学会の実例と主催者インタビューで見る、高松をMICE開催地に選ぶ理由。ひとつの施設ではなく“サンポート高松エリア”で受け入れる【香川MICE特集2】/PR

数千人が参加する全国大会・学会の開催地を選ぶ際には、全体会、分科会、企業展示、ポスター発表、ランチ会場、控室、宿泊まで、大会運営に必要な機能を同時に確保する必要があります。
香川は2025年に「あなぶきアリーナ香川」が開業したことで、JR高松駅前のサンポート高松エリアには、アリーナ、ホール、国際会議場、会議室、ホテルなど、MICEに必要な施設が徒歩圏内に揃いました。
さらに、JR高松駅と高松港が隣接し、会場の目の前には瀬戸内海が広がります。大会終了後には、港から島々へ向かうエクスカーションにつなげることもできます。
高松で全国大会・学会・国際会議を開催した3組の主催者に、高松を選んだ理由や、会場の使い方について伺いました。
サンポート高松とは?香川の中心地にある、瀬戸内海沿いの再開発エリア
高松市は瀬戸内海に面する香川県の県庁所在地です。JR高松駅と高松港に隣接する「サンポート高松」は、MICE施設やホテル、商業・オフィス施設などが集まるウォーターフロントの再開発エリア。駅、港、アリーナ、ホール、国際会議場などが徒歩圏内に集まっています。

駅前の高松シンボルタワー内には、「かがわ国際会議場」「サンポートホール高松(高松市文化芸術ホール)」などのMICE施設に加え、周辺には「JRホテルクレメント高松」や商業施設「マリタイムプラザ高松」があります。
編集部が現地を訪れて驚いたのが、この距離感です!
JR高松駅を出ると、すでに会場が見えています。高松駅から「高松シンボルタワー」までは歩いて約3分。会場が目の前に見えていることもあり、体感としてはさらに近く感じました。
その先の海沿いに「あなぶきアリーナ香川」が、2025年に開業。



JR高松駅、高松琴平電気鉄道(ことでん)高松築港駅、高速バスや路線バスのターミナル、そして小豆島や直島などの離島へ向かうフェリーターミナルが半径数百m以内に集約しています。県内各地や本州、瀬戸内の島々へもアクセスもしやすいのが特徴です。


香川MICE情報「香川・高松へのアクセス」
https://www.kagawa-mice.jp/access.html
現地取材:2,000人規模の医学系学会の会場の使い方。第35回日本創傷・オストミー・失禁管理学会 学術集会へ
数千人規模の学会を開催すると、サンポート高松エリアはどのように活用されているのでしょうか。
編集部が訪れたのは、「第35回日本創傷・オストミー・失禁管理学会 学術集会」。2,000名を超える参加者が集まり「サンポートホール高松」「かがわ国際会議場」「あなぶきアリーナ香川」が会場になりました。



1. サンポートホール高松
| 会場 | 主な用途 | 最大収容人数 |
| 第1会場(大ホール) | 全体セッション、開・閉会式、会長/理事長講演、特別講演 | 1,500名 |



| 第2会場(第1小ホール) | 特別講演、パネルディスカッション、シンポジウム | 312席 |



| 第3会場(第2小ホール) | ケースカンファレンス、一般口演、セミナー | 375㎡/308席(平土間にすると500席) |


| 第4会場(かがわ国際会議場) | シンポジウム、英語セッション、ワークショップ | 300名 |


| 第5会場(展示場) | 各種セミナー、講習会(症例検討会)、シンポジウム | 400㎡/約400名(2分割可能) |


| 第6会場(61会議室) | 一般口演、共催シンポジウム | 166㎡/144名(2分割可能) |


| コミュニケーションプラザ | インフォメーション・ゾーン | 156㎡ |





2. あなぶきアリーナ香川 会場一覧
各入口には案内看板を設置し、大型サイネージも活用。参加者が迷わず会場間を移動できるよう、周遊するルートがつくられていました。



| 第7会場(メインアリーナ) | シンポジウム、教育講演、ランチョンセミナー、一般口演、おもてなしセッション | 約3,385㎡/固定席 5,024席(最大 10,578人) |
事前にお弁当の整理券を配布。12時にアリーナで受け取り、観客席で食事を取る姿が見られました。




アリーナの床面では企業展示やセッションが行われ、参加者は観客席で食事をしながら、その様子を見ることができます。昼食のためにアリーナへ来た参加者も自然と展示エリアを目にするため、食後にブースへ立ち寄るきっかけが生まれます


