 2027で大きな焦点となるのがPhysical AIです。生成AIやクラウド上のAIサービスだけではなく、AIが現実の機械や空間を認識し、自ら判断・動作する領域へと展示の重点が広がります。対象には産業用ロボット、無人搬送車、スマート車載システム、スマートモビリティなどが含まれます。製造、物流、交通といった産業現場でAIがどのように使われているのかを、実機やデモンストレーションを通じて紹介します。

Robotics & MobilityがAI展示の重要領域に

3つの主要テーマのうち、「Robotics & Mobility」はPhysical AIとの結びつきが特に強い分野です。ロボットそのものだけではなく、AI半導体、エッジコンピューティング、センサー、通信、ソフトウェアなど周辺技術との連携も重要になります。

COMPUTEXがこれまで強みとしてきた半導体やPC、コンピューティング技術にロボティクスやモビリティが加わることで、AIを支える基盤技術から現実の用途までを同じ展示会で追えるようになります。

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Edge AIがロボット、製造、モビリティをつなぐ

Physical AIを支える技術の一つがEdge AIです。クラウドへすべてのデータを送るのではなく、ロボットや車両、製造装置の近くでAI処理を行うことで、高速な判断やリアルタイム制御を可能にします。2027年の展示では、AI & ComputingとRobotics & Mobilityを個別に見るだけでなく、AI半導体、エッジAI、ロボット、スマート製造、モビリティがどのようにつながるのかも重要なポイントです。

台湾の半導体・ICTサプライチェーンと世界企業が集結

AIの実用化には、GPUやAIアクセラレーターだけではなく、サーバー、冷却、ネットワーク、センサー、電源、組み込みシステム、製造設備など幅広い技術が必要です。台湾には半導体やICT機器に関わる企業が集積しており、COMPUTEXでは世界のブランド企業と台湾のメーカー、部品・技術企業が同じ場所に集まります。新製品を発表する場であると同時に、調達、共同開発、海外市場開拓などの商談も活発に行われます。

InnoVEXは「AIの実用化」に焦点 500社超が集まったスタートアップエリア

スタートアップ展示「InnoVEX」も2027年に継続されます。2026年は展示規模が前年比11%以上拡大し、23カ国以上から500社を超えるスタートアップが参加しました。2027年は「AIの実用化」を重視し、世界のVC、CVC、大手IT・テクノロジー企業とスタートアップを結びます。AI、医療、ロボットなどの分野を対象に、コンテスト、フォーラム、1対1のビジネスマッチングを実施します。

技術展示から資金調達、販路開拓、事業化へ

InnoVEXでは、新しい技術を紹介するだけでなく、投資家との資金調達、大手企業との協業、海外市場への販路開拓なども行われます。台湾の半導体・ICTサプライチェーンと接点を持てることも、テクノロジー系スタートアップにとって大きな特徴です。AIを試作から製品・サービスへ移すには、技術だけではなく製造、資金、販売先が必要になります。COMPUTEX本体とInnoVEXが同時開催されることで、スタートアップと既存産業が出会う場が生まれます。

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COMPUTEX 2027、AIの「実装」が主役に

COMPUTEX 2027では、台北世界貿易センター1館の全面使用によって展示エリアを広げ、前年から成長したAIロボット分野をさらに強化します。AI & Computing、Robotics & Mobility、Next-Gen Techという3テーマの中でも、Physical AIは複数の産業をつなぐ重要なキーワードとなります。

AIがクラウドやデータセンターの中だけで動く段階から、工場、物流、車両、ロボットなど現実空間へ入り始めています。2027年のCOMPUTEXでは、その変化を半導体やコンピューティングから実機、アプリケーションまで横断して見ることになります。

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COMPUTEX 2027 開催概要

名称:COMPUTEX TAIPEI 2027
会期:2027年6月1日(火)~4日(金)
開催地:台湾・台北
会場:台北南港展覧館1館、台北南港展覧館2館、台北世界貿易センター1館、台北国際会議センター
主要テーマ:AI & Computing、Robotics & Mobility、Next-Gen Tech
主催:台湾貿易センター(TAITRA)、台北市コンピュータ協会(TCA)
公式Webサイト(英語)https://www.computextaipei.com.tw/en/index.html

台湾の主要展示会を紹介した記事はこちらから

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