混雑緩和のため、アリーナの奥の客席に誘導


| ポスター会場(メインアリーナ) | 一般演題、掲示・発表 |


| 企業展示(メインアリーナ) | 医療機器・ケア用品のブース展示 |




| 第8会場(会議室1) | 一般口演、シンポジウム、ハンズオンセミナー | 133 ㎡/60名 |
| ホスピタリティルーム(会議室5) | パラマウントベッド株式会社の展示 | 217㎡ |





高松駅周辺の宿泊施設 2028年には「マンダリンオリエンタル瀬戸内 – 高松」開業
会場に隣接する「JRホテルクレメント高松」は全300室、最大520名を収容。高松シンボルタワーとも連絡通路で繋がります。周辺には「東横INN高松駅前」「ホテルリブマックス高松駅前」「高松センチュリーホテル」などもあります。さらに2028年春ごろには、全92室の「マンダリン オリエンタル 瀬戸内 – 高松」が開業予定です。
高松観光コンベンション・ビューロー「宿泊施設案内」
https://takamatsu.or.jp/stay/

実際に使った主催者はどう感じた?高松開催の「生の声」
ここまで見てきたように、サンポート高松エリアでは複数の施設を組み合わせることで、数千人規模のMICEに必要な会場を確保できます。
では、実際に大会や学会を開催した主催者は、なぜ高松を選んだのでしょうか。実際の運営で見えたメリットについても伺いました。
第59回日本作業療法学会(国内3,200人):1日600題のポスター発表+約70の展示ブースの確保
2025年11月7日から9日まで開催された「第59回日本作業療法学会」には、全国47都道府県から作業療法士や医療関係者など3,200人超が現地参加しました。会場として使用したのは、サンポートホール高松、かがわ国際会議場、あなぶきアリーナ香川です。
開催地選定の理由について、主催者である日本作業療法士協会は、「大都市よりも会場費を抑えられることに加え、大きなアリーナができる予定だったことも理由の一つ」と話します。この学会で大きな課題となったのが、参加人数だけではなく、ポスター発表と企業展示に必要な「広さ」でした。
「ポスターは1日ごとに張り替えるのですが、それでも1日あたり約600題あります。展示ブースも70ほどありました。まず、それだけの展示ができるエリアを確保できなければ、プログラム自体を開催できませんでした」
そこで活用されたのが。新しく開業した「あなぶきアリーナ香川」。従来のホールや国際会議場と組み合わせながら、大量のポスター発表や企業展示に必要なスペースを確保できました。学会の規模やプログラムの幅が広がったのです。

参加者からは、会場間の移動についても好意的な声があったといいます。
「JRの駅から近いことはすごく魅力でした。空港からのバスも比較的駅の近くに停まります。会場までは屋根のある動線もあり、便利だったという声がありました。
また、渡り廊下に出れば瀬戸内海が見渡せますし、かがわ国際会議場も正面のブラインドを開ければ、会場の中から海が見えます。控室からも景色が良いので、VIPの方の控室としても魅力的でした」

2025JAIFA年次大会inさぬき(国内4,000名):大会・展示・飲食をアリーナで。大会後は四国各地へ
4,000人を超える全国大会も開催されています。2025年5月29日・30日に開催された「2025JAIFA年次大会inさぬき」には、日本全国からJAIFA(公益社団法人生命保険ファイナンシャルアドバイザー協会)の会員を中心に約4,000人が参加しました。
会場となったのは、開業から間もない「あなぶきアリーナ香川」です。開催地を決めるきっかけとなったのも、新しいアリーナの建設でした。
「『あなぶきアリーナの建設が始まるので、ぜひ香川で開催してほしい』という話をいただいたことがきっかけです。開業から3カ月ほどの新しい会場を使わせていただけたことも、すごく良かったと思います。参加いただいた皆さんからも、『きれいで良い会場だった』と言っていただけました。私自身も初めて高松を訪れましたが、駅から近く、動線も組みやすかったです」

4,000人を集めた大会では、メインアリーナとサブアリーナで役割を分けました。
「メインアリーナでは大会やアトラクションを行い、サブアリーナには飲食と出展ブースを設けました。食事をしたり、買い物を楽しんでいただいたりする場所として使いました。パーティーでは県内のホテルと連携し、メインアリーナ内に屋台形式のブースを設置。料理の提供やサービスも会場内で行いました」

主催者は、大会翌日に香川県内をはじめ、四国各地や淡路島などを巡るエクスカーションを企画。
「全国から来ていただくので、その後は四国への旅行も兼ねてもらえたらという思いがありました。参加者自身で徳島や愛媛に宿を取り、メンバーと旅行された方もいます。主催者側でも、大会翌日の3日目に香川県内を中心に、四国や淡路島を巡るツアーを提案しました」
開催のおよそ1年前から高松観光コンベンション・ビューローに相談していました。「何度もいろいろな相談に乗っていただきました。ホテル宿泊や大会規模に応じた開催助成金も活用しています。
助成制度の申請にあたっては、参加者がどの都道府県から何人来るのかを把握する必要があり、約4,000人分の情報を集める必要がありました。チケット申し込みのタイミングでアンケートを取ったのですが、人数が多いので大変で。それでも、高松観光コンベンション・ビューローの担当者の方が細かくアドバイスをして、申請内容の修正を一緒にしていただきました。とっても、有難かったです」

第9回国際希少糖学会(国内外200名):開催地ならではの研究・産業・文化を大会プログラムに
2025年11月16日から19日まで開催された「第9回国際希少糖学会(Rare Sugar Congress 2025)」です。世界約20の国・地域から約200人が参加し、かがわ国際会議場をメイン会場に開催されました。
香川は、希少糖研究が発展してきた土地です。その背景には、香川に古くから根付いてきた砂糖文化があります。香川大学 理事・副学長で国際希少糖研究教育機構長の秋光和也氏に伺いました。
「香川は雨が少なく温暖な気候を生かして砂糖づくりが発展し、かつては“砂糖のメッカ”と呼べるような地域でした。その文化は和三盆として今も残っています。そうした土地の歴史が、大学での研究にもつながっています」
香川大学を中心に進められてきた希少糖研究には、香川県や県内外の企業も参画し、産官学による研究・事業化へと発展してきました。

「地域のプライドや歴史的な事実を、MICEを通じて海外から来られた皆さんにも紹介したいという意図があります。実際に香川へ来て、『なぜ希少糖が香川なのか』という背景を理解して帰られる方が多いですね」
地域の産業や研究、歴史そのものを会議の内容と結びつけています。レセプションやエクスカーションでは、屋島山上交流拠点施設「やしまーる」、高松丸亀町壱番街商店街ドーム広場、東かがわ市引田エリアなどへ参加者を案内。地域の文化や産業に触れるプログラムが組み込まれました。

秋光氏は、高松で会議を開催する実務面についても「利便性がある」と話します。
「JRを降りてすぐそこに会場があり、飲食店も集積しています。それでいて海に面していて、風光明媚な環境もある。こうした場所はなかなかありません。最近ではアリーナを中心に人の流れも変わりました。学会でも、自信を持って香川へ誘致できる場所になりつつあります」
複数施設を使うからこそ、誰に相談する?高松MICEのワンストップ窓口
会場、ホテル、懇親会場、交通、助成制度……相談窓口となるのが、高松観光コンベンション・ビューローです。
大会の規模やプログラムに応じた会場の提案をはじめ、宿泊施設や懇親会場、交通手段の調整、開催助成制度、歓迎看板やサイネージ、観光案内、ユニークベニュー、地域の企業・団体との連携など、開催に必要な要素をまとめて相談できるワンストップサービスを提供しています。エリア全体のことを理解したプロが、MICEをどう組み立てるかまで相談ができます。

まとめ:自分たちの大会なら、どの施設をどう組み合わせられるだろうか
実際の学会会場を歩き、主催者の話を聞いて見えてきたのは、サンポート高松エリアでは、徒歩圏内に集まるホール、国際会議場、会議室、アリーナを、大会のプログラムに応じて組み合わせられるということでした。新たに加わった「あなぶきアリーナ香川」は、アリーナフロアをポスター発表や企業展示に、客席を参加者の昼食場所として活用されていました。
もちろん、複数施設を使うからこそ、参加者の動線や宿泊、展示への誘導、助成制度などを含めた大会全体の設計が必要です。その相談先として高松観光コンベンション・ビューローによる開催支援もあります。
「自分たちの大会なら、どの施設をどう組み合わせられるだろうか」。そんな開催イメージから、高松でのMICEを検討してみてはいかがでしょうか。





